JOY-POPS「Wrecking Ball 追加公演」有楽町 ヒューリックホール東京
今日は有楽町 ヒューリックホール東京へ、JOY-POPS「Wrecking Ball」追加公演を観に行く。
4月25日の浜松から始まったこのツアーも、いよいよ今日が最終日。
先行抽選が見事にハズれてしまい、一般発売はあっという間にソールドアウトで
完全に諦めていたけれど、一昨日のキャンセル分販売でなんとかチケットを手に入れる事が出来た。
そんなわけで喜びを噛みしめつつ、いつもの通勤経路を通って有楽町駅へと向かう。
私のチケットは後方立見席の当日引換なので、引換開始時間の16時にあわせて会場へ。
開場待ちの列は出来ているけれど、当日引換らしい列はどこにも見当たらない。
スタッフの人に確認して、ようやくチケットを入手。どうやら当日引換は二枚のみだった模様。
まったく運が良いのか悪いのか? わからなくなるけど、これは運命なのだと思っておこう。
ほどなくして立見席も入場開始になったので中へ。フロア最後方、PA席の隣にスタンバイ。
ヒューリックホールはキャパシティ900人、元「TOHOシネマズ日劇」なので内装はほぼ映画館。
1時間という待ち時間は長かったけれど、席がだんだんと埋まっていく様子は感慨深かった。
開演予定時間の17時を5分ほど過ぎたころ、ステージが暗転。
ステージ下手から二人は登場して、上手にHARRY、下手に公平がスタンバイ。
その途端にお客さんは総立ち。通路際のポジションを選んだので、それでもステージはよく見える。
これまで通り「7th Ave. Rock」から始まり、「安物ワイン」へと続いていく。
二本のアコースティックギターがザクザクとリズムを刻む。音がものすごくクリアでいい。
「どうもこんばんは~JOY-POPSです」とHARRYが挨拶して、Bluesyな雰囲気で「Angel Duster」。
続いて「Empty Heart」から「Get Out Of My Mind」。“JOY-POPS”名義でリリースされたナンバーが続く。
ここでギターをアコースティックからエレキへと持ち替えて、「カメレオン」が始まる。
イントロを弾く公平に赤いスポットが当たり、次の瞬間にはステージ全体がブルー一色に染まり・・・。
今日は劇場という事もあって、ライティングが素晴らしい。ライブハウスには無い醍醐味。
「カーメレオォ~ン♪」と唄うときのHARRYのアクションは、いつも以上に大きくてカッコ良かった。
そのままエレキで「Feel So Down」を演奏したあと、HARRYのみアコギに持ち替えて「FRIENDS」。
「次の曲は公平が80年代半ばに作ってきたんだけど、今回はアコースティックな感じに仕上げてきた。
気に入ると思うぜ!」とHARRYは言い、Folkyなアレンジで「かえりみちのBlue」を披露。
どっぷり重たい雰囲気で「道」を演奏したあと「すれちがい」。ワウを効かせた公平のギターが最高。
次はHARRYのソロナンバー「Midnight Sun」。公平のギターとコーラスで聴けるのはこれで最後?
メンバー紹介をはさんで、公平が今回の“JOY-POPS”再結成にまつわるエピソードを話す。
そしてHARRYと公平がそれぞれ持ち寄ったという新曲「新しい風」「デルタのSue」を披露。
公平ヴォーカルの「Sugar Sugar」に続いて、公平がジャングルビートを刻んで「Yooo!」が始まる。
続く「No More Trouble」では、HARRYと公平が交互にステージ前方に出てきてギターソロ。
フロア最後方からその様子を観ていると、二人はこのサイズのステージが似合うと思った。
「Special Women」で大いに盛りあがったあと、「Back To Back」で本編は終了。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてHARRYと公平がステージに登場。
「ここで音楽のコンサートをやるのは、今日が初めてらしいですよ」と公平はポツリ。
ツアーグッズを紹介するHARRYに、「この勧め上手!」と突っ込む公平。
「HARRYがひとこと言いたそうだぜ」と公平がふると、「こんなに盛りあがってくれてありがとう」とHARRY。
そして「デビューアルバムからヘヴィーなやつ演るぜ」と、「マスターベーション」が始まる。
公平ヴォーカルで「天国列車」を演奏したあと、最後の曲は「ありったけのコイン」。
アコースティックギター二本でのフィナーレ。それが現在の“JOY-POPS”らしくて良かった。
時間は19時20分過ぎ。二人がステージから居なくなっても、拍手はなかなか鳴りやまなかった。
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