VA「PUNK LIVES! FESTIVAL 2018」川崎 CLUB CITTA'
今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「PUNK LIVES! FESTIVAL 2018」を観に行く。
一年に一度のパンク大会、なかなかタイミングが合わずに今回初参加。
新宿三丁目駅から副都心線で武蔵小杉駅まで行き、南武線に乗り換えて川崎駅へ。
時間は既に13時。大好きな“HAT TRICKERS”には間に合わないなぁ~。
などと思いつつ、13時10分ごろ会場入り。入口で出演バンドのコンピレーションCDを受け取る。
フロアにはメインステージ「NOT DEAD STAGE」とサブステージ「NEVER DIE STAGE」とが
設けられていて、二つのステージで交互に演奏が繰り広げられていくという仕組み。
お客さんはほど良い入りで、みんな思い思いに楽しんでいてとってもイイ雰囲気。
13時15分過ぎから、サブステージで“ゲンドウミサイル”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカル:夜桜極蔵というナインナップ。
ストレートな感じのハードなパンク。歌詞はユーモアに溢れているけど、コミカルな感じは無い。
それでもマイクがスタンドに固定されているのを、「スタッフがヒカゲさんと間違えてる」と言うのは笑えた。
今日のキメのフレーズは「30過ぎたら、みな一緒!」。そういう感覚、大好きだなぁ~。
30分弱の演奏だったけど、とっても楽しいステージであった。
13時50分から、メインステージに“STRONG STYLE”が登場。
このバンドは初めて観る。なんでも名古屋のバンドらしい。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルの四人編成。ストレートな感じのサウンドがイカす。
コアなファンがたくさん来ているらしく、入れ代わり立ち代わりステージに上がってダイブする。
BLUESハープを吹きながら唄うバラードもあったりして、いろいろなバリエーションが楽しめた。
続いて14時25分過ぎから、サブステージで“WOLF & THE GOODFELLAS”。
このバンドは一度観て大好きになったバンド。わかりやすいノリのパンクROCK。
パンクというよりストレートなROCKという感じの曲もあって、聴きやすいうえにカッコいい。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカル:WOLF。それぞれに存在感あり過ぎ。
何よりもWOLFのヴォーカル。百戦錬磨という言葉がピッタリとくる唄声。
15時05分から、メインステージで“THE PRISONER”。
いつもながらに完成度の高い演奏とステージング。オープニングからして完璧。
個人的にはそれがちょっとパンクらしくないなぁ~と物足りなく思うところもあるけど、
その演奏や男女によるツインヴォーカルは他には無いインパクトがある。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、ヴォーカル×2という編成もまた異色。
そして15時35分から、サブステージで“FUNGUS”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルというオーソドックスな編成のバンド。
サウンドもハードなパンクROCKという感じなのだが、ヴォーカルがどうにもつかみどころが無く。
意味不明のMCからフロアに向かってダイブ。いまひとつ入り込めないまま終わってしまった。
16時10分から、メインステージで“JUNIOR”。
ドラム、ベース、ギター、アコーディオン、ホイッスル、バグパイプ、ヴォーカルの七人編成。
言わずと知れたアイリッシュパンクのバンド、そのサウンドはパンクイベントの中でやはり独特。
楽器を演奏しながら元気にステージを駆け回る姿は、それだけで好感が持てた。
ここで15分間のインターバル。と言いつつ、予定は5分ほど押している。
後半戦に向けて体力を温存しようと、ひとまず会場外へ出て気分転換する。
30分ほどして会場へ戻ると、サブステージで“ANGER FLARES”が演奏中。
バリバリのOiパンクという感じのサウンド。ちゃんと観れば良かったな。。。
そして17時30分過ぎから、メインステージで“ニューロティカ”。
いつもながらに明るく楽しいパンクロック。この爽快感は、やはり他に無いな。
今日のあっちゃんはコスプレに走ることなく、割とオーソドックスなイメージ。
それでも曲のイントロに合わせて、お客さんと握手をしながら登場するところはサスガ。
フロアが暗転してそのまま、18時05分ごろからサブステージで“Radiots”の演奏が始まる。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルというオーソドックスな四人編成。
前回観たときはそれほど印象に残らなかったのだけど、今回ははっきり言って一番のパフォーマンス。
ガードフェンスとステージとの間の空間がもどかしいと、どんどんステージ前に来いとの指示。
おかげでハチャメチャな感じになっちゃったけど、なんだかとっても楽しかった。
“COBRA”のカバーもあったりして、楽曲的にも最高のひとときであった。
そして18時40分過ぎから、メインステージで“THE RYDERS”。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル、骨太のパンクが心と身体に突き刺さる。
なんかこぅ~安心して観ていられるというか、安定のパフォーマンス。
それでもやっぱりカッコ良くて、大好きなバンドであることは間違いない。
19時15分から、サブステージで“ロリータ18号”の演奏が始まる。
ある意味、今回のイベントの中で一番観たかったバンド。
ギターがチェンジしてから観るのは二度目だったか? サウンドはすっかり安定している。
マサヨの唄声とメンバーのひたむきな演奏が、なんとも言えずグッと来るんだよな~。
19時55分頃から、メインステージで“THE STAR CLUB”。
こちらもすっかり余裕を感じさせる安定したパフォーマンス。
などという言い方は失礼なのかな? だけど本当に安心して観ていられた。
ヒカゲがバンダナで顔を隠しているのが、ちょっと違和感を感じたわけだけど。
そして20時25分から、サブステージで“LTD EXHAUST II”。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル:シゲルの四人編成は、ちょっと珍しいかも?
「READY STEADY GO」から始まり、「叫んでやるぜ」「3・3・3」「缶詰」と“亜無亜危異”ナンバーが続く。
“LTD EXHAUST II”のオリジナルナンバーを演奏したあと、再び“亜無亜危異”ナンバーの連発。
「あぶらむし」「心の銃」「東京 イズ バーニング」「ホワイト・ライオット」、
そして必殺の「ノット・サティスファイド」。なんだかんだ言って、初期衝動の曲たちは最高なのです。
そして21時過ぎから、メインステージで本日のトリ“LAUGHIN' NOSE”。
これまで二列目・三列目で観てきたけれど、ここに来てようやく最前列をゲット。
オープニングは「BROKEN GENERATION」。やっぱりこの感じサイコーだぜ。
だけど最新アルバムからの曲も忘れずに演奏して、現在を生きるバンドという感じだする。
それでも「SCENE DEATH」とか演奏されてしまうと、思わず身体が熱く反応してしまう。
「FALLIN' FALLIN' INTO YOUR HEART」は、オーディエンスはもちろん
ステージサイドの関係者も含めて爆ノリで盛りあがる。みんな楽しそうで最高にハッピー。
「PARADISE」「聖者が街にやってくる」が始まる頃には、ステージもフロアも一緒になって大盛りあがり。
出演者も普通にダイブしたりして、自由なパンクな空間を満喫する。
アンコールはもちろん「GET THE GLORY」。やはりキラーチューンはこの曲に限る。
ベースとギターがいつの間にか“ニューロティカ”のメンバーに替わっているのが笑える。
もうホントに言うことがないぐらいハッピーな空間、21時50分ごろ終了。
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