湯川トーベン×仲井戸麗市「湯川トーベン4565記念・誕生日大感謝祭」渋谷 B.Y.G.
今日は渋谷 B.Y.G.へ、「湯川トーベン4565記念・誕生日大感謝祭」を観に行く。
湯川トーベン65歳の誕生日を祝うライブ、ゲストは仲井戸"CHABO"麗市。
大好きなB.Y.G.で、こんな素敵な組み合わせのライブが観られるなんて夢のよう。
そうは言ってもB.Y.G.でライブを観るのは初めて。友達からアドバイスを受けて今日を迎える。
仕事を15時ちょうどに切り上げてそのまま渋谷へ向かい、16時前には会場に到着。
入口で整理番号14番を受け取り、1階でジンジャエールを飲みながらチケット発売時間まで待機。
いつものようにリクエストしようと思ったら、バタバタしているからと断られてしまった。当たり前か・・・。
店内が混み合ってきたからということで、予定時間の17時30分より早くチケット販売開始。
何故だかわからないけれど、整理番号が13番に繰り上がっていた。
開場まで1時間あるので、渋谷の街をブラブラ。台風が近づいているけれど、雨は降っていない。
開場時間の18時30分に合わせて店に戻る。ほどなく呼び出されて入場。
フロアはステージ前のかぶりつき席と、一段高くなったスタンド席とに二分されている。
私はなんとかステージ下手の最前列をゲット。一番端の席だけど、申し分の無いポジション。
予定時間の19時30分より少し前に開演。まずは湯川トーベンがひとりステージに登場。
オープニングは「フォークロック」。サビの部分は、お客さんと一緒になって唄う。
トーベンはアコギとセミアコを使い分けながら、一曲づつ丁寧に弾き語っていく。
その唄を聴いていると、なんとなくビートルズを感じる。具体的に曲が似ているという事ではなく。
トーベンが弾いているアコギに見覚えがあると思ったら、CHABOが使っているヤイリのギター。
「誕生日プレゼントにもらった」とトーベンは言うけど、本当なのか?みんな疑問の目で見ている。
デビュー45周年というのを意識したのか? トーベンは生まれて初めて作った曲まで披露。
だけど「記念に大勢のゲストを呼んで・・・というのは自分に向いていない」というのはトーベンらしい。
最後に「バンドマン・ブルース」をみんなで唄い、45分ほどでトーベンの演奏は終了。
トーベンと入れ替わる形で、CHABOがステージに登場。
「Final Curve」から始まり、トーベンへのお祝いということで“The Beatles”の「Birthday」をカバー。
続いて「BLUES IS ALRIGHT」。例によってコール&レスポンスには「王~長嶋!」が盛り込まれる。
CHABOは“古井戸”時代にB.Y.G.のオーディションに受かったけど数回しか出演出来なかったと言い、
むかしは床がこんなにモダンでは無くて石だったんだよ・・・と懐かしそうに話す。
そんな渋谷の思い出話から、CHABOは“RCサクセション”の「9月になったのに」を弾き語る。
渋谷という場所といい、9月という時期といい、今夜のライブにピッタリの選曲。
CHABOは6弦のチューニングを自ら変えていたようだけど、いつもそうだったかな?
ここでCHABOは、トーベンにギターをあげていないと告白。
実はリハーサルでトーベンが自分のギターを倒して、ヘッドの部分を割ってしまったらしい。
そこでマチャミさんが、CHABOのヤイリのギターを貸したというのが真相とのこと。
CHABOは台風が接近している今日の天気にあわせて、CCRの「Who'll stop the rain」をカバー。
トーベンと一緒に組んでいたバンド“イージーズ”で演っていたという話から「ティーンエイジャー」を
サビの部分だけ唄ったあと、CHABOは「乗ってきた!」と言ってPatti Pageの「Tennessee Waltz」。
今夜のCHABOは全編アコギオンリー。「打破」でひとしきり盛りあがったあと、
「誕生日にコレで終わっちゃ申し訳ないから」とBobby Charlesの「I Must Be In A Good Place Now」。
CHABOの演奏は50分ほどで終了し、しばらくインターバルとなる。
21時20分ごろ第2部開始。ステージにトーベンが登場すると、“The Beatles”の「Birthday」が流れる。
そしてCHABOがバースデイケーキを持って登場。こいつはなかなか珍しい光景。
そんなCHABOを見て、「通信簿に『落ち着きがない』って書かれなかった?」と言うトーベン。
第2部はもちろん二人のセッション。「オーイっ!」ではトーベンがベースをプレイ。
なんだかんだ言って、トーベンがベースを弾く姿はやっぱりキマっている。
サビの部分はお客さんも一緒に大合唱。あまりの盛りあがりに、二人もビックリ。
CCRの「Prond Mary」をぶっつけ本番で演奏。それでもさすがに息が合った演奏。
トーベンは再びアコギを手に取り、CHABOが選んだという「食パンとミルク」を唄う。
この曲ではマチャミさんがギロで参加。ステージに上がって、ギロ・ソロまで!
トーベンもカエル型のギロを用意してきたけど、マチャミさんの立派なギロには勝てず。
それを見てCHABOは、「最近ギロがよく売れるんですよね~と楽器屋が言ってるぞ」と突っ込む。
“ゴールデン・カップス”の「愛する君に」をカバーしたあと、トーベンはピアノの前にスタンバイ。
それを見てCHABOは「良いとこのおぼっちゃんみたい」と言いながら「いい事ばかりはありゃしない」。
最後はトーベンのアッパーなナンバーで盛りあがって本編は終了。
アンコールに突入して、“ザ・スパイダース”の「なんとなくなんとなく」をカバー。
ほのぼのとした曲調が、今夜の二人にとってもマッチしていると思った。
今日はトーベンの誕生日という事もあり、年齢や生まれ年に関する話題。
そして最後は、トーベンのオリジナルから「天国行きのバス」。
大好きなこの曲を、CHABOのギターを交えながら聴くことが出来る幸せ・・・。
こうして心温まるライブは、22時20分ごろ終了。
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