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2018年9月15日 (土)

大阪ツアー~VA「なつかしい×あたらしい なにわブルースフェスティバル2018」なんばHatch<Day-1>

今日から三連休。大阪へ「なにわブルースフェスティバル2018」を観に行く。
車内で弁当を食べながら行くことにしたので、12時10分過ぎの新幹線に乗り込む。
いつもは車内であまり寝ないのだけれど、今日はたくさん眠ってしまった。
15時前には新大阪駅に到着。そのまま御堂筋線に乗ってなんばへと向かう。
とりあえず道頓堀へ行ってみたら、川岸で“仮面女子”が路上ライブをやっている。
仮面をかぶって登場するインパクトは大きいけど、唄はけっこう普通なんだな。
そして15時半に、今夜泊まるホテル「ル・ボテジュール ナンバ」へチェックイン。
テレビをつけたら、“大木こだま・ひびき”“中田カウス・ボタン”が出ている。さすが大阪!

しばらく部屋で休憩したあと、16時20分ごろ再び出かける。
今夜はなんばHatchへ、「なつかしい×あたらしい なにわブルースフェスティバル2018」を観に行く。
二年前に始まったこのイベント、なんとも言えないユル~イ雰囲気が最高にお気に入り。
今年は三回目の開催。今日と明日、いろいろなアーティストが出るので楽しみ。
16時50分ごろ会場入り。今日の席は1階B列12番。中央寄りの前から二列目通路際。
一列目はちょっとお高い「ブルースシート」だから、この券種の中では最高のポジションだ。

予定より遅れて、17時10分ごろ開演。
まずは“Quncho with THE THIRD STONE BAND”のステージ。
“サウストゥサウス”のギタリストQunchoを中心にした女性ホーン×6、コーラス×4を抱えたバンド。
CCRの「Proud Mary」をソウルフルにカバーしたあと、カンカン帽をかぶったQunchoが唄い出す。
まるで月亭可朝みたいだなぁ~と思っていると、「ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやで~♪」と・・・。
そこから「What'd I Say」だったり、「Love Me Tender」だったり、これぞBluesという感じのオープニング。

今夜は持ち時間25分で、アーティストが入れ替わりで演奏していくスタイル。
人によって長かったり短かったりしたみたいだけど、それは成りゆき任せというところか。
そしてセットチェンジの間に、司会者二人のトーク、DJ HIYOCOによるDJ、ナオユキの漫談が挿入される。
ちょっとグダグダした感じは否めないけど、そんなユル~イところがBluesっぽくてイイ。

二番目に登場したのは、“大久保初夏バンド”。
当初はトリオで演奏する予定のところ、サックスが急遽加わって“大久保初夏バンド”での演奏。
前回観た時はJohnny Winter張りのハードブギーだったけど、今回はソウル色が濃くなっている。
サックスの女性がヴォーカルをとる場面も多くあったので、そのように感じたのかもしれない。
初夏ちゃんはギターのスゴさについつい目が行ってしまうけど、ドスが効いた唄声もイイ。

三番手は“浦朋恵&ザ・ロッキン・バリトーンズ”。女性ヴォーカルを中心とした四人編成のバンド。
ちょっと古いけどモダンな感じのサウンドで、とてもキッチリと演奏している印象。
ふくよかな女性ヴォーカルが、バリトン・サックスを吹きながら圧倒的な唄声を聴かせる。
最後はBluesイベントには欠かせない「Got My Mojo Working」を演奏してフィナーレ。

18時40分ごろ、“ザ・たこさん”のステージが始まる。
まずはドラム、ベース、ギターの三人でインストを演奏して、MCがヴォーカルの安藤を呼び込む。
安藤はいつものようにマスクをかぶって、客席を通ってステージにあがる。
唄ったのは、「愛の讃歌」「突撃!となりの女風呂 (On A Blow)」の二曲。
だけどやはりその存在感は圧倒的で、キレッキレの演奏をバックにシャウトする姿に惚れ惚れする。
今回も完全に会場の空気を変え、いわゆる「持って行った」という言葉がピッタリの演奏。

続いて、加納秀人・和田ジョージ&清水 興のトリオ。
加納秀人が連獅子スタイルで、和田ジョージのドラムと清水 興のベースをバックにギターを弾きまくる。
「これがブルースか?」と言われるとちょっと微妙だけど、加納秀人は間違いなく“外道”だった。
ギター弾きまくりながらフロアを延々と練り歩き、そのパフォーマンスはさすがという感じ。
興さんがベースをぶりぶり弾いているのを、久しぶりに観ることが出来たのも良かった。
左手の指遣いがRockとはちょっと違って変則的で、さすが“NANIWA EXPRESS”というところか。
最後は“外道”お馴染みのナンバー「香り」を演奏して終了。

20時10分頃から、“吾妻光良&スウィンギングバッパーズ”の演奏。
ホーンセクション8人が入ったビッグ・バンド、ちゃんと聴いたのは初めてだけどすごくイイ!
吾妻さんはギタリストだと思っていたけれど、ヴォーカルもソウルフルでカッコいいじゃないか。
途中参加したLeyonaも、ソロでは見られないちょっとアダルトな雰囲気で、こいつは新たな魅力発見。
それから有山じゅんじ、上田正樹、Yoshie.Nが更に加わり、とってもゴージャスな演奏が繰り広げられた。
今日一番の収穫だなぁ~と思っていたら、お客さん全員がそう思ったようでアンコールまで。

そして21時10分、本日のトリ“上田正樹 R&B Band”の演奏が始まる。
キー坊はあいかわらずという感じだけど、ソウルフルなヴォーカルはやはりゴキゲン。
ギターはもちろん有山じゅんじ。今夜はヴォーカルをとらずにギタリストに徹している。
その代わりというわけではないだろうけど、Yoshie.Nという女性シンガーがヴォーカルをとる。
素直で伸びやかな感じのヴォーカルで、「Proud Mary」や「Respect」をソウルフルに唄う。
ドラムは正木五朗。その強力なビートで、演奏をグイグイと引っ張っていく。
BluesというよりRhythm&Blues色が濃い演奏、やっぱりこういうの大好きだわぁ~。

アンコールは、本日の出演者が全員登場してセッション。
「あこがれの北新地」をゆるりと演奏したあと、すっかり定番となっている「Iko Iko」。
これはやはり石やんへ捧げる・・・ということなのかな? みんなでヴォーカルをまわす。
お客さんも最後は総立ちになって盛りあがり、22時10分ごろ終了。

終演後、千日前にある「御堂筋なんば応援団 勝男」という店で打ち上げ。
現地組は電車の時間があるので、23時40分ごろおひらき。
二次会はひとり裏なんばへ。土曜日だからか、この時間でもけっこう賑わっている。
「大吉」という店に居場所を見つけて、酎ハイと日本酒を呑む。
1時過ぎにおひらきにしてホテルへ戻る。

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