麗蘭「10月・2人のBirthdayライブ」EX THEATER ROPPONGI
今日はEX THEATER ROPPONGIへ、麗蘭「10月・2人のBirthdayライブ」を観に行く。
CHABOは10月9日、公平は10月4日が誕生日・・・そんな二人を一緒にお祝いしようというライブ。
そんなわけで仕事は手につかず、15時退社にしてひとまず家に帰って体勢を立て直す。
17時半ごろ再び家を出て、千代田線で乃木坂駅へ。そこから歩いて会場へと向かう。
18時15分過ぎに会場入り。入口の巨大なネオンに輝く“麗蘭”の文字、それだけでテンションが上がる。
今日の席は、B3アリーナC列32番。ステージ上手の前から3列目、なかなかの好ポジション。
ステージ中央には機材だけが並べられ、セットらしいものは見当たらない。
予定通り、19時ちょうどに開演。
フロアの照明が落ちると、「マニフェスト (we are the Lay-Run)」が流れ出す。
そしてそれが「波路はるかに」へ変わると、メンバーがステージに登場。
オープニングは「BIRTHDAY SONG」。“2人のBirthday”というタイトルにふさわしい選曲。
CHABOは「木曜の夜だぜ~楽しんでってくれ!」と言って「ミッドナイト・ブギ」。
公平のシャープなカッティングにあわせて、CHABOがスライドをキメまくる。
続いて「Hey Hey It's Allright」。ギターのバッキングやエンディングのユニゾンが若干変わっている。
「CHABOさんとは10歳違い~これは変わらない」という公平に、「そのうち追い抜くんじゃないか?」とCHABO。
早川さんのベースからゆったりと「夜風」が始まり、そのまま公平ヴォーカルの「明日は明日の風が吹く」へ。
“麗蘭”の素敵なところは、CHABOと公平がフィフティ・フィフティな関係であるところ。
CHABOがヴォーカルをとるときは公平はギタリスト、公平が唄うときはCHABOはギターに専念する。
「六本木へ初めて来たのは大学受験に落ちたとき、大学生のお姉さんに連れてきてもらった」と
CHABOが告白すると、「やるねぇ~やるねぇ~フゥーフゥー!」と公平が冷やかす。
「安らぎCafe」を演奏したあと、Johnny Winterに捧げるナンバー「Go Johnny Go」。
この選曲は個人的に嬉しかった。私がJohnny Winterを最後に観たのがこの会場だったから。
このあたりからカバーが続く。Tom Pettyの「Candy」、“The Beatles”の「All My Loving」、
早川さんが縦ベースを弓で弾いて“Rolling Stones”の「As Tears Go By」。
今夜はCHABOはテレキャス、公平はSGを中心に使用。曲によってアコギをプレイするスタイル。
早川さんは曲によって縦ベース、プレシジョンベース、アイバニーズMC-924を使い分け。
公平ヴォーカルの「スペードのクイーン」をはさんで、アコースティックなタッチで「サフラン」を演奏。
“Bob & Earl”のカバー「Harlem Shuffle」では、お客さんと一緒にコール&レスポンス。
フロアが次第に熱くなっていくのを感じるけど、この会場は何故だかお客さんの手拍子や声が聞きとれない。
構造上の問題なのかなぁ~? 音が抜けが良すぎるということ? などと、ひとり考える。
そしてそのままChuck Berryのカバー「Come On」を演奏し、「GO!GO!放課後」へと続く。
カバー曲はCHABOの青春の1ページなのだろう。そしていつまでも放課後のイメージ。
「Blue Blue」でぶっ飛ばしたあと、大好きな音楽、救いの神様「ミュージック」。
これまで座っていたお客さんが一斉にスタンディングとなって大盛り上がり。
これで終わりかと思いきや、本編最後の曲は「今夜R&Bを...」。
“麗蘭”と言えばやはりこの曲。途中でAretha Franklinの「Chain of Fools」が挿入される。
今夜もリズム&ブルースの神様が降りてきて、ディープな雰囲気のまま本編は終了。
アンコール、おニューのTシャツに着替えて、メンバーがステージに登場。
“The Beatles”の「Birthday」を演奏すると、ステージにバースデイケーキが運び込まれる。
早川さんがシブい声で「ハッピーバースデイ~トゥ~ユー♪」と唄って二人を祝福。
そして公平が「GIBSON」を唄う。素敵な出来事がたくさんあったこの一年、なんだか感慨深い。
ここでCHABOはお客さんを座らせ、「俺たち人間はちょっと偉そうじゃないか?」とコメント。
フロアの空気がピーンと張り詰める中、「紅 く・れ・な・い」を演奏。ずっしりと重たいメッセージ。
雰囲気はガラッと変わって「陽気にやろうぜ」。“クレージーキャッツ”を思わせるような陽気さ。
そして最後は「Get Back」。CHABOはマイクを握りしめてステージ前へ出てきて唄う。
久しぶりの“麗蘭”のフルライブ、最高としか言いようがないひとときであった。
エンディングSEがBob Marleyの「Three Little Birds (Don't Worry About A Thing)」から
“The Beatles”の「Birthday」に変わったところで、ライブは21時35分に終了。
| 固定リンク
コメント