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2018年10月21日 (日)

仲井戸麗市「CHABO SOLO ACTION The Moon Struck One」水戸 Paper moon

今日は水戸 Paper moonへ、「CHABO SOLO ACTION The Moon Struck One」を観に行く。
水戸・長野・東京で行われる久しぶりのCHABOのソロライブ、本日がツアー初日。
「地元でライ部」という企画の一環ということで、手作り感満載のチケットからして楽しみ。
水戸へは東京駅から「ひたち」に乗って70分ちょっと。あっという間に12時過ぎ到着。
駅はものすごく近代的なんだけど、駅前にはあまり店がない・・・お昼ごはんはどうしよう?
持ち前の嗅覚を発揮して、「てんまさ」という居酒屋を探し当てる。
水戸と言えば納豆を食べておきたいということで、納豆御膳とビールを注文。
納豆大葉揚げ、まぐろ・いか納豆、納豆オムレツ、梅しらす納豆、納豆汁・・・ぜんぶ旨かった。
時間はまだまだたっぷりあるので、バスに乗って「偕楽園」へと向かう。
梅はもちろん時季はずれだけど、広い敷地に緑がいっぱいで気持ちいい。
それから歩いて千波湖へ。汗ばむぐらいの陽気だけど、湖の畔を歩くのは最高。
駅まで戻るころにはすっかり歩き疲れて、駅前のホテルで休憩しながら時間調整。

そして今夜の会場、Paper moonへと向かう。駅から歩いて10分弱の距離。
17時半から整理番号順に呼び出されて、エレベーターに乗って3階の会場へ。
受付と同時にドリンクオーダーをとるため、入場列がなかなか進まない。
それでもなんとか整理番号52番で入場。40番ぐらいまで座席指定で、あとはスタンディング。
椅子席の後方、スタンディングエリアの二列目をキープ。ステージはバッチリよく見える。
地元の方とお話をしながら開演を待つけど、入場の列はまだまだ途切れない。
そのうち開演時間が迫ってきたので、ドリンクは後にして入場させるという大英断。
開演が遅れたら帰りの電車に間に合わなくなる可能性もあるので助かった。

予定通り18時ちょうどに開演。
「地元でライ部」主催者の挨拶に続いて、“The Band”の「The Moon Struck One」が流れる中、
客席の間を通ってCHABOがステージに登場。白地に黒ドットのシャツを着ている。
ますは「Final Curve」「The Blues」と、Langston Hughes二連発からスタート。
続いて「BLUES IS ALRIGHT」が始まり、お客さんと一緒にコール&レスポンス。
CHABOは嬉しそうに挨拶をしたあと、久しぶりに「糧」を唄う。やっぱり染みるな・・・この曲。
「26年ぶりの水戸だけど、駅を降りた瞬間に来たことがあると思い出した」とCHABO。
“The Beatles”の「A Hard Days Night」から“The Band”の話になり、
音楽のアトリエへの憧れを唄った「「僕らのBIG PINK」で...」とカバー曲「Twilight」を披露。
そしてガットギターを手に取って「スケッチN.Y.'98」。のんびりしたニューヨークの風景が目に浮かぶ。
次に「竹中直人に差し上げた曲」という紹介で「Holiday」。この曲も久しぶりに聴くような気がする。

今夜のCHABOは、アコースティックギターとチェットアトキンスを使用。
ここからはRC特集となり、「上を向いて歩こう」「君が僕を知ってる」を続けて演奏。
「上を向いて歩こう」ではお客さんの息が合った手拍子に目を丸くして感心し、
「君が僕を知ってる」はではお客さんにヴォーカルを任せて、ギターでのバッキングに徹する。
そして「毎日がブランニューデイ」。これ以上ないぐらいに盛り上がる客席、地方のノリはやはりスゴイ。
次に「You've Got A Friend」「Hungry Heart」と、カバーを二曲続けて演奏したあと「打破」。
ステージが赤い照明で染まり、なんとも言えない刺激的で尖った空気に包まれる。
CHABOは「今日は来るかどうか迷ったんだけど、やっぱり来て良かった」と言い、
「コンサートはキャンセルしないほうがイイと思うからよ」とタイムリーなネタをかます。
ガットギターでJohn Lennonの「In My Life」をつま弾いたあと、本編最後は「ガルシアの風」。
「九月の素描」のメロディーを弾きつつ「Everything Is Be Alright」とモノローグしてからリーディング。

アンコール、バースデイケーキが登場して、ちょっと遅いけどみんなでCHABOの誕生日を祝う。
CHABOは「ケーキが出てきたからアンコールやっちゃう!」と言って「Route 66」。
エンディングでギターをかき鳴らすCHABO、Wilko Johnsonばりのマシンガンギターまで繰り出す。
続く「いい事ばかりはありゃしない」の歌詞は、新宿駅~上野~水戸になっていた。
そしてCHABOはオモチャのエレキギターを手に取って「雨あがりの夜空に」。
CHABOの「せーの!」の合図で、お客さんが「オーケーCHABO!」と叫んでスタート。
いつものように総立ちになるかと思いきや、ステージ前のお客さんは座ったまま。
だけどものすごい盛りあがりようで、CHABOは客席に降りてきてギターを弾きまくる。
「青い森」で共演していた小野和子と、先ほど再会したという話をしたあと「Feel Like Going Home」。
今夜の選曲は昔のライブで定番だった曲と、新たなレパートリーがうまいこと組み合わさった感じ。
こちら方面のライブには欠かせないPA:佐藤ヒロユキさんのゴキゲンなサウンドも最高。
はるばる来て良かったと思うライブ、20時20分ごろ終了。

ずいぶん早く終わったけど、せっかくだから電車の時間まで呑んで行くことに。
先ほど通りがかった時、焼鳥のテイクアウトに行列が出来ていた「もっさん」という店に入ってみる。
日曜日のこの時間だからか?お客さんは誰も居なかったけど、落ちついて呑むことが出来た。
キャッシュオンのセルフサービス、そんなことは気にならないほどお酒も料理も美味しかった。
21時53分発の「ときわ」に乗り込み、80分かけて東京駅へと戻る。

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コメント

水戸公演ご来場いただきありがとうございました。

特定のハコを持たず、企画毎にHoboしながら、開催する素人集団「地元でライ部」です。

あの夜を沢山の方に共有していただけ、感謝であります。

ご来場本当にありがとうございました!

投稿: 地元でライ部 | 2018年10月31日 (水) 13時19分

>地元でライ部さん

コメントありがとうございます。

本当に楽しい夜でした。こちらこそ感謝です!

投稿: KANN | 2018年12月12日 (水) 22時33分

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