Steve Cropper「Memphis Meets Muscle Shoals」六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は午前中、ベースの練習。
気がつけば来週スタジオに入るのだ。なんとか形にはしておかないと。
耳コピをしつつ二時間みっちりとやったら、なんとなく掴めてきたような気がする。
午後からはライブレポを一本書いて、それからテレビを観ながらウダウダする。
何かを集中してやるのも、ただぼんやりと過ごすのも、両方とも楽しくて仕方がない。
私の辞書に「ヒマ」という文字は無い。なんでも楽しめるのは、得な性格なのかもしれない。
夕方になって出かける。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、「Memphis Meets Muscle Shoals」を観に行く。
正式には「Memphis Meets Muscle Shoals featuring Willie Hightower, Steve Cropper & Hi Rhythm」、
Steve CropperとHi Rhythm Sectionに加えて、今回が初来日だというWillie Hightower。
まさにサザンソウルのドリームチームと呼ぶべき布陣・・・こいつはやっぱり観たい。
というわけで2nd Stageのメンバーズシート19Dを予約。この席は大好きなポジション。
ミッドタウン・ガーデンでは巨大スクリーンで「BACK TO THE FUTURE」を上映していたけれど、
それにも負けない熱いライブがこれから繰り広げられるわけだ。
予定通り19時30分ちょうどに開演。
まずはいつものMCがステージに登場して、メンバーをステージに呼び込む。
Drums:Steve Potts、Bass:Leroy Hodges、Organ:Charles Hodges、
Trumpet:Luis Valle、Sax:Andy Wulf、
そして「Green Onions」のイントロが流れる中、満を持してという感じでGuitar:Steve Cropperが登場。
トレードマークの虎目のギターをかき鳴らすと、やっぱり大好きなあの音! たまらない響き。
ライブ前半はSteve Cropperがヴォーカルで、「In The Midnight Hour」「Dock Of The Bay」「99 1/2」を演奏。
Cropperさんがこんなにたくさん唄うのを聴くのは初めてかもしれない・・・なかなか貴重な体験。
そしていよいよWillie Hightowerがステージに呼び込まれる。赤い丸首のジャケットがイカしている。
「Nobody But You」から始まり、「Ooh Baby How I Love You」へと畳みかけていく。
Willieさんの唄をじっくり聴くのは初めてだけれど、激しくシャウトするというより丁寧に唄いあげるという感じ。
だからアップテンポのジャンプナンバーよりも、しっとりとしたバラードのほうが心地よく響いてくる。
「It's A Miracle」「Time Has Brought About A Change」「You Used My Baby」・・・聴いているだけで泣けてくる。
バンドの音もまさにメンフィス!という感じで、独特のグルーヴが感じられてとってもカッコいい。
Steve PottsとLeroy Hodgesの腰にくるリズムに、Charles Hodgesのハモンドオルガンが重なり、
そこにホーンセクションとSteve Cropperのギターが切り込んでいく・・・。
みんな全く肩に力が入っていないのだけれど、ツボを押さえた演奏はさすがとしか言いようがない。
Cropperさんがずっと譜面台に向いたままというのが、ちょっと残念ではあったけれども。
「If I Had A Hammer」が終わるとWillieさんは退場して、本編はこれにて終了。
だけどMCがすぐにWillieさんをステージに呼び込み、そのままアンコールに突入。
ラストナンバーは、もちろん「Soul Man」。お客さんは一気に総立ちになって大盛りあがり。
ライブは20時40分終了。なんだかとっても楽しいひとときであった。
時間はまだ21時前。せっかくなので、ミッドタウンそばの「まる彦」でちょっとだけ呑む。
この店は“乃木坂46”とタイアップしたのか? なんだかやたらと混んでいる。
それでもそこそこ満喫して、22時前にはおひらきにして帰宅。
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