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2018年10月 6日 (土)

VA「CLUB CITTA' 30th Anniversary Flying KITTY Party 2018 SATURDAY NIGHT ROCK SHOW」川崎 CLUB CITTA'

今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「CLUB CITTA' 30th Anniversary Flying KITTY Party 2018」を観に行く。
4日から始まったこのイベント、今夜は「SATURDAY NIGHT ROCK SHOW」と題され、
“BBD BARBE de BAND”と“THE RHAPSODY ONLY CLUB CITTA BAND”の共演。
“BBD BARBE de BAND”は、“Barbee Boys”のKONTAと杏子が中心のバンド。
となれば、演奏するのはもちろん“Barbee Boys”のナンバーでしょう・・・何気に楽しみ~。
“THE RHAPSODY ONLY CLUB CITTA BAND”は、RCのアルバム「RHAPSODY」の曲を演奏するとの事。
CHABOがどんなギターを聴かせてくれるのか? これまた楽しみ過ぎる。
東横線と南武線を乗り継ぎ、40分ほどかけて川崎駅に到着。あいかわらずの雰囲気の街。
今夜は指定席だけど、念のため開場時間の18時ごろ会場へ。会場前はすごい人。
既に入場は始まっていたけれど、立見のお客さんがかなり居て、かなりバタバタしている感じ。
しばらく時間調整して、18時40分ごろ会場入り。私の席は1階F列15番。
ステージほぼ真正面で、なかなかの好ポジション。こいつはなかなかツイているぞ。
今夜はフロア前半分が指定席、後半分がスタンディングという構成。ギッシリと超満員のフロア。

予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。まずは“BBD BARBE de BAND”の演奏。
Drums:坂本暁良、Bass:tatsu、Guitar:田中義人、Guitar:藤本一樹、そしてVocal&Sax:KONTA、
Vocal:杏子がステージに登場。オープニングは「帰さない」。KONTAの唄に、杏子が声を重ねる。
前半はKONTAが中心にヴォーカルをとる感じだけど、次第に杏子がイニシアティブをとっていく。
黒い衣装の杏子、ジャケットを脱ぎ捨て、ミニスカートに早変わりして、セクシーに唄い踊る。
やっぱりこの人、好きだなぁ~。ヴォーカリストとして女性として、言う事が無いぐらい完璧。
ライブ終盤になって「女ぎつね on the run」「目を閉じておいでよ」と続くと、フロアは大盛りあがり。
この畳み掛けの凄さは、サスガとしか言いようがない。二人の掛け合いのヴォーカルもスウィング。
それにしても杏子はクルクルとよく回る。今夜は全部でいったい何回転したのだろう?
ライブは「負けるもんか」でピークを迎え、最後は「なんだったんだ?7DAYS」でフィナーレ。
ちょうど1時間のステージ、5分の2“Barbee Boys”を堪能。

20時25分、いよいよ“THE RHAPSODY ONLY CLUB CITTA BAND”のステージが始まる。
Otis Reddingの「FA-FA-FA-FA-FA」が流れる中を、Drums:あらきゆうこ、
Bass:岡本定義、Keyboards:さかいゆう、Guitar:仲井戸麗市、Sax:片山広明がステージに登場。
「土曜の夜だぜ! 楽しもうぜ~!」とCHABOが叫ぶと、岡本定義があのベースラインを弾き出す。
オープニングはもちろん「よォーこそ」。ニセ清志郎ことワタナベイビーが、ステージに飛び出してくる。
ひとりひとりメンバーを紹介しながら、グイグイと演奏を引っ張っていく。マジで清志郎によく似ている。
そんな感じで今夜は、バンドをバックに一曲づつヴォーカルが入れ替わりながら唄う展開。
チャボはテレキャスとアコギをプレイ。グリーンのカーディガンが、珍しく汗でびしょびしょになっていく。
次に登場したのはMAGUMI。ルックスがかなり変わっていたので、最初は誰だかわからなかった。
MAGUMIが「ラプソディー」を唄い終わると、CHABOがヴォーカルをとって「ボスしけてるぜ」。
それから「もともとのアレンジでやりたかったんだ」というCHABOの紹介で、元ちとせが「お墓」を唄う。
オリジナル盤「RHAPSODY」をやるのかと思いきや、「RHAPSODY NAKED」からセレクトするという事だな。
続いて山崎まさよしがBluesハープを吹きながら登場し、CHABOのアコギで「エンジェル」を唄う。

「CLUB CITTA'とKittyレコードと関係あるなんて、今回初めて知った」とCHABOは言い、
ステージに佐藤タイジを呼び込む。タイジはレスポールを弾きながら「エネルギー oh エネルギー」を唄う。
次にキーボードのさかいゆうがヴォーカルをとって「スローバラード」。これがなかなか良かった。
「心を込めて唄うことしか出来ないので」と本人は言っていたけど、グッと胸に迫ってくるモノがあった。
欲を言えばイントロは「RHAPSODY NAKED」のように、ギターから始まって欲しかったけど。
エンディングでは、CHABOとタイジとがっぷり四つのギターバトル。すごく熱のこもった名演奏。
ここでCHABOは森高千里をステージに呼び込み、「このバンドに森高千里がいるってどうよ?」とポツリ。
森高がドラムを叩き、山崎まさよしがギターを弾き、MAGUMI、ワタナベイビーがヴォーカルをとって「キモちE」。
森高のドラムでCHABOがギターを弾くなんて、本当に夢のような瞬間。もぅ~たまらない。
続いて、Stonesベロマークが全身にプリントされた白いスーツを身にまとった竹中直人と、
先ほどとはうって変わったホワイトのカウガールスタイルの杏子がステージに登場。
引き続き森高がドラムを叩いて「たとえばこんなラヴソング」。竹中と杏子の掛け合いのヴォーカルが最高。
そして最後にヴォーカルを含めたメンバー全員がステージに登場して「いい事ばかりありゃしない」。
みんなでヴォーカルをまわす。「金が~欲しくて~働いて~眠るだけ~♪」と唄う森高も素敵だった。

アンコール、まずはCHABOがひとりステージに登場。
「ちょっと喋らせてくれよ」と言って、Kittyレコードのスタッフ 森川欣信と宗像和男へ感謝の言葉を述べる。
そして「こんなチャンスは無いよ。森川、一緒に唄おうぜ!」と、CHABOは森川さんをステージに呼び込む。
本日の出演者全員がステージにあがり、最後は「雨あがりの夜空に」でフィナーレ。
竹中がジャンプしてエンディングをキメると、「やったよ~清志郎!」と言って上空を指差すCHABO。
そしてCHABOは、出演者全員ひとりひとりと丁寧にロータッチ。みんなとっても嬉しそう。
CHABOはミュージシャン・ギタリストとしてカッコいいだけでなく、人間として大人として人生の先輩として
カッコいいから大好きなのだ・・・というのを改めて実感した瞬間であった。
こうして素晴らしい土曜の夜のライブは、21時55分ごろ終了。

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