仲井戸麗市「CHABO SOLO ACTION The Moon Struck One」南青山 MANDALA
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABO SOLO ACTION The Moon Struck One」を観に行く。
10月末から水戸・長野と繰り広げられてきたCHABOのミニツアーも今日でラスト。
先日のDJナイトでCHABOは「東京は選曲をちょっと変える」と言っていたけれど、
もともとのセトリがとても良かっただけに、どのように進化しているのか?が非常に気になるところ。
久しぶりのソロライブということもあり、チケットは瞬殺。なんとか手に入れたのは立見チケット。
仕方が無いので開場時間の17時に会場へ行ったものの、「立見チケットの入場は17時40分から」とのこと。
しばらく時間調整して17時半ごろ会場に戻ると、既に入場が始まっていた・・・しまった!油断した。
だけどもともと立見の人数は少なかったので、想定通りカウンター前のポジションをキープ。
ほぼ予定通り、18時過ぎに開演。
“The Band”の「The Moon Struck One」が流れる中、CHABOがステージに登場。
マイクスタンドの前に立つとすぐ、「夜風」の歌詞を読みあげ始める。
その歌詞が「~だったのか」と過去形になっているのは、やはりあの人の事を思ってなのか。
聴いたことがない歌詞のBluesを一曲はさみ、挨拶の言葉を軽く述べてから「糧」。
続いて“Manfred Mann”のカバーで「Sha La La」。サビの部分はお客さんも一緒になってコーラス。
ここ迄で水戸・長野と同じ選曲は「糧」のみ。タイトルは同じでも、まったく別のライブということかな。
それでも続く「「僕らのBIG PINK」で...」「Twilight」はこれまで通り。“The Band”への想いが綴られる。
Eric Claptonが先日リリースしたアルバムに「Everyday Will Be Like A Holiday」が収録されている事を知り、
「俺のためにやってくれたのかな?」と言うCHABO。そしてその曲をモチーフに書いたという「Holiday」を披露。
のんびりとしたニューヨークの風景を描いた「スケッチN.Y.'98」を演奏したあと、
「ワシントンスクエアがニューヨークにあるとは思わなくてビックリした」という話になり、
「ワシントン広場の夜はふけて」を唄う。この曲は1963年のヒット曲らしい・・・だけどなんとなく知ってる。
ここで「RCやるよ!」とCHABO。水戸・長野では「君は僕を知ってる」や「いい事ばかりはありゃしない」が
演奏されたけど、今夜は「よそ者」と「たとえばこんなラヴ・ソング」が披露される。
東京向けの選曲ということもあるのだろうけど、それとは違う想いも込められていたのかな?と思う。
「たとえばこんなラヴ・ソング」はお客さんにヴォーカルを任せて、CHABOはギターに専念するスタイル。
続いて、Paul McCartneyが来日したという話から「The Long And Winding Road」。
この歌詞は清志郎に捧げられたものと思っていたけど、今夜は片山さんに捧げられたのだろう。
今夜CHABOは片山さんの事には一切触れなかったけれども、至るところにその想いを感じてしまった。
CHABOが学生時代のバンドでコピーしていたChuck Berryの「Memphis, Tennessee」を演奏したあと、
“麗蘭”のナンバーから「R&R Tonight」。アコースティックギターでの弾き語りから、リズムボックスをバックに。
この曲をこういうスタイルで聴くのは初めてのような気がするけど、これがとっても心にしみた。
「12月はどうしてもJohn Lennonを感じてしまうよね」とCHABOは言い、
「Girl」と「In My Life」をギターでつま弾く。
リーディングをはさんで、本編最後は「唄」。水戸・長野では「ガルシアの風」だったけど、あえてここで「唄」。
「君はそのとき、ひとつの唄となるだろう・・・」という歌詞がたまらなかった。
アンコール、土曜日だからということで「Take You To The Movies Tonight」。
出だしの歌詞がいつもと違っていて、ちょっとビックリ。今夜は「新宿ピカデリーあたりで」でシメ。
続いて“Rolling Stones”のカバーで「Last Time」。荒々しくギターをかき鳴らすところがカッコいい。
今夜の選曲はカバーが多かったけど、Eric Claptonが言う「メンタル・ジュークボックス」の影響だとCHABO。
そしてCHABOの「メンタル・ジュークボックス」からという事で、映画「アラモ」から一曲。
「アラモ」はJohn Wayne監督・主演の1960年に公開された映画。
CHABOの「メンタル・ジュークボックス」の奥深さよ。
「Feel Like Going Home」を唄って終わりかと思いきや、「じゃあ、おまけ」とCHABOは言って「プレゼント」。
その歌詞に込められた想いを感じる中、SE「Don't Worry About a Thing」が流れて、20時25分ごろライブは終了。
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