静かな夜
18時半過ぎに退社。
今夜は特に予定が無いので、駅前の「初台更科」でちょっとだけ呑む。
静かでいいなぁ~こういうのも・・・。なんだかとても贅沢なひととき。
家に帰ってからは、久しぶりにレコードを聴く。そういう時間も大切。。。
18時半過ぎに退社。
今夜は特に予定が無いので、駅前の「初台更科」でちょっとだけ呑む。
静かでいいなぁ~こういうのも・・・。なんだかとても贅沢なひととき。
家に帰ってからは、久しぶりにレコードを聴く。そういう時間も大切。。。
今日は日比谷のTOHOシネマズ シャンテへ、映画「エリック・クラプトン-12小節の人生-」を観に行く。
このところ音楽映画の上映ラッシュで嬉しい悲鳴だけど、クラプトンの映画となれば観ておかないとね。
ほぼ定時ダッシュにして、有楽町線で日比谷へ。街はイルミネーションで彩られ、たくさんの人で賑わっている。
日比谷シャンテの中をブラブラして時間調整。19時からの上映を観ることにする。
映画は、クラプトンが生まれてから現在までの半生を綴った内容。
子供のころの映像が残っているのにはちょっと驚き。あの時代なのによく残されていたな。
ミュージシャンになってからは、ヤードバーズ、ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズ、
クリーム、ブラインド・フェイス、デレク・アンド・ザ・ドミノス、各時代それぞれの演奏シーンが映し出される。
ビシッと決めたスタイルから、サイケデリックな容姿に変貌していくところがおもしろい。
それでも次第にドラッグとアルコールに溺れ、その表情は精彩を欠いていく。
ジョージ・ハリスンの奥さんとの恋愛や、最愛の子供の事故死・・・いろいろな出来事が影を落とす。
映画の後半は、そのあたりの描写が中心。ミュージシャンならではの孤独と葛藤。
いや、人間なら誰もが孤独で何かと葛藤している。だけどその中で「何を幸せと感じられるか?」に
かかってくるのかなぁ~と、ラストシーンでのクラプトンの笑顔を見て思うのであった。
(上映時間:135分)
映画は21時半ごろ終わったので、どこかへ寄っていこうと店を探す。
だけど木曜日なので、どこもかしこも超満員。
それならばと以前入ったことがあるうどん屋「木屋」へ。
居酒屋でなくうどん屋だから、それほど混んでいなくてちょうど良いのだ。
カウンターに座って、のんびりと飲み喰い。料理もお酒も美味しかった。
23時過ぎにおひらきにして帰宅。
今日は新宿バルト9へ、「MARIYA TAKEUCHI Theater Live souvenir the movie」を観に行く。
待ちに待った竹内まりやのシアターライブ、23日公開だったけどようやく観ることが出来る。
19時50分開映なので、余裕を持って劇場へ。楽しみにしていたパンフレットは、残念ながら売り切れ。
予告編に続いて、20時ごろいよいよ始まり。
インタビューをはさみつつ、2000年・2010年・2014年のライブ映像。
2000年の映像はやはりみんな若い・・・。伊藤広規なんて、ロン毛でほっそりとしている。
佐橋佳幸も派手な衣装でかなりとんがっている感じ。そして今は亡き青山 純の姿も。
まりやの唄声は、純粋で真っ直ぐで凛としている。あれこれ否定的な事を言っているのが恥ずかしくなる。
“まりや様”とはよく言ったものだ。聴いているだけで、心が洗われるような気がする。
そのバックでブラウンのテレキャスターを弾く山下達郎。そのたたずまいは、昔も今も変わらない。
「アンフィシアターの夜」から始まり、「家に帰ろう」「マージービートで唄わせて」「静かな伝説」
「元気を出して」「ウィスキーが、お好きでしょ」「人生の扉」と、まさにベストと言える選曲。
「プラスティック・ラブ」では、まりやの唄に合わせて達郎がフェイクしまくる。スゴイもん観たという感じ。
そしてそれ以上にスゴイのがアンコール。山下達郎、国分友里恵、安藤久美、三谷泰弘がアカペラで
コーラスをとっての「リンダ」。達郎がヴォイス・パーカッションをしているのを、初めて観ることが出来た。
そのまま最後の盛りあがりに突入して、「不思議なピーチパイ」「September」。キャッチーでやっぱり素敵。
「J-BOY」でロッキンにはじけまくったあと、最後はまりやと達郎とふたりで「Let It Be Me」。
二人の仲むつまじい感じがにじみ出ていて、なんだか気持ちがほっこりした。
エンディングに流れる「いのちの歌」を聴いて思わず涙。悲しいからじゃない、嬉しくてたまらないから。
シアターライブを観て、こんな気持ちになるとは思わなかった。本当に最高の気分。。。
(上映時間:94分)
映画は21時半過ぎに終わったので、久しぶりに「かり屋」へ行って呑む。
相変わらず料理が美味しくてたまらない。今夜はいつもと違うものを注文してみた。
ついついたくさんオーダーしてしまい、つられてお酒もかなり進んでしまった。
24時前にはおひらきにして、電車に乗って帰宅。
今日も南青山MANDALAへ、SoulMates「Going, Going, Gone」を観に行く。
仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴から成る“SoulMates”、東京2daysの早くも今日が最終日。
当初は「今年最後」という事だったけど、「COUNTDOWN JAPAN」に出演が決まったので今日はラス前。
指定席なので、16時45分ごろゆっくりと会場入り。本日の座席番号は77番。
ステージ下手スタンド席の前列。ここは自由席の時でも選ぶほどお気に入りのポジション。
ほぼ予定通り、17時05分ごろ開演。
ステージ上手からSax:梅津和時、Bass:早川岳晴、Vocal&Guitar:仲井戸麗市という並び。
CHABOは今日もメガネをかけている。その真意はいかがなものなのだろうか?
オープニングは「Final Curve」「The Blues」とLangston Hughes二連発、そしてそのまま「ブルース2011」。
「つぶやき」に続いて「BLUE MOON」。サビの部分はいつものようにお客さんも一緒になってコーラス。
だけど「オォーオォーオォーオォー♪」の部分は唄わず、いきなりエンディングへ突入。
お客さんの戸惑いが伝わったのか、CHABOもちょっと焦ってしまっていたように感じた。
Bob Dylan来日記念ということで、「Going, Going, Gone」「Hurricane」を続けて演奏。
そしてFunkチューンの「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」を、アンプラグドなアレンジで披露。
ここでCHABOが「俺たち麗蘭・・・」と言い間違えると、梅津さんはすかさず「土屋公平です!」と返す。
すると早川さんはおもむろに「今夜今夜R&Bを...」のイントロをベースで弾き出し、お客さんは大爆笑。
Leyonaのために書いたナンバー「サ・イ・フ」のエンディングでは、歌舞伎風に大見得を切るCHABO。
梅津さんが「よっ!仲井戸屋!」と煽ると、そのポーズが次第に激しくなっていくのが笑える。
続いて「ま、いずれにせよ」。昨日以上のハイスピードの演奏に、「速かった~」と早川さん。
「梅津片山コンビにRCサクセションはたくさん救われた」という話から
Otis Reddingの「Loving By The Pound」。RCのナンバーから「ハイウェイのお月様」「ボスしけてるぜ」を
続けて演奏したあと、梅津さんヴォーカルで「多摩蘭坂」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」と、RC・清志郎関連のナンバーが続いていく。
次に梅津さんがピアノを弾き、Tom Waitsのカバー「Ol '55」。今夜もその歌詞に心を動かされる。
「来年も“SoulMates”やろうかなと思ってる。新しい芸風も出来たことだし・・・」とCHABOは言い、
「やせっぽちのブルース」を演奏したあと、「ガルシアの風」で本編は終了。
アンコールに突入して、早川さんと梅津さんが交互にヴォーカルをとって「ハレルヤ」。
続いてCHABOが「帰り道」を弾き語る。どちらもあの人に捧げられたと思われるナンバー。
「ちょっとおバカなぐらいがちょうどいい。だけど君の本質はその音の中にある」という歌詞、
そしてあの人が乗り移ったかのような梅津さんの野太いサックスが胸に突き刺さる。
「オールドフレンド梅津和時! オールドフレンド早川岳晴!」と繰り返すCHABO。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」を唄ったあと、「清志郎!」「片山!」とCHABOは叫ぶ。
昨日も今日もずっとその名前を出さなかったけれど、ここで片山さんの名前をはっきりと口にする。
「ドカドカうるさいR&Rバンド」でひとしきり盛りあがったあと、ラストナンバーは「家路」。
いつも通りSE「Don't Worry About a Thing」が流れて、19時45分ごろライブは終了。
そして暗転したステージに、片山さんのサックスがいつまでも鳴り響くのであった。。。
かなり早い時間に終わったので、終演後は以前から行きたいと思っていたカレー屋「天馬」へ。
何を食べようかめちゃめちゃ迷った挙句、和風キーマカレーをチョイス。
思っていたよりスパイシーで、汗をかきつつ完食。ビールも二杯呑んでしまった。
すっかり満足したので、今日のところはそのままおとなしく帰宅。
ところが今日はこれで終わらない。
今日は南青山MANDALAへ、SoulMates「Going, Going, Gone」を観に行く。
“SoulMates”は、仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴から成るユニット。
梅津さんが「今年はたくさんやりますよ~」と言ったとおり、全国各地でライブを行ってきたけれども、
“SoulMates”名義となってから東京で演るのは今回が初めて、しかも2daysというからたまらない。
今回は指定席なので、17時45分ごろゆっくりと会場入り。こういうとき指定席はとても助かる。
座席番号57番、ステージ真正面だけどフロアのやや後方。それでもステージはよく見える。
ほぼ予定通り、18時05分ごろ開演。
ステージ上手からSax:梅津和時、Bass:早川岳晴、Vocal&Guitar:仲井戸麗市という並び。
CHABOが珍しくメガネをかけているので、図らずもステージ上の三人全員がメガネ。
まずは「Final Curve」「The Blues」とLangston Hughes二連発から始まり、「ブルース2011」へと続く。
早川さんのウッドベースがブンブンと唸り、梅津さんのフルートとサックスが鮮やかな彩りを添える。
「つぶやき」をシブくじっくりと聴かせたあと、「BLUE MOON」を演奏。梅津さんと早川さんも一緒にコーラス。
「梅津はガキのころ“カッポ”と呼ばれていた。今後は“カッポ”と呼んでくれ!」と、CHABOは梅津さんを紹介。
Bob Dylanの「Going, Going, Gone」をカバーしたあと、もう一曲Bob Dylanのカバーで「Hurricane」。
この唄はフジロックで演奏したけれど、譜面が風で飛んでしまった・・・と悔しがるCHABO。
それから「アンプラグドでやっちゃうよ」とCHABOは言い、Funkチューンの「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
今回、本編は夏のツアーとほぼ同じ選曲だけれど、このあたりの流れがちょっと変更になっている。
Leyonaに書きおろしたナンバーを再構成した“SoulMates”版「サ・イ・フ」に続いて「ま、いずれにせよ」。
今夜もまたかなりのハイスピード・・・だけど三人ともバッチリと決めてしまうところはさすがだ。
次にOtis Reddingのカバーで「Loving By The Pound」。梅津さんのサックス二本吹きが観たいところだけど、
「完全にドクターストップとなったので、この前の誕生日を機会にやめました」と梅津さん。
続いてRCのナンバーから「ハイウェイのお月様」。「いつもは『君ぼく』だけど、今夜は特別」とCHABO。
それから梅津さんのバスクラリネットがたまらない「ボスしけてるぜ」、梅津さんがヴォーカルをとる「多摩蘭坂」、
清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」と、RC・清志郎関連のナンバーが続いていく。
そして梅津さんがピアノを弾き、Tom Waitsのカバー「Ol '55」。これがかなりキタ。。。
「君のサックスがソウルが、今夜聴こえてきそうさ」という歌詞、先日旅立ったあの人の事を唄っている。
「イッパツぶちかまそうぜ~!」とCHABOは言い、早川さんのランニングベースで「やせっぽちのブルース」。
「Everything Is Be Alright」とリーディングしながら、「ガルシアの風」で本編は終了。
気がついてみれば、先週の「SOLO ACTION」とは一曲もかぶりが無い選曲。
「SOLO ACTION」のセトリにちょっと不思議な感じがあったけど、かぶらないためなのだと納得。
そしてアンコール。いつもなら物販の宣伝とかあるところ、唐突に演奏が始まる。
早川さんがウッドベースを弾きながらヴォーカルをとる。そこに梅津さんがサックスをかぶせ、ヴォーカルをとる。
“Happy Hour”のアルバムに収められている「ハレルヤ」という曲、歌詞は間違いなくあの人に捧げるメッセージ。
続いてCHABOが、「ちょっとおバカなぐらいがイイんだって。知ってるぜ君のフィーリング」と弾き語る。
梅津さんはあの人を彷彿とさせる野太いサックス・・・いや、梅津さんはあの人のプレイを完璧に再現している。
「帰り道」というタイトルの曲。その名前を出すことはないけれど、三人の思いは痛いほどよくわかる。
「いい事ばかりはありゃしない」を聴いていると、サックスを吹きながらあの人が出てきそうな気がする。
「雨あがりはやらないけど、代わりにこれをやっちゃうぞ」とCHABOは言って「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
最後は「家路」。ちょっと沈んだ気持ちになりそうなアンコールだったけど、この唄で救われた感じ。
いつも通りSE「Don't Worry About a Thing」が流れて、20時45分ごろライブは終了。
そして暗転したステージに、あの人のサックスが鳴り響くのであった。。。
大阪二日目。いつもの土曜日のように、8時ごろ起きて「旅サラダ」を観る。
のんびりと支度して、ホテルから歩いてすぐの距離にある「なんばグランド花月」へ。
9時45分からの「本公演1回目」を観る。席は1階C列25番、前から三列目の良席。
前説に続いて、まずは西川きよしが登場。団体さん紹介を交えて、おもしろ可笑しいトーク。
続く“マルセイユ”は初めて見る。まだ若手だけれど、本格的な漫才という感じ。
“和牛”はもうすっかりお馴染み。オレオレ詐欺をモチーフにしたネタが笑えた。
“ダイアン”はテレビでよく見るコンビ。そのルックスだけで笑えるタイプ。
“テンダラー”をナマで見るのは二回目かな? そのときとネタがかぶっていたのは残念。
そして“オール阪神・巨人”。二人のキャラが立っていて、理屈抜きにおもしろい。
最後に登場したのは桂 文珍。独特の間でちょっとブラックな小咄。時折見せるニヤリ笑いがなんとも・・・。
休憩時間をはさんで「吉本新喜劇」。旅館を舞台に、お客さんと映画の撮影クルーを交えた大騒動。
川畑泰史を座長に、井上安世、島田一の介、烏川耕一、浅香あき恵、島田珠代などが出演。
個人的には、山田花子、Mr.オクレを見ることが出来たのは嬉しかったかな。
12時15分ごろ終了し、お昼ごはんを食べようと千日前をブラブラ。
ちょうど昼時ということもあり、どこの店もたくさんの人で溢れかえっている。
偶然見つけた「ホタル」という店に入って、串カツとどて焼きを食べながらちょっとだけ呑む。
新幹線の時間があるので1時間足らずの時間だったけど、なかなか美味しくて良かった。
それから御堂筋線で新大阪駅まで行き、14時10分発ののぞみに乗って東京へと戻る。
今週末は三連休。ということで、今日明日は大阪へ遠征。
新幹線がどれも満席で焦ったけど、10時40分東京駅発の指定席がなんとかとれた。
今日は車中メシは食べず、現地で食べる作戦。ビールを呑みながら、13時過ぎに新大阪駅に到着。
そのまま御堂筋線でなんばへ。「自由軒」へ名物カレーを食べに行く。
10人ほど並んでいたけど、回転が速いのであっという間に入店することが出来た。
久しぶりに食べる名物カレー、やっぱり旨い・・・。大盛りにしたらお腹イッパイ。
それから道頓堀をブラブラして、今夜泊まる「ビジネスホテルニッセイ」へ15時過ぎにチェックイン。
ここは初めて泊まるホテル。ちょっと古めかしい雰囲気だけど、なかなか快適でよろし。
17時半ごろ再び出かける。
今日は味園ユニバースへ、亜無亜危異「パンクロックの奴隷 TOUR 2018 EXTRA」を観に行く。
“亜無亜危異”は不完全復活のあと精力的にライブをやっているけれど、
なんだかんだでまったく観に行けてないので、今日のライブへ行くことにしたのだ。
ホテルから会場の「味園ユニバース」は数百メートルの距離。既に開場していたのでそのまま入場。
元キャバレーということもあり、フロアの雰囲気が最高! ステージが高くて、どこからでも見やすい。
ステージ前はもともとダンスフロアだったのかな? 天井には星をイメージしたオブジェが吊り下がっている。
お客さんもほどよい入りで、個人的には一番大好きな雰囲気。
予定通り17時ちょうどに開演。まずは“SA”がステージに登場。
Drums:SHOHEI、Bass:KEN、Guitar:NAOKI、Vocal:TAISEI、相変わらずステージ映えするヤツら。
オープニングからメロディアスでノリのいい、そして力強いパンクロックをぶちかましていく。
個人的には久しぶりに観るので、レパートリーがかなり変わっている印象。
それでも一緒にシンガロング出来てしまうところが、まさに“SA”の本領発揮というところ。
TAISEIはフロア後方のお客さんをしきりに気にしていたけど、その想いはしっかりと伝わったと思う。
「GET UP! WARRIORS」から始まって、「DELIGHT」「I'M ON FIRE」「赤い光の中へ」など
約40分間の熱い演奏。ステージ真正面の前から四列目ぐらいで堪能。最高にゴキゲンなひととき。
続いて18時05分過ぎ、二番手の“BRAHMAN”がステージに登場。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカルのトシロー。トシローは$マークのスターリンTシャツを着ている。
“BRAHMAN”は初めて観るけど、パンクと言うよりラウドロックという感じなのかな。
少し後ろの方で観ていたけれど、ステージ前はたくさんのダイバーでグチャグチャのカオス状態。
そのうちトシローもモッシュピットの中に入り、お客さんに身体を支えられた状態で唄う。
とってもハードでラウドなナンバーの連続だったけど、最後の最後に「満月の夕」を演奏。
「パンクロックの先輩たちが、いつまでも元気でありますように」というメッセージには、
グッとくるものがあった。こちらも40分ぐらいで演奏は終了。
そして19時10分ごろ、いよいよ“亜無亜危異”のステージが始まる。
SE「L'Anarchie Pour Le U.K.」が流れる中、Drums:コバン、Bass:テラオカ、Guitar:シンイチ、
Vocal:シゲルがステージに登場。もちろん全員ナッパ服に身を包んでいる。
私はいつの間にかステージ上手二列目まで進出、演奏を思う存分楽しむことにした。
「パンクロックの奴隷」から始まり、「心の銃」「タレント・ロボット」「ヒーロー」「団地のオバサン」と、
キラーチューンを立て続けに演奏していく。だけど今回はアルバム「パンクロックの奴隷」の発売記念ライブ。
「偽善者ワロタ」「タブーの正体」と、ニューアルバムのナンバーも織り交ぜていく。これが現在の“亜無亜危異”。
初期のナンバーと最新のナンバー、どちらも間違いなくパンク、どちらも間違いなく“亜無亜危異”のサウンド。
「3・3・3」「缶詰」「Ready Steady Go」「改革子供」「もうアウト」、ホントにもう~たまらない展開。
シゲルは相変わらずド迫力の唄声を聴かせる。そして何度も聖水をぶちまけ、何度もフロアへダイブ。
テラオカはカラオケに行ったので声が出ないと言っているけど、ベースはもちろんブリブリで最高。
シンイチはストラトキャスターをかき鳴らし、コバンはひたすらタイトなリズムを刻む。
気がつくとステージサイドには“SA”のメンバーが勢ぞろい。みんな楽しみにしていたんだな。
再びニューアルバムから「イカサマ伝道師」を演奏したあと、胸に染みるバラード「530」。
中期のナンバー「バラッド」「旗をかかげて」に続いて、ニューアルバムから「くるくるパトリオット」、
アルバム「READY STEADY GO」から「平和の裏側」、ミディアムテンポのナンバーもしっかりと聴かせる。
そして「アナーキー・シティ」「デラシネ」「叫んでやるぜ」「屋根の下の犬」からの「ホワイト・ライオット」。
これで終わりかと思いきや、ニューアルバムから「弱者の行進」を演奏して本編は終了。
「アナーキー」コールが沸き起こる中、アンコールに突入。
演奏は「東京 イズ バーニング」から始まり、「ジョニー・B・グッド」へと続く。
シンイチがレスポールJr.を弾いているのが、なんだかとっても新鮮。
そして最後は「ノット・サティスファイド」。ステージ前は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
ステージバックのイルミネーションが虹色に輝いて、なんだかとっても気持ちよかった。
最後にセッションがあるかと期待したけど、そのまま21時40分ごろ終了。
終演後はたまたまなんばに居合わせた友達が合流して打ち上げ。
どの店も満席で困ったけど、「Marugo」という居酒屋へなんとか滑り込む。
いつも通りに楽しく話しながら呑み食いする。
地元組のみんなは電車の時間があるので、23時ごろおひらき。
なんば駅まで見送ったあと、裏なんばの「えびす屋」でひとり二次会。
今夜も楽しい夜だった・・・。1時半ごろホテルに戻る。
今日は15時退社にして日比谷へ。
TOHOシネマズ日比谷で、映画「ボヘミアンラプソディ」を観るため。
開映時間の16時45分までには時間があるので、東京ミッドタウン日比谷の中をしばらく探検。
すっかりクリスマス気分のエントランスや、日比谷公園を一望出来るパークビューガーデンを楽しむ。
そろそろ開映時間が近づいてきたので、16時40分ごろ4階にある劇場へ。
平日のこの時間というのに、けっこうな混雑。“QUEEN”人気もたいしたもんだ。
映画はバンドの結成から始まり、レコードデビューを経てスターへの階段を駆けあがる様子が描かれる。
愛する女性と永遠の愛を誓い、なにもかもがうまく行っているはずだった。
けれどもいつしかフレディは傲慢になり、大切な仲間を裏切るような行動をとってしまう。
表面的には大勢の人々に囲まれて楽しい日々を送るが、心の中にはいつも寂しさを抱えていた。
そんな中でオファーがあったチャリティーコンサート「ライブ・エイド」への出演。
フレディはメンバーに詫びを入れ、バンドは再び動き出す。しかし同時にフレディがAIDSであることが判明。
「ライブ・エイド」でフレディは最高のパフォーマンスを見せ、会場に集まった人々はひとつになる。
“QUEEN”は大好きだけどそれほど詳しくないので、「史実と違う」とかいうマニアックな感想はなく、
かと言って前評判にあったような「感動で涙が止まらない」こともなく、単純に楽しめたような気がする。
それはひとえに“QUEEN”の楽曲の素晴らしさによるものだと思った。
(上映時間:135分)
映画は19時過ぎに終わったので、久しぶりに帝国劇場地下の「きくかわ」で鰻を食べる。
この店はけっこうお高め・・・それでもめちゃめちゃ美味しかったのでヨシとしよう。
通勤経路を通って、21時過ぎに帰宅。
今日は銀座 博品館劇場へ、
「83年組アイドル35周年イベント 不作と言われた私たち「お神セブン」と申します」を観に行く。
大沢逸美、小林千絵、木元ゆうこ、森尾由美、桑田靖子、徳丸純子、松本明子、
不作と言われた83年組アイドル。
その同期7人が奇蹟の再会を果たして同じステージに立つ・・・なんとも素敵な企画。
定時ダッシュして有楽町線で有楽町駅まで行き、そこからブラブラと歩いて会場へ。
18時ごろ到着したけど18時30分開場なので、しばらくあたりを散策して時間調整。
18時40分ごろ会場入り。今日の席はF列9番。ステージ下手6列目、ステージがめちゃめちゃ近い。
予定より遅れて、19時05分ごろ開演。
7人全員による場内アナウンスに続いて、それぞれ自分の持ち歌をちょっとづつ唄うメドレー形式で自己紹介。
「夜のヒットスタジオ」は次の人の持ち歌を紹介するけど、
「誰もヒットしていないから」という説明に思わず納得。
まずは各自が持ち寄ったテーマに合わせてトークする「テーマトーク」が始まる。
「今回のライブまでの道のり」「なぜ83年組は不作と言われたか?」「当時みんなにどう思われていたか?」
「昭和のアイドルあるある話」「今だから話せる話」「つらかった想い出」という
テーマでトークが繰り広げられる。
寝起きドッキリの話や親衛隊を借りた話など、今だから話せる話がたくさん聞けてとても興味深い。
特に徳丸純子が通学時に待ち伏せていたファンから「松本伊代の出来そこない」と言われた話には爆笑。
松本明子は35年分のつらかった想い出を、ヒロシ風に一人語り。そうだね・・・いろいろとあったわな。
そしていよいよお待ちかねの唄のコーナー。それぞれがデビュー当時の衣装で登場。
大沢逸美は「ジェームス・ディーンみたいな女の子」。ボーイッシュな格好良さはあいかわらず。
桑田靖子は「脱・プラトニック」。現役シンガーとしての存在感と衣装の可愛らしさがアンバランスで素敵。
小林千絵は「いつも片想い」。すっかり貫禄がついてしまったけれど、唄は変わらずにキュートで最高。
徳丸純子は「聖・ファーストラブ」。ちょっと緊張気味だったのかな? それでもけなげに唄う感じがイイ。
木元ゆうこは「チェリーガーデン(桜の園)」。洗練されたレディといった感じ。唄の途中で涙ぐむ場面も。
森尾由美は「お・ね・が・い」。長い足をたっぷり露出した衣装。それでも似合ってしまう可愛い由美ちゃん。
松本明子は「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」。さすがに破壊力抜群。唄はやっぱり断トツに上手い。
それぞれワンハーフサイズだけど、聴いているうちにとっても幸せな気分になってきた。
決して不作なんかじゃない。それぞれに輝いている。世間が気づかなかっただけ。
ここでちょっとクールダウンして、「やりたかったけど出来なかったこと」をやってみるコーナー。
「『ザ・ベストテン』に出演する」「『明星』『平凡』の表紙を飾る」という夢を、それぞれ役割分担して実現。
今夜は椅子の準備から何から、すべて自分たちで行うという手作り感満載のステージ。
続いて1980年代のヒット曲を、“お神セブン”の7人がいろいろな組み合わせで唄うコーナー。
桑田靖子が「DESIRE」、徳丸純子が「天国のキッス」、それぞれのキャラに合っている選曲。
大沢逸美・木元ゆうこ・森尾由美・桑田靖子・徳丸純子の5人で「学園天国」を唄ったあとは、
松本明子・小林千絵が「待つわ」を唄う。とても綺麗なハーモニーを聴かせるところはさすが。
大沢逸美・桑田靖子はフロアの後方から登場して、練り歩きながら「ふたりの愛ランド」を唄う。
松本明子・小林千絵は着物を着込んで、「浪花恋しぐれ」を表情たっぷりに唄いあげる。
そして全員揃って「め組のひと」「YOUNG MAN」を唄い踊り、大盛りあがりでこのコーナーは終了。
最後にひとりひとり挨拶。今日のライブを迎えられた喜びの言葉を聴いているうちに胸がジーンと熱くなる。
本日の仕切りをしたという由美ちゃんは、「来年あるか無いかは皆さん次第だ!」という爆弾発言。一同騒然!
そして最後は松本明子の「くとうてん」を全員で唄う。お客さん全員でサイリウムを振るサプライズ。
あいかわらず可愛い由美ちゃん、現役感バリバリの靖子ちゃん、ボーイッシュで格好いい逸美ちゃん、
天然ボケのゆうこちゃん、今日55歳の誕生日を迎えた千絵ちゃん、唄が上手くておもしろい明子ちゃん、
「徳丸ならぬ毒丸」と言って思った以上に毒舌の純子ちゃん・・・みんなますます好きになったよ。
アンコールは無くカーテンコールのみで、21時35分ごろ終了。
竹内まりやのファンミーティングの抽選にはずれたので、今日は一日フリータイム。
「シューイチ」を見ながら二度寝して行動開始が遅くなり、午前中はメールを読みながらあれこれ作業。
午後からはライブレポを書いたり、ベースの練習をしたりで、あっという間に一日が終わってしまった。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABO SOLO ACTION The Moon Struck One」を観に行く。
10月末から水戸・長野と繰り広げられてきたCHABOのミニツアーも今日でラスト。
先日のDJナイトでCHABOは「東京は選曲をちょっと変える」と言っていたけれど、
もともとのセトリがとても良かっただけに、どのように進化しているのか?が非常に気になるところ。
久しぶりのソロライブということもあり、チケットは瞬殺。なんとか手に入れたのは立見チケット。
仕方が無いので開場時間の17時に会場へ行ったものの、「立見チケットの入場は17時40分から」とのこと。
しばらく時間調整して17時半ごろ会場に戻ると、既に入場が始まっていた・・・しまった!油断した。
だけどもともと立見の人数は少なかったので、想定通りカウンター前のポジションをキープ。
ほぼ予定通り、18時過ぎに開演。
“The Band”の「The Moon Struck One」が流れる中、CHABOがステージに登場。
マイクスタンドの前に立つとすぐ、「夜風」の歌詞を読みあげ始める。
その歌詞が「~だったのか」と過去形になっているのは、やはりあの人の事を思ってなのか。
聴いたことがない歌詞のBluesを一曲はさみ、挨拶の言葉を軽く述べてから「糧」。
続いて“Manfred Mann”のカバーで「Sha La La」。サビの部分はお客さんも一緒になってコーラス。
ここ迄で水戸・長野と同じ選曲は「糧」のみ。タイトルは同じでも、まったく別のライブということかな。
それでも続く「「僕らのBIG PINK」で...」「Twilight」はこれまで通り。“The Band”への想いが綴られる。
Eric Claptonが先日リリースしたアルバムに「Everyday Will Be Like A Holiday」が収録されている事を知り、
「俺のためにやってくれたのかな?」と言うCHABO。そしてその曲をモチーフに書いたという「Holiday」を披露。
のんびりとしたニューヨークの風景を描いた「スケッチN.Y.'98」を演奏したあと、
「ワシントンスクエアがニューヨークにあるとは思わなくてビックリした」という話になり、
「ワシントン広場の夜はふけて」を唄う。この曲は1963年のヒット曲らしい・・・だけどなんとなく知ってる。
ここで「RCやるよ!」とCHABO。水戸・長野では「君は僕を知ってる」や「いい事ばかりはありゃしない」が
演奏されたけど、今夜は「よそ者」と「たとえばこんなラヴ・ソング」が披露される。
東京向けの選曲ということもあるのだろうけど、それとは違う想いも込められていたのかな?と思う。
「たとえばこんなラヴ・ソング」はお客さんにヴォーカルを任せて、CHABOはギターに専念するスタイル。
続いて、Paul McCartneyが来日したという話から「The Long And Winding Road」。
この歌詞は清志郎に捧げられたものと思っていたけど、今夜は片山さんに捧げられたのだろう。
今夜CHABOは片山さんの事には一切触れなかったけれども、至るところにその想いを感じてしまった。
CHABOが学生時代のバンドでコピーしていたChuck Berryの「Memphis, Tennessee」を演奏したあと、
“麗蘭”のナンバーから「R&R Tonight」。アコースティックギターでの弾き語りから、リズムボックスをバックに。
この曲をこういうスタイルで聴くのは初めてのような気がするけど、これがとっても心にしみた。
「12月はどうしてもJohn Lennonを感じてしまうよね」とCHABOは言い、
「Girl」と「In My Life」をギターでつま弾く。
リーディングをはさんで、本編最後は「唄」。水戸・長野では「ガルシアの風」だったけど、あえてここで「唄」。
「君はそのとき、ひとつの唄となるだろう・・・」という歌詞がたまらなかった。
アンコール、土曜日だからということで「Take You To The Movies Tonight」。
出だしの歌詞がいつもと違っていて、ちょっとビックリ。今夜は「新宿ピカデリーあたりで」でシメ。
続いて“Rolling Stones”のカバーで「Last Time」。荒々しくギターをかき鳴らすところがカッコいい。
今夜の選曲はカバーが多かったけど、Eric Claptonが言う「メンタル・ジュークボックス」の影響だとCHABO。
そしてCHABOの「メンタル・ジュークボックス」からという事で、映画「アラモ」から一曲。
「アラモ」はJohn Wayne監督・主演の1960年に公開された映画。
CHABOの「メンタル・ジュークボックス」の奥深さよ。
「Feel Like Going Home」を唄って終わりかと思いきや、「じゃあ、おまけ」とCHABOは言って「プレゼント」。
その歌詞に込められた想いを感じる中、SE「Don't Worry About a Thing」が流れて、20時25分ごろライブは終了。
今日は赤羽で友人と呑み。
19時に赤羽駅で待ち合わせして、呑み屋街をブラブラして「あさちゃん」という店に入る。
かなり混み合っているけれど、カウンター席が意外と落ち着けてゴキゲン。
美味しい焼きとんを食べながら、ビール、ホッピー、レモンサワーと呑み進める。
21時前に店を出て、「いこい」という立ち呑み屋で二次会。
この店も思い切りゴチャゴチャしているけれど、意外と落ち着くから不思議だ。
揚げ物四品と酎ハイ・にごり酒で、ひとり1000円弱というのはやっぱり安い。
時間は23時過ぎ。もう一軒行きたいところだったけど、今日のところはおひらき。
埼京線で新宿まで戻り、「パトワール」でマトンカレーを食べて帰る。
今日はShibuya WWWへ、“汝、我が民に非ズ”の「「つらい思いを抱きしめて」CD発売記念ライブ」を観に行く。
“汝、我が民に非ズ”は、今や芥川賞作家として有名な町田 康のニュープロジェクト。
とは言ったものの、自分にとってはやはり町田町蔵だよな。ナマで観るのは、実に30年ぶりぐらい。
会場のWWWへ来るのも久しぶり。すぐ隣にWWW Xが出来たので、ちょっとややこしい事になってる。
開場時間19時ちょうどに会場へ。整理番号順に入場だけど、Aチケット・Bチケットの呼び出し順がメチャメチャ。
よくわからないうちにA129番で入場。WWWのフロアは、三つの大きな段差で区切られている。
一段目がステージと同じ高さでベストなんだけど、最前のガードフェンスを取りたかったので二段目にした。
スペースにわりと余裕があると思っていたのに、始まる頃にはたくさんのお客さんでフロアは埋め尽くされる。
開演予定時間の19時30分を少し過ぎたころスタート。
ドラム、ベース、ギター、ピアノ&キーボード、サックス&フルートという編成のバンド、
そして胸に大きなスパンコールの十字架があしらわれたTシャツを着て町田 康がステージに登場。
町田は譜面台に載せた歌詞カードを一枚づつ手に取り、まるで朗読するかのように唄っていく。
“汝、我が民に非ズ”はプロモーション音源をちょっと聴いたぐらいで、ほとんど聴いたことが無い。
アルバムもあえて買わずにいたから、一曲始まるごとに新鮮な出会いがある。
ハードなNew Wave調の曲、昭和モダン歌謡のような曲、プログレ風の曲、民族音楽のような曲、
壮大なバラード、やたら前向きで爽やかなタッチの曲、とにかくバリエーションが豊富。
それを支えているのはバンドの演奏力。女性ドラマーはいとも簡単そうに強力なビートを叩き出す。
ベースはフレットレスのジャズベース。うねうねとうねるフレーズがたまらなくイカしている。
ギターはレスポールを使用。創り出されるフレーズには、プログレっぽさが随所に垣間見える。
サックス&フルートはソロをとるだけでなく、一曲を通してずっと演奏されるところが特徴的。
そして一番ぶっ飛んでいたのがピアノ&キーボード。狂ったように弾きまくる姿はとにかく圧巻。
そこに唄が加わると、そこはやはり町田の世界。絞り出すようなあの声を聴くだけでたまらない。
唄の合間にはメモを確認しながらのMC。おもしろおかしくいろいろな話題を話すところは意外。
アンコールで「インロウタキン」が披露されると、フロアのボルテージが一段と上がる。
この曲では完全に町田町蔵が顔を覗かせる。町田の眼がギラリと光る。
21時40分過ぎに終了。いやぁ~イイもん観させてもらった。
終演後はアルバム購入者を対象にしたサイン会。
最後のほうにフロアを出たら、既に始まっていたのでビックリした。
フランクな感じで話してくれるけど、その瞳を見ているだけでドキドキ。
22時過ぎに会場を後にして、久しぶりに「鳥市」で呑むことにする。
水曜日のこの時間なのにとても混んでいる。カウンターが空いていて良かった。
かつお刺身、焼鳥、くまたまを食べながら、ビール、酎ハイ、にごり酒、日本酒のフルコース。
大満足のうちに23時半ごろ店を出て、深夜バスに乗って帰宅。
なんだかとても疲れてしまったので、仕事帰りに「鳥八」へ寄ってリフレッシュ。
何故か今夜は空いていて、じっくりと呑むことが出来て良かった。
家に帰っていろいろやろうと思ったところに、片山広明さんの訃報。
悲しくて悲しくて、涙がぽろぽろ止まらない。。。
今日からまた仕事。こればかりは仕方が無い。
予想通り仕事はたくさん溜まっていて、ひとつひとつ段取りしながらこなしていく。
19時過ぎにどうにか目処がついたので、仕事を切り上げる。
さすがに疲れた。。。
今日は新宿LOFTへ、有頂天「有頂天SOS」を観に行く。
2018年最後となる“有頂天”、今夜はオープニングアクトに“bikini rock”を迎えてのライブ。
18時開場というので、その時間に合わせて会場へ。ほどなくして入場開始。
店頭販売・各プレイガイド販売を含めての並列入場、整理番号20番で入場。
なんとかステージ下手の二列目をゲットすることが出来た。
予定よりかなり遅れて、18時50分ごろ開演。まずは“bikini rock”のステージ。
“bikini rock”はVocal&Guitar:三浦俊一のソロユニット。サポートはBass:中野テルヲ、Percussion:Reiko。
こじんまりとしたカフェで演奏することを想定しているというだけあって、まったりとしたナンバーが続く。
エフェクト処理された三浦さんの唄声に、中野さんのアップライトベースが心地よく響く。
エレクトリックな演奏の中に、Reikoがトライアングルやカスタネット等で入れるアクセントがおもしろい。
中盤でKERAが加わって、早川義夫の「サルビアの花”を披露。KERAが唄う早川義夫、これがまた良かった。
最後はアップテンポなナンバーが続き、「ハッピー アンラッキー」でフィナーレ。19時30分ごろ終了。
そして19時50分ごろから“有頂天”のステージが始まる。
Drums:ジン、Bass:クボブリュ、Guitar:コウ、Vocal:KERA、今夜はKeyborads:シウは欠席。
一曲目の「トーテムポール」に続いて「霊長類南へ」。これはハッカイのヴォーカル曲、KERAヴォーカルはレア。
「べにくじら」が終わったところでMCをはさみ、まだタイトルも決まっていない新曲を披露。
MCではタイムリーな話題で紫綬褒章を受賞した話。ナゴムとは直接関係ないところで受賞したけど、
「そこから綿々と繋がっているのです」という言葉には、ちょっとグッと来てしまった。
「サングラスにプールを」「テントの外のふたつの革命」といった久しぶりに演奏される曲や、
「隠れん坊」「シュート・アップ」といったアルバム「AISSLE」からのナンバーを交えて、
ライブ中盤はアルバム「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」中心の選曲。
キーボードレスなのでハードなナンバーが中心になると思いきや、いつも通りの展開。
昔のレパートリーを大切にしながら、あくまでも現在のバンドとしての意思を感じる。
ジンのドラムはずっしりと重いビートを刻み、クボブリュは黒いジャズベースでぶっとい音を出す。
コウは6弦と12弦を使い分け、打ち込みのキーボードと見事なハーモニーを奏でる。
KERAのMCは相変わらず毒や皮肉を含んでいるけど、今夜は言葉の端々にお客さんへの気遣いを感じる。
復活後も熱心にライブへ足を運んでくれるお客さんへの感謝の言葉を聞き、なんだか気持ちがほっこりした。
コウがヴォーカルの「Not Departure」をはさみ、ここでまたしても新曲が披露される。
「本当にありがとう。ライブに来なくても、忘れないでいてふっと思い出して。逢えて良かった」とKERAは言い、
最後は「B.C.」「千の病を持つ男」と、ハードなナンバーをを立て続けに演奏して本編は終了。
アンコール、「MEANING OF LOVE」を演奏したところでキーボードに三浦俊一が加わる。
三浦俊一というより、ここではミューだな。予想はしていたけれど、いざ目の前にするとやっぱり嬉しい。
「マリオネットタウンでそっくりショー」から「心の旅」を演奏したところで、再びステージは暗転。
二回目のアンコール、長時間立ちっぱなしのお客さんへ「よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけるKERA。
「アローン・アゲイン」を演奏したあと、KERAはステージに再びミューこと三浦俊一を呼び込む。
ミューは「当て振りで良いからと言われたのに、昨夜になって急にオケはないからと言われた」と
文句を言いつつも、その顔はすごく嬉しそう。なんだかとってもイイ関係。
そして最後に「愛のまるやけ」。KERAはお客さんひとりひとりと視線をじっと合わせて唄う。
私もしっかりと目を合わせることが出来た。KERAの想いが伝わってきて、なんだかグッときた。
泣くことの嬉しさよ・・・そんな歌詞がしっかりと胸に刻まれた瞬間であった。
こうして21時45分ごろ、ライブはすべて終了。
ライブ終了後、本日発表された来年2月のライブのチケット販売。
列に並ぶ人の多さに引いてしまい、ドリンク交換をしてからゆっくりと最後尾に並ぶ。
すると最後の一枚をゲット。スタッフさんから「おめでとうございます」と言われてしまった。
いやぁ~ツイてるな。。。
すっかり遅くなってしまったけど、せっかくなので「夢やぐら」で呑んでいく。
この店に来るのは久しぶり。あいかわらずイイ雰囲気で、料理もお酒も美味しい。
23時半ごろおひらきにして、電車に乗って帰宅。
今日は目黒 Blues Alley Japanへ、
鳴瀬喜博「宴暦・天~還暦店仕舞♪ 第一夜 金子マリ & B・B season2」を観に行く。
ナルチョが還暦を迎えた年に始まった「宴暦」シリーズ、今年で10回目にして最終回。
昨年に引き続き“金子マリ & BUX BUNNY”として登場ということで、迷わずメール予約を入れた。
開場は16時30分だけど指定席なので、17時15分に友達と会場前で待ち合わせ。
そのまま店に入って席へ案内される。前から二番目のテーブル、ナルチョ前なので願ったり叶ったり。
予定より遅れて、18時10分過ぎ開演。
客席の間を通って、Drums:古田たかし、Bass:鳴瀬喜博、Keyboards:難波弘之、
Guitar:土屋昌巳、Chorus:玲里、Chorus:開発千恵、Vocal:金子マリがステージに登場。
マリちゃんは黒地にゴールドがあしらわれたダイナマイトな衣装に身を包んでいる。
オープニングは「そして、長い旅」。ちょっとアングラな匂いがするナンバー、心地よく耳に響いてくる。
ライブは例によってナルチョの爆裂トークとともに進んでいく。ホントに可笑しくて、涙が止まらない。
マリちゃんもナルチョに触発されて、いつもよりフランクな感じでトークを楽しんでいる。
第1部は「早く目を覚ませ」「セレナーデ」「時代」と、アルバム「Shoot the Moon」のナンバーが中心。
来年3月にニューアルバムをリリースするそうで、収録曲の中から一曲披露。
これがまた心に染み入るようなとってもイイ曲で、ニューアルバムの発売が楽しみ過ぎる。
こうして第1部は1時間ほどで終了。
インターバルをはさんで、19時45分ごろから第2部が始まる。
昭和感満載の「夕焼けの詩」に続いて、再びニューアルバムの収録曲を披露。
もともとは“CASIOPEA”のアルバムに入っている曲で、ヴォーカル入りで演奏してみたかったとの話。
続いて「それはスポット・ライトではない」。これがまたものすごい演奏。
ナルチョから「遅番のホスト」といじられ、イメージ的にはちょっと浮いてるように感じていた土屋昌巳。
だけどこの曲のギターを聴いたら、そんな気持ちは一変した。本当に素敵なギターソロ、鳥肌が立った。
マリちゃんのヴォーカルも第1部ではちょっと不安定な感じがあったけど、この曲あたりから俄然絶好調。
ここで何故だか唐突に、ナルチョ愛用のストラップを賭けたジャンケン大会が始まる。
大激戦の末、見事に勝利。ナルチョからストラップと(何故だか)歯ブラシをプレゼントしてもらった。
そのお返しという訳でもないけど、ここでバースデイケーキが運び込まれて、みんなでナルチョを祝福する。
ナルチョがフレットレスのプレシジョンからフレッテッドのベースに持ち替えると、ライブはいよいよ終盤。
「EXTRAORDINARY」からの「Super-natural Man」、ナルチョのチョッパーが炸裂しまくる。
本編最後は「最後の本音」。メンバー全員でのソロ回しをはさみ、大いに盛りあがって終了。
アンコールの拍手が鳴り響くけど、楽屋で話が盛り上がっているのか?なかなか出てこない。
そしてようやくメンバーが再びステージに登場。マリちゃんは髪の毛をアップにしている。
ナルチョは再びフレットレスに持ち替えて、「あるとき」が始まる。心なしか音量もアップ。
続いて「Honey」。この曲はやっぱり泣ける・・・忘れかけていた何かを思い出させる。
21時10分、演奏はすべて終了。“金子マリ & BUX BUNNY”のシーズン2、バッチリ堪能した。
6時半に起床。例によって本日の予定を考える。
意を決して10時前にチェックアウト。下関駅からローカル線で小倉駅へと移動。
小倉は11年前にも来たけど、雨が降ってきたのでどこにも行けなかった事を思い出す。
驛から少し歩いたところに小倉城。なかなかいい雰囲気のお城だけど、天守閣が改装中で入れず。
隣の勝山公園を散策したあと、お腹が空いたのでお昼を食べることにする。
地元で大人気らしい「資さんうどん」とかなり迷ったけど、「鉄なべ」で鉄なべ餃子とちゃんぽんのセット。
小ぶりの餃子は意外とあっさりしていて、ビールを呑みながらまだまだ食べられそうな気がした。
それから駅の反対側へと移動。ミクニワールドスタジアム北九州や港などを見てまわる。
13時半過ぎの新幹線の乗って博多駅まで戻り、駅周辺をブラブラ。
博多駅地下街の「Groovin'」、アミュプラザ博多の「Tower Records」を覘いてみる。
そろそろ飛行機の時間が気になってきたので、地下鉄で福岡空港へと移動。
空港の展望ロビーで時間調整してから、16時20分発の飛行機に乗り込む。
今回はスカイマーク。椅子以外は何もないという感じのシンプルな機内。
羽田空港が混んでいるということで、20分ほど遅れて18時15分ごろ到着。
いろいろあったけど、とっても楽しい旅であった。
朝、5時に目が覚める。旅の朝だからといいつつ、ちょっと早過ぎかな。
今日の予定を考えながらウダウダと支度して、9時にチェックアウト。
博多駅までブラブラと歩いて、9時57分発のソニック13号に乗り込む。
小倉駅で各駅停車に乗り換えて、15分ほどで門司港駅に到着。
レトロな雰囲気の街並み。前回来たのは2007年だから11年ぶりになるのか。
お腹が空いたのでまずは腹ごしらえ。名物の焼きカレーを食べに「伽哩本舗」へ。
有名店ということもあり混んでいたけど、カウンターが空いていたのでラッキー。
熱々のチキン焼きカレーと門司港驛ビールを堪能。本当に美味しかった。
それから街並みを眺めつつ1時間ほど歩いて、関門トンネル人道へ。
海底のトンネルを歩いて、九州から本州へ渡れるというたまらない体験。
全長780メートル、意外と長く感じた。これを作った人の苦労はいかなるものだったか。
出口に位置する御裳川からバスに乗って下関へ。駅前はすっかり変わってしまった印象。
まだ15時前だけど、ひとまず今夜泊まる「プリンスホテル下関 」へ行ってみる。
かなりレトロな印象。おまけに繁華街から離れていて、風俗街の真っ只中というシチュエーション。
というわけで急遽キャンセルして、ホテルの予約を取り直す。申し訳ないけど、仕方が無い。
海峡ゆめタワーや下関港国際ターミナルを見てまわり、予約した「スマイルホテル下関」にチェックイン。
「すごく狭い部屋」という訳ありプランのはずが、ツインの部屋を用意しておいてくれたのでありがたい。
しばらくホテルで休んでから、18時半ごろ再び出かける。
駅前はデパートやショッピングモール、少し離れたところに呑み屋が並んでいる。
どの店にしようか迷ったけど、11年前に入ったことがある「和や」に入ることにした。
ふく料理のコースを注文して、てっさ、ふく白焼、ふく唐揚、てっちりをひと通り満喫。
呑み物はもちろんふくひれ酒。当然つぎ酒も。シメにふく雑炊って、もうたまらない。
観光客オーラ丸出しの私に、食べ方をレクチャーしてくれた店員さんにも感謝。
2時間ほどで店をあとにし、調子に乗って二次会。「豊丸水産」というどこかで聞いたような名前の店へ。
ここはありがちな「いまどきの店」という感じだけど、それなりに楽しむことが出来た。
さすがに呑み過ぎたので、23時前にはホテルへ戻る。
今日から二泊三日で、福岡・下関へ遠征を兼ねた旅。
羽田空港へ行くとき、いつもは品川から京浜急行を使うけど、今日は東京モノレールにしてみた。
出発前からいきなり観光気分が味わえるので、これはちょっとアリかもしれない。
羽田空港から10時20分発の飛行機に乗り込む。今回はスターフライヤー。
液晶モニターが各座席についていたり、座席が意外と広かったり、さすが顧客満足度10年連続第1位。
2時間ほどで福岡空港に到着。そのまま地下鉄で天神へと向かう。
そしていつものように「喰海」でビールと肉そば。いつからか完全にルーチン入りしている。
腹ごなしを兼ねて散策を開始。まずは博多Rockの聖地「JUKE RECORDS」へ。
博多ということもあり、“甲斐バンド”と“河島英五とホモサピエンス”の7インチを発掘。
レジでは“SONHOUSE”のステッカーとタオルのデッドストックを発見したので追加購入。
それから親不孝通りをブラブラと歩き、ライブハウスCBの前を経由してサンパレスへ。
今夜、山下達郎のコンサートがある会場。まだ15時だというのに、既に入場待ちの列。
ひょっとして当日券があるかと思ったけど、今回はどうやら無さそう。明日の千穐楽は完全に断念。
16時に今夜泊まる「西鉄イン福岡」へチェックイン。ここは安定したレベルで落ち着く。
17時40分に再び出かける。
今夜は福岡サンパレスへ、山下達郎「PERFORMANCE 2018」を観に行く。
6月23日から始まった今年のツアーも明日で千穐楽。今日はラストツーということになる。
今年のツアーは結局3回しか観られないけど、自分的には最終日を目いっぱい楽しみたい。
18時ごろ会場入り。今日の席は1階27列45番。1階後方だけど、座席の段差があるので意外と見やすい。
ステージにはすっかり見慣れたセット。このセットもこれで最後だと思うと感慨深い。
予定より5分ほど遅れて、18時35分ごろ開演。
フロアが暗転すると、アカペラの「REBORN」をバックにメンバーがステージへ。
Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:佐橋佳幸、Keyboards:難波弘之、
Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:三谷泰弘・ハルナ・ENA、
そしてブルージーンズにピンク色のシャツをインした達郎が最後にステージへ登場。
演奏は「SPARKLE」からスタート。続いて「新・東京ラプソディー」を唄ったところでMC。
「いよいよ今日と明日がツアーラストです。博多で千穐楽なんて生まれて初めてです」と達郎。
そして「今回はちょっとだけ自己満、ちょっとだけ自己中のメニュー」という話から
「MUSIC BOOK」「あしおと」。
達郎は“SUGAR BABE”のベーシスト:寺尾次郎の訃報に触れ、ステージのオープニングで
必ず演奏していたという「WINDY LADY」「DOWN TOWN」を、当時のアレンジのまま再現。
「若い頃の自分の仕事ぶりを自分を褒めてあげたい」と達郎は言い、当時頻繁に演奏していた「SOLID SLIDER」。
延々と繰り広げられる難波さんのピアノソロが、ステージの温度をじわりじわりと上げていく。
ここでちょっと雰囲気が変わり、ここ数年のツアーでお客さんに大ウケのカバー曲。
「今日のお客さんなら全員知っている曲。でも、日本でこの曲を唄わせたら私がナンバーワン」という紹介で
「OH, PRETTY WOMAN」。達郎はハンドマイクでステージ横の花道に繰り出し、にこやかな表情で唄いあげる。
次に昨年発売された新曲「REBORN」を唄ったあと、ステージ上手のキーボードで「シャンプー」を弾き語り。
ここでいつものようにアカペラコーナーとなり、「BLUE VELVET」を唄う。
「ラス前なので気がゆるんでる。今日は調子がいいんですよ」と達郎は言い、
竹内まりやのニューシングルをパネルを掲げてコマーシャル。見るからに上機嫌というのがわかる。
「おやすみ、ロージー」を唄ったあと、「JOY TO THE WORLD」からバンドが加わって「クリスマス・イブ」。
続いて「希望という名の光」。曲の後半でアドリブを入れる部分、今日はちょっと控えめな印象。
「ずっと一緒さ」をしっとりと唄いあげたあと、“SUGAR BABE”のナンバーから「今日はなんだか」。
「LET'S DANCE BABY」が始まると、コンサートもいよいよ佳境。スタンディングタイムに突入。
「去年やってメチャメチャうけたので」と達郎は言い、そのまま「ハイティーン・ブギ」に突入。
「アトムの子」では「今年は手塚治虫生誕90周年」ということで、セットにアトムの映像が映し出される。
そして本編最後は「LOVELAND, ISLAND」。エンディングでは、トラメガを使ってシャウト。
アンコールに突入して、達郎は青いチェックにポイントが入ったシャツに着替えて登場。
そして「“SUGAR BABE”テイストが入った曲」という紹介で、
7月に発売されたニューシングル「ミライのテーマ」。
続いて「RIDE ON TIME」が始まり、メンバー全員によるソロ合戦。エンディングで達郎はお立ち台でシャウト。
メンバー全員がステージ中央に集まって挨拶したあと、再び演奏が始まって「恋のブギ・ウギ・トレイン」。
コーラスの三人に加えて、今夜は達郎と小笠原さん以外全員でダンシング。ものすごい盛りあがりよう。
達郎のギターカッティングソロも見たいわ、みんなのダンスも見たいわで、どこを見て良いのかわからない。
ここでバンドは退場して、達郎ひとりステージに残り、最後の曲は「YOUR EYES」。
エンディングSEの「THAT'S MY DESIRE」が流れ、21時55分ごろ演奏は全て終了。
終演後は中州の街に繰り出す。お目当ての「酒一番」へ行ったらまさかの満席。
それならばと「海亭」へ。ここは前に友達と来たことがあるような気がする。
ごまさばともつ鍋は美味しかったけど、店員のバイトくんがいまいちな応対だったのが残念。
早々に切り上げて、川端の屋台でシメのラーメン。これまた美味しかったけど、ちょっと高くついた。
なんだか疲れてしまったので、ここでおひらきにしてホテルに戻ってちょっとだけ部屋呑み。
遅い夏休み二日目。
今日は上野 東京都美術館へ、「ムンク展-共鳴する魂の叫び」を観に行く。
家を出るのが10時ごろになってしまったので、上野駅に到着したのは11時前。
上野恩賜公園へ着くなり大行列が見えて引いたけど、「フェルメール展」だったのでひと安心。
行列を横目に見ながら会場へ。ちょっと迷っているうちに、小雨がパラつき出して焦る。
チケット売場は行列が出来ていたけど、あらかじめ買っておいたのでそのまま入場。
3フロア9コーナーに渡って、101点の作品が展示されている館内。
初期の作品から晩年の作品まで時代を追って見られるようになっている。
どの作品もどこか陰鬱な空気が感じられて、なんとも言えない印象。
極めつけはやはり「叫び」。本物をナマで見るのは初めてだけど、やはり感じるものがある。
「叫び」はSNSでアイコンにさせて頂いているぐらい、自分の生涯において最も重要な絵。
なんなんだろ? この惹きつけられる感・・・好きとかいう次元じゃなく、巡り会ってしまった感じ。
一生のうちにそんな一枚の絵に出会えた事は、自分でも驚くべき出来事。
ムンクがこれを描いた時の気持ちと、自分の根源にある気持ちがシンクロしているのであろうか?
何かにとりつかれたように、絵の前で10分以上固まってしまった・・・。
日本に居ながらにして、こんなチャンスがあるなんて思わなかった。感謝。
12時ごろ会場を出ると、雨が本格的に降り出している。
上野動物園へシャンシャンに会いに行こうと思ったけど、70分待ちというので断念。
お腹が空いたのでアメ横で店を探しているうちに、雨はものすごい勢いになってきた。
なんとか「かのや」へたどり着く。この店は前にも来たことあったかな。
こんな時間から賑わっている。日本は平日の昼間から呑んでいい国なのかな?と思うぐらい。
それでは・・・ということで、焼きとんを食べながらビールと黒ホッピーを満喫。
14時過ぎには店を出て、なんとなく「エース」という店でカレーを食べる。
すっかり満足したので、今日のところはこれでおひらき。
今日から遅い夏休み開幕。
午前中は野暮用に精を出して、午後から出かける。
京王線と井の頭線を乗り継いで吉祥寺へ。このところ定番となっている「いせや」での昼呑み。
店員さんの指示に従い、今日はカウンター席に座る。目の前に広がる外の景色が不思議。
焼鳥を食べながらビールと酎ハイ。月曜日の昼間から呑む・・・この背徳感がたまらない。
1時間ほどで切り上げたあと、腹ごなし&酔い醒ましを兼ねて井の頭公園へ。
いつもとは違う経路で公園内をブラブラ。空は曇っているけど、空気は気持ちいい。
そろそろ16時になろうとする時間。駅前から深大寺行きのバスに乗り込む。
深大寺にお参りしてから、深大寺温泉「湯守の里」へ。これもまた定番になりつつある。
料金1000円って、前よりも安くなったような気がする。それでも温泉はあいかわらず気持ちいい。
黒褐色のお湯・・・それだけで「温泉に入った!」という気分を増長させる。
1時間ほど温泉入って、1時間まったりして過ごす。そして18時50分の送迎バスで調布駅へ。
調布に来たら、呑み気より食い気。先日は休みで入れなかった「かれんど」へ。
ふんわりオムライスの上にキーマカレーが乗ったキーマオムライス。何度食べても美味すぎる。
ちょっと早いけど、今日のところはこれでおひらき。京王線に乗って帰宅。
今日は年末の「小市民パンクスの集い」に向けてスタジオ入り。
新宿のSOUND STUDIO NOAH、14時から17時まで3時間みっちりと。
候補曲をひと通り演奏して、三曲に絞り込んだ。
終了後はスタジオのロビーでミーティングして、そのまま「やまと」で呑み。
音楽話を中心に、あれこれと喋りながら呑み喰いする。
21時過ぎにおひらきにして帰宅。
しばらく時間調整したあと、2nd Stageを観るため19時10分ごろ再び会場入り。
2nd Stageの席はメンバーズシート19C。1st Stageとほとんど同じポジションというのが笑える。
2nd Stageは「Album 「1980X」 Complete」。これまた大好きなアルバムだけに楽しみ。
予定通り19時30分開演。
1st Stage同様、「ツァラトゥストラはかく語りき」から始まり、HAL 9000の声が流れる。
そしてDrums:柏倉隆史、Bass:岩崎なおみ、Guitar:西田修大、Guitar:菊池琢己、Keyboards:中山 努、
Chorus:上野洋子、Vocal:PANTAがステージに登場。それぞれ衣装チェンジしているところが素敵。
オープニングは「トゥ・シューズ」、そして「モータードライヴ」と、今回もアルバム収録順に展開される。
そしてオリジナルメンバーのGuitar:平井光一が加わり、「臨時ニュース」「Audi80」を演奏。
平井が弾くギターはシャープで尖っているけれど、若い西田も負けずにギターを弾きまくる。
ここで平井は退場し、メンバー紹介をはさんでDirector:鈴木慶一がステージに登場。
「オートバイ」はなんとも不思議なナンバー、その世界観がステージにしっかりと再現される。
鈴木慶一が免許証を持っていないから“No Lie-Sense”と名付けたという話になり、
会場へ来ていたKERAへ「紫綬褒章、受賞おめでとう~!」とPANTAは呼びかける。
PANTAと鈴木慶一が息の合ったトークを繰り広げたあと、「ルイーズ」で客席のボルテージが一気に上がる。
「トリックスター」の幻想的な演奏、「キック・ザ・シティ」の疾走感あふれる演奏、
「IDカード」の重厚で力強い演奏、バンドの演奏はどんな曲でも完璧に再現していく。
本編最後は「ナイフ」。エンディングではPANTA・岩崎・上野がハミングを続ける中、
バンドメンバーは演奏をやめてステージを去って行く。そして上野・岩崎も退場し、ステージにはPANTAひとり。
スポットライトに照らされてハミングを続けるPANTA・・・なんだか衝撃的なエンディング。
アンコールに突入して、Drums:浜田文夫、Guitar:平井光一、Guitar:今 剛というオリジナルメンバーが
ステージに勢揃い。「TKO NIGHT LIGHT」が始まる。アンコールの選曲は1st Stageと同じ。
だけど始まった途端、ステージバックの暗幕が開き、まさに「TKO NIGHT LIGHT」が目の前に広がる。
そしてドラムの柏倉とギターの西田、鈴木慶一も加わって、ドラム2人・ギター4人の編成で「ステファンの6つ子」。
これで終わりかと思いきや、まさかのサプライズで「マラッカ」が始まる。総立ちになって応えるお客さん。
今夜のライブは本当に良かった・・・そして1stと2nd両方参加して良かったと思うのであった。
こうして2nd Stageは、21時ちょうどに終了。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、“PANTA & HAL. EXTENDED”のライブを観に行く。
“頭脳警察”解散後にPANTAが結成した“PANTA & HAL”、2018年に突然の復活。
しかもファーストアルバム「マラッカ」とセカンドアルバム「1980X」を完全再現するという。
これはもう行くしかないでしょう~ということで、迷わず1st Stageと2nd Stageの両方を予約。
開演時間にあわせて、16時10分過ぎに会場入り。1st Stageの席はメンバーズシート19A。
この席はお気に入りのポジション。ステージ下手の端だけど、いい感じに見えるのでイイ。
1st Stageは「Album 「マラッカ」 Complete」。大好きなアルバムだけに、本当に楽しみ。
予定通り16時30分開演。
「ツァラトゥストラはかく語りき」から始まり、HAL 9000の声が流れる中、
Drums:柏倉隆史、Bass:岩崎なおみ、Guitar:西田修大、Guitar:菊池琢己、Keyboards:中山 努、
そしてVocal:PANTAがステージに登場。PANTAは椅子に腰掛けてスタンバイ。
オープニングは「マラッカ」。この曲がナマで聴けるとは感激。これだけでもう言うことがない。
続いて「つれなのふりや」。Completeというだけあって、アルバムの収録順に演奏するのだな。
ここではアルバムのDirectorである鈴木慶一がヴォーカルとして参加。鈴木さんは相変わらずの雰囲気。
西田と菊池のツインギターから始まる「ブリキのガチョウ」に続いて、心に染みるバラード「裸にされた街」。
ここからChorus:上野洋子が加わって、PANTAのヴォーカルに透き通った唄声をかぶせる。
ここでPANTAがGuitar:今 剛をステージに呼び込む。今はフロアサイドの階段から登場。
今回のバンドは、ドラムの柏倉、ベースの岩崎、ギターの西田が新しいメンバー、
ギターの菊池とキーボードの中山がPANTAとずっと一緒にやってきたメンバー、
それにオリジナルメンバーの今が加わるというたまらない展開。
「ココヘッド」「ネフードの風」と、ミディアムテンポだけどちょっとクセのあるナンバーを続けて披露。
PANTAと今は「お互いに昔は尖っていた」などと言い合いながら、息が合ったところを見せる。
今はここで退場して演奏再開。アップテンポのナンバー「北回帰線」を演奏したあと「極楽鳥」。
じっくりと聴かせるナンバーを、完璧に再現してしまうバンドの演奏力がものすごい。
本編はこれで終了して、アンコールに突入。
Drums:浜田文夫、Guitar:平井光一、Guitar:今 剛というオリジナルメンバーがステージに勢揃い。
始まったのは「TKO NIGHT LIGHT」。リズム隊の疾走感と、ツインギターの絡みがカッコいい。
今夜の演奏の中で一番気になったのがベースの岩崎なおみ。フレットレスのプレシジョンベースを操り、
しっかりとリズムを刻み、メロディアスなフレーズを組み込んでいく。すごくイカしたベーシストだと思った。
最後はドラムの柏倉とギターの西田、鈴木慶一も加わって、ドラム2人・ギター4人の編成で「ステファンの6つ子」。
いい曲だなぁ~この曲。PANTAの唄声はあの頃と変わらず、心に染み入ってくる。
こうして1st Stageは、17時45分ごろ終了。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #7」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、5月から始まって今夜はその第7弾。
指定席という事で、19時15分ごろ会場入り。座席番号は6番、前から二番目のテーブル、CHABOの真正面。
天井に吊るされたスピーカーの位置もバッチリで、視覚的にも聴覚的にもベストポジション。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムジャケットが投影される。
開演予定時間の19時30分を5分ほど過ぎたころ開演。
ボーダーのカーディガンを羽織り、黒字に細かい白ドットが入ったシャツを着たCHABOがステージへ。
頭にはグレーの毛糸の帽子をかぶり、黒縁のメガネをかけている。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒このシリーズ定番となっているオープニング曲。今夜も楽しいDJナイトが始まる。
M01. Chain Of Fools [Aretha Franklin]
⇒この一ヶ月の自分のライブを振り返り、麗蘭のライブでちょっとだけカバーした曲という紹介で。
CHABOは今年68歳、68歳→68年ということで、今夜は1968年にリリースされた曲の特集。
M02. Crossroads [Cream]
⇒1968年は自分が18歳の年、いろいろな意味で自分にとってのクロスロードだったとCHABO。
M03. Piece Of My Heart [Janis Joplin]
⇒DJナイトでジャニスがかけるのは初めてかも? 「この時代の王道はどうだったか?」という話から、
ビートルズなら「White Album」、ストーンズなら「Beggars Banquet」と説明。うーん、勉強になる。
M04. Hello, I Love You [The Doors]
⇒「ダークな少年としては、こういう質感は大好き。天井桟敷と演っていた頃よく聴いた」とCHABO。
「みんなは40代か50代? みんなもやってみたら?」と言うけど、1940年代~1950年代は結構難しいかな。
M05. 40,000 Headman [Traffic]
⇒「王道で無いマニアックなところをかけたい」ということで。“古井戸”でこれをモチーフに曲を作ったとの事。
M06. The Entertaining Of A Shy Girl [Donovan]
⇒歌詞カードを見ながら、歌詞を朗読するCHABO。いつもながらに表情豊かなリーディング。
M07. I Thank You [Sam & Dave]
⇒清志郎に誘われてBlue NoteへSam Mooreを観に行き、清志郎が飛び入りでステージで唄ったときの話。
CHABOは「よくやったなぁ~」と感慨深くて、より心に残る曲になったのだそうだ。
M08. Those Were The Days [Mary Hopkin]
⇒Paul McCartney来日記念ということで、Paulがプロデュースしたというこの曲を。
当時かなりヒットしたらしく、まだ幼かった私もなんとなく聴いた記憶があるメロディー。
ここで1時間が経過。いつものようにお店からクッキーと紅茶の差し入れ。丁寧にお辞儀するCHABO。
M09. Both Sides Now [Judy Collins]
⇒Joni Mitchellが書いたという歌詞を朗読。そして1968年生まれのお客さんにクッキーをプレゼント。
「誕生日がPaul McCartneyと一緒」「Robert Johnsonと一緒」と、言うことがCHABOみたいでおもしろい。
M10. Light My Fire [Jose Feliciano]
⇒CHABOが有線でアルバイトしていたときに、よくリクエストがあってかけていた曲。
M11. 1968 [加藤登紀子]
M12. 1968 [仲井戸"CHABO"麗市]
⇒加藤登紀子の著書「登紀子1968を語る」を読み上げ、2016年に日比谷公園で共演したときの話。
そしてその時のリハーサル音源を。こいつはなかなか貴重な音源で、かなり得した気分。
M13. The Legend Of Xanadu [Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich]
M14. キサナドゥーの伝説 [ザ・ジャガーズ]
⇒「当時ははっきり言ってダサいな・・・と思ってました」とCHABO。
だけど同世代の連中がグループサウンズで頑張っているのを見て、思うところがあったと話す。
M15. Albatross [Fleetwood Mac]
⇒「こんな曲がヒットチャートの一位になるなんてスゴイよね」と言いながら、
天井桟敷と一緒にやった時、“Fleetwood Mac”の「Oh Well」を延々と弾いていたとギターで再現。
M16. Hello Brother [Louis Armstrong]
⇒「時代も分野も超越してしまった人」という紹介で。なるほど、本当にそうだよなぁ~。
M17. Old Friends/Bookends [Simon And Garfunkel]
⇒ニューヨークのセントラルパークへ公平と一緒に行ったとき、ベンチに二人で座る自分たちの景色が
この曲の歌詞そのままだと気づき、同行していた林渉さんがのちに映像化してくれたのだそう。
歌詞をリーディングしてからプレイ。ここでおかわりの紅茶が運び込まれる。2時間経過の合図。
M18. All Along The Watchtower [Jimi Hendrix]
⇒「グジグジ言っているのを全部ぶっ飛ばしてくれる」という紹介。なんだかとっても納得。
M19. 銀河のロマンス <LIVE> [仲井戸"CHABO"麗市]
⇒ここでギター弾き語り。グループサウンズのナンバーをセレクトする理由として、
「この年齢だからか、なんか懐かしいんだもん。いいじゃん、懐かしくったって」とCHABO。
わかるなぁ~それ。10代の頃に吸収したものは、一生離れられないと言うからね。
「今日お客さんあまり来なかったら、キャンセルしようかなと思っていた」と言った時には、
一瞬何のことかわからなかったけど、意味がわかった瞬間に思わず爆笑。
M20. (Sittin' On) The Dock Of The Bay [Otis Redding]
⇒最後にCHABOは、今後の予定をいくつかインフォメーション。
CHABOはここで何かのスイッチが入ったようで、やたらと饒舌に話しまくる。
「自分が68歳になるなんて思ってないだろ。みんなも50歳とか、思わなかっただろ?
だけどおおくぼさんとの会話の中で、『いろいろあるけど、昔より良くない?』という話になった」と。
CHABOは「居酒屋のオヤジみたい。ナシ!」と言っていたけど、言いたいことはすごくわかる。
確かにいろいろな事がある。だけど、少しづつでも良くなっていければ・・・それが人生なんだと思う。
そんな話をしているところで曲が終わってしまい、最初から曲をかけなおすCHABO。
EndingSE. Back In The U.S.S.R. [The Beatles]
⇒今夜の選曲はさもありなんというところもあったけど、CHABOの素の部分が感じられて良かった。
18歳のCHABOが見て・聴いて・感じたことを、そのまま話してくれたような感じ。
私の席はCHABOと差し向かいになるような位置だったので、自分に語りかけてくれているようだった。
こういうDJナイトもいい・・・。こうして今月のDJナイトは21時50分ごろ終了。
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