PANTA & HAL. EXTENDED「Album 「マラッカ」 Complete」六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、“PANTA & HAL. EXTENDED”のライブを観に行く。
“頭脳警察”解散後にPANTAが結成した“PANTA & HAL”、2018年に突然の復活。
しかもファーストアルバム「マラッカ」とセカンドアルバム「1980X」を完全再現するという。
これはもう行くしかないでしょう~ということで、迷わず1st Stageと2nd Stageの両方を予約。
開演時間にあわせて、16時10分過ぎに会場入り。1st Stageの席はメンバーズシート19A。
この席はお気に入りのポジション。ステージ下手の端だけど、いい感じに見えるのでイイ。
1st Stageは「Album 「マラッカ」 Complete」。大好きなアルバムだけに、本当に楽しみ。
予定通り16時30分開演。
「ツァラトゥストラはかく語りき」から始まり、HAL 9000の声が流れる中、
Drums:柏倉隆史、Bass:岩崎なおみ、Guitar:西田修大、Guitar:菊池琢己、Keyboards:中山 努、
そしてVocal:PANTAがステージに登場。PANTAは椅子に腰掛けてスタンバイ。
オープニングは「マラッカ」。この曲がナマで聴けるとは感激。これだけでもう言うことがない。
続いて「つれなのふりや」。Completeというだけあって、アルバムの収録順に演奏するのだな。
ここではアルバムのDirectorである鈴木慶一がヴォーカルとして参加。鈴木さんは相変わらずの雰囲気。
西田と菊池のツインギターから始まる「ブリキのガチョウ」に続いて、心に染みるバラード「裸にされた街」。
ここからChorus:上野洋子が加わって、PANTAのヴォーカルに透き通った唄声をかぶせる。
ここでPANTAがGuitar:今 剛をステージに呼び込む。今はフロアサイドの階段から登場。
今回のバンドは、ドラムの柏倉、ベースの岩崎、ギターの西田が新しいメンバー、
ギターの菊池とキーボードの中山がPANTAとずっと一緒にやってきたメンバー、
それにオリジナルメンバーの今が加わるというたまらない展開。
「ココヘッド」「ネフードの風」と、ミディアムテンポだけどちょっとクセのあるナンバーを続けて披露。
PANTAと今は「お互いに昔は尖っていた」などと言い合いながら、息が合ったところを見せる。
今はここで退場して演奏再開。アップテンポのナンバー「北回帰線」を演奏したあと「極楽鳥」。
じっくりと聴かせるナンバーを、完璧に再現してしまうバンドの演奏力がものすごい。
本編はこれで終了して、アンコールに突入。
Drums:浜田文夫、Guitar:平井光一、Guitar:今 剛というオリジナルメンバーがステージに勢揃い。
始まったのは「TKO NIGHT LIGHT」。リズム隊の疾走感と、ツインギターの絡みがカッコいい。
今夜の演奏の中で一番気になったのがベースの岩崎なおみ。フレットレスのプレシジョンベースを操り、
しっかりとリズムを刻み、メロディアスなフレーズを組み込んでいく。すごくイカしたベーシストだと思った。
最後はドラムの柏倉とギターの西田、鈴木慶一も加わって、ドラム2人・ギター4人の編成で「ステファンの6つ子」。
いい曲だなぁ~この曲。PANTAの唄声はあの頃と変わらず、心に染み入ってくる。
こうして1st Stageは、17時45分ごろ終了。
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