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2018年11月 7日 (水)

山下達郎「PERFORMANCE 2018」福岡サンパレス

今日から二泊三日で、福岡・下関へ遠征を兼ねた旅。
羽田空港へ行くとき、いつもは品川から京浜急行を使うけど、今日は東京モノレールにしてみた。
出発前からいきなり観光気分が味わえるので、これはちょっとアリかもしれない。
羽田空港から10時20分発の飛行機に乗り込む。今回はスターフライヤー。
液晶モニターが各座席についていたり、座席が意外と広かったり、さすが顧客満足度10年連続第1位。
2時間ほどで福岡空港に到着。そのまま地下鉄で天神へと向かう。
そしていつものように「喰海」でビールと肉そば。いつからか完全にルーチン入りしている。
腹ごなしを兼ねて散策を開始。まずは博多Rockの聖地「JUKE RECORDS」へ。
博多ということもあり、“甲斐バンド”と“河島英五とホモサピエンス”の7インチを発掘。
レジでは“SONHOUSE”のステッカーとタオルのデッドストックを発見したので追加購入。
それから親不孝通りをブラブラと歩き、ライブハウスCBの前を経由してサンパレスへ。
今夜、山下達郎のコンサートがある会場。まだ15時だというのに、既に入場待ちの列。
ひょっとして当日券があるかと思ったけど、今回はどうやら無さそう。明日の千穐楽は完全に断念。
16時に今夜泊まる「西鉄イン福岡」へチェックイン。ここは安定したレベルで落ち着く。

17時40分に再び出かける。
今夜は福岡サンパレスへ、山下達郎「PERFORMANCE 2018」を観に行く。
6月23日から始まった今年のツアーも明日で千穐楽。今日はラストツーということになる。
今年のツアーは結局3回しか観られないけど、自分的には最終日を目いっぱい楽しみたい。
18時ごろ会場入り。今日の席は1階27列45番。1階後方だけど、座席の段差があるので意外と見やすい。
ステージにはすっかり見慣れたセット。このセットもこれで最後だと思うと感慨深い。

予定より5分ほど遅れて、18時35分ごろ開演。
フロアが暗転すると、アカペラの「REBORN」をバックにメンバーがステージへ。
Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:佐橋佳幸、Keyboards:難波弘之、
Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:三谷泰弘・ハルナ・ENA、
そしてブルージーンズにピンク色のシャツをインした達郎が最後にステージへ登場。
演奏は「SPARKLE」からスタート。続いて「新・東京ラプソディー」を唄ったところでMC。
「いよいよ今日と明日がツアーラストです。博多で千穐楽なんて生まれて初めてです」と達郎。
そして「今回はちょっとだけ自己満、ちょっとだけ自己中のメニュー」という話から
「MUSIC BOOK」「あしおと」。

達郎は“SUGAR BABE”のベーシスト:寺尾次郎の訃報に触れ、ステージのオープニングで
必ず演奏していたという「WINDY LADY」「DOWN TOWN」を、当時のアレンジのまま再現。
「若い頃の自分の仕事ぶりを自分を褒めてあげたい」と達郎は言い、当時頻繁に演奏していた「SOLID SLIDER」。
延々と繰り広げられる難波さんのピアノソロが、ステージの温度をじわりじわりと上げていく。
ここでちょっと雰囲気が変わり、ここ数年のツアーでお客さんに大ウケのカバー曲。
「今日のお客さんなら全員知っている曲。でも、日本でこの曲を唄わせたら私がナンバーワン」という紹介で
「OH, PRETTY WOMAN」。達郎はハンドマイクでステージ横の花道に繰り出し、にこやかな表情で唄いあげる。
次に昨年発売された新曲「REBORN」を唄ったあと、ステージ上手のキーボードで「シャンプー」を弾き語り。

ここでいつものようにアカペラコーナーとなり、「BLUE VELVET」を唄う。
「ラス前なので気がゆるんでる。今日は調子がいいんですよ」と達郎は言い、
竹内まりやのニューシングルをパネルを掲げてコマーシャル。見るからに上機嫌というのがわかる。
「おやすみ、ロージー」を唄ったあと、「JOY TO THE WORLD」からバンドが加わって「クリスマス・イブ」。
続いて「希望という名の光」。曲の後半でアドリブを入れる部分、今日はちょっと控えめな印象。
「ずっと一緒さ」をしっとりと唄いあげたあと、“SUGAR BABE”のナンバーから「今日はなんだか」。
「LET'S DANCE BABY」が始まると、コンサートもいよいよ佳境。スタンディングタイムに突入。
「去年やってメチャメチャうけたので」と達郎は言い、そのまま「ハイティーン・ブギ」に突入。
「アトムの子」では「今年は手塚治虫生誕90周年」ということで、セットにアトムの映像が映し出される。
そして本編最後は「LOVELAND, ISLAND」。エンディングでは、トラメガを使ってシャウト。

アンコールに突入して、達郎は青いチェックにポイントが入ったシャツに着替えて登場。
そして「“SUGAR BABE”テイストが入った曲」という紹介で、
7月に発売されたニューシングル「ミライのテーマ」。
続いて「RIDE ON TIME」が始まり、メンバー全員によるソロ合戦。エンディングで達郎はお立ち台でシャウト。
メンバー全員がステージ中央に集まって挨拶したあと、再び演奏が始まって「恋のブギ・ウギ・トレイン」。
コーラスの三人に加えて、今夜は達郎と小笠原さん以外全員でダンシング。ものすごい盛りあがりよう。
達郎のギターカッティングソロも見たいわ、みんなのダンスも見たいわで、どこを見て良いのかわからない。
ここでバンドは退場して、達郎ひとりステージに残り、最後の曲は「YOUR EYES」。
エンディングSEの「THAT'S MY DESIRE」が流れ、21時55分ごろ演奏は全て終了。

終演後は中州の街に繰り出す。お目当ての「酒一番」へ行ったらまさかの満席。
それならばと「海亭」へ。ここは前に友達と来たことがあるような気がする。
ごまさばともつ鍋は美味しかったけど、店員のバイトくんがいまいちな応対だったのが残念。
早々に切り上げて、川端の屋台でシメのラーメン。これまた美味しかったけど、ちょっと高くついた。
なんだか疲れてしまったので、ここでおひらきにしてホテルに戻ってちょっとだけ部屋呑み。

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