亜無亜危異「パンクロックの奴隷 TOUR 2018 EXTRA」千日前 味園ユニバース
今週末は三連休。ということで、今日明日は大阪へ遠征。
新幹線がどれも満席で焦ったけど、10時40分東京駅発の指定席がなんとかとれた。
今日は車中メシは食べず、現地で食べる作戦。ビールを呑みながら、13時過ぎに新大阪駅に到着。
そのまま御堂筋線でなんばへ。「自由軒」へ名物カレーを食べに行く。
10人ほど並んでいたけど、回転が速いのであっという間に入店することが出来た。
久しぶりに食べる名物カレー、やっぱり旨い・・・。大盛りにしたらお腹イッパイ。
それから道頓堀をブラブラして、今夜泊まる「ビジネスホテルニッセイ」へ15時過ぎにチェックイン。
ここは初めて泊まるホテル。ちょっと古めかしい雰囲気だけど、なかなか快適でよろし。
17時半ごろ再び出かける。
今日は味園ユニバースへ、亜無亜危異「パンクロックの奴隷 TOUR 2018 EXTRA」を観に行く。
“亜無亜危異”は不完全復活のあと精力的にライブをやっているけれど、
なんだかんだでまったく観に行けてないので、今日のライブへ行くことにしたのだ。
ホテルから会場の「味園ユニバース」は数百メートルの距離。既に開場していたのでそのまま入場。
元キャバレーということもあり、フロアの雰囲気が最高! ステージが高くて、どこからでも見やすい。
ステージ前はもともとダンスフロアだったのかな? 天井には星をイメージしたオブジェが吊り下がっている。
お客さんもほどよい入りで、個人的には一番大好きな雰囲気。
予定通り17時ちょうどに開演。まずは“SA”がステージに登場。
Drums:SHOHEI、Bass:KEN、Guitar:NAOKI、Vocal:TAISEI、相変わらずステージ映えするヤツら。
オープニングからメロディアスでノリのいい、そして力強いパンクロックをぶちかましていく。
個人的には久しぶりに観るので、レパートリーがかなり変わっている印象。
それでも一緒にシンガロング出来てしまうところが、まさに“SA”の本領発揮というところ。
TAISEIはフロア後方のお客さんをしきりに気にしていたけど、その想いはしっかりと伝わったと思う。
「GET UP! WARRIORS」から始まって、「DELIGHT」「I'M ON FIRE」「赤い光の中へ」など
約40分間の熱い演奏。ステージ真正面の前から四列目ぐらいで堪能。最高にゴキゲンなひととき。
続いて18時05分過ぎ、二番手の“BRAHMAN”がステージに登場。
ドラム、ベース、ギター、そしてヴォーカルのトシロー。トシローは$マークのスターリンTシャツを着ている。
“BRAHMAN”は初めて観るけど、パンクと言うよりラウドロックという感じなのかな。
少し後ろの方で観ていたけれど、ステージ前はたくさんのダイバーでグチャグチャのカオス状態。
そのうちトシローもモッシュピットの中に入り、お客さんに身体を支えられた状態で唄う。
とってもハードでラウドなナンバーの連続だったけど、最後の最後に「満月の夕」を演奏。
「パンクロックの先輩たちが、いつまでも元気でありますように」というメッセージには、
グッとくるものがあった。こちらも40分ぐらいで演奏は終了。
そして19時10分ごろ、いよいよ“亜無亜危異”のステージが始まる。
SE「L'Anarchie Pour Le U.K.」が流れる中、Drums:コバン、Bass:テラオカ、Guitar:シンイチ、
Vocal:シゲルがステージに登場。もちろん全員ナッパ服に身を包んでいる。
私はいつの間にかステージ上手二列目まで進出、演奏を思う存分楽しむことにした。
「パンクロックの奴隷」から始まり、「心の銃」「タレント・ロボット」「ヒーロー」「団地のオバサン」と、
キラーチューンを立て続けに演奏していく。だけど今回はアルバム「パンクロックの奴隷」の発売記念ライブ。
「偽善者ワロタ」「タブーの正体」と、ニューアルバムのナンバーも織り交ぜていく。これが現在の“亜無亜危異”。
初期のナンバーと最新のナンバー、どちらも間違いなくパンク、どちらも間違いなく“亜無亜危異”のサウンド。
「3・3・3」「缶詰」「Ready Steady Go」「改革子供」「もうアウト」、ホントにもう~たまらない展開。
シゲルは相変わらずド迫力の唄声を聴かせる。そして何度も聖水をぶちまけ、何度もフロアへダイブ。
テラオカはカラオケに行ったので声が出ないと言っているけど、ベースはもちろんブリブリで最高。
シンイチはストラトキャスターをかき鳴らし、コバンはひたすらタイトなリズムを刻む。
気がつくとステージサイドには“SA”のメンバーが勢ぞろい。みんな楽しみにしていたんだな。
再びニューアルバムから「イカサマ伝道師」を演奏したあと、胸に染みるバラード「530」。
中期のナンバー「バラッド」「旗をかかげて」に続いて、ニューアルバムから「くるくるパトリオット」、
アルバム「READY STEADY GO」から「平和の裏側」、ミディアムテンポのナンバーもしっかりと聴かせる。
そして「アナーキー・シティ」「デラシネ」「叫んでやるぜ」「屋根の下の犬」からの「ホワイト・ライオット」。
これで終わりかと思いきや、ニューアルバムから「弱者の行進」を演奏して本編は終了。
「アナーキー」コールが沸き起こる中、アンコールに突入。
演奏は「東京 イズ バーニング」から始まり、「ジョニー・B・グッド」へと続く。
シンイチがレスポールJr.を弾いているのが、なんだかとっても新鮮。
そして最後は「ノット・サティスファイド」。ステージ前は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
ステージバックのイルミネーションが虹色に輝いて、なんだかとっても気持ちよかった。
最後にセッションがあるかと期待したけど、そのまま21時40分ごろ終了。
終演後はたまたまなんばに居合わせた友達が合流して打ち上げ。
どの店も満席で困ったけど、「Marugo」という居酒屋へなんとか滑り込む。
いつも通りに楽しく話しながら呑み食いする。
地元組のみんなは電車の時間があるので、23時ごろおひらき。
なんば駅まで見送ったあと、裏なんばの「えびす屋」でひとり二次会。
今夜も楽しい夜だった・・・。1時半ごろホテルに戻る。
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