映画「さらば青春の新宿JAM」新宿ピカデリー
今日は新宿ピカデリーへ、映画「さらば青春の新宿JAM」を観に行く。
ほぼ定時ダッシュにして、通勤経路をたどって新宿三丁目駅で途中下車。
18時50分上映開始なので、思ったほど時間に余裕は無く、バタバタと劇場へ駆け込む。
上映される「スクリーン9」は11階。3階のロビーからエスカレーターでしか行けないというのにはビックリ。
映画は2016年に結成30周年を迎えたバンド“THE COLLECTORS”のドキュメンタリー。
2017年大晦日をもって閉店する新宿JAMで、久々にして最後のライブを行う“THE COLLECTORS”。
新宿JAMへの思い入れはそれほど無いと言いつつ、思い出にふけるVocal:加藤ひさしとGuitar:古市コータロー。
最後のライブに向けて最大限の準備をするところに、その心境が垣間見えるような気がした。
ライブ映像はラストとなった2017年12月24日と、バンドの二度目のワンマンライブとが交互に映し出される。
そのため初期ナンバーが多かったので、知っている曲ばかりなのが良かった。
「いつまでも新宿JAMで演っているわけにはいかない」と、Modsシーンから飛び出しネオGSに走った・・・
という加藤の発言は、これまで私が抱いていた“THE COLLECTORS”への疑問を解消してくれた。
(上映時間:105分)
映画を観終わって劇場を出ると四季の路、少し歩くと新宿JAM跡地・・・出来過ぎのシチュエーション。
新宿JAMが入っていたビルは完全に取り壊され、新しいビルを建てるための資材が置かれている。
そんな光景を眺めているうちに、なんとも言えない気持ちになった。
やはり1980年代への想いというか記憶というか・・・これだけは死ぬまで切っても切り離せない。
決していい事ばかりではなかったけれど、あの頃に見つけたものは一生引きずるんだと思う。
当時はそれほど思い入れが無かったバンドでも、今になると恋しくなるのはそのせいなのだろう。
それを懐古趣味と言うなかれ。それが現在の自分を形成しているのだから。
そのあと歌舞伎町まで戻って、「夢やぐら」で呑む。
今夜もイイ感じにカウンター席が空いていたので、のんびりと呑み喰い。
いろいろと思うところがあって、いつもよりたくさん呑んでしまった。
23時を過ぎたころおひらきにして、思い出横丁を通って駅方面へ向かう。
「つるかめ」を覗いたらまだ営業していたので、ちょっとだけ寄ることにする。
店長に挨拶しようと思ったら、友達が二人連れで呑んでいた。
偶然の出会いに驚きながらも、合流していろいろ話して楽しかった。
0時半過ぎにおひらき。もう一軒行こうかと思ったけど、呑み過ぎなのでおとなしく帰宅。
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