映画「来る」新宿ピカデリー
今日は新宿ピカデリーへ、映画「来る」を観に行く。
ちょっと前に予告編を観て、なんだかよくわからないけど面白そうだなと思った映画。
だけどとっても怖そうなので、どうしようかと迷ったけど意を決して観ることにした。
18時55分開映。平日の夜だけど、お客さんはけっこうたくさん入っている。
ストーリーは、幸せそうな夫婦(妻夫木聡・黒木華)とその愛娘を中心とした物語。
ある日突然、得体の知れない「何か」が襲いかかり、その幸せな日々を奪い去ってしまう。
家族の幸せを取り戻すため、フリーライター(岡田准一)と霊能力のあるキャバ嬢(小松奈々)が手を差し伸べ、
更には強力な能力を持つ霊媒師(松たか子)がその「何か」を退治するために立ち上がる。
ところが夫婦はその「何か」に惨殺されてしまい、霊媒師は戦いの末に力尽きてしまう。。。
というのは表のストーリー。その裏にはもうひとつのストーリーがある。
夫は完璧なイクメンを目指してその行動をブログにアップするものの、育児には非協力的。
妻は育児に疲れてノイローゼとなり、夫の親友と不倫関係に陥ってしまう。
親友は単に夫を利用しているだけで、同僚や友人たちは冷ややかな目で夫を見ていた。
つまり本当に恐ろしいのは、襲いかかってくる「何か」ではなく人間の裏にある醜い心だということ。
人間としての幸せに背を向けていたフリーライターとキャバ嬢が、最後まで生き残って物語は終了。
想像していたのとはかなり違ったけど、噂どおり怖くておもしろい映画だったな。
(上映時間:134分)
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