麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Tour 2018」浜松 窓枠
今日は浜松 窓枠へ、麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Tour 2018」を観に行く。
年末恒例の“麗蘭”ライブ、今年は仙台・浜松・福岡・神戸・京都を巡るミニツアー。
20日の仙台から始まって、今夜の浜松が二日目。土曜日なので迷わず参加を決めたのだ。
10時過ぎの新幹線を予約していたけれど、土壇場で気が変わって11時過ぎの新幹線に変更。
EXPRESSカードのポイントを使って、ひかりのグリーン車に乗ってのんびりと向かう。
12時半に浜松駅に到着。まずはうなぎを食べようと、いつもお世話になっている「大貫」へ。
ところが店は暖簾が下ろされ、ショーケースは空に・・・。へ、閉店している。これはショック!
仕方が無いので「あつみ」へ行ってみるも、30分待ちというので「八百徳」本店へ。
いきなり波瀾の幕開けだったけれど、ようやく美味しい鰻にありつく。
CHABOのTシャツを着ていたら、店を出るとき店員さんに「今夜窓枠ですか?」と訊かれる。
なんだか嬉しい出来事。窓枠でライブをやった時、HARRYもこの店に食べにきたらしい。
パラパラと降っていた雨があがったので、ブラブラと歩いて中古盤屋「Sky Children Records」へ。
相変わらずものすごい量のレコードが、店内に溢れかえっている。お客さんもたくさん居てイイ感じ。
それからどこへ行くともなく、浜松の街を散策する。こういう雰囲気の街並み、好きだなぁ~。
ちょっと歩き疲れたので、今夜泊まる「ホテルクラウンパレス浜松」へチェックイン。
駅正面の好立地、14階建の豪華な雰囲気にたじろぐ。こんなところに5000円台で泊まれるとは・・・。
しばらく部屋で休んだあと、16時半過ぎに出かける。
会場の窓枠はホテルから歩いて5分程度の距離。お客さんは既にたくさん集まっている。
予定通り17時に開場して、入場整理番号A99で入場。ステージ下手のブロック三列目に陣取る。
ソールドアウトということもあり、フロアにギッシリと並べられた椅子はあっという間に埋まる。
予定通り17時30分ちょうどに開演。
SE「浪路はるかに」が流れる中、JAH-RAH、早川さん、CHABO、公平の順番でステージに登場。
CHABOは黒縁のメガネをかけている。CHABOの黒縁メガネ、このところ定番となりつつあるな。
演奏は「マニフェスト」からスタート。そしてそのまま「ミッドナイト・ブギ」へと続く。
オープニングの二曲でものすごい衝撃。鳥肌が立ちまくり、グイグイと演奏に惹き込まれる。
昨年2017年の“麗蘭”、10月六本木の“麗蘭”とも違った印象。一言で言うと「進化している」。
“Soulmates”“Joy-Pops”“ソウルフラワー・ユニオン”で今年一年それぞれがやってきた事を、
ギュッと凝縮して各自が持ち寄り、この“麗蘭”のステージでぶつけ合っている感じ。
挨拶をはさんで「Hey Hey It's Allright」。間奏でCHABOが「お正月」のフレーズをつま弾く。
ここでメンバー紹介。JAH-RAHは人身事故で電車が遅れて、危うく来られなくなるところだったそうな。
ミディアムテンポのナンバー「夜風」を演奏したあと、公平ヴォーカルで「明日は明日の風が吹く」。
「浜松~うなぎパイ!」と言うCHABOに、「“夜のおかし”ってありましたよね」と言う公平が可笑しい。
「安らぎCafe」に続いて「清掃の唄」。話題は自然と「誰の部屋が綺麗で、誰の部屋が汚いか?」という話に。
「公平の部屋は綺麗だろう」というCHABOに、「使ったモノは元に戻す」と言い返す公平・・・さすがだな。
Johnny Winterに捧げる「Go Johnny Go」に続いて、今年亡くなったOtis Rushに捧げる曲。
「All Your Love」をインストで演奏してから、「Violent Love」を独自の訳詞で披露。
ここでこの季節には欠かせないクリスマス・ソング。まずはおまけで「Santa Claus Is Coming To Town」。
「全員に注目してくれ!」というCHABO。なるほど、早川さんがヴォーカルをとるというサプライズ。
そして「今回みんなで作ってきた」という紹介で、「12小節のMerry Christmas~♪」と唄うクリスマス・ソング。
“Bob & Earl”のカバー「Harlem Shuffle」をお客さんとのコール&レスポンスを交えて演奏したあと、
アコースティック・セットで公平ヴォーカルの「スペードのクイーン」と、幻想的なナンバー「サフラン」。
早川さんはこれまでインレイ入りとレギュラーのIbanezを使っていたけど、ここではアップライトベースをプレイ。
ここで2018年版の「Yes We Can」。メチャメチャFunkyでGroovin'で、ある意味最も“麗蘭”らしいナンバー。
CHABOは「20xx年型麗蘭」とよく言うけど、まさにそんな感じ。極端に言うと、毎年違うバンドを聴いている印象。
だから何度でも聴きたくなる。12月と1月しか活動しない、一年の終わりと始まりというタイミングがまたイイ。
「ゆく歳 くる歳」に続いて「Blue Blue」。ここで早川さんがアップライトを弾いたのは、ちょっとビックリだった。
そして「ミュージック」が始まると、それまで座っていたお客さんが一斉にスタンディング。
この曲のなんとも言えないタッチ、無我夢中になってそのサウンドに身を委ねる。
これで終わりかと思いきや、本編最後は「今夜R&Bを...」。今夜は片山さんに捧げられた。
最後にCHABOが言った「バカヤロー! 片山広明」という言葉が印象的だった。
アンコール、ツアーTシャツに着替えて、メンバーが再びステージに登場。
公平がヴォーカルをとって「GIBSON」。“麗蘭”25周年を記念して、公平がCHABOに捧げたナンバー。
総立ちで盛りあがるお客さん。そんな中、ミディアムテンポの「陽気にやろうぜ」をプレイ。
CHABOはここでひとまずお客さんを座らせて「紅 く・れ・な・い」。その歌詞が心に突き刺さる。
ラストナンバーは「Get Back」。お客さんみんな総立ちになって、コブシを振り上げて応える。
John Lennonの「Happy Christmas」が流れる中、20時05分過ぎにライブは終了。
ライブ終了後、友達と一緒に「八丁蔵」という店で打ち上げ。
浜松餃子とおでんをつまみに、生ビールで喉を潤す。
けれどもみんなは新幹線で帰ると言うので、40分ほどの短時間呑み。
だけどいろいろな事が話せて、いつも通りに楽しかったよ。
みんなを駅へ見送ったあと、「たんと」という店でひとり二次会。
ここでも浜松餃子を注文。けっきょく10個も食べてしまった。
「出世城」という地酒もいただいて最高に気分が良かったけど、23時過ぎにはおひらき。
ホテルに戻ってからちょっとだけ呑み直して就寝。
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