« 年末京都ツアー<Day-2> | トップページ | 年末京都ツアー<Day-3> »

2018年12月29日 (土)

麗蘭「「Sweet Soul」磔磔 Vol.26」京都・磔磔<Day-1>

16時ごろ再び出かける。今夜は磔磔へ、麗蘭「「Sweet Soul」磔磔 Vol.26」を観に行く。
年末恒例の麗蘭・磔磔、今年は20日からのミニツアーを経ての2days開催。
荷物をクロークに預けて開場を待っていると、パラパラと雨が降り出す。
16時15分に開場して、整理番号A45で入場。今回はかなりイイ番号。
ステージ下手側、CHABO前三列目あたりに陣取る。申し分の無い好ポジション。

予定通り17時ちょうど開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、二階から階段を降りてメンバーがステージに登場。
CHABOは浜松と同じく、メガネをかけている。度は入っていないように見えるけど如何に?
オープニングは、インストからの今年のタイトルナンバー「Sweet Soul」。ミディアムテンポのソウルナンバー。
それから「Good Times Roll」「年末SONG」と、ノリのいいナンバーが続いていく。
あまりの盛りあがりぶりに、「一年の鬱憤を晴らそうとしているな!」とCHABO。
「安らぎCafe」でちょっとクールダウンしてから、公平ヴォーカルで「明日は明日の風が吹く」。
公平は何本かのSGとセミアコを巧みに使い分けていく。磔磔の音はやはり特別なものがある。
ライブでたまにクラッとくる瞬間があるんだけど、今夜は公平のSGで何度かクラッときた。
クラッとくるのはヴォーカルが多いのに、ギターでクラッときたのは久しぶりだ。
続いて、「クリスマスは過ぎたけど、悔しそうな顔をしているから特別に」ということで「赤鼻のトナカイ」。
これまで同様、早川さんのヴォーカル入り。「唄うとメガネが曇っちゃう」と言う早川さん。
9月の「なにわブルースフェスティバル」で演奏した「スウィート・ホーム大阪」をはさんで「清掃の唄」。
「公平は絶対に部屋が綺麗だろう」と言うCHABOに、「使った物は元に戻せばいいんです」と返す公平。
それからOtis Rushのカバー「All Your Love」に続いて、書き下ろしの「Violent Love」を今は亡きOtisに捧げる。

今夜はツアーとはまったく別物という感じのセットリスト。後半は怒濤の新曲ラッシュ。
「タイトルは『ハウハウ』でいいや」と言って始まったのは、どっぷりと深いブルース。
「リズム&ブルース・ケセラセラ」は、「イメージはもちろんメンフィス」と唄われるミディアムテンポのナンバー。
サビはお客さんも一緒になってシンギング。それを見て「簡単な曲っていうことかな?」と言うCHABO。
「Donna」はビートルズの「Anna」にインスパイアされて書いた曲。雰囲気はビートルズそのもの。
公平と早川さんのコーラスが、めちゃめちゃリバプールしてる。エンディングではもちろんビートルズお辞儀。
公平ヴォーカルの「スペードのクイーン」をはさんで、
「ゆく歳 くる歳」「Blue Blue」とノリの良いナンバーが続く。
ここでちょっとシリアスなタッチとなり「紅 く・れ・な・い」。真っ赤なライトがステージを幻想的に包み込む。
そして再び新曲の「坂道」。軽快なタッチのナンバーだけど、CHABOと公平のギターの掛け合いがイカす。
まるで坂道を上り下りするかのように、コードがめまぐるしく上下に展開していく。
本編最後は「今夜R&Bを...」。やはり磔磔で聴くこの曲は格別。壁に掛けられた看板に照明が当たる。
磔磔の看板を最初に描いたのは近藤房之助とのこと。そんな歴史があったとは知らなかった。
今夜の早川さんはMC-924とアップライトを使い分けていたけど、この曲だけFenderのプレシジョンをプレイ。
エンディングでCHABOは石田長生・山口冨士夫・桑名正博の名前を挙げたあと、あの人の名前を呼ぶ。
「今回この曲は大事な友人に捧げた。日本のリズム&ブルースのホーンセクションの走りだと思います。
早川の盟友、片山! バカヤロー!」と言うCHABOに、グッと涙をこらえる早川さんの姿がたまらない。

アンコールに突入し、ツアーTシャツに着替えたメンバーが再びステージに登場。
CHABOは何故か扇子を手にしている。なんでもJAH-RAHの友達が作った扇子をもらったとのこと。
演奏は公平ヴォーカルの新曲「ロックとロール」でスタート。
ファンなら当然STONESの「JJF」と「SFM」を思い出す。
公平がこういう感じのロックナンバーを唄うのは意外だけれど、ものすごくカッコいい。
HARRYは「ロールしねぇ~ロックしても~♪」と唄うところ、
公平は「ロックとロール」と並列になっているところがミソ。
続いてLucinda Williamsのカバー「Are You Alright」。今年一年に思いを馳せながら、じっくりと聴き入る。
「宴会だ!宴会!」とCHABOは言い、ミディアムテンポの「陽気にやろうぜ」をみんなでシンギング。
そして「Get Back」で大いに盛りあがったあと、年末の磔磔でしか聴けないナンバー「Hello Good-Bye」。
公平が12弦のストラトキャスターで奏でるイントロが、一年の終わりを感じさせて思わずグッとくる。
あとはメンバー紹介を残すのみかと思いきや、救いの神様「ミュージック」が始まる。
本編で「Get Back」「ミュージック」を演らなかったので、どちらか外されてしまうのでは?と思ったけど、
アンコールで両方とも演ってくれたので良かった。やはりこの二曲を聴かないことには終われない。
あと「YES WE CAN」が外されたのは意外。今年はあまりにも大変な事が多かったからかな?
そして「タクシーがまだ来ていない」ということで、最後にメンバー紹介を兼ねて「ミステリー」。
天井に飾られたイルミネーションがほんのりと光って、なんとも言えないイイ雰囲気。
SE「What A Wonderful World」が流れて、19時55分ごろライブはすべて終了。

ライブ終了後、いつものように「あんじ」で打ち上げ。
年末だからメチャメチャ混んでいたけれど、気持ちよく呑むことが出来た。幹事さんに感謝だな。
あまりにも楽しくて、調子に乗って日本酒を飲み過ぎてしまった。。。
2時ごろおひらきにして、ホテルに戻る。

|

« 年末京都ツアー<Day-2> | トップページ | 年末京都ツアー<Day-3> »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 年末京都ツアー<Day-2> | トップページ | 年末京都ツアー<Day-3> »