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2019年1月30日 (水)

梅津和時+三宅伸治「梅津和時&三宅伸治 DUO LIVE」国立 NO TRUNKS

今日は国立 NO TRUNKSへ、「梅津和時&三宅伸治 DUO LIVE」を観に行く。
毎年この時期に行われるこのライブ、個人的には三回目の参加。
国立へ行く機会はあまりないので、15時過ぎに仕事を終わらせて中央線に乗り込む。
国立駅へ到着したのは17時ちょっと前。なんだかんだでやっぱり時間がかかるな。
せっかくなのであたりを散策。清志郎ロードと多摩蘭坂を巡っているうちに、あっという間に1時間経過。
そして18時半ごろ会場へ。階段へまわると既に開場待ちの列。それでもまずまずの順番。
予定通り19時30分開場。狙い通りステージ下手、壁際の席に座る。ここは好きなポジション。
今日のライブは限定40名。こじんまりとした店内は、あっという間にお客さんでイッパイになる。

20時ちょうどに開演。ステージ上手に梅津さん、ステージ下手に伸ちゃんがスタンバイ。
オープニングは「The Midnight Special」、続いて「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa(Sad Song)」とソウルフルな選曲。
「国立ということで、清志郎さんの唄をたくさん演りたい」と伸ちゃんは言い、まずは「Baby#1」。
伸ちゃんが弾くデューセンバーグに合わせて、梅津さんがサックスやフルートを重ねていく。
梅津さんは何故か伸ちゃんを「三宅さん」と呼び、「今日はずっとこれで行こうかと思う」とにこやかに笑う。
それから梅津さんヴォーカルで「春の嵐」。梅津さんの唄はいつ聴いても心にグッとくる。
ひたむきさが自然と浮き出てきている感じ。
続いて初期のRCのナンバーから、「寝床の中で」「国立市中区3-1(返事をおくれよ)」。
「寝床の中で」を演奏するとはちょっと驚き! この曲をナマで聴けるとは思わなかったな。
第1部の最後は「2時間35分」をぶっ飛ばして、20時45分ごろ終了。

休憩をはさんで、21時ごろ再び二人がステージへ。というより、いつの間にかステージに居た(笑)。
まずは「明日なき世界」。梅津さんはフルートを吹きまくり、伸ちゃんはこの曲だけテレキャスをプレイ。
「愛と平和」をみんなで合唱したあと、清志郎と梅津さんが一緒に作ったという未発表ナンバー「愛」。
梅津さんによると「DANGER」のレコーディングのときに作ったとのこと。そんなに古い曲とは知らなかった。
伸ちゃんが梅津さんに「国立の話を・・・」と振ると、駅前の「ダンキンドーナツ」にたむろしていた時の話を。
梅津さんと清志郎が店に居る時間は違ったけど、店員さんを「たらこくちびる」と呼ぶことは共通していたらしい。
「私が唄っていいのでしょうか?」と言いつつ、梅津さんは「多摩蘭坂」を唄う。いいんですよ~梅津さん。
「いい事ばかりはありゃしない」では梅津さんが「片山ー!」と叫んで、渾身のサックスソロ。
片山さんのぶっといサウンドが蘇るような梅津さんのサックス。たまらなく良かった。
続いて「REMEMBER YOU」から、リズムボックスをバックに「シュー」でぶっ飛ばしタイムに突入。
お客さんも徐々にスタンディングになっていき、最後は「JUMP」で盛りあがってフィナーレ。

アンコール、梅津さんは盟友・片山広明のことを話し始める。
「昨年の8月にココで一緒にDUBを演った。だんだん居ないのがわかってきたような気がする」と言い、
片山さんが好きだったというRoland Kirkの「Lady's Blues」をプレイ。
インストのナンバー、サックスがむせび泣く。
続いてLeonard Cohenのナンバー「Hallelujah」。夢野カブが書いたという歌詞が泣ける。
しんみりとした雰囲気になってしまったけれど、
「最後はぶっ飛ばして行こう」ということで「雨あがりの夜空に」。
いつもは清志郎に捧げられるこのライブ、今年は片山さんにも捧げられた一夜であった。
最後にお店のマスターからの挨拶をはさんで、22時10分ごろライブは終了。

せっかくなのでどこかへ寄っていきたいところだけど、ここは国立・・・やっぱり遠い~。
というわけで中央線で新宿駅まで出て、京王新線に乗り換えて初台へ戻る。
駅前の「陳麻家」で軽く打ち上げして、1時前に帰宅。

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