麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」Billboard LIVE TOKYO
今日はBillboard LIVE TOKYOへ、麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」を観に行く。
先週の大阪に続いて、今日は東京。「Sweet Soul」ツアーの最終日ということになる。
今回はメンバーズシートなので、ゆっくりと16時過ぎに会場入り。
メンバーズシート19bはお気に入りのポジション。何気にCHABO前、前から三列目。
1st stageは予定通り16時30分開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、ステージ下手の楽屋からメンバーがステージに登場。
Arthur Conley「Sweet Soul Music」のワンフレーズを演奏してから、
「R&B~ケ・セラ・セラ」でライブはスタート。
とてもホットなリズム&ブルース。大阪ではコール&レスポンスがあったけど、今日は無くてあっさりした感じ。
続く「Good Times Roll」では、公平のギターソロから始まり、CHABO、早川さん、JAH-RAHの順でソロまわし。
この曲は大阪と同じく終盤でコール&レスポンス。「ヘーイヘイヤ~! 関東へいや~!」と叫ぶCHABO。
去年は公平がインフルエンザになったという話・・・あのときはビックリしたけど、今となっては懐かしい。
メンバー紹介をはさんで、ゆったりとしたテンポで「安らぎCafe」。ツインギターのアンサンブルが心地良く響く。
CHABOが「今日は新年会という感じで・・・」と言うと、公平は「あけましておめでとう」とかぶせる。
公平ヴォーカル曲は「明日は明日の風が吹く」。公平ヴォーカルではもちろん公平を中心に観るのだけど、
今夜はCHABOがテレキャスを弾きながらKeithばりのアクションをキメまくるので目が離せない。
興奮したCHABOは公平を「ツッチー」と呼び、早川さんを「ハッチー」、JAH-RAHを「ジャッチー」、
自分の事を「チャッチー」と言い出す。なんだかハイテンションなCHABO、自ら「妙に明るいね」と。。。
どの曲かは忘れてしまったけど、サムピックをポロリと落とすハプニングも。
ここで再び新曲の「Donna(ドンナ)」。「練習かたがた演らせてくれよ」と言いつつ、ゴキゲンな演奏。
公平と早川さんのコーラスがめちゃめちゃリバプールしていて、とっても素敵だった。
大阪ならではの選曲と思っていた「スウィート・ホーム大阪」、「評判が良かった」ということで東京でも。
CHABOの関西弁もイイけど、二人のギターのねっとりとしたからみがものすごくカッコいい。
「ファニー・カンパニーはRCと何回か一緒に演った。桑名くんが気を遣ってくれた」と話すCHABO。
続いて、どっぷりと重たいブルースの新曲「ハウ・ハウ」。これぞ“麗蘭”の真骨頂という感じのナンバー。
今年の干支にちなんだ新曲「イノシシ」は、大阪では無かった「イノシシ!」という掛け声からスタート。
そして「RAMONESみたいに速いのも出来る」ということで、アッパーな新曲「SAKAMICHI」。
「赤坂、乃木坂、鳥居坂」という歌詞を織り込んでくるあたりは、まさに東京仕様という感じ。
そして本編最後は「ミュージック」。それまで座っていたお客さんも総立ちになってフィナーレ。
アンコール、ステージ下手の階段から登場するメンバー。
CHABOはちょっとだけボケをかまして、客席からステージのメンバーに向かって手を振る。
アンコールはSam Cookeを真似したという「陽気にやろうぜ」からスタート。
サビをお客さんと一緒になって合唱。大阪ではスタンディングだったけど、お客さんは座ったまま。
スタンド席(デラックスシート)を指差して「良い席の方々~宝石ジャラジャラ!」と言うCHABOが可笑しい。
ここで再び公平ヴォーカル、新曲の「ロックとロール」。ストーンズを彷彿とさせるナンバー、とてもカッコいい。
ラストは「年始SONG」。終盤のコール&レスポンスでは「王!長嶋!」も飛び出す。
最後は「Don't Let Me Down~!」と、CHABOが叫んでフィナーレ。
いつものようにSE「Don't Worry 'Bout A Thing」が流れて、17時50分ごろ1st stageは終了。
いったん会場を出て、2nd stageが始まるまでミッドタウン内を散策。
今回はDXシートカウンターにしたので、19時過ぎに会場入り。DL9はCHABO正面の特等席。
上から見下ろす形で“麗蘭”が観られるなんて、こいつはかなり贅沢な気分。
2nd stageは19時30分開演。
セットリストは1st stageと同じ。ツアー最終公演でもあるから、サプライズを期待したのだけれどナシ。
大阪とも一曲も変わらず、磔磔のコンパクト版といった感じ。まさに「新曲中心!」の攻めたセットリスト。
大阪と東京ではお客さんのノリが全然違うし、もちろん来ているお客さんも各ステージで異なる。
その中でブレずに演奏するところと、その場の雰囲気に合わせて変えてくるところがあるのはさすがだ。
今日は、1stは時間の制約があるから若干バタバタした印象だったけど、2ndはいつも通りのステージ。
「こういうときは2nd stageに限る!」というCHABOの言葉も、あながち冗談ではないかも。
大阪と東京の4ステージの中では、個人的には大阪のが良かったかな。東京はやはりちょっと硬い。
公平はギターをいろいろと持ち替えて使う事によって、曲に変化をつけるところがスゴイと思う。
もちろんエフェクターも踏むけど、それ以上にギターの違いによる音色やトーンが曲にピタリと合ってる。
そういう意味ではCHABOもテレキャスだけでなく、ストラトやレスポールも弾いて欲しいところ。
私は普段どうしてもCHABO側なるべく前に座るので、どうしてもCHABOのギターが大きく聞こえる。
それはそれで良いのだけど、公平のギターチェンジによる音の違いがわかりにくい。
その点、DXシートカウンターは音のバランスが良くて、これ以上ないポジショニングだと思う。
早川さんは大阪の1stと2nd stage、東京の2nd stageでは4曲ほどプレシジョン・ベースをプレイ。
これは珍しい!と思ったけど、東京の1st stageでは全てMC924。この使い分けは何だったんだろう?
気がつくと定番ソング(スタジオアルバム収録曲)は「ミュージック」だけで、
それ以外は新曲やツアー用のナンバー。
そう思うとなんかスゴイと思う。Billboard LIVEは、CHABOと公平にとってのラボみたいなものなのだろうか?
それにしても、ライブの途中で「大坂なおみ優勝!」のニュースを入れるというのは他にない。
意外とスポーツ好きなCHABO。稀勢の里の引退を残念がったり、「窓の外では庶民がスケートしてる」と言って、
「オレ上手いんだぞ~!」と滑るフリをするアーティストというのも他に居ないような気がする。
2nd stageのみArthur Conleyの「Sweet Soul Music」が追加で流れ、20時50分ごろライブは終了。
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