VA「清志郎スピリッツ VOL.II」渋谷La.mama
今日は在宅勤務。
ラジオの「すっぴん!」に梅津和時が出るというので、聴きながら仕事。
ダイヤモンド☆ユカイをヴォーカルに、RCナンバーをセッション。とっても素敵な演奏に心が動く。
だけど意外に作業がはかどってしまった。音楽にはそういう効果があるのかな?
ご褒美にランチは代々木八幡の「丸屋」へ。親子南ばんが美味しかった。
16時半過ぎに仕事を切り上げて、17時半ごろ出かける。
今日は渋谷La.mamaへ、「清志郎スピリッツ VOL.II」を観に行く。
「清志郎スピリッツ」は、元NHKプロデューサー湊剛氏がプレゼンターを務めるライブイベント。
二回目の今回、友達のバンド“Girl C サクセション”が出演するというので観に行くことにした。
開場時間の18時30分に合わせて会場へ。会場の前には見慣れた顔ぶれが揃っている。
予定通り開場して、整理番号A002で入場。ステージ下手の最前列に座る。
La.mamaへ来るのは久しぶり。あまりにも時間が経ちすぎて、まったく記憶に残っていない。
自分もステージに立ったことがあるはずなのだけど・・・人間の記憶って、あまりにも曖昧。
予定より遅れて、19時05分ごろ開演。
湊さんに呼び込まれて、まずはtamamixがステージに登場。
tamamixは女性ウクレレシンガー。今夜はアコースティックギターとウッドベースを従えての演奏。
ウクレレの優しい音色とほんわかとした唄声が、なんとも心地よく耳に響いてくる。
オリジナルナンバーに加えて、スウィングJAZZ風アレンジの「楽しい夕に」、
独自な解釈での「いい事ばかりはありゃしない」と、RCナンバーを織り交ぜていく。
曲に対するリスペクトは失わず、自由自在にアレンジして演奏しているところがイイ。
最後に演奏された「夜の散歩をしないかね」は、とっても心に染みた。
約35分のステージ、19時40分ごろ終了。
続いて19時45分過ぎから、お待ちかねの“Girl C サクセション”のステージ。
ベースのミユリンコ・ワッショーがイントロを弾き出すと、
ヴォーカルのヤッチ郎がステージに飛び出してくる。
オープニングはもちろん「よォーこそ!」。身体に染みついてるこの流れ、観ているだけでドキドキする。
ドラムの新井田パフ造がゴキゲンなビートを叩き出し、ギターのチャボミンがテレキャスをかき鳴らす。
キャサリン2号“C2”はサックス・クラリネット・キーボードを駆使して、多彩な音色で彩りを添えていく。
キラーチューンの「トランジスタ・ラジオ」に続いて、「スローバラード」ではC2のサックスがむせび泣く。
まさにRCサクセションが聴こえてきた!という感じの「激しい雨」に続いて、最後は「JUMP」でフィナーレ。
たかがコピーバンドと侮るなかれ。清志郎の魂をビシビシと感じる熱い演奏。
30分弱の短い演奏時間。もっともっと観たいと思うステージであった。
そして20時30分ごろから、本日のメインアクト佐藤タイジの演奏が始まる。
ステージには三本のアコースティックギター、椅子に座って弾き語りと思いきやちょっと様子が違う。
サンプラーディレイを駆使して、コードカッティングをバックにフレーズを奏でる。
始まったのはYMOの「Behind The Mask」。これにはかなりビックリ! インパクト大きい。
基本的にはそのスタイルで演奏は続き、オリジナル歌詞を織り込んだ「Love Me Tender」、
魂のこもった唄が圧倒的だった「スローバラード」、そしてオリジナルナンバーを唄っていく。
自分でも言っていたけど、佐藤タイジはギタリストなんだなぁ~と実感するプレイ。
そしてタイジの「CHABOは妖精」という言葉に、妙に納得してしまうのであった。
最後はキラーチューンの「ありったけの愛」を唄って、大盛りあがりのうちに終了。
アンコールは出演者全員がステージに登場してセッション。曲はもちろん「雨あがりの夜空に」。
タイジ の「オーケー!チャボミン!」の掛け声に合わせて、チャボミンがあのフレーズを弾き出す。
そこからはいつも通りコブシを振り上げての大合唱。ホントにゴキゲンなナンバーだぜ!
こうして21時45分ごろ、本日のライブはすべて終了。
今日は午前中「すっぴん!」を聴いて、夜は「清志郎スピリッツ」を観て、清志郎の魂に触れた一日。
不在とか喪失感とか、そうじゃない前向きな何かを感じた。
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