VA「毎年恒例!1月2日に新宿ロフトでやってやる! 仲野茂 生誕59周年!!」新宿LOFT
今日は新宿LOFTへ、「毎年恒例!1月2日に新宿ロフトでやってやる! 仲野茂 生誕59周年!!」を観に行く。
2019年のライブはじめ。このところ新年一発目のライブは、これが恒例となっている。
整理番号は18番だけど、今日はライブというより新年会という感じなので、開場時間の14時30分はスルー。
開演時間の15時ちょっと前に会場入り。今年もお客さんはほどよい入りで、テーブルが出ている。
例年通り2ドリンク煮込み付き。というわけで、早速ビールと北千住「加賀屋」の煮込みを堪能する。
15時をちょっと過ぎたころ開演。羽織袴姿のシゲルと“G.D.FLICKERS”のDEBUがステージに登場。
まずは新年の挨拶から今年の予定をいくつか。そして乾杯! 新年と誕生日とダブルでおめでとう!
そしてトップバッターの“ザ・ファスト”の演奏が始まる。モヒカン頭のドラム、リーゼント頭のベース、
長髪グラサンのギター、指揮者風の男・・・どんな音を出すのかと思いきや、始まったのは中条きよしの「うそ」。
なんとも味のあるヴォーカルで、「舟唄」「星降る街角」と往年の演歌を聴かせる。
2019年最初に観るバンドが演歌とは! なかなかおもしろい一年になりそうだ。
15分ほどの演奏時間だったけど、とっても楽しかった。
15時35分ごろから、二番手の“ジギジギボーイズ”。
ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルという四人編成。かなり若いバンドなのかな?
ヴォーカルのちょっとイっちゃった雰囲気がおもしろいけど、なんとなくどこかで観たような気も。
ヴォーカル以外はルックスがRAMONESという感じ。特にひょろっとしたギターがカッコよかった。
こちらも15分ちょっとの演奏時間。この先が楽しみなバンドだ。
16時10分過ぎから、三番手の“THE TOKYO”。
このバンドは去年も出演していた、古いタイプのロックンロールを演奏するバンド。
ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカルという編成。メンバー全員おそろいのスカジャンを着ている。
あいかわらず熱いステージ。とりわけヴォーカルの熱さが、バンドをグイグイと引っ張っていく。
テレキャスの兄貴が指弾きで、激しいコードストロークをガンガン決めているところがすごいと思った。
約30分の演奏、じっくりと堪能。
16時55分から大木温之。音出しからダラダラと始まるところはいつも通り。
例年はアコースティックギターの弾き語りだったけど、今夜はスリーピースバンドでの演奏。
“Theピーズ”ではベースを弾いているハルが、ギターをかき鳴らしながら唄う。
飄々とした感じはあいかわらずだけど、なんとも言えない魅力がある。
「赤羽ドリーミン」「実験4号」「シニタイヤツハシネ」といった“Theピーズ”ナンバーを演奏して、
約30分で終了。
17時40分から“マサヨ&コバンバンド”のステージ。
“ロリータ18号”の活動に一段落つけた石坂マサヨが、Drums:小林高夫、Bass:岡本雅彦、
Guitar:クモンを従えての登場。マサヨは心機一転で金髪の坊主頭になっていたのにはビックリ。
「みなさんが知ってる曲しか演りませんので」という言葉通り、「団地のオバサン」「デイドリーム・ビリーバー」
「おそうじオバチャン」「赤いスイートピー」と、オールジャンルのスタンダードナンバーを披露。
「この人って音楽が好きなんだなぁ~」というのがよくわかる選曲。そういう人って信頼出来る。
最後にシゲルと三代目魚武濱田成夫が加わって、何やら聴いたことがある曲・・・中島みゆきの「ファイト」だ。
かなりロッキンなアレンジだけど、とてもカッコよかった。25分ほどの演奏時間。
続いて18時10分過ぎから“木暮"shake"武彦バンド”の演奏が始まる。
Drums:小林高夫、Bass:岡本雅彦、Guitar:内藤幸也、
Guitar:木暮"shake"武彦、Vocal:仲野 茂というメンツ。
真近でshakeを観る機会はあまりないので、ステージ上手のガードフェンスにかぶりつく。
Neil Youngの「Like A Hurricane」から始まり、“村八分”の「水たまり」、
シゲルとシャケが住んでいる上九一色村の風景を唄った「ホタル」。
昨年までとまったく同じセットリストだけど、このメンツの演奏を観られるだけでありがたい。
shakeはあいかわらずカッコいい。スライドギターを弾きまくる姿は、神懸かって見えた。
ラストは「Knockin' on Heaven's Door」。「だけど明日、死ぬかもしれないんだぜ」という歌詞が身に染みた。
およそ30分ほどの演奏時間、だけどとても素敵なステージであった。
19時から“The FUCK GETS”のステージ。
初めて観るバンド・・・というよりギター二人のユニット。登場するやいなや、二人揃ってポーズを決めてみせる。
「な、なんだこいつら?」と思っているうちに、なんとなくその世界に引き込まれている事に気づく。
ギター二人の演奏なのにとてもFunky、だけど唄はなんとなく“ゆず”を思い出す。
しまいにはシゲルも加わって、「FUCK!」「GETS!」の掛け声にあわせてジャンプさせられたりしていた。
なんだかよくわからなかったけど、とっても楽しい35分間であった。
そして19時50分ごろ、三代目魚武濱田成夫がステージに登場。
詩の朗読のパフォーマンス・・・の前に、延々と自分語りが続く。この人もあいかわらずだな。
ひと通り話し終わると、自分の詩集を読みあげるパフォーマンス。「俺が」「オレは」の連続。
その圧倒的な俺様感覚にちょっと引くところもあるけど、これぐらいがちょうどイイのかもしれない。
朗読に合わせて一緒に声を出していると、なんとなく勇気づけられるような気がした40分間。
20時40分過ぎ、いよいよ本日のメイン。
まずは“LTD EXHAUST”、Drums:坂詰克彦、Bass:よーかい、Guitar:越川和磨、Guitar:佐々木亮介、
Vocal:仲野 茂がステージに登場。全員もちろんナッパ服に身を固めている。
「東京 イズ バーニング」から始まり、「心の銃」「団地のオバサン」と初期“アナーキー”ナンバーを繰り出す。
今日はなんとなく思いつきで、開演前に場所取りをせずに後方から徐々に前に出て行った。
そのため最終的には真正面二列目で堪能。おかげでシゲル汁をいっぱい浴びることになったけど。
「あぶらむし」に続いて「屋根の下の犬」。後期ナンバーの選曲は、“Ⅰ”では珍しいかも?
「ジョニー・B・グッド」「ノット・サティスファイド」の二連発で盛りあがって“LTD EXHAUST”の演奏は終了。
ここで“LTD EXHAUSTⅡ”のメンバーに入れ替え。Drums:茂木左、Bass:西田代洋海、Guitar:丸山康太、
Guitar:越川和磨、Vocal:仲野 茂。こちらも全員がナッパ服を着込んでいる。
「READY STEADY GO」「叫んでやるぜ」といった“アナーキー”ナンバーから“LTD EXHAUST”のオリジナル、
加川 良のカバー「教訓Ⅰ」とバリエーションに富んだ演奏を繰り広げていく。
熱くなるステージと対照的にギターの丸山が無表情なのと、茂木の変態的なドラミングが印象的。
最後は「3・3・3」「缶詰」「ホワイト・ライオット」の三連発で燃え上がってフィナーレ。
アンコールを期待したけど、そのまま21時30分過ぎに終了。
新年初ライブのあとは新年初呑み。「夢やぐら」でいつものように呑む。
今年も元気で呑むことが出来ますように!という願いを込めて、ちょっとだけ多めに呑んだ。
シメは「もうやんカレー」にしようと思ったのに、残念ながら既に閉店していた。
それではということで、花園神社へ初詣。この時間だとそれほど並んでいなくて良かった。
けっきょくシメは「品川製麺」で豚骨ラーメン。それでも結構美味しくて満足。
2019年初づくしの今日、楽しく過ごして0時過ぎに帰宅。
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