仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #10」南青山 MANDALA
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #10」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第10弾。
指定席という事で、19時15分ごろ会場入り。座席番号は34番、ステージ下手のソファー席。
あまり座ったことが無い席だけど、ゆったりと聴くにはぴったりの好ポジション。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
開演予定時間の19時30分を少し過ぎたころ開演。
カーディガンを羽織ってグレーの毛糸の帽子をかぶり、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージへ。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒このシリーズ定番となっているオープニング曲。いきなり「ブルーマンデーだね」と勘違いするCHABO。
今夜は「最近はこんなの聴いてる」というのをラフな感じで紹介していくというのがテーマ。
M01. The Blue Is Allive And Well [Buddy Guy]
⇒グラミー賞の中継をテレビで観ていたのに、Bluesのコーナーがカットされていたのでムカついたという話。
M02. Happy Good Morning Blues [Bruce Cockburn]
⇒俺は一日中、音が無いと駄目なタイプ。これは最近、朝によく聴いているアルバム。
「ジャケットを無くしてしまったのでスクリーンに映せないかと思ったけど、
スタッフが・・・現代の方はそういうのなんて言うの? 調達? してくれた」と言うCHABO。
M03. Snowfalls In November [Julie Doiron]
⇒歌詞を朗読してからプレイ。盛りあがらないで終わるのが、ある意味魅力的で学びたいと思う。
M04. Farther On [Jackson Browne]
⇒ここからは「最近の行動」を話して、それにまつわる曲をかけていきたい。
まずは14日に共演したのんちゃんの話題。
のんちゃんはギターを弾くとき、本気でギターを弾こうとしている顔だった。
梅津さんが大ファンだけど、ライブがかぶって出演できず。古井戸時代のマネージャーIさんも大ファン。
楽屋へやって来て、Tom WaitsやJackson Browneとのツーショット写真を見せてくれた。
M05. You're Only Lonely [J.D. Souther]
⇒同年代の人がどういう歌詞を書くのか非常に興味がある。この曲をCHABOがかけるとは意外!
M06. Hallelujah [K.D. Lang]
⇒16日の“D.U.B.”とのライブの話から、片山さんの事を。片山さんが好きだったLeonard Cohenのナンバー。
⇒始まってからここで1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が出される。
今夜はお客さんにアメが配られていたけど、それは辻仁成からプレゼントされたものらしい。
M07. Reptite [Eric Clapton]
⇒CHABOのお兄さんはBulesハープを習っていたけど、これからはBluesギターを始めるそうだ。
「リタイアしたあと、良い過ごし方だよね。俺とセッションするのが夢らしい」と嬉しそうに話すCHABO。
M08. Band On The Run [Wings]
⇒23日に和田唱とライブをやるという話から、和田唱が好きなPaul McCartney“Wings”の曲を。
M09. What's Goin' On [Donny Hathaway]
⇒4月のライブに向けてCharの家へ打ち合わせに行っているけど、アイツは話が長くて困る。
そんなCharが好きだというDonny Hathaway。歌詞を朗読してからプレイ。
と思いきやスタッフがかけると思い込み、曲がかかるのを待つCHABO。「あ、俺がかけるんだ!」と苦笑。
M10. ひなまつり [古井戸]
⇒先日亡くなった橋本治さんの話。古井戸のアルバム「四季の詩」のジャケットは、橋本さんのデザイン。
対談集「ON THE ROCK」のページをめくりながら、橋本さんにまつわる思い出を話す。
M11. Love Me Darlin' [Howlin' Wolf]
⇒Muddy WatersとHowlin' Wolfを支えた三人のブルースマンを描いた映画「Sidemen」。
残念ながら観に行けなかったけど、DVDになったら是非観たい。
M12. Cry Me A River [Julie London]
⇒ご飯のときにかけている曲。それにしてはシブい選曲。時間が無くなってきたのでちょっとだけ。
M13. アトムの飛んだ空 [新谷祥子]
⇒4月にMANDALA開店25周年ライブで共演する新谷さんの曲。
一音を大切にしている人と演るのは刺激になる。
⇒ここでほぼ2時間が経過。店長から紅茶のおかわりが差し入れられる。
「MANDALAと言えばピーコック」ということで、CHABOはピーコックが老朽化で閉店してしまう話を。
ピーコックは40年通っているけど、一番の思い出は万引きGメンにマークされた事らしい。
M14. Angel [Jimi Hendrix]
⇒磔磔45周年に出演する麗蘭。公平にもらったというジミヘンのブートレック。
ミュージシャンがこんなのかけるのってどうなの?と言いつつ、家で一人で演奏しているような貴重音源。
日本語の訳詞をリーディング。これがまたすごく良かった。
⇒逝ってしまった友達が歩けなかったところを、自分なりに歩いてみたいと言うCHABO。
M15. Walk Out To Winter [Aztec Camera]
⇒とっても綺麗な唄。ライブを観て泣きそうになった。俺の冬の定番。歌詞を朗読してからプレイ。
ここでもスタッフがCDをかけてくれると思い込み、ひたすら待ち続けるCHABO。
EndingSE. SEASON [仲井戸麗市]
⇒店長さんから声をかけられ、本日のDJナイトはこれで打ち止め。
用意されていたギターを弾くこともなく、22時ちょうどに終了。
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