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2019年2月10日 (日)

有頂天「La.mama 2days~The end of H~」渋谷 La.mama

今日は渋谷 La.mamaへ、「有頂天 La.mama 2days~The end of H~」を観に行く。
前回のライブで突然発表されたLa.mama 2days、本日10日と24日の二日間に渡るライブ。
“有頂天”をLa.mamaで観られるとは思ってもいなかった・・・なんだか夢のよう。
だけどキャパ的にはどうなんだろう?というのもあり、期待と不安が入り交じった気持ち。
開場時間の18時に合わせて会場へ。予定通り開場して、整理番号A100番で入場。
フロアへ入ると予想通りの大混雑。ステージ正面はあきらめて、ステージ上手の四列目につける。
ここならフロア中央の柱が邪魔にならず、それなりに見えそうだ。まずまずのポジション。
開演時間が近づくに連れて、フロアはギッシリとお客さんで埋め尽くされる。

予定より遅れて、18時40分過ぎ開演。ステージ下手の花道を通って、メンバーがステージに登場。
ステージ上手からBass:クボブリュ、Keyborads:シウ、Drums:ジン、Guitar:コウという並び。
中央にはもちろんVocal:KERA。髪の毛はビシッとトロージャンに決めて、顎髭をたくわえている。
オープニングはアルバム「lost and found」から「ルール」。ちょっとばかり意表を突く幕開け。
けれども「ころころ虫」「キーマニア」とお馴染みのハードナンバーが続くと、フロアはグッと盛りあがりを見せる。
KERAは「こんなに超満員のLa.mamaで演るのは初めてです」と言い、La.mamaにまつわるエピソードを話す。
確か250名入っているのだっけ? あまり広くないフロアは、お客さんでパッツンパッツン。
だけど私のポジションからは、メンバー5人の顔がちょうど見えるので嬉しい。
「壺」「知恵の輪プレゼント」からの「みつけ鳥」では、KERAが花道を通ってフロア後方へ移動して唄い、
そのまま楽屋へはけてコウが「Not Depapture」を唄うという見事な展開。

ライブ中盤、Percussion:クラッシー、Trombone:湯浅佳代子、Sax:ハラナツコが加わって「世界は笑う」。
パーカッションやホーンが入った“有頂天”というのは珍しいけど、ものすごくGroovyでカッコいい。
立ち位置のせいかもしれないけど音がめちゃめちゃ良くて、特にクボブリュのJAZZベースが心地よく響く。
“有頂天”はテクノポップだと思っていたけど、復活後の“有頂天”は骨太のRockバンドという感じ。
そして聴いているうちに、なんだかとってもあったかい気持ちになってくるから不思議だ。
「カフカズ・ディック」を演奏したところでゲストは退場し、KERAは「人が多いと緊張するね」とポツリ。
「今日はいつもの8倍のエネルギーで演ってるんですよ」とKERAは言い、
「トーテムポール」「猫が歌う希望の歌」「2090年のクーデターテープ」と演奏したところで、
ほとんど演奏した記憶が無いという「いつもの軽い致命傷の朝」。
KERAはものすごくお客さんに気を遣ってくれているけど、それは今回の選曲にも表れているように感じた。
そして最後は「フューチュラ」で盛りあがって本編は終了。

アンコールに突入して、まずは「霊長類南へ」。
この曲はどうしてもハッカイが唄っているイメージがあるのだけど、毎回のようにコレを演る意図は如何に?
そしてそのまま続けてキラーチューンの「心の旅」を演奏して、ひとまずメンバーは退場。
二回目のアンコールとなり、KERA以外のメンバーは本日発売のロングTシャツに着替えて登場。
「バンドはいつまでもあるとは限らないものなんです」というKERAの言葉に妙に納得しつつ、
「千の病を持つ男」からの「Happy. Sleep」で20時35分ごろフィナーレ。

時間はまだ早いし明日も休みなので、どこかで呑んでいくことにする。
ところが日曜日ということで閉まっている店が多く、行きつけの店はどこも満席。
グルグルと巡回しているうちに、ようやく「鳥市」のカウンターに居場所を見つける。
いつも通り刺身と焼鳥をつまみに、ビール、チューハイ、にごり酒と呑み進めていく。
そしてくまたまを食べながら日本酒をキューッとやって、23時前にはおひらき。
深夜バスにならないうちに帰ることが出来た。

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