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2019年2月14日 (木)

仲井戸麗市「のんwithスーパーヒーローズ 野音リベンジ!!!」川崎 CLUB CITTA'

今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「のんwithスーパーヒーローズ 野音リベンジ!!!」を観に行く。
昨年の9月30日に日比谷野音で行われる予定だったこのイベント、台風接近で中止になってしまった。
ということで場所を川崎に移してのリベンジ、どんな展開になるのかとっても楽しみ。
16時過ぎに仕事を切り上げて、京浜東北線に乗って川崎駅へと向かう。
17時過ぎにひとまず会場へ行くと、既に長蛇の列。物販の先行販売が始まっているらしい。
時間調整を兼ねて、とりあえず列の最後尾に並ぶ。だけど列の進み方があまり芳しくない。
そんなことをしているうちに販売時間が終わり、そのまま開演待ちの列に変わるというので離脱。
久しぶりに川崎の街をブラブラしてみる。あいかわらずゴチャゴチャした雰囲気の街。
18時45分ごろ会場入り。今日の席は1階指定席E列3番、ステージ下手端の前から五列目。
フロア前方は指定席、後方はスタンディングという配置。お客さんはイッパイ入っている。

予定より遅れて、19時05分過ぎにスタート。
先攻は“のんシガレッツ”。RCの「ドカドカうるさいR&Rバンド」が流れる中、メンバーがステージに登場。
Drums:若森さちこ、Bass:岩崎なおみ、Guitar:ひぐちけい、Vocal&Guitar:のん という四人編成。
のんちゃんは「SUPER HEROES」という文字がパンキッシュにコラージュされた黄色いワンピースを着て、
赤のテレキャスをかき鳴らしながら唄う。ファニーヴォイスのヴォーカルで、個人的には好きなタイプ。
前半はアッパーチューンの連続で、お客さんはスタンディングになって盛りあがる。
のんちゃんファンはどんな感じかな?と思っていたけど、ふたを開けてみたらCHABOファンとほぼ同じ世代。
そんなこともあってか1980年代の香りをプンプン感じるサウンドで、とっても聴きやすい。
ベースとギターがものすごくブリブリで、知らない曲なのに思わず身体が動いてしまった。
「タイムマシンにおねがい」のギターソロ、あのフレーズを完璧に弾きこなしていたのにはちょっと感動。
思っていた以上に楽しくてハッピーなステージ、19時55分ごろ終了。

セットチェンジをはさんで、20時05分ごろ再開。
「またのんが出てきちゃってすいません」と言いながらのんちゃんが登場、CHABOをステージに呼び込む。
CHABOはいつも通りのスタイルで登場。のんちゃんとの出会ったときのエピソードを少しだけ話したあと、
アコースティックギターをかき鳴らしながらのんちゃんと一緒に「I LIKE YOU」を演奏。
CHABOは「いいだろう~ 聴いてたか? 忌野!」と言って、とっても嬉しそうに笑う。
そしてDrums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、Keyboards:細海魚、Sax:前田サラが加わり、
バンドでの演奏が始まる。まずは楽器チェックを兼ねて「CISSY STRUT」。これが何気にゴキゲン。
続いて「よォーこそ」から「上を向いて歩こう」と続く。イベントを意識したのか、わかりやすい選曲。
フロアの半分以上を埋め尽くしていたと思われるのんちゃんファンも、イイ感じに盛りあがってくれている。
CHABOも「すげぇーなぁ~今夜の客は。さすがのんちゃんのファンは質がイイ!」とつぶやく。
それからChuck Berryのカバーで「ROCK AND ROLL MUSIC」。CHABOのダックウォークも飛び出す。
CHABOは今夜のバンドを“CHABO SPECIAL BAND”と命名。だけど「残念ながら今夜解散です」と。
それはさておき、バンドはやっぱり強力なサウンド。早川さんのMC924はあいかわらずブリブリだし、
久々に聴くサラちゃんのサックスも唸ってる。カースケのスネアのタイミングは、個人的なツボで心地良く響く。

ここでCHABOはステージにのんちゃんを呼び込み、細海さんがアコーディオン、
早川さんがアップライトベースに持ち替え、アコースティックセットで「デイドリーム・ビリーバー」を演奏。
「今夜のキーワードは清志郎だね」とCHABOが言う通り、演奏のあちこちに清志郎の存在を感じる。
「聴いたか? 忌野」「絶対悔しがってるだろうな」「清志郎、喜んでるかな?」、CHABOの言葉に胸が熱くなる。
続いて矢野顕子がのんちゃんのために書き下ろした「わたしはベイベー」を、再びエレクトリックセットで。
のんちゃんの微妙な音程のブレが、なんとなくアッコちゃんぽく聞こえてくるのがおもしろい。
ここでのんちゃんは退場して、「ハイダウェイ」のメロディーに乗せてメンバー紹介とソロまわし。
早川さんのMC924はいつも以上に粒立ったサウンド。サラちゃんはステージ前方に出てきて吹きまくる。
清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」を演奏して、「歌は残るぜ。宝物だ!」と言うCHABO。
本編最後は「君が僕を知ってる」。ちょっと珍しいパターンだけど、今夜のイベントには合ってるかな。
ステージサイドで観ていたのんちゃんも飛び入りして、オリジナルキーで唄い切った。

アンコール、まずは“のんシガレッツ”がステージに登場。全員がイベントTシャツに着替えている。
「今日はちゃんとアンコール曲を用意してきたので」という紹介で、アッパーチューンの「ストレート街道」。
そして“CHABO SPECIAL BAND”のメンバーが合流。のんちゃんの掛け声とともに「雨あがりの夜空に」。
CHABOは帽子とシャツブラウスを着るのを忘れて、Tシャツ帽子ナシというレアなスタイルで演奏。
早川さんはこの曲だけ、インレイ入りのMC924を使用。なんだか久しぶりに観た気がする。
エンディングでCHABOは、“のんシガレッツ”のメンバーをひとりひとりハグ。
みんなとっても嬉しそうで、メンバーみんな「音楽が大好き」というのがものすごく伝わってきた。
ところでCHABOは、のんちゃんのバンドを“シガレッツ”と呼んでたけどイイのかな?
“のんシガレッツ”で「のん」が「ノンシュガー」のような否定的な意味合いを持つ、
ひねりが効いたイカしたバンド名だと思っていたんだけど・・・真相は如何に?
演奏が終わってバンドメンバーは全員退場し、ステージにはCHABOとのんちゃんが残る。
CHABOがアコースティックギターで「9月の素描」をつま弾き、のんちゃんが「Knock Knock」を朗読。
気がつけばとってもCHABOらしいエンディングで、21時25分ごろ終了。

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