仲井戸"CHABO"麗市×竹中直人「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA<Day-1>
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×竹中直人のライブを観に行く。
「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」、先週の土曜日からCHABOはほぼ出突っ張り。
今日と明日はこれまた久しぶりの竹中直人との共演、どのようなライブになるのか楽しみ。
開演時間は17時。いつものように表参道駅から会場へと向かい、開演時間の20分前ぐらいに会場入り。
本日の座席番号は85番、ステージ下手のスタンド席。ここもけっこう好きなポジション。
予定より遅れて、17時05分過ぎに開演。
このシリーズでは定番となっている“The Shadows”の「春がいっぱい」が流れる中、
黒とグレーの太いボーダーのカーディガンを羽織ったCHABOがステージに登場。
「びっくりするぐらい音楽を聴いてきているヤツ」という紹介で、竹中直人をステージに呼び込む。
竹中さんは派手な衣装と裏腹に、「恥ずかしい・・・別に唄うの好きじゃないんですよ」とかなりの謙遜モード。
ステージ中央の椅子に腰掛け、ハミングバードを弾きながら“古井戸”のナンバーを弾き語り。
「さなえちゃん」から始まって「窓の向こうは冬」。あいかわらずの美声、そしてギターも上手い。
とても緊張している感じだけど、お客さんのくしゃみに驚いて演奏を止めたところでリラックス出来たみたい。
そしてGuitar:田中 潤をステージに呼び込み、アコースティックギターデュオの演奏となる。
「ちどり足」「花言葉」「ポスターカラー」「love song」「あした引越します」と、“古井戸”ナンバーの連続。
予想通りと言えば予想通りだけど、期待を遙かに上まわる何かを感じることが出来た。
立ってギターを弾く田中さんと、椅子に腰掛けてギターを弾きながら唄う竹中さん。
“古井戸”ってこんな感じだったのかなぁ~と、なんだかとっても不思議な気分。
ここで竹中さんはギターを置き、田中さんがピアノを弾いて「コーヒーサイフォン」。
竹中さんもすっかり調子が出てきたようで、白ワインを呑みながら美しい唄声を聴かせる。
それでも「明日もまたあるんだよ。今日しっかりと反省して、明日またやるからね」と謙虚さは変わらず。
そしてSax:佐藤公彦が加わって、アルバム「酔醒」から「黄昏マリー」を演奏。
こいつはとってもマニアックな選曲。“古井戸”が本当に大好きで、本当によく知っているのだな。
田中さんが再びギターにパートチェンジして、清志郎が作詞・作曲した「おぼえてること」。
とても清志郎っぽいメロディーで、清志郎がコーラスする声が聞こえてくるようだ。
竹中さんは「鼻水が止まらない」と、しきりに鼻をかんでいる。ちょっとした照れ隠しなのかな?
最後は「サヨナラCOLOR」。これは大好きな曲・・・思わず胸が熱くなってしまった。
前半は“古井戸”、後半は清志郎に捧げる感じのステージ。18時20分ごろ終了。
インターバルをはさんで、18時30分過ぎからCHABOのステージが始まる。
オープニングはLangston Hughesの詩をモチーフにした「Final Curve」。
続いて「4月になれば彼女は」。このあたりの流れは、MIYAの時と同じ展開。
「竹中は“古井戸”の唄をたくさん唄ってくれた。よく知ってるよね。見ないで朗読するのは驚いた」とCHABO。
そんな話から“古井戸”の「おいてきぼり」を演奏。いつもよりかなり軽やかでアップテンポなアレンジ。
CHABOは「いい天気だからそういう曲を演ろう」と言い、“The Lovin' Spoonful”のカバーで「DAYDREAM」。
そして「夏の色調」。春から夏にかけて、これからの季節にピッタリの選曲。ぽわぁ~んとした雰囲気がイイ。
「竹中のバックでギターを弾いた田中くんは、息子さんがCHABOの母校に通っていて、たくさん写真を見せてくれた。
サックスの佐藤くんは、ケメと同姓同名で驚いた」とCHABO。なんだか不思議な縁で結ばれているのだな。
「お調子者だと思っていた竹中のナイーヴな部分を感じることが出来た」とCHABOは言い、
竹中直人が書いたという「ママとカントリービール」をポエトリーリーディング。
そして「竹中が大好きな曲」ということで、Neil Youngの「Harvest Moon」をカバー。
このシリーズで毎回演奏している「祝!MANDALA 25周年」は、Funkyなアレンジで披露。
続いて「アイ・アイ・アイ」。この曲をナマで聴けるとは! かなりハードでアッパーな感じの演奏。
ピーコックで万引きGメンに追いかけられたという話から、「もう時効だから・・・」と若い頃の出来事を。
文章にはとても出来ないけれど、まぁ~そんなこともあったかなぁ~(汗)。
MANDALAで生まれたという「サンドイッチ」を唄ったあと、お世話になった山口さんに捧げる詩。
若き日のCHABOの生活が垣間見られるような気がして、ちょっと胸がキュンとなった。
そして「いつか笑える日」、CHABOが27歳の時に作った曲。音楽は時を超えて、人の心に響く。
最後に「夜想曲」を演奏して、本編はひとまず終了。
アンコール、CHABOは「一緒にやるぜ~!」と竹中さんをステージに呼び込む。
「俺んちに上がり込んだのを覚えていますか?」と、CHABOは竹中さんにチクリと釘を刺す。
そしてCHABOのギターで、「いい事ばかりはありゃしない」を竹中さんとCHABOが交互に唄う。
「金が~欲しくて~働いて~眠るだけ~♪」の部分で、ギターを弾くのをやめるアレンジが秀逸。
続いて竹中さんヴォーカルで「Holiday」。照れながらも嬉しそうに唄う竹中さんが印象的。
ここで田中さんと佐藤さんが加わり、CHABOはオモチャのエレキギターをかき鳴らして「雨あがりの夜空に」。
何故か低音で唄う竹中さん。David Bowie柄のブルゾンを脱ぎ捨て、ノリノリで唄いまくる。
再び二人きりになって、“古井戸”の「何とかなれ」。これが良くて・・・まさに“古井戸”を観ているみたい。
「ティーンエイジャー」はお客さんのコーラスに合わせて、竹中さんが口笛を吹く。美しい音色にうっとり。
最後は“古井戸”の「おやすみ」。竹中さんの口笛とともにエンディング。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、20時25分ごろライブは終了。
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