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2019年4月27日 (土)

シス・カンパニー「LIFE LIFE LIFE ~人生の3つのバージョン~」渋谷 シアターコクーン

今日からいよいよ10連休のはじまり。
午前中は思い切りウダウダとベッドで過ごして、午後になって出かける。
今日は渋谷 シアターコクーンへ、シス・カンパニー「LIFE LIFE LIFE ~人生の3つのバージョン~」を観に行く。
この作品はフランスの劇作家:ヤスミナ・レザ の代表作で、上演台本・演出がケラリーノ・サンドロヴィッチ。
私はケラさんの演出だから観たいと思ったのだけれど、稲垣吾郎が出演することもあってチケットがなかなか取れず、
かろうじて立見チケットを確保することが出来た。それでも上演時間が1時間30分だから、なんとかなるだろう。
というわけで夕暮れ迫る街をバスに乗って渋谷へ出て、17時40分過ぎに会場入り。
予想通り女性のお客さんが多く、通常の演劇の会場とはちょっと違った雰囲気が漂っている。
中2階R側14番が指定されたポジション。手すりに番号が書かれていて、そこに立つシステム。
今回はフロア中央にステージが設けられているため、ほとんど死角は無く観られるので良かった。

予定より少し遅れて18時05分ごろ開演。
フロア中央の円形ステージにともさかりえと稲垣吾郎。夫婦が住んでいる家というシチュエーション。
そこへ訪ねてくる段田安則と大竹しのぶの夫婦。段田安則はその道を極めた権威という役柄。
ストーリーは、タイトルの通り“3つのLIFE”の物語。同じシチュエーションからスタートした会話が、
その話題の入口やトーンが少し違うだけで、思いも寄らぬ方向に転がって行く。
クスクス笑いながらも、人生ってそんなものなのかなぁ~と、ちょっとばかり考えさせられる内容。
段田安則と大竹しのぶの演技はさすがの貫禄で、ともさかりえと稲垣吾郎もそれぞれいい味を出してる。
360度をお客さんに囲まれた円形ステージがたびたび回転して、演技を立体的に見せていく。
向こうを向いて話している時は、さすがに台詞が聞き取りにくかったりするけど、それもまた臨場感。
フロア全体をフルに使う感じの芝居で、1時間30分を楽しく過ごすことが出来た。

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