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2019年4月 2日 (火)

三宅伸治と仲井戸麗市「三宅伸治presents 『第十回 感謝の日』 Songs for Kiyoshiro」京都 磔磔

17時過ぎに出かける。
今夜は磔磔へ、「三宅伸治presents 『第十回 感謝の日』 Songs for Kiyoshiro」を観に行く。
毎年4月2日に行われているこのイベントも、早いもので今回で10回目を迎える。
今年はCHABOと伸ちゃん二人で磔磔のステージに立つ。それだけでもう何もいらない。
開場時間の18時に合わせて会場へ。時間とともに整理番号順に入場していく。
三宅伸治ファンクラブチケットと仲井戸麗市ファンクラブチケットの並列入場。
私はC121なので、かなり後のほう。今夜はステージ前の三列だけ椅子席で、あとはスタンディング。
ステージ下手は混んでいたので、意表を突いてステージ上手のスタンディングエリアへ。
ちょうどイイ感じに見えるポジションを確保することが出来たので、ちょっとラッキーだったな。

予定通り19時ちょうどに開演。
SE「The Dock Of The Bay」が流れる中、伸ちゃん・CHABOの順で階段を降りてくる。
ステージ上手に伸ちゃん、下手にCHABOがスタンバイ。ステージ中央にはもう一本のスタンドマイク。
オープニングは「ヒッピーに捧ぐ」。アコースティックギター二本によるインストルメンタル。
そしてサビの部分だけ、二人が声を合わせて唄う。その光景を見ているだけで泣けてくる。
続いて「2時間35分」を唄ったところでMC。
「平日なのに会社をサボって来た人もたくさん居ると思います」と伸ちゃん。
「感謝のありがとうと誕生日のおめでとうを言う日です」と言う伸ちゃんに、「磔磔45周年です」とCHABOが返す。
CHABOがヴォーカルをとって「ぼくとあの娘」「忙しすぎたから」と、初期のRCナンバーが繰り広げられていく。
伸ちゃんと出会った時の話をするCHABOはとても嬉しそうで、それを聞く伸ちゃんの顔もクシャクシャにほころぶ。
ここで伸ちゃんはギターをエレキに持ち替え、「飲んだくれジョニィ」をとってもBluesyに聴かせる。
と思いきや途中からテンポアップして、RCバージョンの「Johnny Blue」へと変化していく。

アコースティックにアレンジされた「Sweet Soul Music」に続いて「いい事ばかりはありゃしない」。
「新宿駅のベンチでウトウト」と唄うCHABO、「吉祥寺あたりでゲロ吐いて」と唄う伸ちゃん。
そして清志郎と共にこの曲には欠かせない片山さんの名前を叫ぶCHABO。
「たとえばこんなラヴ・ソング」を唄ったあと、
CHABOは「今日はあまり喋らないように言われている」と前置きしつつ、
清志郎の後に伸ちゃんが住んでいた「松風荘」へ遊びに行ったとき、あまりの汚さにクラクラしたとの暴露話。
そして「そんな話のあとになんだけど」と言いながら、ゆったりとしたタッチで「ハイウェイのお月様」。
CHABOのヴォーカルに伸ちゃんが声をかぶせる。曲が終わるとお互いに手を伸ばしてグータッチ。
ホントに何度見ても幸せを感じる瞬間・・・。この時間が永遠に終わらなければ良いとさえ思う。
ここでCHABOはマンドリンを手に取り、伸ちゃんのヴォーカルで「雑踏」。これがまた最高に泣ける。
CHABOはテレキャスを手に「毎日がブランニューデイ」を唄ったあと、リズムボックスをバックに「激しい雨」。
フロアに居る全員が声を合わせて「RCサクセションが聞こえる~♪」と唄い、それを煽るCHABO。
なんだかものすごい瞬間に立ち会っているような気がして、感動で全身が震えっ放しだ。
続いて「ドカドカうるさいR&Rバンド」。ホテルをうろつく女をよろしくするのは水島さんになってた。
伸ちゃんはステージ中央に置かれたマイクスタンドを見つめ、「今日は遊びに来て・・・」と声を詰まらせる。
本編最後はアコースティックギター二本で「君が僕を知ってる」。お客さんも一緒に唄ってフィナーレ。

アンコール、モモちゃんがデザインしたTシャツをお揃いで著て、CHABOと伸ちゃんがステージに登場。
今日は「感謝の日」なので、会場に居る全員で清志郎に向かって「Happy Birthday To You」を唄う。
そしてそのまま「スローバラード」、ヴォーカルはお客さん全員。毎年の事だけれど、切なくも美しい瞬間。
伸ちゃんが唄う「JUMP」をCHABOはチェットアトキンスでガッチリとサポートしたあと、
ギターをテレキャスに持ち替えて「雨あがりの夜空に」。ステージ前のお客さんもスタンディングで盛りあがる。
「10年間、すぐそこに居たりとかすること、たくさんあったと思いますが・・・」と言葉を詰まらせる伸ちゃん。
続く「これからもよかったら近くに来てください」という言葉には思わず涙。。。
そして最後は「約束」。切々と唄いあげる伸ちゃんに、CHABOがスライドギターで寄り添う。
エンディングSEの「恩赦」が流れる中、お互いをたたえ合い、嬉しそうにじゃれ合う二人。
この瞬間を見るために、無理してはるばるやって来たんだよ。本当に嬉しくて涙が出た。
二人がステージを降りたあと、スクリーンには清志郎・・・。「Like a Dream」を聴かせる。
「感謝の日」のエンディングはこれしか無い。21時ちょうどに終了。

終演後はいつものように「あんじ」で打ち上げ。伸ちゃんファンの人と一緒なのは久しぶりかな。
今夜のライブが良かっただけに、打ち上げもゴキゲンで楽しかった。
ホテルの門限が24時なので、23時には切り上げてお先に失礼する。
ブラブラと歩いて駅前まで戻り、無事にホテルへ帰り着く事が出来た。
明日は早いけどちょっとだけ部屋で呑み直してから就寝。

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