仲井戸"CHABO"麗市×竹中直人「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA<Day-2>
今日も南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×竹中直人のライブを観に行く。
「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」、6日から始まったCHABOのシリーズも千穐楽。
昨日に続いて竹中直人とのステージ、今日はどのような変化を見せるのか楽しみ。
開演時間は16時なので、15時半に会場前で友達と待ち合わせ。
本日の座席番号は65番、ステージ真正面だけどちょっと後方。だけどステージは意外とよく見える。
予定より遅れて、16時05分過ぎに開演。
このシリーズでは定番となっている“The Shadows”の「春がいっぱい」が流れる中、
黒とグレーの太いボーダーのカーディガンを羽織ったCHABOがステージに登場。
「ピーコックが無くなり、ベルコモンが無くなり、MANDALAは最後の砦です」と言ったあと、
「唄うことが好きで、うちの留守電によく吹き込んできます」という紹介で、竹中直人をステージに呼び込む。
竹中さんは「昨日はフロアの奥の鏡に自分が映るのがイヤで、今日はわがままを言って隠してもらった」と言い、
ステージ中央の椅子に腰掛け、ハミングバードを弾きながら「750円のブルース 」を少しだけ唄う。
そして「さなえちゃん」「窓の向こうは冬」と、“古井戸”のナンバーを弾き語っていく。
続いてGuitar:田中 潤が加わり、「ちどり足」「花言葉」「ポスターカラー」「love song」「あした引越します」。
選曲は昨日と同じだけど、竹中さんは余裕が少し出てきたようで、いろいろな声色を使ったり、
「感情を込めて『あいうえお』を言う人」を披露したり、お客さんを爆笑の渦に巻き込む。
ここで竹中さんはギターを置き、田中さんがピアノを弾いて「コーヒーサイフォン」。
昨日はここで竹中さんが白ワインを手に取り、みんなで乾杯をしたけれど今日のところはナシ。
そしてSax:佐藤公彦が加わって、アルバム「酔醒」から「黄昏マリー」を演奏。
佐藤さんのサックスがむせび泣き、竹中さんの甘い唄声をグッと引き立てる。
田中さんが再びギターにパートチェンジして、清志郎が作詞・作曲した「おぼえてること」。
清志郎とのエピソードを語る竹中さん、しっかりと清志郎の声真似をしているところがさすが。
最後に「サヨナラCOLOR」をしっとりと唄って、竹中直人のステージは17時25分ごろ終了。
インターバルをはさんで、17時35分過ぎからCHABOのステージが始まる。
Langston Hughesの「Final Curve」から始まって「4月になれば彼女は」へと続く。
CHABOは「今日でようやくMANDALAから解放される」と言い、“The Lovin' Spoonful”の「DAYDREAM」。
続いて“ザ・テンプターズ”の「エメラルドの伝説」。この選曲にはちょっと驚かされた。
昨日は“古井戸”の「おいてきぼり」を唄ったけれど、それを削ってまでこの曲を唄ったのは何故だろう?
楽屋で竹中さんとショーケンの話をしたというから、それにインスパイアされたのだろうか?
「世の中を渡っていくのは上手じゃないかもしれないけれど、ショーケン好きだな」とCHABO。
そして「夏の色調」。ガットギターの穏やかな音色が、これから訪れる素敵な季節を思わせる。
CHABOは竹中直人が書いたという「ママとカントリービール」をポエトリーリーディングしたあと、
「竹中が好きな曲」という紹介でNeil Youngの「Harvest Moon」をカバー。
Funkyなアレンジになった「祝!MANDALA 25周年」に続いて、「アイ・アイ・アイ」のRockバージョン。
MANDALAで生まれたという「サンドイッチ」を唄ったあと、お世話になった山口さんに捧げる詩をリーディング。
そして「いつか笑える日」を弾き語ってから、最後に「夜想曲」を演奏して本編は終了。
アンコール、まずは竹中さんがステージに登場し、照れながらCHABOをステージに呼び込む。
そしてCHABOがギターを弾いて「いい事ばかりはありゃしない」。竹中さんとCHABOが交互に唄う。
歌詞を噛みしめながら情感たっぷりに唄う竹中さん。今の心境をアドリブで入れたりしていた。
続いて竹中さんヴォーカルで「Holiday」。休日のウキウキとした感じがにじみ出ている。
ここで田中さんと佐藤さんが加わり、更には飛び入りゲストとしてLeyonaが登場。
CHABOがオモチャのエレキギターをかき鳴らして「雨あがりの夜空に」。
大いに盛りあがったところで、再び二人きりになって“古井戸”の「何とかなれ」。
そして「ティーンエイジャー」。竹中さんは急に老人になったりして、フロアは爆笑の渦。
最後は“古井戸”の「おやすみ」。竹中さんの口笛とともにエンディング。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、19時25分ごろライブは終了。
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