VINTAGE TROUBLE「LIVE」渋谷 TSUTAYA O-EAST
今日は渋谷 TSUTAYA O-EASTへ、“VINTAGE TROUBLE”のライブを観に行く。
毎年この時期に来日する“VINTAGE TROUBLE”、一昨年・昨年に続いて観るのは三回目。
昨年発売されたアルバムはまだ聴いていないけど、メチャメチャ楽しみにして渋谷へと向かう。
今回はサポート・アクト有りで19時30分開演というので、かなり余裕で渋谷駅に到着。
会場入りは19時25分過ぎ。フロアはギュウギュウの状態でちょっと焦る。
だけどステージ上手側にまわったら割と空いていて、前から五列目ぐらいにスタンバイ。
開演予定時間の19時30分ちょうど、Tyがひとりステージに登場。
サポート・アクトの“TRI4TH”をステージに呼び込み、今夜のライブが始まる。
“TRI4TH”はドラム、ウッドベース、キーボード、サックス、トランペットから成る五人編成のバンド。
ジャンルはJazzになるのかなぁ~? ドラムがDJのように客を煽り、インストの曲を次々に披露していく。
メンバーの演奏力とか、お客さんの乗せ方とか、かなりハイレベルで思わず身体がうずく。
特にキーボードを超高速で弾きまくる様子は、見ていて惚れ惚れしてしまった。
30分弱という短い時間だったけれど、存分にフロアを温めてくれた。
インターバルをはさんで、20時30分からいよいよ“VINTAGE TROUBLE”のステージ。
待ちきれずに沸き起こる手拍子に乗って、Drums:Richard Danielson、Bass:Rick Barrio Dill、
Guitar:Nalle Colt、Vocal:Ty Taylorがステージに登場。Rickのルックスがちょっと変化している。
演奏は「Nobody Told Me」でゆったりとスタート。だけど次の「Knock Me Out」で一気にトップギアへ。
Tyはステージからガードフェンスへ飛び移り、フロア中央でお客さんに囲まれて唄う。
セットリストは昨年発売されたアルバム「CHAPTER II」のナンバーが多く演奏される。
勢いに任せてゴリゴリと突き進んでいたこれまでのアルバムと比べて、じっくり聴かせるナンバーが多い。
それは失速したということではなく、サウンドが円熟味を増したという感じ。新しいVTの魅力。
それでも「1 Hopeful Rd.」のナンバー「Run Like The River」が始まると、フロアは大盛りあがり。
Tyはステージを降りてフロアを縦断、フロア後方の階段を上って二階席へ。
満員のフロアを見下ろして唄うTy。そのままダイブ?と思ったけど、さすがにそれはナシ。
続いて「Another Man's Words」「Doin' What You Were Doin'」と、聴かせるナンバーを二連発。
とってもソウルフルな唄声。このあたりはヴォーカリストとしてのTyの魅力が発揮される。
再びアルバム「CHAPTER II」から「Can't Stop Rolling」「Crystal Clarity」、そして「Run Outta You」。
Nalleのギターソロがたっぷりとフィーチャーされて、Liveバンドとしての面目躍如という感じ。
決して派手さはないけれど、NalleのギターはとってもRockしていて大好き。
最後に「Strike Your Light」で盛りあがって本編は終了。
アンコールは、「Blues Hand Me Down」一曲のみ。
やはりこの曲は最高に盛りあがる。心の奥底からフツフツと何かが湧き上がってくる。
だけど何故かこの曲だけ音がモヤーっとした感じになってしまったのは残念。
そうは言いつつゴキゲンなライブであった事に変わりは無く、22時過ぎに終了。
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