仲井戸"CHABO"麗市×新谷祥子「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA<Day-1>
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市×新谷祥子のライブを観に行く。
「南青山MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」と題されたこのシリーズ、
ゆかりのアーティストがたくさん出演するけれど、今日からはCHABOが7日間に渡って登場。
本日はその初日。新谷祥子さんとは一年ぶりの共演となる。
指定席なので16時45分ごろ会場入り。座席番号は45番、ステージ正面のスタンド席四列目。
ステージがちょっと見づらいところもあるけど、ポジション的にはまずまずかな。
ほぼ予定通り、17時過ぎに開演。
“The Shadows”の「春がいっぱい」が流れる中、全身黒づくめのCHABOがステージに登場。
「お花見にも行かないで、MANDALAへようこそ~!」とCHABOは挨拶。
MANDALAの25周年と新谷さんと一年ぶりに共演する事を話してから、新谷さんをステージに呼び込む。
新谷さんはいつも通りに凜とした雰囲気で、ステージ上手にセッティングされたマリンバを弾き始める。
前半は「酒と薔薇の日々」から始まり、「スペイン」なインストのナンバーをいくつか演奏。
続いて“古井戸”の「さなえちゃん」をカバー。独特の唄いまわしが、唄に新しい生命を与えている感じ。
新谷さんは花粉症らしくて喉の調子が悪いようだけど、唄はきっちりと聴かせてくれるところはさすが。
「さなえちゃんだけで終わりたくない」ということで、CHABOのカバーをもう一曲「月夜のハイウェイドライブ」。
マリンバの音色はいつ聴いても不思議な感触。シンバルとチャイナシンバルがアクセントをつける。
新谷さんはニューアルバムのレコーディングをしたそうで、そのアルバムの中から二曲を披露。
最後に演奏した「美醜の星」は、新谷さんには珍しくBluesタッチのナンバー。
新谷さんの新たな魅力を発見したステージ、19時ごろ終了してインターバルに入る。
18時15分からCHABOのステージ。
“Rolling Stones”の「Out Of Time」が流れる中、CHABOがステージに登場。
“The Beatles”がカバーしたというナンバーから始まり、この季節にぴったりの「4月になれば彼女は」。
「新谷さんは花粉症みたいで、オレなら休む」と言いながらも、新谷さんを気遣うCHABO。優しさに溢れている。
続いて「荒野へ」。この曲は久しぶりに聴いたような気がするけど、いい曲だなぁ~としみじみ。
演奏し終わった後で、「東京砂漠~♪という曲あったよな」と言うCHABOは可笑しかったけど。
ここでCHABOは、30年前にメロディーが浮かんだけど歌詞がつけられなかったという新曲を披露。
新谷さんのナンバー「未来」をリーディングしてから演奏された「名も無きメロディー」という新曲、
いつものCHABOとはちょっと違った雰囲気のメロディアスなナンバー。ちょっぴり切なくてあたたかい。
ここでCHABOは新谷さんをステージに呼び込み、MANDALAの25周年をお祝いするナンバー。
それからCHABOは新谷さんとの出会いを話してから、“Rolling Stones”の「Out Of Time」をカバー。
Brian Jonesが弾いていたマリンバのパートを新谷さんが弾き、CHABOがその様子を唄い綴る。
続いて「ま、いずれにせよ」。CHABOのギターと新谷さんのマリンバが、激しいバトルを繰り広げる。
ひとつひとつ音を重ねるように繊細なタッチで弾くマリンバも素敵だけれど、激しく叩きまくるマリンバも素敵。
CHABOはアコースティックギターをつま弾きながらLangston Hughesの「思い出」を唄ったあと、
“Rolling Stones”のアルバムタイトルからインスパイアされた「アフターマス」。
「庭って昭和のイメージがするね」とCHABOは言い、久しぶりに演奏するという「庭」。
そう言われてみると確かにそうかなぁ~と思いつつ、ほんわかとした雰囲気のメロディーに聴き入る。
こうしていつもとはちょっと違った選曲のステージがひとまず終了。
アンコールは、全編ふたりのセッション。
まずは共演し始めた頃よく演っていた「ロックギター小僧がマリンバの人とセッションをする時のための練習曲」。
ギターとマリンバのユニゾン、そして交互に繰り広げられるソロ。超絶的な速さがたまらなくカッコいい。
「テンポを速くしてCHABOさんがちょっと苦しむ姿を見るのがいい」と言う新谷さん。意外と・・・なのかも。
それから「月の砂漠」を少し唄ってから「BLUE MOON」。この曲も新谷さんとのセッションではお馴染み。
ここでもマリンバを叩きまくる新谷さん、赤い衣装で躍動する姿はまるで天女みたいだ。
最後は新谷さんのアルバム「ROSEWOOD SINGER」に収録された「風よ はこべ」の続編だという新曲。
マリンバをあまり弾かないでギターをバックに唄いたいという新谷さんの要望がかなったという事で、
CHABOのアコースティックギターをバックに切々と唄う新谷さんが印象的なナンバー。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、19時55分ごろ演奏はすべて終了。
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