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2019年5月 4日 (土)

忌野清志郎「ロックン・ロール・ショー ~FINAL~」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー ~FINAL~」を観に行く。
2009年に遠いところへ旅立った清志郎、2011年に始まった「ロックン・ロール・ショー」も今回がファイナル。
思うところは毎年いろいろあったけれど、ファイナルとなるとやはり感慨深いものがある。
グッズ先行販売が13時開始というので、13時半ごろ会場へ。既にたくさんの人が列を作っている。
ちょっと汗ばむぐらいの気候。だけど木陰は涼しくて、のんびりと列の後ろに並ぶ。
1時間ほど並んで、お目当てのものを無事にゲット。売り切れになっているものもいくつか。
会場内ではリハーサルが始まり、漏れ聞こえてくる音を聴きながら過ごす。
全国から集まってきた仲間たち。久しぶりに会う人もたくさん居て、お喋りしながら楽しいひととき。
予定通り16時開場。ときどき雷が鳴って雲行きがちょっと怪しいけれど、なんとかもって欲しいな。
私は16時15分ごろ入場。席はCブロック10列97番。やや後方だけど、この場に居られるだけでヨシ。
即日ソールドアウトしたこともあり、会場内は立見を含めてビッシリの超満員。

予定時間の16時30分ちょうど、「ロックン・ロール・ショー」のイントロと共に清志郎会場入りの映像が流れる。
そして竹中直人+木暮晋也+高木 完が登場して、アコースティックギターで「ぼくの好きな先生」を唄う。
三人ともストーンズベロマークのジャケットを羽織っている。さすが竹中さん、一気にお客さんの意識を引きつける。
どうやら前半は、初期のRCナンバーをアコースティックで演奏するということらしい。
二番手は曽我部恵一、「甲州街道はもう秋なのさ」を朗々と唄いあげる。ホントにいつも通りという感じ。
それから浜崎貴司+高野 寛が「わかってもらえるさ」を唄う。「変拍子の曲なので手拍子禁止」とのお達し付き。
清水ミチコはキーボード弾き語りで「帰れない二人」。陽水と清志郎の声真似で唄い、客席は歓声に包まれる。
続いて“真心ブラザーズ”で「よごれた顔でこんにちは」。唄と演奏がぴったりとハマっている感じで良かった。
矢野顕子はのんちゃんと一緒に登場。のんちゃんのために書き下ろした「わたしはベイベー」を演奏。
ひとり一曲づつというのはちょっと散漫な感じがしたけど、野外でまったりと観るには良かったかも。

そんな穏やかな空気をぶち破るかのように、ステージには“THE TIMERS”が登場。
ドラムのパー、ギターのトッピ、そしてベースはボビーじゃないか! こいつは嬉しい。
「間違った情報に惑わされてるんじゃねぇ。俺らのゼリーはどこかで生きてるんだ!」とトッピ。
宮藤官九郎がヴォーカルをとって、「タイマーズのテーマ」から「偽善者」。2019年の“THE TIMERS”、サイコー!
続いて入れ替わりに増子直純が加わって「原発賛成音頭」。テレビ中継があるのにこの選曲(笑)。
「このパートは放送で全カットですから。どうして流さないのかフジテレビ!」と、増子さんはチクリと種明かし。
そしてLeyona。「カプリオーレ」を少し唄ったところで「曲が違うじゃねぇか!」と「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
TOSHI-LOWは「あこがれの北朝鮮」と、「予定には無かったけど」という紹介で「LONG TIME AGO」。
「オレが出て唄うたびにゴチャゴチャ言いやがって。心の中に清志郎がいるならオマエがやれ!」という言葉は、
ちょっとばかり心を動かされた。唄うことや演奏することばかりではなく、自分がやるべきことをやるということ。
最後はヴォーカル全員が登場して再び「タイマーズのテーマ」。痛快な演奏が良かったな。

インターバルをはさんで17時45分過ぎから“CHABO BAND”がステージに登場。
Drums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、Keyboards:Dr.kyOn、Sax:梅津和時、
そしてVocal&Guitar:仲井戸麗市。久しぶりの“CHABO BAND”、野音で観られるのは嬉しい。
「よォーこそ」から「お墓」。いきなり意表を突いた選曲。キーボード、ギター、サックスのソロもたっぷり。
続いて「今日の出演者の中で一番古いつきあいかもしれない」という紹介でCharがステージに登場。
「ロックン・ロール・ショー」をバーガンディのストラトで弾き倒し、最後に放り投げてステージを立ち去る。
CHABOは空を指差して、「聴いてるか忌野! そろそろ戻って来いよ~!」と叫ぶ。うーん、切ない・・・。
夏木マリは髪の毛を逆立て、ラメの衣装に身を包んで「上を向いて歩こう」を唄う。
このあたりの成りきりぶりと徹底ぶり。プロフェッショナルを感じると同時に、本気の大人の遊びを感じた。
そしてkyOnのRockin'なキーボード、やっぱりこの人のプレイが自分にはしっくりと来る。
「Green Onion」を演奏しながら、「絶対断られると思ったけど快諾してくれました」とCHABOはHARRYを呼び込む。
黒のテレキャスターカスタムを手に登場したHARRY、じっくりと「いい事ばかりはありゃしない」を唄う。
演奏が終わってCHABOとグータッチするHARRY、まさに夢のような瞬間。これ以上ない最高の名シーン。
だけどその興奮はまだ続く。宮本浩次が加わっての「君が僕を知ってる」。全身黒づくめに白いネクタイが映える。
「エビバデ!」と言うところを「エビボデ!」と言ってしまうところが、CHABOっぽくて個人的にはツボ。
佐藤タイジが「スローバラード」をソウルフルに唄いあげたあと、斉藤和義が「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
“CHABO BAND”が演奏する1980年代のRCサクセション、やっぱり大好きなのだ。

そろそろ暗くなり出した18時50分ごろ、“Nice Middle with New Blue Day Horns”がステージに登場。
Drums:江川ゲンタ、Bass:中村きたろー、Guitar:三宅伸治、AltoSax:梅津和時、TenorSax:多田陽子、
Trumpet:渡辺隆雄とう顔ぶれ。厚見玲衣さん欠席でキーボードレス、片山さんの替わりに多田さん。
まずは鮎川 誠を迎えての「ROCK ME BABY」。ゴツゴツとしたヴォーカルが鮎川さんらしくてイイ。
山崎まさよしが「愛と平和」を唄ったあと、「ボスのイベントには絶対居て欲しい」という紹介で金子マリが登場。
いつもに比べてかなり地味な黒い衣装で登場したマリちゃん、唄うのは「恩赦」。
このタイミングでこの選曲、もぅ~さすがとしか言いようがない。やっぱりマリちゃん最高!
続いて“BEGIN”の三人が登場して「雑踏」。比嘉栄昇の繊細なヴォーカルが胸に染みる。
「一曲唄いなよとスタッフに言われたので」と伸ちゃんは言い、清志郎に捧げる「ボスのSoul」。
「愛と勇気を俺たちみんなにくれている」という伸ちゃんの言葉に思わず涙。。。
ここでkyOnとCHABOが加わって「毎日がブランニューデイ」。まさにオールスターキャストといった趣き。
そして本編最後の曲。ステージに本日の出演者全員(Charと矢野顕子は除く)が登場して「JUMP」。
HARRYとミヤジと鮎川さんが並んでいるという、あまりにも信じられないシーンに大興奮。
更にはシークレットゲストで木村拓哉が登場。いろいろ意見はあるだろうけど、その盛り上げ方はさすが。
まさに大団円という感じで本編は終了。「ボスありがとう~」と伸ちゃん。

アンコール、再びステージに出演者全員が登場。
kyOnのキーボードが先導するという珍しい形で「雨あがりの夜空に」が始まる。
出演者についつい埋もれてしまうCHABOだけど、ギターソロはステージ前に出てきてバッチリとキメる。
これで終わりかと思いきや、梅津さん・CHABO・伸ちゃんが再びステージに登場。
CHABOと伸ちゃんが弾くアコースティックギターに合わせて、「多摩蘭坂」を唄う梅津さん。
もう言うことは何も無い。この三人がやっぱり一番ふさわしいのだと思う。
CHABOは「10年間、紆余曲折あったけど、清志郎のために頑張って続けました」と蔦岡さんを紹介。
「キング!ゴッド!夢助!」とコールする蔦岡さん。とってもグッときた・・・。
ステージが暗転して、巨大スクリーンには「忌野清志郎ダイナミック・ライブ」の文字。
RCの野音の映像から「ヒッピーに捧ぐ」。野音で唄う清志郎、観てはいるけどナマではない不思議。
最後の最後に、清志郎の不在を大きく感じてしまった。どうしてココに清志郎は居ないのだろう?
ラストはいつも通り、武道館で行われた「完全復活祭」の映像から「毎日がブランニューデイ」。
「愛してます。また会おうぜ!」と言う清志郎。20時20分ごろすべて終了。

ライブ終了後は有楽町の「なごや香」で、総勢31名の打ち上げ。
あまりの人数でわちゃわちゃしているうちに終わってしまったけれど、とても楽しいひとときであった。
一次会は23時過ぎにおひらきとなり、そのまま残った数名とともに「庄屋」で二次会。
おひらきにしたのは2時過ぎ。タクシーに乗って帰宅。

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