リクオ・仲井戸麗市・有山じゅんじ「HOBO CONNECTION 2019」名古屋 TOKUZO
7時に起床。あいかわらず意味も無く早起きな旅の朝。
部屋の外は完全に夏の色調。チェックアウトするのをためらう。
それでも10時前にはチェックアウト。思ったより暑くなくて良かった。
歩いて京都駅まで出て、10時35分の新幹線で名古屋へと移動。
落ち着く間もないぐらい、あっと言う間の35分。連休明けで空いているから快適。
そのまま地下鉄に乗り換えて、栄の「いば昇」へ櫃まぶしを食べに行く。
安定の雰囲気と美味しさ・・・うまきとビールももちろん忘れない。
それからセントラルパークへ。のんびりしようと思ったのに、2020年まで改装工事なんだと。
噴水前あたりになんとか居場所を見つけて、しばらくまったりと過ごす。
ライブをしているバンドや、ファンの集いをするタレントなど、いろいろな人がいて面白い。
そして15時前に、今夜泊まる「名古屋栄グリーンホテル」へチェックイン。
ここは何度か泊まったことがあるホテル。以前よりゴージャスになったような気がする。
16時過ぎに出かける。
今日はTOKUZOへ、「HOBO CONNECTION 2019」を観に行く。
昨日の京都・磔磔に続いて、リクオ・CHABO・有山じゅんじという組み合わせのライブ。
どんな感じに進化しているのか? 楽しみにしながら今池へと向かう。
ひとまず会場でチケットを受け取り、しばらくあたりをブラブラして時間調整。
17時30分に開場し、整理番号30番で入場。今日はステージ前4列が椅子席で、あとはスタンディング。
私はステージ真正面の四列目に座ることが出来た。ステージが見渡せる、死角無しの好ポジション。
予定より少し遅れて、18時35分ごろ開演。
ステージ下手のアップライト・ピアノの前にリクオ、ステージ上手の椅子に有山さんがスタンバイ。
とってもリラックスした雰囲気で「ディディ ワァ ディディ」、続いて「What A Wonderful World」をセッション。
英語の歌詞をときどき日本語に訳しつつ、しゃがれた声で唄う有山さん。リクオのピアノもメロディアスで素敵。
ここでリクオは退場し、ステージには有山さん一人。「何が聴きたい?」という問いかけに客席からリクエストが飛ぶ。
だけど有山さんは「やりません」とつれないリアクション・・・そして「Bye Bye Baby Blues」を唄う。
ここまで一曲目以外、京都とは違う選曲。その日の気分で変えているのかな? なんだかワクワクする。
再びリクオが加わり、アップテンポな「ドレミファソラシ」からしっとりとしたナンバー「ウーララ」へと続く。
そしてリクオに呼び込まれて、CHABOがステージに登場。CHABOは薄い色の入ったメガネをしている。
リクオがアコーディオンを弾き、三人で「Goodnight Irene」をセッション。ヴォーカルを三人でまわす。
「この唄で終わるわけじゃありません」と有山さんが言うと、「じゃあ~さようならー」とCHABOが返す。
そしてリクオが退場して、CHABOと有山さんとで「You Gotta Move」。ちょっとだけテンポアップしたアレンジ。
有山さんはここで退場し、CHABOはひとりステージに残る。
「今日は長そうだからインストでちょっと休む」とCHABOは言い、John Lennonの「Oh My Love」をつま弾く。
そしてNeil Youngのカバーで「Harvest Moon」。CHABOも京都とは全く違う選曲。今夜はしっとりとした曲特集。
CHABOはリクオをステージに呼び込み、リクオのピアノをバックに「エメラルドの伝説」を唄う。
リクオは「10代の頃に音楽を好きになって、それをこじらせ続けている人たちに届けばいいと思ってます」と言って
ニューアルバムから「満員電車」、そして「オマージュ -ブルーハーツが聴こえる」を続けて演奏。
「今の自分の中には、10代の自分も20代の自分も居るんですよね」というリクオの言葉がリアルに響いてくる。
CHABOは「くたびれた。てれ~っと演るね」と言い、Bobby Charlesのカバー「I Must Be In A Good Place Now」。
いつもはギターのみで演奏されるこの曲、リクオのピアノがとてもイイ感じにフィーチャーされている。
リクオは再び有山さんをステージに呼び込み、ここからは三人でのセッション。
CHABOはマンドリン、リクオはアコーディオンを弾き、ほのぼのとした雰囲気で「陽よ昇れ」。
続いてCHABOが書いた歌詞に有山さんがところどころ加筆して完成させたというTom Waitsのカバー「Ol'55」。
リクオが清志郎との共作「胸が痛いよ」を唄った後、「みんながよく知っている曲を唄おう」と言い「夕焼け小焼け」。
もちろんみんなよく知っているわけで、お客さんも一緒になっての大合唱が繰り広げられる。
リクオが弾くピアノに合わせてCHABOがギターをつま弾いていると、「CHABO、静かにしたら」と有山さん。
「いや、CHABOさん弾いてください」とリクオが返すと、「どっちの友人関係をとったらイイ?」とCHABO。
そんな中、始まったのは「光」。この曲も大好きな曲。サビの部分は、CHABOがハモリを入れる。
「この二人に挟まれてプレッシャーだけど」とCHABOは言い、「スウィート・ホーム大阪」を関西弁で唄う。
そして最後は有山さんヴォーカルで「梅田からナンバまで」。サビはもちろんお客さんも一緒になって大合唱。
こうしてとっても楽しい雰囲気のまま、本編は終了。
アンコール、まずはリクオが一人でステージに登場して、「Just Like A Boy」をピアノで弾き語り。
目を閉じて聴いてたら、ミチロウの声が聴こえてきた。ボロボロと泣いてしまった・・・。
そしてリクオはステージにCHABOと有山さんを呼び込む。CHABOはリクオに「良かったよ」と耳打ち。
三人のアンコール・セッションは、Bluesyにアレンジされた「上を向いて歩こう」から。
リクオのピアノソロが転がりまくっている。アップライト・ピアノなのに、ものすごくFunkyでイイ音。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。リクオは「最終電車で今池に着いた~♪」と唄う。
リクオは「音楽サイコー!」と叫び、「永遠のロックンロール」をみんなで合唱。
リクオは『中間管理職』なんて言われていたけど、この世代が今は肝心なんだと・・・。
諦めたり、悩んだりしてる場合じゃない。やるしかないんだ! ちなみにリクオ、同い年。
京都とどちらがイイかなんてわけはなく、どっちもイイに決まっている。
そんな名古屋の「HOBO CONNECTION 2019」、21時10分ごろ終了。
ライブ終了後、地下鉄で栄まで戻って、行きつけの「富士子」へ。
名古屋へ来たからには、やっぱりこの店に来ないと。しかし、手羽先が売り切れとは残念。。。
90分ほど満喫して、シメは「山本屋本店」で味噌煮込みうどん。キンと冷えた日本酒が合う。
0時半過ぎにホテルへ戻り、ちょっと呑み直してから就寝。
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