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2019年5月10日 (金)

リクオ・仲井戸麗市・有山じゅんじ「HOBO CONNECTION 2019」京都 磔磔

今日は休みをとった。
そして二泊三日でライブ三昧ツアー。ちょっとばかりハードスケジュール。
初日の本日は京都へ。11時30分東京駅発の新幹線に乗り込み、14時前には京都駅に到着。
いつものようにブラブラと歩く。けっこうな暑さで、すっかり汗だくになってしまった。
佛光寺や鴨川でのんびりと時間を過ごしてから、今夜泊まる「ホテル・京都・ベース」へチェックイン。
ここは何度か泊まった事があるホテル。それなりのグレードで、それなりに快適。

17時半過ぎに出かける。
今日は磔磔へ、「HOBO CONNECTION 2019」を観に行く。
リクオが主催するこのイベント、毎年いろいろなアーティストが参加して、素晴らしい化学変化を見せてくれる。
今日と明日は、CHABOと有山じゅんじという組み合わせ。どのようなライブになるのか? とっても楽しみ。
18時に開場して、整理番号51番で入場。店頭販売分が35番ぐらい迄で、チケットぴあ分では先頭であった。
本日はテーブル席。ステージ下手の通路際、一番前のテーブルに座ることが出来た。

予定通り18時30分に開演。
まずはステージ下手のアップライト・ピアノの前にリクオ、ステージ上手の椅子に有山さんがスタンバイ。
とってもゆる~い雰囲気で「ディディ ワァ ディディ」をセッション。好きだなぁ~こういう感じ。
「いろんなパターンで演っていきます。臨機応変に対応してください」と言ってリクオは退場。
有山さんは「何を演ろうかな?」と言いながら、「Over The Rainbow」「Tennessee Waltz」を演奏。
個人的に有山さんの演奏をじっくり聴くのは初めて。絞り出すように唄うヴォーカルがたまらない。
普通のアコースティックギターを弾いているのだけど、メチャメチャBluesyな音色がするのが不思議。
再びリクオが加わり、アップテンポな「ドレミファソラシ」からしっとりとしたナンバー「ウーララ」へと続く。
そしてリクオに呼び込まれて、CHABOがステージに登場。CHABOは薄い色の入ったメガネをしている。
リクオがアコーディオンを弾き、三人で「Goodnight Irene」をセッション。ヴォーカルを三人でまわす。
ここでリクオと有山さんは退場・・・と思いきや、CHABOと有山さんと一緒に演るのを二人とも忘れている。
有山さんのギターの音が出なくなるというハプニングも発生し、CHABOはアンプの音を切って演奏を始める。
ほどなくして有山さんのギターが復活して、無事に二人揃っての「You Gotta Move」。
ちょっとだけテンポアップしたアレンジ、二人のギターががっちりと絡み合ってゴキゲン。

CHABOはひとりステージに残り、「予定を変えて、元気な曲を演ろう」と言って「祝祭」。
演奏曲を急に変える事はあまり無いように思うけど、どういう心境なのだろうか?
そして「「HOBO CONNECTION」にちなんで・・・という事で「ホーボーズ・ララバイ」。
いつ聴いても染みる曲。心の奥底からゆったりと安らげるメロディー、繊細なギターの響き。
CHABOはリクオをステージに呼び込み、同い年のショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
いつもはギターのみで演奏されるこの曲、リクオのピアノが入る事ですごく広がりを感じた。
続いてリクオのニューアルバムから、「満員電車」と「オマージュ -ブルーハーツが聴こえる」。
ライブではすっかりお馴染みの曲。特に「オマージュ」には、心の中にある“何か”を揺さぶられる。
とても二人で演っているとは思えないぐらい強力なグルーヴ、拍手がなかなか鳴り止まない。
そしてちょっとクールダウンして、Bobby Charlesのカバーで「I Must Be In A Good Place Now」。
この曲でもリクオのピアノがとてもイイ感じに響いて、演奏に新たな生命が加わっている感じ。

リクオは再び有山さんをステージに呼び込み、ここからは三人でのセッション。
CHABOはマンドリン、リクオはアコーディオンを弾き、アイリッシュ・パブみたいな雰囲気で「陽よ昇れ」。
続いて「なにわブルースフェスティバル」の時、CHABOと有山さんが歌詞を共作したという「Ol'55」。
聴き慣れたCHABOのヴォーカルもいいけど、有山さんのしゃがれたヴォーカルもまたイイ。
二人のギターをバックにリクオが「胸が痛いよ」を唄いあげたあと、始まったのは「夕焼け小焼け」。
かなり唐突な感じがしたけど、三人の演奏にかかるとソウルフルに聞こえるから不思議だ。
リクオの「光」に続いて「スウィート・ホーム大阪」。有山さんを前に関西弁を唄うCHABOが斬新。
だけどCHABOもかなり慣れてきた感じで、以前に比べて違和感なく聴けるようになってきた。
そして最後は「梅田からナンバまで」。CHABOは「この曲を一緒にやりたかったんだ」とご満悦。
サビはもちろんお客さんも一緒になって大合唱。とってもイイ雰囲気の中、本編は終了。

アンコール、まずはリクオが一人でステージに登場して、「Just Like A Boy」をピアノで弾き語り。
遠藤ミチロウに捧げるナンバー。リクオの想いがダイレクトに伝わってきて、思わずボロボロと泣いてしまった。
そしてリクオはステージにCHABOと有山さんを呼び込む。CHABOは「ミチロウ、いい唄だね・・・」とポツリ。
三人のアンコール・セッションは「上を向いて歩こう」から。とってもBluesyな雰囲気のアレンジ。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。リクオは「最終電車で河原町に着いた~♪」と唄う。
最後は「永遠のロックンロール」。悲しい気分や寂しい気持ちを抱えつつ、生きていく事を選んだ僕たち。
そこにロックンロールがあれば、それだけで大丈夫なような気がする。そんな気持ちにさせられた。
いつもながらに素晴らしかった「HOBO CONNECTION 2019」、21時05分過ぎに終了。

ライブ終了後、友達と二人「あんじ」で打ち上げ。
サシで呑むのは初めてだけれど、いろいろな話が出来て楽しかった。
そんなわけで呑みも進んで、けっこうたくさん呑んでしまった。
友達は電車の時間があるので、23時半ごろおひらき。
そのままホテルへ戻って、ちょっとだけ呑み直して就寝。

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