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2019年6月28日 (金)

山口洋×仲井戸麗市「MY LIFE IS MY MESSAGE 2019 Brotherhood」横浜 THUMBS UP

今日は横浜 THUMBS UPへ、山口洋×仲井戸麗市「MY LIFE IS MY MESSAGE 2019 Brotherhood」を観に行く。
毎年行われている「MY LIFE IS MY MESSAGE」、今年はゲストが入らない洋とCHABOとのタイマン対決。
15時過ぎに仕事を切り上げて、東海道線に乗って16時過ぎに横浜駅に到着。
開場時間の18時までかなり余裕があるので、しばらくあたりをブラブラ。
ダイエーの「レコファン」へ行くのが楽しみだったのに、ダイエー閉店で無くなってしまったのがイタい。
それでも「disc union」や「Tower Records」を巡って、うまいこと時間調整することが出来た。
開場時間にあわせて会場へ向かう。予定通り18時に開場して、整理番号88番で入場。
あまり良い番号では無かったのに、ステージ正面スタンド席の最前列をキープ。
CHABOファンは奥ゆかしい方が多いので、なんだか申し訳なく思ってしまう。

予定通り19時ちょうどに開演。まずは山口 洋がひとりステージに登場。
「ライブの趣旨は紙に書いてありますので今年は自粛します」と洋は言い、演奏が始まる。
一曲目は「Don't Look Back」。サンプラーを使いながら、アコースティックギターで弾き語るいつものスタイル。
そのサウンドはふわふわと浮遊するような感覚。だけどその中にガッチリとした芯が感じられる。
今日のために書き下ろした曲や新曲も織り交ぜた、なかなか攻めたセットリスト。
いつものように客席のリアクションを気にしつつも、本人が言う「先輩が出てくる前にステージの“気”を整える」
という大役を、充分過ぎるほど果たしていたような気がする。最後はマイクレス・アンプレス、生唄・生ギターでの演奏。
サンプラーやエフェクターを多用する洋のスタイルとは対極という感じだけど、洋の唄の原点を感じられて良かった。

40分ほどで洋の演奏は終わり、入れ替わりにCHABOがステージに登場。
まずはterry evansの「That's The Way Love Turned Out For Me」をバックに「Autumn Rain」をリーディング。
「雨の曲をたくさん選んできた」とCHABOは言い、土砂降りの雨と雷のSEから「さまざまな自由」。
「雨が降ると思っていたのに、雨が全然降っていない。お足元が全く悪くない中をようこそ!」とCHABO。
続いて6月しか唄わないという「ねぇHISAKO」。今年もギリギリ聴くことが出来て良かった。
「今日はビートルズが来日した日です」とCHABOは言い、来日時のエピソードを嬉しそうに語る。
そして「Yesterday」をプレイ。「One of Love」で演った時よりも、若干あっさりとした感じの演奏。
昨年書いたというブルース「ハウハウ」を演奏したあと、今は亡きショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
CHABOはここで「バラが咲いた」のメロディー「バラが咲いた~バラが咲いた~それがどうしたんだ~♪」、
「神田川」のメロディーで「あなたは~もう~忘れました~♪」と、まるで嘉門達夫のような替え歌を披露。
それから「夏に続く午後」から「いいぜBaby」を演奏して、CHABOのパートは20時40分ごろ終了。

休憩時間をはさんで、20時55分ごろからセッション・タイム。
ステージ上手に洋、下手にCHABO。「MY LIFE IS MY MESSAGE 2019」のテーマ曲のようなブルース。
CHABOの水玉模様のシャツを見て「俺も水玉が似合う男になりたい」と言う洋に対して、
「こんどお揃いで著よう。水玉ブラザーズ!」と返すCHABO。二人のやり取りがおもしろくて笑える。
そして洋が大好きだというHank Williamsの「Lost Highway」をプレイ。スライドギターを弾くCHABO。
“水玉先輩”が弾く間奏のスライドが心地良くて、洋は「気持ちがいいのでもう一回やってください」とリクエスト。
CHABOは「休憩時間に入る前にそのことを言わなかったら、楽屋で怒られた」と愚痴る。
「怒られるのイヤですよね~」と言う洋に、「おまえ一緒になって言ってたじゃんかよ~」とCHABO。
続く「You've Got A Friend」では交互にヴォーカルを取り合う。今夜は洋のKEYで演奏したとのこと。
ここで洋はブズーキを手に取って「新相馬盆唄」。CHABOは3フレットにカポをつけている。
ジャカジャカと激しくギターをかき鳴らすCHABO。ものすごい迫力の演奏に圧倒される。
そしてリズムボックスをバックに「Hungry Heart」。ギターソロを完璧に弾きこなす洋にちょっと感動。
そして洋が「あまりそういうこと言わないんですけど、唄いたい人は一緒に唄って下さい」と言って「満月の夕」。
唄は洋に任せてバッキングに徹するCHABO。時折入れる合いの手のようなコーラスが素敵。
「2021年までは何があっても「MY LIFE IS MY MESSAGE」をやり続けようと思います」と洋が力強く宣言して終了。

アンコール、再びステージに登場した洋とCHABO。
CHABOは「第4部やるよ!」と言って、珍しくTシャツのまま「Who'll Stop The Rain」をプレイ。
間奏で交互にソロを取り合うCHABOと洋。ユニットとしてのコンビネーションは完璧。
最後は洋がCHABOに「無理矢理お願いした」という「R&R Tonight」。
ロックンロールが溢れているこの空間にピッタリの選曲。いろいろな思いが駆け巡る。
CHABOがかき鳴らすアコースティックギターに、洋のギターソロが重たくからみ付く。
お客さん全員がスタンディングオベーションをする中、22時ちょうどに終了。

久しぶりの横浜を堪能したいところだけど、時間が気になるので帰ることにする。
湘南新宿ラインに乗ると、新宿まで一本で出られることに気がつく。
これまで何度も来ていたのに、どうして気がつかなかったんだろう~?
23時には新宿に到着して、西口の隠れ家「十徳」で呑む。
金曜日だからこの時間でもたくさんのお客さん。テーブル席に案内されて呑み出す。
美味しい料理をつまみながら、ビール・酎ハイ・日本酒と呑み進める。
1時ごろおひらきにして、そのまま久しぶりにカラオケ「歌広場」へ。
この時間はフリータイムになっていて、2,480円で5時まで唄えるとのこと。
いろいろと唄いまくるうちにあっと言う間に5時になり、
「どんどん」でシメのとんこつラーメン&すためし。
ついつい調子に乗ってオールしてしまった・・・。だけど楽しかったな。

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