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2019年7月27日 (土)

アリス「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦-OPEN GATE-」松戸 森のホール21

それから総武線と武蔵野線を乗り継いで新八柱へ。
今日は松戸 森のホール21へ、アリス「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦-OPEN GATE-」を観に行く。
5月から始まった再始動“アリス”の6年ぶりのツアー、個人的には日本武道館に続いて二回目の参加。
武道館はスペシャルメニューだったらしいので、通常のメニューはどんな感じなのか楽しみ。
新八柱駅からしばらく歩いて、会場の森のホール21へ到着。着く頃には汗びっしょり。
クールダウンを兼ねて、隣接する「21世紀の森と広場」でしばらくボンヤリして過ごす。
木陰で風に吹かれていると、なんだかとっても気持ちいい。もう夏なんだけどな。
16時10分ごろ会場入り。今日の席は1階13列6番。ステージ下手だけど、なかなか見やすいポジション。
3階まである1,955の客席はどこからでも見やすい感じで、ココはけっこうお気に入りの会場。

ほぼ予定通り、16時30分過ぎに開演。
ステージ上手にチンペイ、中央にキンちゃん、下手にベーヤンがスタンバイ。
第1部は三人だけの“アリス”ということで、初期ナンバーを中心に演奏が進められていく。
一曲目の「愛の光」に続いて「知らない街で」。キンちゃんのコンガに会わせて、二人がギターをかき鳴らす。
「今回のツアータイトルは『限りなき挑戦』。“アリス”の挑戦に限りは無い。70歳の挑戦を楽しんでください」と
チンペイは言い、デビュー曲の「走っておいで恋人よ」をお客さんとともに唄う。
チンペイはまだ売れていない頃の話をしたあと、映画のテーマ曲になったという「黒い瞳の少女」を演奏。
サポートで加わったキーボードの音色がキラキラと効果的に響いて、曲に彩りを添えていく。
「あなたのために」に続いて、「大ブレイクした『冬の稲妻』のB面」という紹介で「街路樹は知っていた」。
そして「僕らにとってかけがえのない曲」である「明日への讃歌」を唄い、第1部は40分ほどで終了。

20分間のインターバルをはさんで、17時30分頃から第2部がスタート。
「エデンの東」が流れる中、ベース、ギター、ピアノ、キーボードのサポートメンバー、
そしてキンちゃん、チンペイ、ベーヤンの三人がステージに登場。
ハードなノリのナンバー「LIBRA」が始まると、これまで座っていたお客さんは一斉にスタンディング。
チンペイは「ここからはみんな一緒に唄ってイイからね。一気に盛りあがって行こう!」と言い、
「今はもうだれも」「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「君のひとみは10000ボルト」「涙の誓い」
「夢去りし街角」と、懐かしいヒット曲が立て続けに演奏される。私ももちろん一緒になってシンギング。
ここで三人はステージ中央の椅子に腰掛け、キンちゃん企画の「“アリス”のオシャレな一面」特集が始まる。
「12゚ 30'」「センチメンタル・ブルース」の二曲を、アルバムとはちょっと違ったオシャレなアレンジで披露。

「第1部は“アリス”の春の時代、第2部は夏の時代の曲を聴いて頂いていますが、これは秋の時代の曲です」
という紹介のあと、始まったのは「秋止符」。美しくも切ない歌詞とメロディー、キーボードの音色が哀しさを増す。
しんみりとした雰囲気を吹き飛ばすかのように、書き下ろしの新曲「限りなき挑戦 -OPEN GATE-」を演奏。
ツアーグッズの赤いペンライトがフロアを埋め尽くし、今どきな感じでコブシを振り上げるお客さん。
メンバー紹介をはさんで、いよいよラストスパート。「エスピオナージ」「狂った果実」「帰らざる日々」と続く。
「一曲一曲、いろんなシーンが浮かんできます。20代前半だった僕たちにとって“アリス”は初めての冒険。
一緒に旅をしたかけがえの無い友達が70歳になってこうしてココにいる。そのすべてに感謝を込めて」と
チンペイは言い、本編最後は「遠くで汽笛を聞きながら」。ベーヤンとチンペイの唄声に思わず涙ぐむ。

アンコール、キンちゃんがバスドラを連打すると「チャンピオン」が始まる。
ベーヤンとチンペイのヴォーカルもイイけど、ここはやはりキンちゃんのドラムのスゴさに驚く。
ズドンと重たいバスドラのキック、ボコボコと繰り出すフィルとエンディングの激しい連打・・・えげつない。
そしてチンペイとベーヤンはギターを置き、ハンドマイクで「さらば青春の時」を唄う。
「全てのみんなに感謝の気持ちを込めて、かけがえのない曲を唄います」と言うチンペイ。
キンちゃんが派手なドラムでシメて、再び「エデンの東」が流れる中、18時55分過ぎにコンサートは終了。

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