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2019年7月10日 (水)

仲井戸麗市「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」甲府 桜座

今日は甲府 桜座へ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」を観に行く。
6月30日の豊橋から始まったCHABOのソロ・ツアー、本日の甲府が二日目となる。
昨日の朝に松本から帰ったばかりの身としては「どうしたものか?」と思ったけれど、
ここはやはり行っておかないと・・・と思い立ち、15時退社にして向かうことにする。
新宿駅16時ちょうど発のあずさに乗り込み、1時間半ほどで甲府駅に到着。
ちょっとだけ寄り道しながら、会場の桜座へ。開場時間の18時まではあとわずかだ。
時間通りに開場して、整理番号A-43で入場。まさかのAチケット・Bチケット並列入場で焦ったけれど、
実質的には60番ぐらいで入場することが出来た。そしてラッキーなことにステージ下手の二列目をキープ。
桜座はもともと芝居小屋だったので独特な雰囲気。畳に座布団敷というのがなんともイカしている。

予定通り19時ちょうどに開演。
ピアノの旋律が静かに流れる中、ステージ下手からCHABOが登場。
まずはアコースティックギターでインストを披露してから「ブルース~ハウ・ハウ」。
先日の豊橋とはまったく違う展開。こいつは今夜も楽しませてくれそうだ。
そして「よォーこそ」を少しだけ唄い、「Blues Is Alright」へと続く。お馴染みのコール&レスポンス。
「桜座では二度目のライブだけど、客席から上から目線で見られているみたいだ」とCHABO。
「ツアーに出ることにした」という話から「ホーボーヘ」、そしてRockin'なアレンジで「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
エンディングで「バンド生活が長いから、ひとりなのに合図を出してしまった」と照れるCHABOが可笑しい。
続いて「明日に向かって・・・なんてとっくに通り越して、思い出に生きている」と言って「Tennessee Waltz」を唄う。
そして“古井戸”のナンバーから「セントルイス ブルース」。この小屋の雰囲気にぴったりとハマっている。
「あの頃は自分で唄おうとは思わなかった。加奈崎さんの隣でギターを弾いているのが好きだった」とCHABO。

自分と同い年のミュージシャンという話から、ショーケンにちなんで「エメラルドの伝説」を演奏。
続いて片山広明に捧げる「帰り道」。このあたりはなかなかヘヴィーな展開。演奏もディープになっていく。
それからRCのナンバーで「お墓」「たとえばこんなラヴ・ソング」。RCナンバーの選曲も豊橋とは違う。
「たとえばこんなラヴ・ソング」は、CHABOがうまくリードしながらお客さんに唄わせる展開。
Neil Youngのカバー「Harvest Moon」を演奏したあと、「今日は雨じゃないけど強引にやる」と「さまざまな自由」。
月の唄があったり雨の唄があったり、CHABOの唄は本当にさまざまなバリエーションを持っている。
そしてアッパーなアレンジの「アイ・アイ・アイ」から、「打破」「やせっぽちのブルース」とたたみ掛けるような流れ。
CHABOはオモチャのエレキギターを手に取り、「オマエ唄わないか?」とひとりのお客さんをステージに呼び込む。
地方でのライブでたまに見かける、舞い上がって変に盛りあがってしまうタイプのお客さん・・・
だけどどことなく憎めなくて、とてもイイ感じに盛りあがりながら「雨あがりの夜空に」で本編は終了。

アンコール、これまでメガネをかけていたCHABOが素顔でステージに登場。
「もうちょっとやる? 甲府のヤツはいいけど、いろんなところから来てるんだろ。電車大丈夫?」と言うCHABO。
その言葉の優しさに思わずジーンと来てしまった。はい、おそらく大丈夫ですよ~帰れます。
そして有山じゅんじバージョンの「You Gotta Move」、「簡単だから一緒に唄おう」とサビはみんなでシンギング。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。こちらもいつも通り、お客さんと一緒になって唄う。
リズムボックスをバックにBruce Springsteenの「Hungry Heart」で盛りあがったあと「Hobo's Lullaby」。
チェットアトキンスにカポをつけてプレイしていたけど、これは以前からだったかな? 記憶に無い。
CHABOはスタッフを紹介したあと、「オマケをひとつ演ってやろう」と言って「プレゼント」。
そして「Everything Is Be Alright!」と言いながら、「ガルシアの風」のリーディング・バージョン。
正直なところココは唄って欲しいと常々思っていたけれど、今夜のリーディングを聴いて考えが変わった。
それほどに今夜のリーディングは素晴らしく、CHABOの思いがダイレクトに響いてくる感じがした。
エンディングSEは「9月の素描」。いつも以上にエモーショナルなものを受け取ったライブ、21時30分ごろ終了。

終演後、取るものも取りあえずバタバタと会場をあとにする。
甲府駅までは歩いて15分、電車の発車時刻までは30分以上あるので大丈夫だ。
途中のコンビニで呑み物などを買ってから、22時07分発の中央本線に乗り込む。
ボックスシートではあるけれど、なんの変哲も無い普通列車。
それでも空いていたので、ゆっくりとくつろいで帰ってくることが出来た。
23時半に高尾駅に到着し、京王線に乗り換え。京王線のダイヤがかなり乱れている模様。
おかげで予定より前の特急に乗れたりしたけど、帰宅時間はそれほど変わらなかった。
1時前には帰宅。とんぼ帰りは勿体なかったけど、やっぱり行ってよかった。

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