ゆっくりと
今週末は何も予定がない。
行きたい場所や行きたいライブもあったけど、今日のところはガマン。
このところ遊びすぎだったから、ゆっくりと過ごそう。
今日は下北沢 GARDENへ、“Shinya Oe And Mothers Sunshine”を観に行く。
「Some Good Fortune Will Have Come Along」とタイトルされた本日のライブ、
大江慎也の新バンド“Mothers Sunshine”の東京初お披露目となる。
このところ大江のライブにはあまり行けていなかったけれど、こんどのバンドはかなり楽しみ。
なんたってドラムが元“THE MODS”の梶浦雅弘、ベースが元“HEATWAVE”の渡辺圭一、
そしてギターが“ソウル・フラワー・ユニオン”の高木 克ですもの。良くないわけがナイ。
今回は整理番号A6とかなりよかったのに、開場時間の18時30分に間に合わず、
19時15分ごろ会場入り。それでもステージ下手の一番端、二列目のポジションを確保。
今日は渋谷で“ROCK'N'ROLL GYPSIES”がライブをやっているらしいけど、
こちらも負けずにフロアはびっしりと満員。始まる前から静かな熱気に包まれている。
予定より遅れて、19時40分過ぎ開演。SE「GO FOR THE PARTY」が流れる中、
Drums:梶浦雅弘、Bass:渡辺圭一、Guitar:高木 克、Vocal&Guitar:大江慎也がステージに登場。
久しぶりにナマで見る梶浦に心がときめく。めちゃめちゃカッコいいじゃないか!
オープニングは、B.B.King & Eric Claptonのナンバーから「RIDING WITH THE KING」。
梶浦が刻むビートに乗せて、渡辺のプレベが唸り、高木のテレキャスと大江のストラトが炸裂する。
かなりシンプルなサウンドだけれど、ものすごい音圧でガンガンと迫ってくる。
これは初期ルースターズ? でも「CASE OF INSANITY」「GOOD DREAMS」「VENUS」と中期の曲も飛び出す。
キーボードが印象的な曲なのに、ギターだけでグイグイと押し切るアレンジ。斬新だけどカッコいい。
そして「ROSIE」「GIRL FRIEND」「KING BEE」「DO THE BOOGIE」、初期のルースターズを思わせる選曲。
MCを入れることなく、一心不乱にギターをかき鳴らしながら唄う大江。調子はかなり良さそうだ。
高木を差し置いてギターソロをとる場面も多く、ギタリスト大江の一面を垣間見ることが出来た。
梶浦のドラムはタイトだけれど音数が多く、こんなにメロディアスなドラムを叩く人だとは思わなかった。
渡辺のずっしりと重く安定しているけれど、そのフレーズは時に美しい旋律を奏でる。
高木のギターは本当にゴキゲン。なんでも弾きこなす多彩なプレイは、さすがとしか言いようがない。
ストーンズのカバー「DEAD FLOWERS」はちょっとビックリしたけど、イイ感じにヌケた演奏が良かった。
新曲の「WHERE SHE CAN BE」はちょっとFunkyな感じで、聴いているうちに自然と身体が動き出す。
ライブ後半はアルバム「THE GREATEST MUSIC」から「STREAM OF FUN」「GO FOR THE PARTY」「I DREAM」。
このアルバムはあまり聴いて来なかったけれど、こうして聴くとイイなぁ~。今度ちゃんと聴き直してみよう。
大江は「あと一曲です!」と叫び、最後は「MONA」。心地良いビートに包まれて本編は終了。
アンコールに突入して、「HEAVEN」からの「TONIGHT」。
どちらもカバー曲ではあるけれど、ルースターズの色を濃く感じる。こういう大江も大好き。
二回目のアンコール、何も言わずに梶浦がドラムを叩き出すと「TEQUILA」が始まる。
この曲はどうしても池畑のパワフルなドラムを連想するけど、梶浦のドラムも負けずにイカしている。
なんだかものすごいモノを見ているような気がする。バンドの音が塊となってぶつかってくる。
ラストは「I'M A MAN」。かなりハードなBoogieという感じのアレンジ。もう何も言うことはない。
強力なメンバーを迎えて、大江が本当にやりたい音楽を創り出せるバンドが出来たという印象。
あっと言う間だったけど、音楽の初期衝動に溢れるライブ。21時過ぎに終了。
ずいぶん早く終わったので、どこかで呑んで行こうと店を探す。
「紅とん」はイッパイだったので、「陣太鼓」で呑むことにする。
金曜日だからこちらもかなり賑わっていたけれど、なんとかカウンター席に落ち着く。
えんがわのカルパッチョと焼鳥をつまみながら、ビール、酎ハイ、日本酒と呑み進める。
混んでいるからなのか料理がなかなか出てこないので、申し訳ないけど店を出る。
そして「珉亭」でシメ。ここはやっぱりラーチャン。美味しかったけど、食べ過ぎた。
小田急線に乗って、23時半ごろ帰宅。
今日はプレミアム早帰りで15時に退社。
亀戸餃子を食べに行こうと思っていたけど、錦糸町がお祭りというので混雑回避のため断念。
このまま呑みに行くのもなんなので、新宿 バルト9へ映画「ロケットマン」を観に行く。
言わずと知れたイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。
両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトがロックに出会い、
「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始めてスターダムにのし上がっていく。
そしてその成功の中での出会いと別れを通じて、誰も信じることが出来なくなり孤独に苛まれ、
アルコールとドラッグに溺れてどんどん堕ちていく・・・という絵に描いたようなロック・ストーリー。
この作品は「ボヘミアン・ラプソディ」のデクスター・フレッチャーが監督しているけれど、
「ボヘミアン・ラプソディ」ほどの盛りあがりは無く、どこか淡々と終わってしまうところが印象的。
だけどエルトン・ジョンの唄の素晴らしさを感じることが出来て良かった。(上映時間:121分)
映画は16時15分から18時25分まで。終了後は新宿三丁目の「かり屋」で呑む。
ちょっと早めの時間だというのに、カウンター席には先客がふたり。
いつも通りにつまみをいくつか注文して、ビール、酎ハイ、日本酒と呑み進める。
やっぱりこの店は美味しくてイイ。すっかり満足して、20時半ごろおひらきにして帰宅。
今日はTOHOシネマズ渋谷へ、映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」を観に行く。
「おっさんずラブ」は2018年にテレビドラマが大ヒットし、「新語・流行語大賞」トップテンに選ばれたほど。
私はずっと観たことがなかったのだけれど、このところ夜中に再放送しているのを観てハマってしまった。
そして先週23日に劇場版が公開。これは観に行かなくては!ということで渋谷へと足を運んだ。
19時05分上映開始。思っていたほど混んでいない劇場内、なんとなく予約した席がなかなかの好位置。
ストーリーは、主人公の春田創一をめぐって会社の上司である黒澤武蔵と後輩の牧 凌太が繰り広げる恋物語。
劇場版では更にパワーアップして、本社勤務の狸穴 迅と新入社員の山田正義が加わってのドタバタ劇。
従来のコミカルな流れに加えて、劇場版にありがちのちょっとオーバーな演出が組み込まれている。
だけど「自分の思いは正直に伝えないと」とか、「いま伝えないと、明日はどうなるかわからない」とか、
胸にグリッと突き刺さるセリフがところどころに出てきて、なんとも言えない気持ちになった。(上映時間:114分)
21時10分に映画は終わったので、久しぶりに「山家」で呑む。
店に入ったときはかなり混んでいたけど、じきに空き出してのんびりと呑み喰いする。
やっぱりこの店好きだわぁ~。料理もお酒も美味しいし、適当に居られるところがなんとも。
22時にはラストオーダーとなり、ほどなくして店を出る。このタイミングも悪くない。
そして「パンチョ」のナポリタンでシメ。並盛400グラムはボリューミーだけど、ついつい食べちゃう。
すっかりお腹イッパイになって、バスに乗って帰宅。
このところメチャメチャ疲れている。(一説によると「憑かれている」)
それほどハードワークではないのだけど、なんかストレスが溜まっているような気がする。
抜け出る手立ては無さそうなので、うまいことやり過ごすしかないな。。。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、
「KERA ソロアルバム『LANDSCAPE』発売記念ライブ 2 ビッグ・バンド編」を観に行く。
KERAさん曰く、「昨年3月の録音開始から幾多の別仕事を挟みながら続いた、オケ録り~歌録り~トラックダウン~
マスタリング~ジャケ製作~MV製作~発売~レコ発第1弾スモールユニットライブ~インストアライブ。
そして今回のライブで『LANDSCAPE』を巡る旅が遂に完結する」という本日のライブ。
当初は1st Stageのみ参加する予定だったけれど、これは見逃せないと2nd Stageも予約。
今日は半日、KERAさんに捧げるつもりで六本木へと繰り出す。
千代田線の乃木坂駅から歩いて、東京ミッドタウンに16時ごろ到着。そのまま会場入り。
1st Stageはメンバーズシート19C。ステージ下手二番目のテーブル、お気に入りのポジション。
予定通り、16時30分開演。
オープニングSEが流れる中を、メンバーがステージに登場。
ステージ上手にサックス×3、トロンボーン×3、トランペット×3のホーンセクション、
中央にドラム、下手にエレキベースとウッドベース、ギターの伏見 蛍、キーボードの杉山圭一、
ピアノの佐藤真也、コーラス×2、曲によって入れ替わりでトランペット、バイオリン、そしてKERAさん。
総勢20名のビッグバンド、ステージを埋め尽くすその様子を見るだけで圧倒される。
演奏は「B・BLUE」から始まり、「じんじろげ」へと続く。もちろんアルバム『LANDSCAPE』の曲が中心。
「5月に発売したアルバム『LANDSCAPE』の一連の活動のシメ。おじやみたいなモノです」とKERAさんは言い、
サックスの鈴木光介が加わって「ケイト」「Stardust」。そしてオルゴールの音色をオープニングに「木の歌」。
「ビルボードはチケットをとるのが面倒臭いけど、来慣れるとイイですよ。60歳を超えたらココでしかやらない」
とKERAさん。そのあとすぐに「思ってもいないことを言ってますけどー!」と打ち消していたけれど。
続いて“LONG VACATION”のナンバーから「BITTER SWEET SUNSHINE」を披露。
ビッグバンドで演奏されるロンバケ、なんだかとっても楽しくてイイ雰囲気。
ここでホーンセクションが退場して、グッとコンパクトに「ビバップ・バトン・ビバップ」「サンキュー」をプレイ。
そしてバイオリンの向島ゆり子が加わり、昔ハーレーに乗っていたお父さんの事を唄った「アンパンとジャズ」。
ホーンセクションも素晴らしけど、バイオリンがまたものすごくて・・・狂ったように弾きまくる姿は圧巻。
「Cheek To Cheek」に続いて「食神鬼」。ここで再びホーンセクションが加わっての演奏。
杉山さんはエレクトリック・シタールを弾いて、サウンド的には今日の中で一番凝っていた。
次にナゴムレコードの仲間たちに捧げたナンバー「シリーウォーカー」を唄ったあと、
「一曲だけ前作『Brown, White & Black』から演ってみます」と「Old Boys (SWING)」。
KERAさんは「絶対ライブに来させるにはどうしたらいいのかな? 教えてくれたら6万円で買います」とか、
「ブレーキとアクセルを踏み間違えたらシビれるようにしたらどうか」とか、時間を気にしつついつも通りのMC。
そして「キネマ・ブラボー」。この曲をビッグバンドで聴くのはやはり最高! 待ちに待った瞬間。
「俗界探検隊」は“有頂天”のアルバム「AISSLE」収録曲。途中で各パートのソロ合戦が繰り広げされる。
ホーンセクションが退場して、最後に「サニー・グッジ・ストリート」を演奏して本編は終了。
アンコール、ホーンセクション以外のメンバーがステージに登場。
始まったのは「見上げてごらん夜の星を」。ミラーボールがキラキラと回り出す。
KERAさんの唄声で聴く大好きなこの曲、思わず涙がこぼれ落ちる。
最後にメンバー全員がステージに上がって、「LANDSCAPE SKA」をプレイ。
なんだかとても幸せな気分のまま、18時10分ごろ演奏は終了。
気がつけば1時間40分が経過している。こんなに長いビルボードライブは初めて。
2nd Stageの開演時間は20時。しばらくあたりをブラブラして時間調整。
ミッドタウン・ガーデンでは「光と霧のデジタルアート庭園」なるものをやっているけど、ちょっといまいち。
仕方が無いので地下にある本屋で立ち読みでもしようかと思ったら、無くなっていてビックリ。
そんな事をしているうちに19時半を過ぎたので、再びBillboard LIVE TOKYOへ。
2nd StageはDXシート カウンターDL15。総勢20名がステージにあがると、どうしても死角が出来てしまう。
ステージを上から観る形のカウンター席にすれば、見逃すことが無いだろうと思ってこの席にしたのだ。
結果、大正解! やはりビルボードではこの席がベストポジションなんだな。
予定通り20時ちょうどに開演。
セットリストは1st Stageを基本にしつつ、ところどころ変えられている。
ステージ前半のロンバケ・ナンバー、1st Stageは「BITTER SWEET SUNSHINE」だったところ「操行ゼロ」。
盛りあがりという点ではこちらのほうが良かったかなぁ~。もちろんどちらも素敵だったけれど。
そして本編最後のアッパーチューン、1st Stageは「俗界探検隊」だったところ「聖者が街にやって来る」。
これがものすごい盛りあがりで、演奏している人も観ている人もみんな満面の笑顔。
音楽って本当に楽しいなぁ~♪ということを実感した瞬間。楽しくて楽しくてたまらない。
そのせいかはわからないけど、1st Stageでは本編最後に「サニー・グッジ・ストリート」を演奏したところ、
2nd Stageはそのまま終了。「サニー・グッジ・ストリート」はアンコール一曲目に演奏された。
ステージにあがって何やら耳打ちしていたので、急遽予定を変更したのだろうな。
そして、アンコール二曲目として演奏された「見上げてごらん夜の星を」。
演奏が始まるとステージ後方のカーテンが開いて、六本木の夜景が目の前に広がる。
ただでさえ感情を揺さぶる曲なのに、この演出には涙腺が決壊した。これはもぅ~反則。
演奏が終わったのは21時50分。またもやビルボードライブにしては長時間のステージ。
KERAさんはたくさん感謝の言葉を述べていて、しまいには土下座までしそうになっていたけど、
この大サービスぶりがそのお返しと受け取った。ありがとう、KERAさん。
終演後、ミッドタウン近くのラーメン屋「まる彦」で打ち上げ。
ほどなくしてラストオーダーになってしまったけど、それなりに楽しむ。
22時半過ぎにおひらきにして帰宅。
いつも通りの休日。
いろいろと野暮用を済ませて、夜は遊びに行こうかと画策。
原宿クロコダイルで元基先生のライブがあるのでどうしようかと迷ったけど、
当日券だと立見になってしまうというのでやむを得ず断念・・・。
他にもいろいろと行きたいところがあったけど、けっきょく何も出来ず。
仕方が無いので、代々木上原まで散歩がてら歩いて「ジャンプ」で呑む。
18時過ぎに行ったら、まだまだ空いていてカウンター席でゆっくりと。
2時間ほど満喫して、再びフラブラと歩いて帰宅。
今日は東京キネマ倶楽部へ、人見元基「GENKI SESSION Summer of Love 2019」を観に行く。
18時前に仕事を切り上げ、有楽町駅で京浜東北線に乗り換えて鶯谷駅へと向かう。
整理番号はB-128番だったけど、開場時間には間に合わず、18時40分過ぎに会場入り。
エレベータで6階にあがり、フロアに入ってみてビックリ! なんとまさかの椅子席ではないか。
これまではずっとスタンディングだったのに、今夜は長くなるということかなぁ~?
ステージ上手側に空席を発見。後から二列目だけど、ステージが高いのでよく見える。
予定より遅れて、19時10分過ぎスタート。
Drums:ロジャー高橋、Bass:水野雅章、Keyboards:難波弘之、Guitar:大谷レイブン、
そしてTシャツにアロハを羽織り赤いパンツというスタイルでVocal:Genkiがステージに登場。
「Hallelujah I Love Her So」から演奏が始まったところで、いきなり元基先生のおしゃべりが始まる。
「ここで起こった事や話した事を、世の中に広めてはいけない」と言いながら、かなりきわどい話をいくつか。
それから“Montrose”の「I Got The Fire」のあと、「Communication Breakdown」など“Led Zeppelin”メドレー。
レイブンは階段から落ちて腰を痛めているとの事だけど、レスポールで奏でるぶっとい音は健在。
水野さんのベースは相変わらずブリブリだし、ロジャーのドラムはいつもに増してパワフル。
そして難波さんは超絶的なテクニックで鍵盤を弾き、ハートフルで温かみのあるサウンドを創り出す。
元基先生による年に一度の夏休み課外授業、永遠のハードロック少年達による宴という感じ。
はっきり言ってセトリにあまり変化は無いけれど、元基先生お得意の「Move Over」が始まるとやはりアガる。
“NOIZ”ナンバーからは「樹の歌」と「いつものように」。やっぱり“NOIZ”を唄う元基先生がイチバン好きだな。
本日は二部構成ということで、20時40分ごろインターバルに突入。
21時10分過ぎ、第二部が始まる。
ギターをストラトに持ち替えたレイブンが引っ張る形で、“Deep Purple”のナンバーを繰り広げていく。
続いて“PYG”のカバー「花・太陽・雨」は、難波さんと元基先生とで交互にヴォーカルをとる。
元基先生はいわゆるミックスボイスだけでなく、多種多様な唄声でいろいろな曲を聴かせてくれる。
それから難波さんのJazzyなピアノに合わせて「Cry Me A River」。曲の終盤にかけての盛りあがりがスゴイ。
「ちょっと日本語の曲を」と言って唄った曲は、プログレッシブでハードでとてもカッコよかったけど誰の曲だろう?
そしてここでゲストの吾妻光良が登場。民族衣装のようなスタイルで、いつもとはちょっと違う雰囲気。
吾妻さんはスチールギターを弾き、“THE WHO”のナンバーと“Humble Pie”の「30 Days In The Hole」。
二曲で吾妻さんは退場し、メチャメチャFunkyな「Gimme Some Lovin'」。
ギター、キーボード、ベース、ドラムの順でソロまわし。
メンバーそれぞれのプレイがとにかく強力で、これぞバンドこれぞロックという感じの演奏。
元基先生はここまででビールを何本飲んだのだろう? 「最後の曲はいつも記憶がないけど、今日はある」とポツリ。
最後は“Small Faces”の「All Or Nothing」。ステージ下手の階段をのぼってカーテンの裏に退場し、
再び現れて唄い出す・・・そしてそれを何度も繰り返すというのが定番だけど、今日はあっさりと一回だけで終了。
アンコール、まずは難波さんのピアノをバックに「Imagine」を元基先生が唄いあげる。
ナチュラルな声で唄いあげる元基先生。高い天井に向かって、その唄声が吸い込まれていく。
「あと二曲なんですよ。いま何時ですか?」と時間を気にする元基先生。23時には終わらないといけないらしい。
「Summertime Blues」が始まると、これまで座っていたお客さんも総立ち。こういうノリもやっぱり大切。
さらに吾妻さんが加わり、「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」とみんなでお祈りしてから「すきすきソング」。
元基先生は曲の途中でフロアに降りてきて、お客さんにマイクを向けながら唄う。
こうして23時過ぎ、本日のライブはすべて終了。
腰の痛みは少し落ち着いてきた。
と言うより、痛みの質に変化が・・・。
これまでは身体を動かした瞬間に激痛が走るという感じだったけど、
ずっと腰が重いような感じに変わってきた。
もうちょっと様子見かなぁ~。
あいかわらず腰の調子はいまいち。
通勤ラッシュにもまれるのはキツいので、10時出社にしてなんとか出勤。
座って仕事をするぶんには全然問題ないのだけど、立つ瞬間はかなり勇気が要る。
ときどき激痛に襲われて、思わず悶絶・・・。大丈夫か? 自分。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #16」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第16弾。
19時15分ごろ会場入り。座席番号は16番、ステージ下手のテーブルの最前列。
スライドを操作するFさんの席の隣で、なんとなくスタッフ気分を味わう事が出来る。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
予定より遅れて、19時35分ごろ開演。
ちょっと地味な柄のシャツを著て、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージに登場。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。(加えて今回は「仲井戸の友」を参照)
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲から。「このところMANDALAではDJしかやっていない」
「16回目の開催です。お暑い中ようこそ~どうなの夏バテは? オレは人生バテしてる」とCHABO。
M01. Girl From The North Country [Bob Dylan]
⇒フジロックで加山雄三さんはギターを弾かれなかった。もはや加山雄三さんは天皇陛下みたい。
「幸せだなぁ~」も唄わなかったから、ひょっとして幸せじゃないのかな?
ライジングサンは中止になって、不謹慎だけどちょっと嬉しかった。そのときにカバーする予定だった曲。
M02. Cross Road Blues [Robert Johnson]
⇒今夜のテーマは1993年に行った「ブルースを探しての旅」。ファンクラブ会報「仲井戸の友」の特集を読みながら。
ずっとやりたい企画だったけれど、現地を案内してくれたコーディネーター遠藤くんが来ている時にやりたかった。
本人に都合を聞くのは苦手なので「今回やろう!」と思い切ったら、まったくの偶然で本人が来てくれている。
ということで「今夜はブルース責めだよ!」とCHABO。「ブルースを探しての旅」が始まる。
M03. Jerrybread [Booker T. & The MG's]
⇒旅の始まりはメンフィス。まずは“Booker T. & The MG's”の凱旋公演ライブを観た。
映し出されたジャケットには「to CHABO」のサイン。清志郎がSteve Cropperに書いてもらってくれたモノ。
M04. Radio Program (KFFA) [Sonny Boy Williamson]
⇒ハイウェイ61を車で走ってヘレナという街に着いた。東京~大阪ぐらいの距離を一日で移動。車窓に広がる綿花畑。
プレイされたのはラジオ番組「King Biscuit Time」の音源。いつもより興奮気味に話すCHABOが印象的。
M05. High Water Everywhere [Charley Patton]
⇒ブルース発祥の地と言われるプランテーション「DOCKERY FARM」。探して探してようやくたどり着いた。
この場所がなければ、Rolling StonesやEric Clapton、ロックン・ロール自体さえ無かったかもしれない。
M06. Nobody Knows You When You're Down And Out [Bessie Smith]
⇒田舎町のクラークスデイル、Bessie Smithが息を引き取ったリバーサイド・ホテルを訪れた。
そこの主人であるビッグ・ママの前で、「飲んだくれジョニィ」をCHABOは唄ったのだそうだ。
⇒ここでCHABOは羽織っていたシャツを脱ぐ。下にはもう一枚シャツが・・・重ね着しているのは珍しいかも。
M07. Iko Iko [Dixie Cups]
⇒Robert Johnsonがレコーディングしたジャクソンという街を通ってニューオリンズへ。
この曲を俺はDr.Johnで知ったけど、これが最初のヒット。オリジナルはまた別の人。
⇒ここで早くも1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が差し入れられ、何度もお辞儀をするCHABO。
M08. Cross Shaver Blues [Wade Walton]
⇒重要なことを忘れてしまったので、再びクラークスデイルの話に戻る。
「Wade's Barber Shop」という床屋の親父が唄うブルース。そのとき買ったカセットテープをプレイ。
M09. They Call Me Sundown [Lonesome Sundown]
⇒ニューオリンズから少し走って沼地に出たと思ったらルイジアナ。Lonesome Sundownという名前に惹かれた。
ブルースにはどんな飲み物が似合うかな? この旅の時は、ビールをしこたま呑んでいたけれど。
このときはギターもいろいろと買ったけど、弾きにくくて気に入らず結局は失敗だったとCHABO。
M10. Can't Buy Me Love [Chet Atkins]
⇒次はコーディネーターの遠藤くんが当時住んでいたナッシュビルへ。ナッシュビルといえばChet Atkins。
これはビートルズの曲をカバーしたアルバム。著書「一枚のレコードから」のChet Atkinsのパートを拾い読み。
M11. St.Louis Blues [Les Paul & Mary Ford]
⇒ずっと車で回ったんだぜ。運転する方は大変だよな。次に向かったのはセントルイス。
ちょうどハロウィンの時期だったけど、雪がチラついて寒かったなぁ~とCHABO。
M12. Sweet Home Chicago [Robert Jr. Lockwood & The Aces]
⇒最終目的地はシカゴ。アムトラックという列車で行く予定だったけど、3時間遅れのため断念。
バスは社長が苦手だというので、けっきょく車で行った。シカゴはでっかい街でびっくりした。
⇒ギターのチューニングを始めるも、ギターを膝の上に置いて「仲井戸の友」を読みふけるCHABO。
M13. I'm Good [Willie Kent And His Gents]
⇒シカゴの「THE BLUES」という店でライブを観た。ゲストのおばちゃんも混じってゴキゲンな演奏。
M14. Hey Pretty Baby [Carlos Johnson]
⇒この人も全然知らなかったけど、シカゴで観た中で一番ぶっ飛んだ。とにかくすごくイカしてる。
M15. Caldonia [Clarence"Gatemouth"Brown]
⇒シカゴ最後の夜はGatemouth Brownを観た。サインをするときニコリともせず、いろいろな事を叩きつけられた。
M16. Route 61 <LIVE> [仲井戸麗市]
⇒その旅が終わって日本で書いた唄。今日話したことそのままだと行って生演奏。
M17. Little Red Rooster [The Rolling Stones]
⇒学生のころ友達が教えてくれたストーンズ、いま思えばブルースを最初に体験したのはコレかもしれない。
「夏は嫌いだけど、夏を見ているのは好き」というCHABOの言葉に大きくうなづく。
EndingSE. Everyday I Have The Blues [B.B.King]
⇒CHABOは手を振りながらステージをあとにしたけれど、待ち構えていた社長に促されてインフォメーション。
こうして今夜のDJナイトは、22時ごろ終了。いつもより長いと思ったけど、それほど変わらなかった。
腰の痛みがあまりにもひどいので、今日は仕事を休むことにした。
ベッドで横になっていると平気なのだけど、起き上がる瞬間に激痛が走ったりする。
だけどそれ以外は元気なので、録画したまま放置していたテレビドラマを観て過ごす。
今日は下北沢 440(four forty)へ、「金子マリ presents 5th element will」を観に行く。
毎月行われているマリちゃんのライブ、観たいと思いつつなかなかタイミングが合わず二年ぶりの参加。
開場時間の18時30分に合わせて店へ行くと、お客さんはあまり居ない。予定より少し遅れて開場。
店頭販売とイープラスとの並列入場で、整理番号4番で入場。ステージ真正面の最前列に座る。
開演時間が近づくに連れて、フロアはほどよい感じで埋まってきた。とってもイイ雰囲気。
大人ぁ~♪のライブという感じ。だけどむしろコレが本来の姿なのかもしれない。
2ドリンク制で美味しいお酒を味わいながら、じっくりと音楽を楽しむというスタイル。
予定より遅れて、19時40分ごろ開演。まずは“gnkosaiBAND”のステージ。
ドラム、シンセベース、キーボード、ギターという変則的な編成のバンド。
フワフワと広がるSPACYなサウンドに乗せて、ドラムがポエトリーリーディングするスタイル。
そのレパートリーは、レゲエ、ラテン、ブルース、サイケなど、幅広いジャンルに及ぶ。
だけどなんとなくつかみどころが無いまま、終わってしまったという感じ。
60分ほどの演奏でインターバルに入る。
そして20時55分ごろから、“5th element will”の演奏が始まる。
まずはDrums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:窪田晴男、Guitar:森園勝敏
がステージに登場して、Bluesナンバーをセッションしたあと「Green Onion」を演奏。
松本さんのタイトなドラムに合わせて、窪田さんと森園さんのギターがバトルを繰り広げる。
そして「Compared To What」のイントロとともに、Vocal:北 京一、Vocal:金子マリが加わる。
マリちゃんはライトブルーの涼しげなワンピース、その唄声は今夜も絶好調という感じだ。
以前より全体的に音が大きいような気がするけど、バンドの音に全く埋もれないところはさすがだ。
選曲は「Hi Hi Hi」「風は吹かない」といったお馴染みの曲に加えて、今回初めて聴く曲も多い。
なんでもニューアルバムを作る予定との事。どの曲もゴキゲンなので今から楽しみだ。
北さんは脱色した長髪をなびかせて、まるで内田裕也みたい・・・マリちゃんにもさんざんいじられる。
だけど全身からにじみ出るオーラは、さすが百戦錬磨の強者ヴォーカリストという感じ。
森園さんはアームを多用したプレイ。キーボードの陰に隠れて、ちょっと見にくかったのが残念。
窪田さんのギターはパワフルでエネルギッシュ。シャリシャリとしたシャープなサウンドが最高。
松本さんと大西さんが刻むビートがバンドの屋台骨を支える。そのビートがズンズンと身体に響く。
石井さんのキーボードはあいかわらず強力。その指遣いを見ているだけで興奮する。
「忘れ物音頭」で盛りあがったあと、「A Change Is Gonna Come」をじっくりと唄いあげるマリちゃん。
曲のブレイクのところで、マリちゃんと北さんの掛け合い漫才のようなトークが繰り広げられる。
『ドラゴンの男』の事にも触れたけど、サッパリと割り切っているような口調が印象的であった。
演奏が再び始まり、マリちゃんがメンバー紹介したところで本編は終了。
アンコールに突入して、マリちゃんと北さんのトークが再び始まる。
北さんのボケに対してマリちゃんがツッコミを入れる感じ。とっても息が合っている。
そしてそれを遮るように森園さんがギターを弾き出して演奏になだれ込む。
タイトルはわからないけどBluesのカバー。ものすごくカッコいいサウンド。
このところ思っていた『東京のブルース』は、このバンドにあるのではないかと思った。
ラストは「彼女の笑顔」。この曲を選んでくれるところに、マリちゃんの意思を感じた。
22時20分過ぎに演奏は終了。マリちゃん、素敵なライブをありがとう。
終演後は久しぶりに「紅とん」で呑む。
22時45分で食事はラストオーダーと言われたけど、なんとかなるだろうと呑み始める。
ひと通り食べたいものはオーダー出来たし、黒ホッピーは満喫出来たしで大満足。
そろそろ閉店だと言うので、23時40分ごろおひらきにして帰宅。
今日は新橋で友人と呑み。
18時過ぎに仕事を切り上げ、バスに乗って新橋駅へ到着したのは18時半ごろ。
だけどヤツはなんだかんだで遅れて来て、合流できたのは19時半。
順番受付を済ませてあるというので、ちょっと歩いて「寿司の美登利」へ。
ほどなくして入店。ビールと日本酒を呑みながら、つまみと寿司を食べる。
確かに美味いなぁ~。並んでも食べたいと思う気持ちがわかる。
22時ごろ店を出て「カラオケ館」へ。このところホントにカラオケづいてる。
今日は甲斐バンド、チャゲ&飛鳥、山下達郎、佐野元春、QUEENなどを唄う。
23時過ぎにおひらきにして帰宅。
世間的には今週がお盆休みのようで、行き帰りの電車が空いていて嬉しい。
仕事はあいかわらずだけど、なんとかやり過ごしていくしかない。
ランチへ行く途中、数年前に会社を辞めた後輩Kさんにバッタリ遭遇。
自己都合ではなく一身上の都合により志し半ばで辞めていったので、気になってたけど元気そうでなにより。
現在はシカゴに住んでいて、お盆に合わせて一時帰国しているとのこと。
元気にやっているのがわかって、ちょっと嬉しかったりした。
今日は新宿 LOFTへ、有頂天「有頂天の大逆走」を観に行く。
“有頂天”がライブをやるのは、2月の渋谷 La.mama 2days以来。
KERAさんが「再結成後の“有頂天”のメンバーには専業ミュージシャンが一人もおらず、
基本土日しか動けないので、ライブもレコーディングもリハもなかなかにスローペースでしかできない。
が、個人的には、あのあくせくしていた80年代後半より、再結成後の方がずっと充実を感じる」と
twitterで言うだけあって、再結成後の“有頂天”はスローペースではあるけれどすごく魅力を感じる。
夕方になって少しだけ涼しくなったけど、17時過ぎの新宿の街はまだまだ暑い。
そんな中を会場の新宿 LOFTへと向かう。18時に開場して、整理番号A-072で入場。
ステージ上手の二列目をゲット。この番号にしては、かなりラッキーなポジション。
時間が経つに連れてフロアはお客さんでビッシリと埋め尽くされる。
開演予定時間の19時をちょっと過ぎたころ開演。
まずはBass:クボブリュとKeyboards:シウだけがステージに登場して演奏を始める。
「ん?これは?」と思っていると、Drums:ジン、Guitar:コウ、そしてVocal:KERAが加わって「心の旅」。
しかも曲の途中からミディアムテンポに変わり、オリジナルの“チューリップ”バージョンでの演奏。
続いて「穴の中で僕たち」。ジンの強力なドラムを中心に、各パートが完璧なサウンドを創りあげる。
クボブリュは黒のジャズベースを弾き、コウは6弦と12弦のギターを使い分けて曲にメリハリをつける。
「今日のライブは二部構成で行います。一部はカバー曲と完成に至っていない曲をどんどん演ります」と
KERAは言い、「有頂天のドレミの唄」「ロコモーション」を間に挟んで、新曲を次々に繰り出していく。
MCで「むかしLOFTの店員に『どの曲も同じだ』と言われた」と言って憤慨していたけれど、
どの曲も同じなのではなく、どの曲も“有頂天”らしいのだ。それほどに個性的で唯一無二のサウンド。
最後に「アローン・アゲイン」を演奏して、第1部は19時50分ごろ終了。
20分の休憩をはさんで、20時10分ごろ第2部がスタート。
プログラミングされたバイオリンから始まったのは「老星落壁」。
アルバム「STOP! HAND IN HAND」のナンバー、ステージでは数回しか演奏された事がないらしい。
“有頂天”はジャンル的にはテクノ・ポップだと思うけど、こういう曲は完全にプログレ。すごくカッコいい。
だけど「一週間」とか個人的に一番よく聴いた曲が演奏されると、それはそれでやはりグッときてしまう。
続いて「君はGANなのだ」。好きな曲だけど、この曲を聴くたびにちょっとモヤモヤした気分になる。
だけど「自分が癌になってもこの曲を唄おうと思います。そうしないと冗談になっちゃうんで」という
KERAの言葉にちょっとしたヒントを感じた。KERAらしいシニカルだけど、強力なメッセージなんだな。
「テントの外のふたつの革命」は「BOΦWYらしい曲を」と言って作ったとKERA。初めて知ったけど確かにそうだ。
それから「monkey's report」「知恵の輪ブレイクアウト」「ニーチェズ・ムーン」を続けて演奏。
最新アルバム「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」の収録曲。現在の“有頂天”という感じがして大好き。
そして「いつもの軽い致命傷の朝」から「ドウブツたちの空」「べにくじら」「B.C.」と、
アッパーチューンを立て続けに演奏して第2部は終了。
アンコール、KERA以外はTシャツに着替えてステージに登場。
みんな黄色の“有頂天”Tシャツを著ているのに、クボブリュは黒い“純烈”Tシャツを著ているのが笑える。
そして「ルール」を少しだけ演奏したあと、何やら聴き覚えが無いようで有るような曲が始まる。
KERAのソロアルバム「原色」に収録されたナンバー「テレビのボリュームを下げてくれ」ではないか!
2019年の現在、“有頂天”の演奏でこの曲を聴くことが出来るとは思わなかった。
二回目のアンコールに突入し、「でっかち」からの「シュート・アップ」で演奏は終了。
NWA世界ヘビー級王者テーマ曲「ギャラクシー・エクスプレス」が流れる中、21時30分過ぎ終演。
ライブ終了後、小田急線に乗って代々木上原へ。
「ごきらく亭」で清志郎友達が吞み会をやっているので合流。
途中参加はあまり好きでは無いけれど、久しぶりに会う人もいるので22時15分過ぎに店へ。
店の奥の清志郎部屋では、大盛りあがり大会の真っ最中!
とりあえずビールを注文して話の輪に加わる。みんなテンション高いけど、なんとか追いつく。
電車の時間があるので23時ごろおひらき。あっと言う間だったけど、楽しかったな。
みんなを駅まで見送ったあと、代々木八幡駅まで歩いて「富士そば」でようやく晩ごはん。
ブラブラと歩いて、24時ごろ帰宅。
今日は日比谷 シアタークリエへ、「KERA CROSS 第一弾 フローズン・ビーチ」を観に行く。
「KERA CROSS」は2019年から数年にわたり、一年に一本ずつさまざまな演出家の演出で、
ケラリーノ・サンドロヴィッチの名作をシアタークリエで上演していくという企画。
第一弾の今回は、1998年にナイロン100℃によって上演された「フローズン・ビーチ」。
勝手な思い込みで渋谷文化村で上演されると思っていたら、出かける間際に違うことに気づく。
それでも千代田線に乗りこめばあっと言う間に到着。なんとか開演時間に間に合った。
今日の席は13列7番、フロアほぼ中央の好ポジション。客席はあいかわらずギッシリと埋まっている。
予定より遅れて、12時35分ごろ開演。
1987年、カリブ海と大西洋の間にある島に建てられた別荘の3階にあるリビングが舞台。
別荘の持ち主は双子の姉妹である愛と萠(花乃まりあ二役)の父親・梅蔵で、
千津(鈴木 杏)とエキセントリックな友人・市子(ブルゾンちえみ)は愛に招かれてここに滞在している。
千津と愛は同性愛の恋人同士だが、千津は愛に憎しみを抱いており、市子と共謀して彼女をベランダから突き落とす。
ところが愛はベランダの向こうにぶら下がって、間一髪のところで命を取り留めていた。
一方、双子の姉妹の義理の母・咲恵(シルビア・グラブ)は、萌と二人きりでいる際に彼女といさかいを起こし、
体が弱かった萌はそのさなかにあっさり死んでしまう。咲恵はベッドルームに萌の死体を運ぶ。
これによって咲恵と、死体を愛のものと勘違いした千津・市子との間で滑稽な行き違いが起こる。
結局、萌は心臓麻痺であったことが判明するが、千津と市子は真相を知らないまま日本に発ってしまう。
第二場は、8年後の同日・同じ場所が舞台になる。愛と咲恵は仲良くやっており、千津と市子もやってきている。
しかし千津は3年間のあいだ自分が殺人犯だと思い込まされていた恨みから、再び市子と共謀して愛と咲恵に毒を盛る。
実際には死に至るほどの毒ではなかったのだが、愛は解毒剤を求めて千津を刺してしまう。
毒殺が狂言であったことを市子に知らされて愛は後悔するが、千津はなんとか一命を取り留める。
第三場は、さらに8年後。水没しかかっている同じ場所に集まった4人のやりとりが描かれる。(上演時間:133分)
1980年代後半から2000年初めにかけてのストーリーとうことで、バブルやボディコン、オウム真理教など、
当時を思わせる要素が組み込まれ、その中で四人の女優が強烈な個性をぶつかり合わせている感じ。
中でも鈴木 杏は、千津の波瀾に満ちた人生を思わせるキャラクターを演じきっているところがさすが。
ブルゾンちえみもかなりぶっ飛んだ性格の市子を、軽快な感じで演じているところが良かった。
けれどもやはりストーリーにオチは無く、なんとなく釈然としない中で終わってしまった感じだ。
14時45分ごろ芝居が終わったので、どこかで呑んでいこうと店を探す。
まだ時間ガ早いので、良さげな店はやっていない・・・かと言って、いつも行く店ではねぇ~。
というわけで「まぐろ一代」という寿司屋で、寿司をつまみながらビールを呑む。
けっこう高くつくかなぁ~と思ったけど、意外とリーズナブルで良かった。
16時前には店を出て、ギンギンの日差しに負けずに日比谷公園をブラブラ。
千代田線で代々木上原駅まで戻り、16時40分ごろから「ジャンプ」で二次会。
普段は人気のこの店もさすがにこの時間は空いていて、カウンターでのんびりと呑む。
黒ホッピーと日本酒を呑んだだけなのに、けっこう酔っ払ってしまった。
18時にはおひらきにして、帰りに偶然見つけた「POPOCATE」という店でプリンを買って帰宅。
今日は学生時代の音楽サークル「HeatWave」の会合。
北海道から後輩が来ているというので集まることになった。
会場は代々木のNTTドコモビル「チャイニーズダイニング好来」。
ドコモビルはずっと遠くから眺めていたけれど、中に入るのは初めての体験。
19時半開始ということで、バラバラと集まって宴の開始。
それぞれが思い思いの事を喋っているけど、ひとつひとつ共感できる。かけがえのない関係。
中華料理も美味しくて、予定時間の二時間を大幅にオーバーして終了。
みんなは電車で帰ったので、「一軒め酒場」でひとり二次会。
あいかわらずの店内。今日もまたお客さんのガラが悪い(笑)。
24時前にはおひらきにして、「曽さんの店」の台湾ラーメンでシメ。
ブラブラと歩いて帰宅。
今日は渋谷 GABIGABIへ、“ユウゾウ&サクラ”のライブを観に行く。
年の離れた友達さくらちゃんがライブをやるというので、帰り道だしちょっと寄ってみるかなぁ~と。
19時半ごろ店に到着。しばらくして対バンの演奏開始。ギター、ベース、キーボードという変則的な編成。
キャラクター的には悪くないけれど、なんだかグダグダで個人的にはちょっと。。。
そして20時45分ごろから、“ユウゾウ&サクラ”のステージ。
アコースティックギターのユウゾウさんと、SGのサクラちゃん。そのコントラストが最高。
オリジナル曲中心で初めて聴く曲ばかりだけど、好きなタイプで夢中になって聴いてしまった。
アコースティックでもバリバリのロック! ビートが立っていて本当にゴキゲン。
ユウゾウさんのギターはとにかく骨太。ストロークもソロもガッチリと聴こえてくる。
先ほど対バンとセッションした時も、生音なのにアンプを通した楽器より音が前に出ているからビックリした。
サクラちゃんのギターも、ビートをがっちり刻んでてイイ。ヴォーカルをとる曲もイイ感じ。
ロックはギターの種類やドラムが入っているかではなく、ビートなんだというのを再認識。
それぐらい二人の叩き出すビートが強力で、なんだか嬉しかった。
アンコールを含めて40分ほどのステージ。
音楽は誠意だと思う・・・そんなことを感じた夜。
ライブはまだ続いていたけど、21時半ごろ店を出て「多古菊」で呑む。
久しぶりに来たけど、あいかわらず安定の旨さ。特にアジフライは絶品。
調子に乗って呑んでいたら、けっこう遅くなってしまった。
シメに「吉そば」でめかぶそばを食べて、深夜バスに乗って帰宅。
帰りに「鳥八」でひとり呑み。
結局のところ、社会に適合出来ずに今に至る。
それでいいような気もするし、もうちょっとうまくやっても良かったかな。
なんとなく、心が風邪をひきかけてる。
だけどアルコール消毒すれば、明日にはきっと復活。。。
昨夜は、自分にしては珍しくなかなか眠れなかった。
正確には19時ごろ帰ってそのまま寝落ちして、夜中に目が覚めてしまったのだけど。
そんなときテレビでやっていた「レンタネコ」という映画がなかなかおもしろかった。
おもしろいというより、なんだか不思議な感触の映画。。。
昨夜は静岡にもう一泊するつもりで今日は休みをとったものの、けっきょく泊まらなかった。
だから今日は一日完全オフ・・・というわけでTOHOシネマズ新宿へ、映画「ブルース・ブラザース」を観に行く。
「午前10時の映画祭」はやっぱり平日に観るに限る。チケットも余裕で確保することが出来た。
「ブルース・ブラザース」は先月の27日に観たばかりだけど、ここはやはりもう一回観ておかないと。
本当にゴキゲンな映画。音楽愛と映画愛とに溢れている。こんな映画は他に無い。
大きなスクリーンで観ると、その思いは余計につのるな。(上映時間:133分)
映画が終わったあと、思い出横丁の「鳥園」で呑む。
月曜日の昼間から呑む・・・この背徳感がたまらない。
だけど、お店は同じような人でイッパイ! 平和だなぁ~と思う。
14時半ごろ店を出てカラオケへ。このところカラオケづいている。
新宿駅南口の「歌広場」へ行ったら、まさかの満室。そうか・・・夏休みだからな。
というわけで西口の「カラオケ館」へ。フリードリンクではないものの、なかなかリーズナブル。
今日は甲斐バンド、山下達郎、ボ・ガンボス、チャゲ&飛鳥、佐野元春を中心に唄う。
2時間の予定がけっきょく3時間。とっても大満足の中おひらき。
シメに「ぶらぶら」という店で油そばを食べて、電車に乗って帰宅。
19時ごろ帰って、そのまま寝落ち。。。
6時前に目覚める。
それからずっとテレビを観ながらウダウダして、10時半ごろチェックアウト。
そのままホテルの前にある新静岡セノバへ行き、5階の「炭焼きレストランさわやか」を目指す。
11時の開店時間に向けて整理券を受け取る。整理番号は42番、目安案内時間は11時57分だと。
思っていた以上の人気ぶりだなぁ~。でもこれぐらいなら待てるかもしれない。
静岡駅へ行ってロッカーに荷物を預けたり、新静岡セノバの店を巡ったりして時間調整。
そして12時ごろいよいよ入店。ビールとげんこつハンバーグを思う存分堪能する。
13時ごろ昼ごはんを食べ終わって、さあどうしよう?と思いを巡らす。
外はものすごい暑さで歩き回る気になれず、スマホケース買ったりとか東京でも出来ることをやる。
それでも意を決して中古盤屋巡り。「Good Timin' Record」は落ち着いた雰囲気で品揃えも豊富。
「CORNER SHOP」は好きな品揃えだけど、エサ箱にレコードを詰め込みすぎでストレスたまる。
「Sound Kitchen」は広くて綺麗なお店。楽器店と繋がっていて、音楽好きにはたまらない感じ。
それからブラブラと駿府城公園へ。ものすごい暑さにアタマがクラクラする。
今日は静岡市民文化会館 大ホールへ、山下達郎「PERFORMANCE 2019」を観に行く。
6月14日の岩手から始まった今年のツアー、達郎の体調不良で中野サンプラザ公演が中止になり、
どうなることかと思ったけれど、無事に再開されたようで良かった。とにかく身体がなによりも大切。
15時45分から物販の先行販売があるというので、少しだけ並んでTシャツなどを購入。
物販が30分で終わるのを見届けて、それからずっと大ホール隣の文化会館のロビーで待機。
涼しければ駿府城公園でのんびりとするのが最高だろうが、こうも暑いとさすがに出来ず・・・。
17時に開場したけど、ギリギリまで粘って17時半ごろ会場入り。本人確認もスムーズに終了。
今日の席は1階16列8番。ステージ下手寄りだけど、ステージが近くて見やすい。
2,000人収容のこじんまりとしたホール、客席はお客さんでビッシリと埋まっている。
開演予定時間の18時ちょうどに場内アナウンスがあり、それから5分ほどして開演。
フロアが暗転すると、アカペラのオープニングSEが流れて、メンバーがステージに登場。
Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:佐橋佳幸、Keyboards:難波弘之、
Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:ハルナ・ENA・三谷泰弘、
そしてブルージーンズにイエローのシャツをインした達郎が、セットのレストランのドアを開けて登場。
一曲目はもちろん「SPARKLE」。続いて「あまく危険な香り」と、なかなかシブい選曲でスタート。
伸びやかな声で唄いあげる達郎。心配されていた喉の調子も、問題無さそうでなにより。
「この会場は二階席がちょっと遠いけど、二階の一番後のあなたにも届くように演ります」と達郎は言い、
「LOVELAND, ISLAND」をさわりだけ唄って、「しかし暑い!」と叫んでから「ドーナツ・ソング」。
今夜も佐橋さんのスライドギターが心地よく響く。私の席からは、キーボードに若干隠れてしまっているのが残念。
そして「今回は明るめの曲を並べたセットリストにしました」という紹介で「土曜日の恋人」を演奏。
三谷さんはコーラス隊のお立ち台から降りて、難波さんの隣でキーボードをプレイ。
「我ながら長くやってきたけど、売れない時代はペシミスティックな曲が多くなった」と言って「PAPER DOLL」。
ブラウンのテレキャスでギターソロを弾く達郎。こういうソロを弾く達郎を見るのは、ちょっと珍しいかも。
曲の後半はギターの佐橋さん、サックスの宮里さん、そしてキーボードの二人で白熱のソロまわし。
難波さんがピアノを弾く中、達郎はステージ上手に置かれたYAMAHAのMONTAGE 8に向かい「FUTARI」を唄う。
続いて「SOUTHBOUND #9」。この曲は長い間演奏不可能だったけどテクノロジーの進化で演奏可能になったらしい。
達郎のチェットアトキンスSST、松本ではサウンドホールが無いタイプをここで使ったけど、今夜は全編有るタイプ。
「このところミュージシャン仲間に限らず、友人・親族の訃報に接することが多くなった」と達郎は言い、
今は亡き大瀧詠一について語る。「この人が居なければ僕の進む方向は大きく変わっていた」と達郎。
そして大瀧さんとカラオケに行ったとき、達郎がこの曲を唄ったという話から「君は天然色」を演奏。
重厚でゴージャスなナイアガラサウンドを、完璧にステージで再現してみせるところはさすが。
「最近の私のライブの傾向として、カバーのほうがウケる」と言って達郎は苦笑い。
そして「この曲は自分にとってポイントになっていくであろう曲」という紹介で「REBORN」を唄う。
達郎の想いに呼応するかのように佐橋さんのギターに魂が入りまくっていて、思わず聴き入ってしまった。
それから達郎は、ステージ上手のYAMAHAのMONTAGE 8に再び向かって「セールスマンズ・ロンリネス」を弾き語り。
達郎が娘さんと「モスバーガー」へ行ったとき、偶然見かけたサラリーマンの後ろ姿にインスパイアされて作った曲。
ここでアカペラのコーナー。達郎はハーモニカでKEYを確認してから「La Vie En Rose」を唄う。
そしてクリスマスムード満載の「Bella Notte」に続いて「Smoke Gets In Your Eyes」。
この曲をナマで聴けるとは感激。伸びやかな声で朗々と唄いあげるエンディングは鳥肌モノ。
「クリスマス・イブ」が始まるとプロジェクション・マッピングが駆使されて、気分はすっかりクリスマス気分。
続いて「蒼氓」。曲の後半では「People Get Ready」「Blowin' In The Wind」「希望という名の光」が挿入される。
「GET BACK IN LOVE」を唄ったところで、達郎は「来年はツアーをお休みすることにしました」と宣言。
東京オリンピックで会場が借りにくいというのと、テクノロジーの進化に合わせた研究をしたいというのが理由。
「このところCity Popブームらしく、先日レコード屋へ行ったら外国人から「GO AHEAD」にサインをねだられた。
『こんどライブへ行くからこの中の曲を演って欲しい』と言うので、来たときのために」ということで「BOMBER」。
広規さんのゴリゴリのベースソロ、達郎のシャープなカッティングソロ、小笠原さんのドラムソロへと続く。
そのまま「LET'S DANCE BABY」が始まり、お客さんはオールスタンディングになってクラッカーを鳴らす。
曲の後半は竹内まりやメドレー。「不思議なピーチパイ」から始まり、「もう一度」「けんかをやめて」「リンダ」
「純愛ラプソディ」「毎日がスペシャル」「素敵なホリデイ」「元気を出して」と続いていく。
エンディングのブレイクのあと、「一昨年・去年に続いて今年もウケ狙い」と言って「ハイティーン・ブギ」。
本編ラストは「アトムの子」。曲の途中で、アンパンマンの歌詞がステージに映し出される。
最後に達郎はメンバーをひとりひとり紹介して、華やかな雰囲気のままフィナーレ。
アンコールに突入して、達郎は青と白のストライプのシャツに着替えて登場。
「ホールで演るのは、ドームで演るのとは説得力が違うんです。本物を観たい人しか来ないので良いです。
引き続きガチンコでいきますので、今後ともよろしくお願いします」と達郎は力強く宣言。
そして竹内まりやデビュー40周年を記念して、ネットで大人気だという「プラスティック・ラヴ」を演奏。
バスドラムの連打から「硝子の少年」が始まり、そしてそのまま「RIDE ON TIME」へと続く。
松本はちょっと残念な状態だったけど、今夜は完璧なヴォーカル。各パート入り乱れてのソロまわし。
「37年前こういうことを始めたら脚立が用意され、いつの間にかお立ち台が出来ていました」と達郎は言い、
ステージ中央の電車の前に設けられたお立ち台でシャウト。タイタニック・ポーズのおまけ付き。
バンドメンバー全員がステージ中央に出てきて挨拶してから、再びバンドで「DOWN TOWN」を演奏。
三谷さんがキーボードを弾き、宮里さんがパーカションを叩くのはお決まりのパターン。
「最近の世の中の殺伐とした空気は、匿名による批判・罵倒が蔓延するSNSが大きな原因だと思います。
だからこういう音楽の場は、寛容で思いやりがあって優しい場所にしていきたいと思います」と達郎は宣言。
そして最後に「YOUR EYES」を唄い、エンディングSE「THAT'S MY DESIRE」が流れて、21時10分過ぎに終了。
今日は静岡にもう一泊するつもりだったけど、新幹線の最終に間に合いそうなので帰ることにした。
終演後ブラブラと静岡駅まで歩き、弁当などを買い込んでもまだまだ時間に余裕がある。
新幹線の予定を一本繰り上げて、22時11分発のひかりに乗ることにした。
ひかり号の車内はガラガラ。ビールを呑み弁当を食べ、ゆっくりとくつろぎながら東京駅へと向かう。
それでもあっと言う間の1時間、23時過ぎには東京駅へ到着。
今週末は一泊二日で静岡へ。ライブを二本観る計画。
東京駅14時03分発のひかり号に乗り込み、ビールを呑みながらのんびりと静岡へと向かう。
15時過ぎに静岡駅へ到着。ものすごく暑いけど、東京よりはちょっとだけマシかも。
ちょっとだけ街をブラブラしてから、今夜泊まる「ホテルシティオ静岡」へ16時前にチェックイン。
冷蔵庫の扉が透明だったり、ハンガースタンドが木製だったり、なかなか攻めたインテリアの部屋。
シャワーブースもガラス張りで、なんだかとってもセクシー。だけど普通のホテルなんだよな。
しばらく部屋で休んだあと、17時ごろ出かける。
今日は静岡 Sunashへ、「土屋公平 LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」を観に行く。
7月12日の西川口から始まった公平のニューアルバム発売記念ツアー、個人的には二度目の参加。
ツアー初日から1ヶ月弱が経過して、そのパフォーマンスがどのような進化を遂げているのか楽しみ。
17時30分の開場時間に合わせて会場へ行き、整理番号A-17で入場。
今日はフロアの前半分が椅子席、後半分がスタンディングというレイアウト。
ステージ前のガードフェンスが視線の邪魔にならないよう、三列目正面の一段高い椅子に座る。
予定より少し遅れて、18時05分ごろ開演。
ジャングルのSEが流れる中、ナポレオン・ジャケットに身を包んだ公平がステージに登場。
ステージ上手にはDrums:JAH-RAH、ステージ下手にはUprightBass:多田尚人がスタンバイ。
演奏は「Do Me Baby」から始まり、「午前三時のブルー」「香り」へと続く。公平の白いSGは今日もイイ音。
「今回のツアーからトリオになりました」と言って、メンバー紹介をする公平。なんだかとても嬉しそう。
続いて「ライブをやりたくてアルバムを作った」というニューアルバム「Struck a Blue Guitar」のナンバーを披露。
まずはタイトルチューン「Struck a Blue Guitar」。公平がステージ前でギターを弾くと、フロアから悲鳴が起こる。
「浮気なルーシー」のあとギターをGibson ES-295に持ち替え、「Cry Baby Cry」「Jiving Honey Bee」。
「一葉のBallad」はロマンティックなロッカ・バラード。公平のギターは当然イイけど、ヴォーカルも味があってイイ。
ライブは後半に突入し、「大いなる銀河の夜明け」からジミヘンのカバーで「風の中のマリー」。
公平が弾くジミヘンは、公平のジミヘン愛がふんだんに感じられてとっても好きだなぁ~。
「ハロー・ハロー」を演奏したあと、「再びみなさんの大好きなBluesを」ということで「根無し草なら」。
続いてRobert Johnsonのカバー「おれと悪魔のBlues」。公平が妄想に妄想を重ねて訳したという歌詞がイカす。
「デルタクイーン号で河を下り」が始まると、いよいよライブは終盤の盛りあがりタイム。
公平はステージ前方に飛び出してギターを弾きまくる。私の席からはステージ上手も下手もよく見える。
それから「エイトビートの真髄」だという「クレイジー・ホース」、ジャングル・ビートの「JUNGLE LOVE」と続く。
バンドはトリオ編成だけれど、いろいろな音がミックスされて、とっても分厚いサウンドを奏でる。
公平がSGの6弦を「ギュンギュンギューン♪」と響かせると、たまらずにお客さんはスタンディング。
「光るゼブラのブギー」に合わせて、みんなで踊りまくって騒ぎまくって、ゴキゲンな雰囲気のまま本編は終了。
アンコールに突入して、「久しぶりに演ってみようかな」と公平は言って「Love Is Gonna Be Alright!」。
そして「今夜も絶好調!」ということで、インストのナンバー「More Groovin' Kohey」がスタート。
公平はギターを弾きながらステージ前方へ。でも今日はガードフェンスがあるので、フロアには降りて来られない。
「僕はファンキー」で更に盛りあがったあと、「曲を覚えて欲しくてもう一回演ろう」と「Struck a Blue Guitar」。
SGの音がキラキラと輝き、ゴキゲンなビートに合わせてホーンセクションがうなりをあげる。
最後に公平は「遠くから来てくれた皆さんもサンキュー!」と言い、20時15分過ぎに演奏は終了。
BGMにBill Withersの「Lean on Me」が流れても、誰ひとり席を立たないのが印象的だった。
ライブ終了後、友達を駅までお見送りしたあと、どこかで呑もうと店を探す。
新静岡駅の方へ行ったら店が無くて、静岡駅前まで戻って「ちゃっきりや」という店に入る。
なかなかイイ感じの店だけど、料理の品切れが多くて閉口・・・ここまで来たら静岡の名物を食べたいのに。
それでも桜えびかき揚げや黒はんぺん焼は美味しかった。静岡名物しぞーか割、そして地酒もゴキゲン。
ラストオーダーの時間になったので、23時過ぎにはおひらきにしてホテルに戻る。
18時過ぎに退社。
世間的に夏休みモードということもあり、このところ落ち着いている。
それでも内輪ではいろいろあったりするが・・・。
というわけで、仕事帰りに「養老乃瀧」で呑む。
19時過ぎに入店してグダグダと呑んでいたら、あっと言う間に21時。
ほろ酔い気分で店を出たら、後ろから男に呼び止められる。
あちゃー!輩にからまれるか?と思いきや、よく見たら店長。
「ありがとうございます!」と、わざわざ言いに来てくれた。
無口な人だけど、その心遣いにグッときた。
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