« こんな日もあるよね | トップページ | 疲れている »

2019年8月25日 (日)

KERA「ソロアルバム『LANDSCAPE』発売記念ライブ 2 ビッグ・バンド編」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、
「KERA ソロアルバム『LANDSCAPE』発売記念ライブ 2 ビッグ・バンド編」を観に行く。
KERAさん曰く、「昨年3月の録音開始から幾多の別仕事を挟みながら続いた、オケ録り~歌録り~トラックダウン~
マスタリング~ジャケ製作~MV製作~発売~レコ発第1弾スモールユニットライブ~インストアライブ。
そして今回のライブで『LANDSCAPE』を巡る旅が遂に完結する」という本日のライブ。
当初は1st Stageのみ参加する予定だったけれど、これは見逃せないと2nd Stageも予約。
今日は半日、KERAさんに捧げるつもりで六本木へと繰り出す。
千代田線の乃木坂駅から歩いて、東京ミッドタウンに16時ごろ到着。そのまま会場入り。
1st Stageはメンバーズシート19C。ステージ下手二番目のテーブル、お気に入りのポジション。

予定通り、16時30分開演。
オープニングSEが流れる中を、メンバーがステージに登場。
ステージ上手にサックス×3、トロンボーン×3、トランペット×3のホーンセクション、
中央にドラム、下手にエレキベースとウッドベース、ギターの伏見 蛍、キーボードの杉山圭一、
ピアノの佐藤真也、コーラス×2、曲によって入れ替わりでトランペット、バイオリン、そしてKERAさん。
総勢20名のビッグバンド、ステージを埋め尽くすその様子を見るだけで圧倒される。
演奏は「B・BLUE」から始まり、「じんじろげ」へと続く。もちろんアルバム『LANDSCAPE』の曲が中心。
「5月に発売したアルバム『LANDSCAPE』の一連の活動のシメ。おじやみたいなモノです」とKERAさんは言い、
サックスの鈴木光介が加わって「ケイト」「Stardust」。そしてオルゴールの音色をオープニングに「木の歌」。
「ビルボードはチケットをとるのが面倒臭いけど、来慣れるとイイですよ。60歳を超えたらココでしかやらない」
とKERAさん。そのあとすぐに「思ってもいないことを言ってますけどー!」と打ち消していたけれど。

続いて“LONG VACATION”のナンバーから「BITTER SWEET SUNSHINE」を披露。
ビッグバンドで演奏されるロンバケ、なんだかとっても楽しくてイイ雰囲気。
ここでホーンセクションが退場して、グッとコンパクトに「ビバップ・バトン・ビバップ」「サンキュー」をプレイ。
そしてバイオリンの向島ゆり子が加わり、昔ハーレーに乗っていたお父さんの事を唄った「アンパンとジャズ」。
ホーンセクションも素晴らしけど、バイオリンがまたものすごくて・・・狂ったように弾きまくる姿は圧巻。
「Cheek To Cheek」に続いて「食神鬼」。ここで再びホーンセクションが加わっての演奏。
杉山さんはエレクトリック・シタールを弾いて、サウンド的には今日の中で一番凝っていた。
次にナゴムレコードの仲間たちに捧げたナンバー「シリーウォーカー」を唄ったあと、
「一曲だけ前作『Brown, White & Black』から演ってみます」と「Old Boys (SWING)」。
KERAさんは「絶対ライブに来させるにはどうしたらいいのかな? 教えてくれたら6万円で買います」とか、
「ブレーキとアクセルを踏み間違えたらシビれるようにしたらどうか」とか、時間を気にしつついつも通りのMC。
そして「キネマ・ブラボー」。この曲をビッグバンドで聴くのはやはり最高! 待ちに待った瞬間。
「俗界探検隊」は“有頂天”のアルバム「AISSLE」収録曲。途中で各パートのソロ合戦が繰り広げされる。
ホーンセクションが退場して、最後に「サニー・グッジ・ストリート」を演奏して本編は終了。

アンコール、ホーンセクション以外のメンバーがステージに登場。
始まったのは「見上げてごらん夜の星を」。ミラーボールがキラキラと回り出す。
KERAさんの唄声で聴く大好きなこの曲、思わず涙がこぼれ落ちる。
最後にメンバー全員がステージに上がって、「LANDSCAPE SKA」をプレイ。
なんだかとても幸せな気分のまま、18時10分ごろ演奏は終了。
気がつけば1時間40分が経過している。こんなに長いビルボードライブは初めて。

2nd Stageの開演時間は20時。しばらくあたりをブラブラして時間調整。
ミッドタウン・ガーデンでは「光と霧のデジタルアート庭園」なるものをやっているけど、ちょっといまいち。
仕方が無いので地下にある本屋で立ち読みでもしようかと思ったら、無くなっていてビックリ。
そんな事をしているうちに19時半を過ぎたので、再びBillboard LIVE TOKYOへ。
2nd StageはDXシート カウンターDL15。総勢20名がステージにあがると、どうしても死角が出来てしまう。
ステージを上から観る形のカウンター席にすれば、見逃すことが無いだろうと思ってこの席にしたのだ。
結果、大正解! やはりビルボードではこの席がベストポジションなんだな。

予定通り20時ちょうどに開演。
セットリストは1st Stageを基本にしつつ、ところどころ変えられている。
ステージ前半のロンバケ・ナンバー、1st Stageは「BITTER SWEET SUNSHINE」だったところ「操行ゼロ」。
盛りあがりという点ではこちらのほうが良かったかなぁ~。もちろんどちらも素敵だったけれど。
そして本編最後のアッパーチューン、1st Stageは「俗界探検隊」だったところ「聖者が街にやって来る」。
これがものすごい盛りあがりで、演奏している人も観ている人もみんな満面の笑顔。
音楽って本当に楽しいなぁ~♪ということを実感した瞬間。楽しくて楽しくてたまらない。
そのせいかはわからないけど、1st Stageでは本編最後に「サニー・グッジ・ストリート」を演奏したところ、
2nd Stageはそのまま終了。「サニー・グッジ・ストリート」はアンコール一曲目に演奏された。
ステージにあがって何やら耳打ちしていたので、急遽予定を変更したのだろうな。
そして、アンコール二曲目として演奏された「見上げてごらん夜の星を」。
演奏が始まるとステージ後方のカーテンが開いて、六本木の夜景が目の前に広がる。
ただでさえ感情を揺さぶる曲なのに、この演出には涙腺が決壊した。これはもぅ~反則。
演奏が終わったのは21時50分。またもやビルボードライブにしては長時間のステージ。
KERAさんはたくさん感謝の言葉を述べていて、しまいには土下座までしそうになっていたけど、
この大サービスぶりがそのお返しと受け取った。ありがとう、KERAさん。

終演後、ミッドタウン近くのラーメン屋「まる彦」で打ち上げ。
ほどなくしてラストオーダーになってしまったけど、それなりに楽しむ。
22時半過ぎにおひらきにして帰宅。

|

« こんな日もあるよね | トップページ | 疲れている »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« こんな日もあるよね | トップページ | 疲れている »