人見元基「GENKI SESSION Summer of Love 2019」東京キネマ倶楽部
今日は東京キネマ倶楽部へ、人見元基「GENKI SESSION Summer of Love 2019」を観に行く。
18時前に仕事を切り上げ、有楽町駅で京浜東北線に乗り換えて鶯谷駅へと向かう。
整理番号はB-128番だったけど、開場時間には間に合わず、18時40分過ぎに会場入り。
エレベータで6階にあがり、フロアに入ってみてビックリ! なんとまさかの椅子席ではないか。
これまではずっとスタンディングだったのに、今夜は長くなるということかなぁ~?
ステージ上手側に空席を発見。後から二列目だけど、ステージが高いのでよく見える。
予定より遅れて、19時10分過ぎスタート。
Drums:ロジャー高橋、Bass:水野雅章、Keyboards:難波弘之、Guitar:大谷レイブン、
そしてTシャツにアロハを羽織り赤いパンツというスタイルでVocal:Genkiがステージに登場。
「Hallelujah I Love Her So」から演奏が始まったところで、いきなり元基先生のおしゃべりが始まる。
「ここで起こった事や話した事を、世の中に広めてはいけない」と言いながら、かなりきわどい話をいくつか。
それから“Montrose”の「I Got The Fire」のあと、「Communication Breakdown」など“Led Zeppelin”メドレー。
レイブンは階段から落ちて腰を痛めているとの事だけど、レスポールで奏でるぶっとい音は健在。
水野さんのベースは相変わらずブリブリだし、ロジャーのドラムはいつもに増してパワフル。
そして難波さんは超絶的なテクニックで鍵盤を弾き、ハートフルで温かみのあるサウンドを創り出す。
元基先生による年に一度の夏休み課外授業、永遠のハードロック少年達による宴という感じ。
はっきり言ってセトリにあまり変化は無いけれど、元基先生お得意の「Move Over」が始まるとやはりアガる。
“NOIZ”ナンバーからは「樹の歌」と「いつものように」。やっぱり“NOIZ”を唄う元基先生がイチバン好きだな。
本日は二部構成ということで、20時40分ごろインターバルに突入。
21時10分過ぎ、第二部が始まる。
ギターをストラトに持ち替えたレイブンが引っ張る形で、“Deep Purple”のナンバーを繰り広げていく。
続いて“PYG”のカバー「花・太陽・雨」は、難波さんと元基先生とで交互にヴォーカルをとる。
元基先生はいわゆるミックスボイスだけでなく、多種多様な唄声でいろいろな曲を聴かせてくれる。
それから難波さんのJazzyなピアノに合わせて「Cry Me A River」。曲の終盤にかけての盛りあがりがスゴイ。
「ちょっと日本語の曲を」と言って唄った曲は、プログレッシブでハードでとてもカッコよかったけど誰の曲だろう?
そしてここでゲストの吾妻光良が登場。民族衣装のようなスタイルで、いつもとはちょっと違う雰囲気。
吾妻さんはスチールギターを弾き、“THE WHO”のナンバーと“Humble Pie”の「30 Days In The Hole」。
二曲で吾妻さんは退場し、メチャメチャFunkyな「Gimme Some Lovin'」。
ギター、キーボード、ベース、ドラムの順でソロまわし。
メンバーそれぞれのプレイがとにかく強力で、これぞバンドこれぞロックという感じの演奏。
元基先生はここまででビールを何本飲んだのだろう? 「最後の曲はいつも記憶がないけど、今日はある」とポツリ。
最後は“Small Faces”の「All Or Nothing」。ステージ下手の階段をのぼってカーテンの裏に退場し、
再び現れて唄い出す・・・そしてそれを何度も繰り返すというのが定番だけど、今日はあっさりと一回だけで終了。
アンコール、まずは難波さんのピアノをバックに「Imagine」を元基先生が唄いあげる。
ナチュラルな声で唄いあげる元基先生。高い天井に向かって、その唄声が吸い込まれていく。
「あと二曲なんですよ。いま何時ですか?」と時間を気にする元基先生。23時には終わらないといけないらしい。
「Summertime Blues」が始まると、これまで座っていたお客さんも総立ち。こういうノリもやっぱり大切。
さらに吾妻さんが加わり、「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」とみんなでお祈りしてから「すきすきソング」。
元基先生は曲の途中でフロアに降りてきて、お客さんにマイクを向けながら唄う。
こうして23時過ぎ、本日のライブはすべて終了。
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