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2019年8月19日 (月)

仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #16」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #16」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第16弾。
19時15分ごろ会場入り。座席番号は16番、ステージ下手のテーブルの最前列。
スライドを操作するFさんの席の隣で、なんとなくスタッフ気分を味わう事が出来る。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。

予定より遅れて、19時35分ごろ開演。
ちょっと地味な柄のシャツを著て、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージに登場。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。

というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。(加えて今回は「仲井戸の友」を参照)
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
 ⇒オープニングはもちろんこの曲から。「このところMANDALAではDJしかやっていない」
  「16回目の開催です。お暑い中ようこそ~どうなの夏バテは? オレは人生バテしてる」とCHABO。
M01. Girl From The North Country [Bob Dylan]
 ⇒フジロックで加山雄三さんはギターを弾かれなかった。もはや加山雄三さんは天皇陛下みたい。
  「幸せだなぁ~」も唄わなかったから、ひょっとして幸せじゃないのかな?
  ライジングサンは中止になって、不謹慎だけどちょっと嬉しかった。そのときにカバーする予定だった曲。
M02. Cross Road Blues [Robert Johnson]
 ⇒今夜のテーマは1993年に行った「ブルースを探しての旅」。ファンクラブ会報「仲井戸の友」の特集を読みながら。
  ずっとやりたい企画だったけれど、現地を案内してくれたコーディネーター遠藤くんが来ている時にやりたかった。
  本人に都合を聞くのは苦手なので「今回やろう!」と思い切ったら、まったくの偶然で本人が来てくれている。
  ということで「今夜はブルース責めだよ!」とCHABO。「ブルースを探しての旅」が始まる。
M03. Jerrybread [Booker T. & The MG's]
 ⇒旅の始まりはメンフィス。まずは“Booker T. & The MG's”の凱旋公演ライブを観た。
  映し出されたジャケットには「to CHABO」のサイン。清志郎がSteve Cropperに書いてもらってくれたモノ。
M04. Radio Program (KFFA) [Sonny Boy Williamson]
 ⇒ハイウェイ61を車で走ってヘレナという街に着いた。東京~大阪ぐらいの距離を一日で移動。車窓に広がる綿花畑。
  プレイされたのはラジオ番組「King Biscuit Time」の音源。いつもより興奮気味に話すCHABOが印象的。
M05. High Water Everywhere [Charley Patton]
 ⇒ブルース発祥の地と言われるプランテーション「DOCKERY FARM」。探して探してようやくたどり着いた。
  この場所がなければ、Rolling StonesやEric Clapton、ロックン・ロール自体さえ無かったかもしれない。
M06. Nobody Knows You When You're Down And Out [Bessie Smith]
 ⇒田舎町のクラークスデイル、Bessie Smithが息を引き取ったリバーサイド・ホテルを訪れた。
  そこの主人であるビッグ・ママの前で、「飲んだくれジョニィ」をCHABOは唄ったのだそうだ。
 ⇒ここでCHABOは羽織っていたシャツを脱ぐ。下にはもう一枚シャツが・・・重ね着しているのは珍しいかも。
M07. Iko Iko [Dixie Cups]
 ⇒Robert Johnsonがレコーディングしたジャクソンという街を通ってニューオリンズへ。
  この曲を俺はDr.Johnで知ったけど、これが最初のヒット。オリジナルはまた別の人。
 ⇒ここで早くも1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が差し入れられ、何度もお辞儀をするCHABO。
M08. Cross Shaver Blues [Wade Walton]
 ⇒重要なことを忘れてしまったので、再びクラークスデイルの話に戻る。
  「Wade's Barber Shop」という床屋の親父が唄うブルース。そのとき買ったカセットテープをプレイ。
M09. They Call Me Sundown [Lonesome Sundown]
 ⇒ニューオリンズから少し走って沼地に出たと思ったらルイジアナ。Lonesome Sundownという名前に惹かれた。
  ブルースにはどんな飲み物が似合うかな? この旅の時は、ビールをしこたま呑んでいたけれど。
  このときはギターもいろいろと買ったけど、弾きにくくて気に入らず結局は失敗だったとCHABO。
M10. Can't Buy Me Love [Chet Atkins]
 ⇒次はコーディネーターの遠藤くんが当時住んでいたナッシュビルへ。ナッシュビルといえばChet Atkins。
  これはビートルズの曲をカバーしたアルバム。著書「一枚のレコードから」のChet Atkinsのパートを拾い読み。
M11. St.Louis Blues [Les Paul & Mary Ford]
 ⇒ずっと車で回ったんだぜ。運転する方は大変だよな。次に向かったのはセントルイス。
  ちょうどハロウィンの時期だったけど、雪がチラついて寒かったなぁ~とCHABO。
M12. Sweet Home Chicago [Robert Jr. Lockwood & The Aces]
 ⇒最終目的地はシカゴ。アムトラックという列車で行く予定だったけど、3時間遅れのため断念。
  バスは社長が苦手だというので、けっきょく車で行った。シカゴはでっかい街でびっくりした。
 ⇒ギターのチューニングを始めるも、ギターを膝の上に置いて「仲井戸の友」を読みふけるCHABO。
M13. I'm Good [Willie Kent And His Gents]
 ⇒シカゴの「THE BLUES」という店でライブを観た。ゲストのおばちゃんも混じってゴキゲンな演奏。
M14. Hey Pretty Baby [Carlos Johnson]
 ⇒この人も全然知らなかったけど、シカゴで観た中で一番ぶっ飛んだ。とにかくすごくイカしてる。
M15. Caldonia [Clarence"Gatemouth"Brown]
 ⇒シカゴ最後の夜はGatemouth Brownを観た。サインをするときニコリともせず、いろいろな事を叩きつけられた。
M16. Route 61 <LIVE> [仲井戸麗市]
 ⇒その旅が終わって日本で書いた唄。今日話したことそのままだと行って生演奏。
M17. Little Red Rooster [The Rolling Stones]
 ⇒学生のころ友達が教えてくれたストーンズ、いま思えばブルースを最初に体験したのはコレかもしれない。
  「夏は嫌いだけど、夏を見ているのは好き」というCHABOの言葉に大きくうなづく。
EndingSE. Everyday I Have The Blues [B.B.King]
 ⇒CHABOは手を振りながらステージをあとにしたけれど、待ち構えていた社長に促されてインフォメーション。
  こうして今夜のDJナイトは、22時ごろ終了。いつもより長いと思ったけど、それほど変わらなかった。

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