9月のおわり
今日で9月もおしまい。
とにかく忙しい毎日だったけど、なんとか終わりに出来そう。
それでもまだまだ課題山積で、今日も20時近くまで残業。
今日は埼玉 東武動物公園へ、「夏の魔物 2019 in SAITAMA 2DAYS」を観に行く。
フェスは遠いし暑いしでちょっと苦手なのだけれど、電車で行けるお手軽さもあって参加を決めた。
のんびり出かけようと思っていたのに、お目当てのひとつがトップバッターというので早起きして向かう。
7時半に代々木公園駅を出発。千代田線と東武スカイツリーラインを乗り継ぎ、
8時50分ごろ東武動物公園駅に降り立つ。心配していた雨もどうにか大丈夫そうだ。
駅からちょっと歩いて東武動物公園に着くと、既にたくさんのお客さんが開園を待っている。
心配されたリストバンド引き換えはスムーズに終わり、やる事がないので列に並んで開園を待つ。
9時30分に開園。フェスが行われるエリアへは意外と時間がかかり、9時40分ごろ「HOLA! STAGE」に到着。
ここは屋外だけど屋根があって、しかも椅子席というゴキゲンなシチュエーション。
最前列は熱心なファンの皆さんで埋まっていたので、ステージ正面の二列目に座る。
予定通り9時45分開演。オープニングを飾るのは“ザ・たこさん”。
日曜日の朝から“ザ・たこさん”の濃い~ぃステージが観られるとは、なんとも贅沢な気分。
軽い肩慣らしという感じのインストに続いて、MCがお客さんを煽るとヴォーカルの安藤が登場。
安藤はいつものようにプロレスマスクをかぶり、チャンピオン・ベルトを肩にかけている。
「ザ・たこさんのテーマ」から始まって「突撃!となりの女風呂 (On A Blow)」。
ひたすらFunkyでGroovyで、みんな朝から圧倒されまくりの踊りまくり。
しまいに安藤はビールを呑みながら客席に乱入。いつも通りのハチャメチャさで楽しませてくれた。
25分ほどの短いステージだったけど、とっても楽しかった。早起きして来て良かった。
「HOLA! STAGE」はA・B・C三つのステージがあり、続けざまに演奏を繰り広げるというスタイル。
ほとんど間髪を入れずに、10時10分ごろからCステージで“GOMA meets U-zhaan"の演奏が始まる。
そのまま観ていたかったけど、次のお目当てを目指して「ROCK'N'ROLL GARDEN」へと移動。
「ROCK'N'ROLL GARDEN」は、D・E二つのステージが並んでいる完全屋外のシチュエーション。
まわりには観覧車やケーブルカーが通っていて、なんとものどかな雰囲気。
その静寂を突き破るかのように、ステージには“ザ50回転ズ”の三人がスタンバイ。
演奏開始予定の10時35分にはちょっと早いけど、音出しの「Johnny B. Goode」がスタート。
そしてそのまま本編に突入。笑いとユーモアを交えつつ、ゴキゲンなロックンロールをぶちかます。
「まだ朝早いし、年齢層も高いから無理しないでイイよ」と言われても、思わず身体が反応する。
芝生にスタンディングというスタイルで、自由気ままに楽しめた30分間であった。
11時30分になろうとする頃、Dステージに“SA”が登場。
ちょっとばかり遠慮がちなお客さんに向かって、「もっと前においで!」といきなり煽るTAISEI。
「RALLY-HO!」から始まって、「サマーホリディズスカイ」「KIDZ IGNITE」とキラーチューンの連続。
真夏のような厳しい陽射しではないけれど、太陽の下で暴れるとあっという間に汗だく。
「短い時間だったけど楽しかった」とTAISEIは言い、最後の曲は「DELIGHT」。
いつもながらに全てを巻き込んで燃え上がる“SA”のステージ、20分ほどで終了。
隣りのCステージではKENZIがスタンバイ。
12時から演奏開始。アコースティックギター一本での弾き語り。
このスタイルのKENZIを観るのは初めてだけれど、これがまぁ~とってもイイ。
まずは「Mark You」から始まって「Rock'n'Rock The Roll」と、お馴染みのナンバーが続く。
自然と唄い出すお客さん達、もちろん私も・・・。KENZIの歌は身体に染みついている。
「おっちゃんの唄」「幸せ」「私が初老になっても」と、最近のナンバーも胸にズシリと響いてくる。
気がつくとステージサイドに“SA”NAOKI。嬉しそうにステージを見つめる姿に、こちらまで嬉しくなる。
「Bravo Johnnyは今夜もHappy」をみんなで合唱したあと、「仰げば尊し」で20分間のステージは終了。
最後の曲は予定外だったみたい。あの人に捧げられたのかな?
続いてDステージで、12時25分から“ニューロティカ”のステージ。
「チョイスで会おうぜ」が始まると、かなり背が高くなったあっちゃんがお客さんの間を練り歩く。
このあたりの楽しませ方は、本当に最高としか言いようがない。だから好きなんだなぁ~。
「嘘になっちまうぜ」に続く「気持ちいっぱいビンビンビン」ではタオルを振り回すパフォーマンス。
ステージ前で手持ち無沙汰にしている私に、あっちゃんがタオルを放り投げて渡してくれた。
だけど曲が終わると「タオル返してください」と言うところが、あっちゃんらしくて笑える。
ニューアルバムから「お前の町へGO!」「LOVE・SONG」を演奏したあと、「DRINKIN' BOYS」で終了。
約30分のステージ、いつもながらに楽しくて大満足。
時間は既に13時。お腹が空いたので屋台でチャーシュー丼とビールを調達。
こうした食事もまたフェスの楽しみ。それほど暑くないから、落ち着いて食べることが出来る。
直射日光の下ではさすがに暑いから、日影にに避難はしていたけれど。
再び「ROCK'N'ROLL GARDEN」へ戻り、13時25分からDステージで“鉄アレイ”。
観てみたいバンドではあるけれど、いろいろと物騒な噂があるので少し離れて観ることにする。
だけど骨太のヴォーカル、強力なビートを叩き出すドラム、ノイジーなギターにシビれる。
そして何よりもリッケンバッカーを指で弾くベースが、ブンブンと唸って圧倒的な迫力。
めちゃめちゃカッコいいじゃないか! すっかり好きになってしまった。
ラウドではあるけれどメロディアスなところもあって、なかなか聴きやすいのがイイ。
30分ほどのステージ、新たな出会いがあったと感じた。
ここで「ROCK'N'ROLL GARDEN」を離れて「HOLA! STAGE」へ移動。
Bステージで“人間椅子”が演奏の真っ最中。たくさんのお客さんが総立ちで盛りあがっている。
ステージ前には行けそうにないので、フロア中央ぐらいから観ることにした。
ちょうど始まったのは「人面瘡」。大好きなこの曲が聴けて嬉しい。
ギターの和嶋慎治もベースの鈴木研一も変わらないなぁ~。相変わらず強力な演奏。
ドラムはメンバーチェンジしているのだっけ? そのあたりは疎いのでよくわからない。
終盤の10分ぐらいしか観られなかったけど、とっても楽しめるステージであった。
セットチェンジの間にステージ前へ。なんとか上手の最前列に陣取る。
Cステージでは14時30分過ぎから“堕落モーションFOLK2”の演奏。
安部コウセイ×伊東真一から成るアコースティック・ユニット。初めて観る。
本人は「この場にそぐわない暗い演奏」と言っていたけど、聴いていると妙に惹き付けられる。
確かに暗いと言えば暗いけど、それだけではない何か・・・。ヴォーカルの声が好きなタイプ。
ちょっとだけ原マスミを思い出した20分間の演奏。
そして14時55分からBステージで“町田康(a.k.a.町田町蔵) INU SPECIAL SET”。
本日一番のお目当て。フェス苦手の私が今回参加を決めたのはコレがあるから。
町田 康がパンク・ロッカー“町田町蔵”として伝説のバンド「INU」のナンバーだけを唄う。
Drums:吉田昌樹、Bass:HALNA、Guitar:キョウスケ(爆弾ジョニー)、Vocal:町田町蔵、
ステージに上がるだけで絵になる四人。演奏が始まるとこれまたもの凄くて・・・。
演奏は「フェイド・アウト」からスタート。ガードフェンスが無いのにステージ前はモッシュの嵐。
それから「つるつるの壺」「メシ喰うな!」「インロウタキン」「おっさんとおばはん」と大好きな曲が続く。
MCは「ぼぉーっとしてるとすぐ終わりますんで」「何か質問?」のみ。メンバー紹介もあったか。
だけどオフマイクで町蔵が「楽しいぃ~」とつぶやいていたのを、私は見逃さなかった。
最後は「気い狂て」を演奏して終了。本当にあっという間の20分間であった。
すっかり体力を使い果たした感があり、ここらでちょっとビールを呑みながら休憩。
そしてDステージで戸川 純を観るため、再び「ROCK'N'ROLL GARDEN」へ戻る。
15時55分からの予定が押している模様。Eステージでは“CRYAMY”が演奏中。
サウンドチェックが終わるともに、16時10分過ぎから演奏がスタート。
ドラム、ベース、キーボード×2、ギターという編成のバンドをバックに、純ちゃんが唄い出す。
純ちゃんはハートマークのサングラスにゴスロリ衣装。車椅子に腰掛けている。
オープニングの「ヴィールス」に続いて「バーバラ・セクサロイド」が始まると、ステージ前はモッシュ。
二列目に陣取っていた私は思い切り巻き込まれ、意外なところで体力を使うことになった。
「肉屋のように」をはさんで「蛹化の女」。暮れゆく空を眺めながら聴くこの曲は沁みた。。。
次の「諦念プシガンガ」もまた切なくてたまらない。アコースティック・タッチのアレンジも素敵。
ハードなタッチで「好き好き大好き」を唄ったあと、純ちゃんは車椅子から立ち上がり「レーダーマン」。
久しぶりに観た戸川 純。いろいろと思うところはあったけど、とても楽しい35分間であった。
いよいよ本日のトリ“LAUGHIN' NOSE”ということで、Dステージ前で待機していると、
ステージにはセッティングするメンバーに混ざって何故か“ニューロティカ”のあっちゃん。
なんかよくわからないけどおもしろい。あっちゃんのそういうセンス好きだな。
そして17時20分から“LAUGHIN' NOSE”の登場。予定より20分遅れだけど大丈夫かな?
そんな心配をよそに、いつも通りハードで楽しいステージが始まる。
演奏は「Paradise」から始まって、「Broken Generation」「Fallin' Fallin' Into Your Heart」と続く。
「今日集まってくれたお前ら全員に捧げます」という紹介で始まったのは「Crash St. Rules」。
いい曲だよなぁ~。「愛の無いパンクなんて要りませんから~」というチャーミーのコメントに震える。
「Laughin' Roll」に続いて、最後はもちろん「Get The Glory」。お客さんはもちろん、出演者も一緒にダイブ。
我を忘れてステージ前のモッシュピットでもみくちゃになる・・・やっぱりパンクは最高だ。
アンコールの拍手は鳴りやまなかったけど、17時45分過ぎに演奏は終了。
そしてステージにはハリウッドザコシショウが登場。いつの間にかあたりは暗くなっている。
ちょっとばかり毒のある物まねを次々と披露していく。おもしろいけど、ちょっと聞き取りにくいのが残念。
18時ごろすべて終了。「来年出来るかどうかわかないですけど」というネガティブなアナウンスが印象的。
閉園時間を過ぎた園内はとても暗く、疲れ果てたお客さんが連なって歩く姿はなんとも言えないものがある。
東武動物公園駅から乗る電車を間違えてしまったけれど、なんとか軌道修正して無事に北千住駅へ到着。
千代田線に揺られて代々木上原駅まで戻り、駅ビルの「つづらお」でちょっとだけ打ち上げ。
けっこう疲れたけれど、楽しいフェスの一日であった。
7時半に起床。
今日の予定は白紙なので、どうしようかと考えながらウダウダと過ごす。
そんなわけでずいぶん遅くなってしまったけれど、11時半ごろチェックアウト。
谷町方面へブラブラと歩く。目指すは「旧ヤム邸」、以前から気になっていたカレー屋さん。
時間が時間なので行列が出来ていたけど、ちょっと並んで12時過ぎには店の中へ。
4種類のカレーから2種類をセレクトするあいがけカレー、それほど辛くなくてちょうど良かった。
店の中も落ち着いた雰囲気で、店員さんもみんな素敵で優しい。人気店だけど最高だった。
食後の腹ごなしを兼ねて、心斎橋方面へしばらく歩く。
花火の小売店がたくさんあったりして、ブラブラ歩きは新たな発見がたくさんある。
それでもたいした距離では無く、30分ぐらいで心斎橋駅に到着。
そのまま御堂筋線に乗り込み、新大阪駅へと移動。
予定より早く着いたので、予定を前倒しして13時56分発の新幹線で東京へと戻る。
今日は休みをとって大阪へ。
大阪 Music Club JANUSへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」を観に行く。
6月末から始まったCHABOの全国ツアー、今日から3会場は久しぶりの“CHABO BAND”。
期待に胸を躍らせて、東京駅13時ちょうど発の新幹線に乗って新大阪駅へと向かう。
15時半過ぎに新大阪駅に到着して、いつものように御堂筋線でミナミへ。
だけど急遽予定変更。心斎橋駅で途中下車して、今夜のライブ会場を下見しながらホテルへ。
今夜泊まるのは「アズガーデン日本橋」。あいかわらずのウィークリーマンションぶりはさすが。
しばらく部屋でまったりとしたあと、18時過ぎに再び出かける。
会場のMusic Club JANUSは、ホテルから5分ほどの距離。既にファン仲間がちらほら。
ビルの外でしばらく待機したあと、会場がある5階へと移動。お客さんはけっこう集まっている。
予定通り18時30分に開場して、入場整理番号A-79で入場。
ちょっと迷ったけど、ステージ下手三列目の通路際を確保。番号からしたらまずまずかな。
この会場は初めて来たけど、ステージの高さはほどほどで、座って観るのにはちょうどイイ感じ。
チケットはソールドアウトということで、開演時間までには客席はビッシリと埋まる。
予定通り19時30分開演。
SE「Strangers In The Night」が流れる中、Drums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、
Keyboards:Dr.kyOn、そしてVocal&Guitar:仲井戸麗市がステージに登場。
バンドはステージ上手にキーボード、中央にドラム、下手にベースというセッティング。
ちょっと肩慣らしという感じのインストを一曲プレイしてから、「CHABO BANDのテーマ」で演奏はスタート。
「大阪久しぶり~! CHABO BAND 四人揃ったぞ!」とCHABOは嬉しそうに言ってからメンバー紹介。
「ツアー初日だから、ゲネプロみたいなものだ。間違えても気にしないでくれ」とCHABO。
続いて「オーイっ!」「ま、いずれにせよ」「雨!」と、アルバム「CHABO」の収録曲を繰り出していく。
それからCHABOの「新旧取り混ぜてお送りする」の言葉通り、久しぶりに聴く「男もつらいよ」。
CHABOは黒縁のメガネをかけて、基本的にはテレキャスをプレイ。なんだかイキイキとしている。
カースケと早川さんのリズム隊は、ずっしりと安定感のあるビートを叩き出す。
kyOnのキーボードは遊び心たっぷりに、さまざまな彩りを曲に加えていく。
「せっかくだから“古井戸”をちょっと演らせてくれよ」とCHABOは言い、ここからは“古井戸”のナンバーが続く。
「春たけなわ」はJ.J. Caleを意識したアレンジ。「きまぐれラプソディ」はちょっとJazzyなタッチを感じる。
加奈崎さんとの共作という「うわの空」は、ゆったりとした大きな流れを感じさせるようなサウンド。
ここでアコースティック・セットとなり、早川さんはアップライト・ベース、kyOnはアコーディオン、
CHABOはチェットアトキンスを使用して「おいてきぼり」。カントリー・ミュージックのような軽快なアレンジ。
CHABOは「若いときの自分と再会しているようだ」と言って、かなりお気に入りの様子。
「みんなも日記帳とか読み返して、若いころを振り返ってみたらどうかな」とCHABO。
「GIBSON(CHABO'S BLUES)」をシブくキメたあと、これまたすごく久しぶりに聴く「テニス」。
CHABOは大阪なおみやシャラポワの名前を呼びながら、テニスラケットでボールを打つそぶり。
kyOnもその球を打ち返す振りをして、こういうところの阿吽の呼吸はさすがだ。
「BLUE MOON」のユニゾンの部分も、ベースとギターとキーボードがバッチリと合っている。
ここで先日他界したDr.Johnに捧げるナンバーを披露。kyOnの鍵盤が転がり、CHABOのスライドが炸裂。
続いてRCのナンバーから「お墓」。RCの演奏よりゆったりとしながらも、かなりぶっといサウンド。
「エネルギー oh エネルギー」は、イントロのドラムがコーちゃんそのもので泣けてくる。
次の曲が始まるも、いまいち演奏がズレている。どうやら曲順を間違えた模様。
気を取り直して清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」を演奏したあと「Little Wing」。
遠くへ行ってしまった人達に捧げる演奏、今夜はとりわけ片山広明への思いが強く感じられた。
CHABOは「ぶっ飛ばすぜ~!」と言って、「やせっぽちのブルース」からニューアレンジの「歩く」。
イントロのリフが別の曲を連想させてしまうけど、テンポアップされて生まれ変わった感じ。
本編最後は「いつか笑える日」。kyOnが弾くキーボードをベースに、組み立てられた演奏。
アコースティック・ギターだけで聴くこの曲もイイけど、バンドで聴くこの曲もまたイイ。
アンコール、「バンドだとあまり話せないから」とCHABOはひとりステージに登場。
「Dessin 2019」のインフォメーションをして、「ライブ終了後にサイン会をやる」と宣言。
9月6日の福岡公演から始まったサイン会、この先もずっと続けてくれるのかな? すごい決意だ。
CHABOはメンバーをひとりひとり紹介しながらステージに呼び込み、「Fox, trot」でアンコールが始まる。
“古井戸”のナンバー「早く帰りたい」に続いて「雨あがりの夜空に」。ここでお客さんは総立ち。
ヴォーカルをCHABO、kyOn、カースケ、早川さんの順番でまわしていく。
カースケはサビの部分を担当。他の曲でもコーラスを入れていたし、何気に唄が上手い。
ラストは「ガルシアの風」。ソロで育てて来た曲が、バンドによって新たな輝きを見せる。
流れるように演奏が繰り広げられ、最後はカースケがタンバリン、早川さんがギロに持ち替え、
アコーディオンを弾くkyOn、ギターを弾くCHABOとともにステージ中央に並んでフィナーレ。
SE「What A Wonderful World」が流れて、22時25分ごろ演奏は終了。
ライブ終了後はサイン会。9月6日の福岡公演から始まったと聞いてはいたけど、まさかホントにやっているとは。
アルバム「Dessin 2019」を購入して待っていると、黒いフードをかぶってサングラスをかけたCHABOが・・・。
私の立っているすぐそばを歩いて行ったけど、さすがに声を掛けたりは出来なかった。
しばらく並んで、CHABOにサインをして頂く。緊張しながらも、今夜のライブの感想を伝える。
打ち上げは友達と、サシで「鉄板野郎!」という店へ。
ちょっと変わったメニューが多かったけど、とても美味しかったので良かった。
二次会は行きつけの「えびす屋」。いつものようにカウンターでボンヤリと呑む。
2時前にはおひらきにして、ホテルへと戻る。
今日も次から次へと仕事が降って来て、22時までかかってなんとかやり切る。
めちゃめちゃキツかったけど、今日でひとまず終わったかな?
というわけで、明日は予定通り休むことが出来そう。
前祝いで幡ヶ谷「みやび屋」で呑む。ちょっと久しぶり。
こんな時間だからさすがに空いていて、カウンターでじっくりと呑むことが出来た。
1時半ごろおひらきにして、ブラブラと歩いて帰宅。
今日は秋分の日でおやすみ。
二週連続の三連休とは嬉しくてたまらない。
昼間はたまっていたアレコレをして過ごす。かなりはかどった。
夜になって出かける。
今日も初台阿波おどり。昨日と違って今日は晴れていて良かった。
20時ごろ家を出て、流し踊りを見ながら駅前へと向かう。
思ったほど混んでいなくて、駅前の提灯前でしばらく楽しむ。
初台商盛会蓮についていき、そのまま輪踊りに突入。
この日のために磨き上げた技を披露する人達・・・みんな輝いている。
21時15分ごろ終了。今年も楽しかった。
だけどこれで夏も本当におしまい。ちょっとだけ寂しい。。。
今日は行きたいところがいくつかあったけど、ウジウジ考えているうちに結局行けず。
たまに陥るこの負のラビリンス、もともと面倒臭がり屋だから仕方ない。
そんなわけで昼は家でウダウダ過ごして、夜になって出かける。
今日と明日は初台阿波おどり。あいにくの雨模様だけど、開催しているようだ。
ビールを片手に見物と洒落込むも、傘をさしてというのはやっぱりいまいち。
次第に雨足も強まってきて、お客さんもまばらになってきた。
だけどびしょ濡れになりながら懸命に踊る人達を見ていたら、ちょっと感動してしまった。
流し踊りのあと輪踊りというのはいつも通りだけど、早めに終わったのは雨のせいなのかな。。。
今日は下北沢 440(four forty)へ、「金子マリ presents 5th element will」を観に行く。
毎月行われているマリちゃんのライブ、久しぶりに参加した先月に続いての参加。
開場時間の18時30分に合わせて店へ行くと、お客さんはあまり居ない。予定通りに開場。
「イープラス1番の方~」と呼び出されて入場。ステージ真正面の最前列に遠慮なく座る。
開演時間が近づくに連れて、フロアはほどよい感じで埋まる。いつもながら大人の雰囲気。
予定より遅れて、19時40分過ぎ開演。まずは“ぬかるみ天国”のステージ。
ドラム、ベース、キーボード、ヴォーカル&アコースティック・ギター、女性ヴォーカルという編成のバンド。
それにギタリストがひとりゲスト参加。ひたすらスライドギターを弾くために呼ばれたらしい。
アサキチがアコースティック・ギターを弾きながら唄い、オリジナルのスワンプ・ロックを演奏していく。
わりとユル~イ感じで進められていくけど、演奏は本格的でなかなか聴きごたえがある。
特にゲスト参加のギタリストが弾くスライドギターが、心地良い響きで思わずうっとりする。
およそ55分ほどの演奏、たっぷりと楽しむことが出来た。
そして20時55分ごろから、“5th element will”のステージが始まる。
Drums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:窪田晴男、Guitar:森園勝敏
がセッティングを終えると、メイクをしたVocal:北 京一がパントマイムを始める。
こういうオープニングは初めて観た。北さんの独特の世界が、目の前に広がっている。
続いてバンドだけで「Green Onion」をセッション。相変わらずものすごくカッコいい。
ここでVocal:金子マリがステージ・インするも、森園さんがヴォーカルをとって一曲。
今日はいつもとはちょっと違った展開。それだけバンドとして奥が深いってことだな。
ステージ下手前方ではお客さんがひとり踊りまくっている。あまりの本気ぶりにダンサーなのかと思った。
「月と魔法」は調子が合わなくてやり直す場面もあったけど、今夜のマリちゃんも絶好調。
松本さんのタイトなドラムも、大西さんのどっしりとしたベースも、窪田さんと森園さんのギターバトルも、
石井さんの超絶的なキーボードも、北さんの軽快なダンスも、すべてが“5th element will”の魅力。
MCでのマリちゃんと北さんのからみも最高。北さんの衣装を「ザビエル」と言うマリちゃんには笑った。
“Mari & BuxBunny シーズン2”のレパートリー「幸せの足音」が演奏されたのはちょっとビックリ。
だけどこのバンドにかかれば、また違った雰囲気と味わいが楽しめる。
今夜の選曲はゆっくり目の曲が多かったけど、「忘れ物音頭」「on your mark」で大いに盛りあがる。
そして本編最後は「A Change Is Gonna Come」。ブレイクのところでトークになるのはお約束。
アンコールは「What A Wonderful World」。ソフトでメロウなタッチのアレンジにマリちゃんの唄声がとろける。
22時20分ごろ終了。持参したアルバム「JUST LOVE」にサインを入れていただく。
「この中の曲を演ってもイイんだよね~」とマリちゃん。是非ともよろしくお願いします。
終演後、「紅とん」で打ち上げ。閉店時間が早いからちょっとバタついたけど、それなりに満喫。
気軽に呑めるから好きだなぁ~この店。ホッピーを自分で作るシステムも気に入っている。
23時40分におひらきにして、久しぶりに「俺流塩らーめん」でシメ。クリーミーでとっても美味しい。
それでも電車のあるうちに帰ってきた。良い子になったな~自分!
今日は友人と呑み。
忙しくて仕事終わりが19時近くになってしまい、取り急ぎ有楽町駅で落ち合うことにした。
19時15分過ぎに落ち合い、店を探してブラブラと日比谷方面へ。
いつも気になっていた日比谷産直飲食街、「魚〇」「牛〇」「貝○」などビル一軒がまるごと産直酒場。
そのうちの「貝○」をセレクトして、貝刺盛をつまみにビールとホッピーを呑む。
カウンターの水槽にサワガニが歩いていて、注文とともに居なくなってしまうのが哀しい・・・。
21時半ごろおひらきにして、再びブラブラと歩いて二次会の店を探す。
そして銀座インズ1の「kawara CAFÉ&DINING」というシャレオツな店に吸い込まれる。
ワインを呑みながらステーキ&チキンのハーフ&ハーフを食べる。メチャメチャ旨い。
デザートにワッフルストロベリーをいただく。これまた美味しくて悶絶。
閉店時間のため23時にはおひらきにして、丸ノ内線に乗って帰宅。
今日は午前中、健康診断の二次検診のため病院へ。
今日のところは問診のみで、10月にホルター心電図検査を受けることになった。
ホルター心電図検査とは、1日24時間の心電図を記録して観察する検査らしい。
ひぇーイヤだなぁ~。まぁ話のネタぐらいに捉えて、気楽に行くしかないな。
13時過ぎには出社して、21時過ぎまで仕事して帰宅。
6時半に起床。朝のひととき、今日もまたウダウダと過ごす。
11時にホテルをチェックアウトして、道頓堀を練り歩いて「づぼらや」へ。
大阪のシメはやっぱりココ。どうしても食べたくなっちゃうよね。
観光地のいわゆる有名店では、一人で入るととんでもない席に案内されたりする。
だけどこの店は躊躇なく窓際の特等席に案内してくれる。店員さんの心遣いが最高。
そんなわけで道頓堀川を眺めながら、てっさ、てっちり、ふぐの唐揚げを堪能。
呑み物はビールとひれ酒。マッピルマからほろ酔い気分でゴキゲン。
13時には店を出て、地下鉄で新大阪駅へ移動。予定を早めて、13時56分発の新幹線に乗る。
EXPRESSカードのポイントがたまったので、帰りはグリーン車でゆったりと。
最高の三連休は、こうして幕を閉じた。
なけなしの手取りの中から決して安くない足代と宿代を捻出し、
連日の残業で疲れ果てた心と身体を奮い立たせ、週末のわずかな時間を割いて遠征する。
そこまでして出かけるのは、その行先にある素晴らしい音楽と友達に会いたいから。
そのためならなんとかやって行けると思う。本当にありがとう。。。
7時半に起きるも、さすがに眠くてベッドでしばらくウトウト。
何をするでもなく、ひたすら時間を過ごすこの時間も旅の醍醐味。
11時ごろホテルを出て、昼ごはんを食べるために「ぼてじゅう本店」へ。
今日は何故だか二階席に通され、もろきゅうをつまみながらビールを呑む。
ちょっと待たされたけど、ミックスモダンはやっぱり美味しい。
12時半に店を出て、この後どうしようかとしばらく思案。どこかへ行くのもこの暑さでは・・・。
そう思いつつもせっかくなので、ブラブラと歩いて難波八阪神社へ。
巨大な獅子殿が印象的だけど、言ってしまえばそれだけかな?
とても暑くてクラクラするので、13時半過ぎにひとまずホテルへ避難。
16時ごろ再び出かける。
今夜は昨日に引き続き、なんばHatchへ「なにわブルースフェスティバル2019」を観に行く。
二日目の今夜は、「続 少しだけ石田長生展 & 道頓堀でブルース&ソウルナイト」と題されたライブ。
いったいどんな内容になるのか? 期待に胸を膨らませながら道頓堀川に沿って会場へと向かう。
16時10分ごろ到着して友達と落ち合い、ロビー演奏の始まりとともに会場入り。
ロビーに設けられた特設ステージには有山じゅんじと清水 興、
そしてポスターのモデルになっている前・浪速区長とデザイナーさん。
昨日に比べてまだお客さんは少なく、ステージ真正面の位置から楽しむことが出来た。
「You Gotta Move」に続いて「梅田から難波まで」。今夜も楽しい夜になりそうだ。
3階のロビーから5階のフロアへ移動して自分の席へ。今日の席は1階C列12番、ステージ下手の三列目。
ドラム2セット、キーボード2台は昨日と変わらないけど、ベースアンプとギターアンプは若干多いような気がする。
予定より遅れて、17時05分ごろ開演。トップバッターは“三宅伸治 & The Spoonful”。
Drums:茜、Bass:高橋"Jr."知治、Harp:KOTEZ、そしてVocal&Guitar:三宅伸治というメンツ。
伸ちゃんが開口一番「Mr.Osyokuと発表していました。シークレットゲスト、実はこの人!」と呼び込むと、
軽やかな足取りで甲本ヒロトが登場。大きなどよめきとともに、フロアのテンションはいきなり頂点に達する。
石やんのナンバーから「汚職」を唄うと、嵐のようにヒロトはステージから去っていった。
続いて中村耕一が加わって「最後の本音」。これまたいきなりのキラーチューンで気分はアゲアゲ。
次の「ベートーベンをぶっ飛ばせ」で伸ちゃんがフロアに降りて練り歩くと、お客さんはスタンディングで応える。
“The Spoonful”は初めて観るけど、高橋"Jr."のベースがゴリゴリと硬く太く響いて気持ちいい。
最後に「Jump」を演奏して“The Spoonful”は終了。初っ端から大盛り上がりで楽しめた。
続いて“OSAKA ROOTS”がステージに登場。ドラム、ベース、キーボード、ギター、サックスという
メンバーに加えて、スーツでビシッと身を固めた中村耕一がヴォーカルで参加。
インストナンバーを一曲演奏したあと「A Change Is Gonna Come」。中村さん、あいかわらず唄が上手い。
「話をしている時間は無いのですけど、最初の方に出る人はやったもん勝ち」と中村さんは言い、
しばらくトークを繰り広げたあと「Forever Young」。大好きなこの曲、中村さんヴァージョンを聴くのは初めて。
最後に「Sweet Home Chicago」を演奏して、“中村耕一 with OSAKA ROOTS”のパートは終了。
ナオユキによる「酔いどれ漫談」をはさんで、“ザ・たこさん”のステージが始まる。
「なにわブルースフェスティバル」ではすっかりお馴染みとなったパフォーマンス、
今夜もバリバリの演奏と“悲しき怪人”安藤の熱唱でグイグイとお客さんを引き込んでいく。
通常のライブをギュッと凝縮したようなセットリスト。「ザ・たこさんのテーマ」「お豆ポンポンポン」ときて、
「突撃!となりの女風呂」とキラーチューンが繰り広げられたけど、いつもよりちょっとあっさりとした印象。
続いてichiro+原田喧太。ロジャー高橋と清水 興のリズム隊をバックに、住友俊洋のスライドギターが加わる。
まずはichiroがオリジナルの「Tenderness」をじっくりと唄いあげ、泣きまくりのギターソロを披露する。
それから原田喧太がヴォーカルをとって「スウィート・ホーム大阪」。とっても煌びやかで華のある演奏。
最後にメンバー全員でヴォーカルをまわして「The Weight」。正直言ってあまり期待はしていなかったけれど、
とってもBluesフィーリング溢れる演奏で、ichiroと原田喧太ふたりともすごく良かった。
次は永井ホトケ隆。Drums:松本照夫、Bass:清水 興、Guitar:山岸潤史という超強力なメンツ。
「なにわブルース」を体現するような顔ぶれが揃い、そのサウンドはもちろんうねるようなブルース。
山岸のテレキャスは今日もバッキバキ。ホトケは唄もイイけど、ギターも何気にすごくイイ。
興さんのベースは安定感たっぷりで、松本さんのドラムはとにかくド迫力で最高!
この二日間の「なにわブルースフェスティバル」の中で、一番は?と訊かれたらこのセッションだろうな。
ここで桜川春子がアコースティック・ギターを抱えて、ステージ下手のマイク前にスタンバイ。
マリリン・モンロー風の衣装に身を包んで、セクシーな唄声を披露する。
アンニュイというのか、コケティッシュというのか、キャット・ヴォイスというのか・・・
はっきり言ってこういうヴォーカル、大好きなのです。もっとじっくりと観てみたいと思った。
続いて近藤房之助トリオ。メンバーはDrums:宮川 剛、Bass:柳原 旭、Vocal&Guitar:近藤房之助。
それにHarpが加わっての演奏。どっぷりと重たい感じのブルースを次々にプレイしていく。
アップライトベースを擁したアコースティックなサウンド。ちょっとばかり気持ちよく・・・してしまった。
ドラムの宮川 剛は“ラフィータフィー”に居た人。久しぶりにプレイを見られて嬉しかった。
次は木村充揮+有山じゅんじ+金子マリ、名付けて“木村くんと有山くんとマリちゃん”。
ぶらりとステージに登場した木村さんと有山さん、木村さんのお酒を見て「俺にもちょうだい」と有山さん。
本当にユル~イ感じで「あなたも私もブルースが好き」を唄ったあと、マリちゃんをステージに呼び込む。
有山さんのナンバーから「陽よ昇れ」、いつ聴いても心がウキウキする素敵な曲。
木村さんと有山さんは椅子に腰かけ、マリちゃんはスタンドマイクというスタイル。
MCでは勝手に喋りまくる二人にはさまれ、困っているような牛耳っているようなマリちゃんが可笑しい。
それでも「ラリル」を唄った途端、フロアの空気が一変するのだからマリちゃんの唄はやはりスゴイ。
「出稼ぎブルース」をお客さんと一緒に唄ったあと、「星に願いを」をしっとりと唄いあげて終了。
ここで再びナオユキによる「酔いどれ漫談」をはさんで、大黒摩季のステージが始まる。
「なにわブルースフェスティバル」に大黒摩季とは、あまりにも意表を突く展開。
大黒摩季ファンと思われる皆さんは、ペンライト片手にスタンディングで盛り上がる。
Drums:ロジャー高橋、Bass:清水 興、Keyboards:フラッシュ金子、Keyboards:堀田幸祐、
Guitar:山岸潤史、Guitar:原田喧太というバンドを従えて「Jumpin' Jack Flash」を唄う。
Funkyな「親心ブルース」に続いて、ねちっこい感じのブルース「Give Me One Reason」。
なかなかBluesフィーリング溢れる唄。思っていたほど違和感は無いかもしれない。
それでも最後は大ヒットナンバーの「ら・ら・ら」。何だかんだ言っても、ナマで聴けるのは嬉しいかも。
レコーディングに永井ホトケ隆と近藤房之助が参加していたそうで、二人もコーラスに加わる。
最後は全然ブルースではなくなってしまったけど、パフォーマンスとしては充分に楽しめた。
二日間の大トリを務めるのは上田正樹。まずはピアノとギターだけをバックに「悲しい色やね」を唄う。
Drums:ロジャー高橋、Bass:清水 興、Chorus:Yoshie.Nが加わって「Brothers & Sisters」を演奏したあと、
Yoshie.Nがフィーチャーされる形で、“Creedence Clearwater Revival”の「Proud Mary」をカバー。
レゲエのナンバーを披露したあと、ドラムにKenny Mosleyを加えて始まったのは「We Are The World」。
決して嫌いでは無いけれど、「ブルースフェスティバル」にこの選曲は・・・とモヤモヤしたまま終了。
アンコールに突入して、まずは上田正樹と有山じゅんじで「あこがれの北新地」。
そして最後はこれしかない「梅田から難波まで」。ステージには出演者全員が登場。
二日間に渡って繰り広げられた「なにわブルースフェスティバル」もこれでおしまい。まさに大団円という感じ。
最後にみんなで記念写真を撮って、22時35分過ぎに全て終了。
終演後は打ち上げ。と言いつつ遅くなってしまったので、湊町リバープレイスの「CAFE SPAT'S」でさっくりと。
23時半に閉店のためおひらきにして、大阪組は終電で帰る・・・はずだったのに結局みんなで二次会へ。
千日前の「えびす屋」で、大阪の旨いものを食べながらビールと酎ハイを呑む。
連日の長時間ライブと打ち上げで疲れていたこともあり、2時にはおひらきにしてホテルへ戻る。
今週末は三連休を利用して大阪へ。毎年恒例の「なにわブルースフェスティバル2019」を観に行く。
2016年から始まった「なにわブルースフェスティバル」も今年で四年目。
フェスはどうにも苦手な私だけれど、こればかりは毎年楽しみにしているのだ。
東京駅12時ちょうど発の新幹線に乗り込み、14時半過ぎに新大阪駅へ到着。
そのまま地下鉄でなんばまで移動して、今回泊まる「アズガーデン日本橋」へチェックイン。
ここは何回か泊まったことがあるけど、ホテルと言うよりウィークリーマンションという風情。
部屋もワンルームマンションの一室という感じで、必要以上に落ち着くことが出来る。
しばらく部屋で休憩したあと、15時50分ごろ再び出かける。
会場は例年通りなんばHatch。16時10分ごろ到着して、友達と合流する。
ほどなくしてロビーでの演奏が始まったので、そそくさと会場入り。
ロビーに設けられた特設ステージには有山じゅんじと清水 興、
そしてポスターのモデルになっている前・浪速区長とデザイナーさん。
ステージ前はたくさんの人だかりでよく見えなかったけど、楽しい雰囲気は充分に味わえた。
「梅田から難波まで」をみんなで合唱して、ロビー演奏はあっと言う間に終了。
3階のロビーから5階のフロアへ移動。今日の席は1階D列14番、ステージ下手の四列目。
今回は友達と手分けしてチケット予約したのだけれど、だいたい同じあたりの位置に固まっている。
立見まで出る大盛況で、2階席までお客さんでビッシリと埋まっている様子は圧巻。
ステージにはドラムセットが2台、キーボードが2台、グランドピアノ、ベースアンプとギターアンプが多数。
予定より少し遅れて、17時05分ごろ開演。
トップバッターは、はせがわかおり+本夛マキから成るアコースティック・ユニット“ヨモギ”。
石田長生へのトリビュート・アルバム「SONGS OF Ishiyan」から「Ballad #5」。
今回のサブタイトルは「石田長生展2019 SONGS OF Ishiyan」という事で、石やんの唄がたくさん聴ける。
二曲目も石やんが教えてくれたという“The Beatles”のカバー「Help!」。
日本語の訳詞はオリジナルなのかな? ひとつひとつの言葉が際立っていて心に沁みた。
正直言って“ヨモギ”はあまりピンと来ていなかったのだけど、今回の演奏を観て好きになってしまった。
セットチェンジの間、男女の司会者が出てきてウダウダとトークするのはいつもの流れ。
そして登場したのはリクオとウルフルケイスケ、バックを務めるのはロジャー高橋と清水 興。
リクオはグランドピアノを弾きながら「オマージュ -ブルーハーツが聴こえる」を唄う。
居なくなってしまった人もいるけど、たくさんの先輩がいたから僕たちはココに居る・・・まさにその通り。
続いてケーヤンがヴォーカルをとっての「ミュージック」。今日もミスター・スマイルは僕たちを心地良くさせる。
ロジャーがゴキゲンなビートを刻み出すと、コーラス隊として“ヨモギ”、そしてCharが演奏に加わる。
リクオとCharは初共演とのこと。石やんが生み出した出会いに感謝しながら、石やんの「アミーゴ」をカバー。
ドラム・ベースはそのままで、次は三宅伸治と大西ユカリのステージ。
「スカートも短め、スピーチも短め」と言うユカリ姐さん、あいかわらず髪型がファンキー。
それでもやはり唄は最高。いきなりの「That Lucky Old Sun」にはグッときた。
「楽屋には若手なんてひとりも居ないのに、『俺が若手!』と言い合っている」とユカリ姐さん。
石やんが作詞・作曲したという「あんこーる」を唄ったあと、再び“ヨモギ”をステージに呼び込む。
ユカリ姐さんのヒョウ柄衣装に合わせて、二人ともヒョウ柄のカットソーを著ている。
演奏されたのは石やんの「Everybody 毎度! On The Street」。工藤静香風の振り付けが楽しい。
「こんなんしてしまってゴメンなさい」とユカリ姐さんは言い、「逃げろ!」という掛け声とともに退場。
入れ替わりにニューオーリンズでザリガニを食べて生きている(?)という山岸潤史が加わり、
“SOOO BAAD REVUE”の名曲「青洟小僧」。山岸はブルーのテレキャスを弾きまくる。
久しぶりに聴くけど、山岸のギターはやはり最高。テレキャスらしい乾いた音だけど、厚さと深さを感じる。
ここでスタンドアップコメディアンのナオユキによる「酔いどれ漫談」。
聞いていると思わずニヤリとしてしまうけど、長丁場のイベントなので思わずトイレタイム・・・すいません。
続いて登場したのは、大塚まさじ+竹田一彦。竹田さんが弾くフルアコ、めちゃめちゃシブいトーン。
石やんのカバー「アフリカの月」に続いて「プカプカ」。大塚まさじといえば、やはりこの曲。
ほんわかのんびり、あくまでも自然体という感じで、なんだかとっても癒やされる。
続いて登場したのは桑名晴子。ウクレレを弾きながら「What's Going On」を唄う。
この人の唄声も無限の広がりを感じさせる。曲の途中でCharが加わり、アコースティックギターをプレイ。
石やんは小笠原島へよく行っていて、ウミガメの里親になったとか・・・そんな思い出話に花が咲く二人。
そんな暮らしの中で生まれた曲「Boninの島」を唄っているうちに、感極まった様子の晴子さん。
さりげなくそれを気遣うCharがとってもカッコよかった。
ここでステージには“裏なんばの女王”泥沼恵美子と“地下演歌代表”八戸ノ里和夫が登場。
その正体は「アガッタ!」の桜川春子と安藤八主博。二人とも成りきり加減がサイコー。
山口しんじがアコースティック・ギターでサポートして「大阪ホンキートンクブルース」。
どこかで聴いたような歌詞、聴き覚えのあるメロディー、ひょっとしてあの人?と思わせる唄い方。
たった一曲だったけど、インパクトは絶大。あぁ~楽しかった。
ステージに椅子とお酒が用意され、木村充揮がニコニコ笑いながら登場。
「早よう~やれ!」という野次を軽くやり過ごしながら、まずはグラスのお酒を一気呑み。
そしてバンドをバックに「16t」「Summer Time」を唄う。バンドで唄う木村さん、好きだなぁー。
ソロだと完全に自由なので、曲の途中で演奏をやめてしまったりするけど、バンドではキッチリと唄ってくれる。
最後は石やんのナンバー「ねぇ、神様」。木村さんの唄声で聴くこの曲、胸にグッと刻み込まれた。
続いて、金子マリ+三宅伸治のステージ。
マリちゃんは髪型がオシャレになり、衣装もドレッシーな感じで、いつもとはちょっと違った雰囲気。
“Mari & BuxBunny シーズン2”のナンバーから「幸せの足音」「Still Stands」。
伸びやかなマリちゃんの唄声は、あいかわらずサイコー! 最近のマリちゃんは本当にハズレ無し。
あっくんとKenKenがまだ小さいとき、「ママと海」だと思い込んでいたという「Mama Told Me」という歌詞・・・
「Mother's Song」を切々と唄いあげるマリちゃん。胸に染みるバラードの数々。
ハウス・バンドに山口しんじが加わって、有山じゅんじが「Boat Club Load」を唄い出す。
ステージ上手にはやたらと癖のある男が・・・Unity Jeyという人で、この曲の作者らしい。
ここでドラムに正木五朗が加わり、バンドはロジャー高橋とのツインドラム編成に。
有山さんは石やんから二万円で買ったというギターを弾き、山岸潤史とともに「ぐるぐるぐる」。
もう~たまらない顔合わせ。五朗さんのキレッキレのビートに合わせて、山岸がテレキャスを弾きまくる。
石やんに捧げるインスト・ナンバー「Little R」は、アルバムとはちょっと違う雰囲気で聴かせてくれた。
そしていよいよCHABOがステージに登場。
「お疲れ様~もうちょっと一緒に疲れてくれ!」「楽屋は同窓会状態」と言うCHABO。
喋り過ぎないように・・・と気を遣いつつ、「石やんがなんでココにいないんだ」と自分の思いを話す。
晴海で初めて石やんと出逢った時の話、東京と大阪を繋いでくれたのが石やんだという話・・・。
CHABOの石やんへの思いが満ち溢れていて、胸にグッと来るトーク。この真摯な思いがCHABOだ。
そして石やんから譲り受けたというアコースティックギターを弾きながら「誰のためでもない舟」。
波の音のSEをバックに、透き通ったアコースティックギターの音色がフロアに響き渡る。
CHABOはステージに有山じゅんじを呼び込み、Fred McDowellの「You Gotta Move」をセッション。
「木村みたいな声ならなぁ~」と言いながらも、CHABOの声で聴くブルースも最高。
更にリクオが加わり、Tom Waitsのカバーで「Ol' 55」。5月の「HOBO CONNECTION」の再現。
リクオのピアノで聴くこの曲は最高。有山さんとCHABOのヴォーカルも胸に染みた。
ナオユキによる「酔いどれ漫談」を再びはさんで、本日の大トリはCharのステージ。
ハウス・バンド+正木五朗という編成で、石やんのナンバーから「ラ・ジ・カ・セ」。
Charが唄うとやっぱり安心感がある。これまで座って聴いていたお客さんも総立ち。
石やんがCharに捧げた「ニッポン Char, Char, Char」。興さんのベースがブリブリでイカす。
そして本編最後はCharいわく石やん最大のヒット曲「Happiness」。“ヨモギ”の二人がコーラスで加わる。
「石やんのどこかのライブを完コピしている」というかおりちゃんが煽る形で、お客さんとコール&レスポンス。
これが本当に完コピで、思わずCharも爆笑。まるで石やんがココにいるような気がした。
アンコールは、出演者全員が登場して「The Weight」「IKO IKO」をセッション。
これだけの豪華メンバーだと誰を見て良いのか迷うけど、ここはやはりCHABOでしょう。
CHABOはみんなより一歩下がったポジション。隣には伸ちゃんが並んでギターを弾いている。
CHABOは演奏中にもかかわらず、伸ちゃんの耳元へしきりに顔を寄せて話しかけている。
伸ちゃんだけではなく、いろんな人に・・・ちょっと位置の離れたマリちゃんにまで。
気が合う仲間達に囲まれて、とても嬉しかったのだろうなぁ~CHABO。
演奏はヴォーカルを全員でまわし、ギターソロを交互に弾き合うゴキゲンなセッション。
たっぷりとタメの効いた「The Weight」も良かったけど、アゲアゲの「IKO IKO」も良かった。
最後にCharが「石やん、おるで~。裕ちゃんもおるで~」と言い残し、21時55分過ぎに全て終了。
ずいぶんと遅くなってしまったけれど、ライブ終了後は千日前まで移動して「北の家族」で打ち上げ。
1時過ぎにおひらきになったところで、友達が「Fanny Mae」という店に連れて行ってくれた。
ストーンズやブルースが流れる店、店を閉めて帰ろうとしているマスターにお願いして入れてもらう。
カウンター10席ぐらいの小さいスペースだけど、ゴキゲンな音楽があれば最高だ。
ちょっと口が悪いマスターもまたイイ感じ。ストーンズの1972年のライブ音源とルースターズをかけてくれた。
3時におひらきにして解散。「きぶんや」という店で和歌山ラーメンを食べてホテルへ戻る。
ようやく仕事もひとヤマ越えて、今日はちょっとだけのんびりとした雰囲気。
それでもやるべき事がいろいろたまってしまったので、19時ごろまで残業。
どこかへ呑みに行きたいところだけど、疲れているので帰ることにした。
ゆったりと過ごす夜・・・久しぶり。
今日も忙しい一日。
ずっと気を張っているので、だんだんど神経が過敏になってくる。
むしろちょっとハイになっている感じ。いろいろなことに過剰に反応してしまう。
気をつけないと・・・まだまだだな。
今日は22時まで残業。
だけど今日のところは、半分が自分のせいだから仕方が無い。
久しぶりにやらかしてしまった・・・ケアレスミス。もうちょっと考えるべき。
言い訳はいくらでも出来るけど、真摯に受け止めて気をつけることにする。
反省しつつも、腐らずに。そして他人や状況のせいにはしない。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #17」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第17弾。
19時15分ごろ会場入り。座席番号は9番、ステージ上手のテーブルの最後列。
ほどよい距離感でステージが見られて、スピーカーの位置もいいゴキゲンな席。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
予定より遅れて、19時35分ごろ開演。
柄物のシャツを重ね着して、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージに登場。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲から。「何はともあれ、台風どうでしたか?
MANDALAの看板が吹っ飛んだので、誰か修理出来るヤツがいたら頼むね」とCHABO。
M01. Prologue [John McLaughlin]
⇒最近、ディナータイムやランチタイムによくかけるという曲。いわばCHABO家のパワープレイ。
M02. Magical Mystery Tour [The Beatles]
⇒今夜は「ツアー」を切り口にして曲をかけていくとCHABO。プレイしたあと、歌詞カードをリーディング。
CHABOは高校時代のバンド“フェニックス”でこの曲をコピーして、ヴォーカルをとっていたのだそうだ。
M03. Homeward Bound [Simon & Garfunkel]
⇒「早く家へ帰りたい」とは、どこかで聞いたようなタイトルだなとCHABO。
歌詞カードをリーディングして、「メチャクチャ共感するなぁ~」と言ってからプレイ。
M04. Tonight I'll Be Staying Here with You [Bob Dylan]
⇒ツアーの事を唄った曲ではないけれど、Bob Dylanのツアーのイメージとして持ってきた。
⇒CHABOは現在行っているツアー「CHABO Route69」にまつわる話をいくつか。
羽田空港へ向かう時、タクシーの運転手が“萩原健一”さんだったというエピソードにはびっくり。
M05. Revellion [Tony Joe White]
⇒ツアーの事を直接唄っているわけではないけど、ツアーのイメージを感じる曲。歌詞カードを朗読してからプレイ。
⇒俺は「ツアーをやらせろ」と言っているのに、行くと「帰りたい」と文句を言う(笑)。
古井戸時代のツアーでは、みんなで麻雀をやるのがイヤで一人だけ車で帰っていたとか、
RC時代はホテルの部屋に集まってその日の音源を聴いていたとか、ツアーにまつわるエピソードの数々。
M06. Save My Love [Bruce Springsteen]
⇒Bruce Springsteenが書いたツアーソング。歌詞カードをリーディングしてからプレイ。
M07. Rock And Roll Records [J.J. Cale]
⇒CHABOが一番好きだというアルバム「Okie」より、歌詞カードをリーディングしてからプレイ。
⇒CHABOは著ているシャツでCDをゴシゴシ磨く。今夜はいつもに増して念入りに磨いていた。
M08. SONG for J. J. Cale [麗蘭]
⇒J.J. Caleつながりで、ツアーからちょっとハズれるけど・・・という注釈付きでプレイ。
⇒ここで開始から1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が差し入れられる。
M09. Suzanne [Nina Simone]
⇒「今回のツアーは車で廻っている。夜中にコンビニへ寄って、この間はおでん食べたぞ」とCHABO。
ステージへ上がるときのSEは、Nina Simoneの曲を使っているのだそうだ。
M10. Summer Tour [RCサクセション]
⇒「ツアーといえばこんな曲もあったなぁ~」と言いながらプレイ。この曲は“The Who”のイメージで書いたとのこと。
春日博文や清志郎が好きでよく聴いていたけど、俺はそれほど好きでは無かったと本音を漏らす。
それにしてもCHABOを目の前にしてこの曲を大音量で聴くのは、なんとも不思議な気持ちがした。
M11. Hold On, I'm Comin' [Sam & Dave]
⇒「THE STAX/VOLT REVUE」のライブ盤から。曲が終わったあと、丁寧に解説を読みあげるCHABO。
M12. Call It Stormy Monday [T-Bone Walker]
⇒「AMERICAN FOLK BLUES FESTIVAL」というブルースマンが大勢収録されているDVDを観て欲しいと力説。
俺のツアーは基本的に同じ曲と構成でやっているけど、ツアーを通じて育っていくのが楽しいとCHABO。
M13. Desperados Waiting For A Train [Guy Clarke]
⇒日本語の歌詞カードが無いからいろいろと想像して・・・と、歌詞の日本語訳を朗読してからプレイ。
M14. The Load-Out/Stay [Jackson Browne]
⇒今回のテーマに一番ふさわしい曲。曲をかけながら歌詞を読みあげるCHABO。
ライブが終わって片付けをする人達を唄った歌詞が胸に沁みる。
⇒ここでCHABOは、ようやくアコースティックギターを手に取ってチューニングを始める。
M15. ジェット機ビジネス
⇒「仲井戸麗市 全詞集」を探したら見つけた。“古井戸”時代のナンバー、あまり演奏したことが無い曲。
CHABOはそう言っていたけど、ラスト・アルバムの「LAST STAGE」にちょっとだけ収録されている。
スライドギターをガシガシと弾きながら唄う様子は、とってもカッコ良くて感激。
M16. Crackin' Up [The Rolling Stones]
⇒時間が無くなってしまったので、曲をかけながら今後の予定をインフォメーション。
「今回のツアーで初めて、ライブ終了後にサイン会をやってみた。サングラスをかけてフードをかぶって・・・。
おおくぼさんは褒めてくれたけど、社長からは「無理しなくていいよ」と言われた。
だけど今後もやるぜ! マイ・ビジネス!!」と力強く宣言するCHABO。
EndingSE. CHABO BANDのテーマ [CHABO BAND]
⇒そんな話から最後にかかったのはこの曲。CHABOの明確な意思が感じられて良かった。
こうして今夜のDJナイトは、21時55分ごろ終了。
MANDALAへの行き帰り、このところ表参道駅を利用している。
なんとなくキラキラした雰囲気の青山通りをブラブラ歩くのが楽しいから。
だけど今日は台風で倒れた街路樹を目にして、ちょっと悲しい気分になった。
表参道駅から代々木公園駅まで戻って、「天下一」でささやかな打ち上げ。
ピータンと餃子を食べながら、ビールと酎ハイで喉を潤す。
シメは天下一ラーメン。冷房がガンガンに効いているので普通に食べられて良かった。
台風接近に伴い、今朝はJR・私鉄の各線が軒並み運転見合わせ。
初台は京王新線なので、こういうとき新宿まで不通になってしまうのが痛い。
幸いにも雨はやんでいたので新宿まで歩こうかと思ったけど、
代々木公園から千代田線に乗るほうが良さそうなのでそうする事に。
地上を走る路線はほとんど止まっているから、予想通りガラガラの車内。
有楽町線も同じく空いていて、申し訳ないけど快適な通勤になってしまった。
けっきょく定時に出社。だけど半分以上のメンバがまだ来ていない。
これはちょっとしたチャンスと思い、集中して作業をこなす。
それでもやはり忙しくて、22時ごろまで残業。
今日はSHINKIBA STUDIO COASTへ、「PUNK LIVES! 2019 10th ANNIVERSARY」を観に行く。
毎年行われているパンク集会、今年は会場を川崎から新木場へ移しての開催。
台風15号が接近していてちょっと心配だけれども、なんとかなるだろうと向かうことにした。
通勤経路そのままを通って、12時前に新木場駅に到着。駅の立ち食い蕎麦で腹ごしらえ。
風はあるけれど、まだ雨は降っていない。そんな中、12時10分ごろ会場入り。
広いフロアにはメインステージとサブ・ステージ、入口横にはBARステージ。
会場の外には物販のテントやピザの屋台。たくさんのパンクス。なかなかイイ雰囲気。
12時10分からメインステージのトップバッター“SA”の演奏が始まる。
ドラムがMATCHANに変わってから初めて観る“SA”。あいかわらず勢いのある演奏。
「いっぱい汗かいて! どうせ終わったら土砂降りやからね!」と言うNAOKIの言葉に妙に納得。
「GET UP! WARRIORS」「サマーホリディズスカイ」「さらば夜明けのSkyline」「KIDZ IGNITE」と、
最近の曲を中心にしたセットリスト。最後は「DELIGHT」で華々しい雰囲気のまま終了。
続いて12時45分から、サブ・ステージで“THE CHINA WIFE MOTORS”の演奏が始まる。
こちらは初めて観るバンド。ギター、ベース、ドラムのトリオ編成。
海外でも活動しているらしく、パンクというよりハードロック寄りのバンドという感じ。
ビールを片手にのんびりと楽しむことが出来た。
13時20分からメインステージで“the 原爆オナニーズ”。
演奏は「GO GO 枯葉作戦」からスタート。TAYLOWいわく「ちょっとゆっくり目で始めるのが今日の作戦ね」。
それからはスピーディーでハードなナンバーが連続して炸裂。お客さんの暴れっぷりもハンパない。
私はちょっと後のポジションから観ていたけど、ステージ前のサークルモッシュはもはや恐怖。
「発狂目覚ましくるくる爆弾」も聴くことが出来たし、個人的には大満足のセットリスト。
13時55分からサブ・ステージで“THE PRISONER”。
久しぶりに観る“THE PRISONER”、メンバー全員がお揃いの黄色いジャンプスーツを著ている。
あいかわらずヴォーカル:JUNICHILOWの存在感とド迫力の唄がズバ抜けている。
もうひとりのヴォーカル:NANA GNAR GNARも、小さい身体で対等に渡り合っているところがスゴイ。
暑苦しくも爽やかなステージ、そんな感じを存分に受け取った30分間であった。
14時35分過ぎからメインステージで“JUNIOR”。これまでオンタイムだったけど、5分遅れでのスタート。
このバンドもこの手のイベントでしか観ないけど、ちょっと変わったサウンドが大好き。
なんと言っても、バグパイプから演奏が始まるバンドなんてそうそう無いからね。
演奏はあいかわらずスピード感に溢れていて、リズムがとても立っているので思わず身体が動く。
ヴォーカル:KAZUKIのキャラも際立っていて、本当に素晴らしいバンドだと思う。
15時05分からサブ・ステージで“locofrank”、15時40分からメインステージで“MONEYES”、
この流れが今回の「PUNK LIVES!」ではちょっとした目玉である模様。
だけどちょっと疲れたので、会場の外へ避難してひと休み・・・まだ雨は降っていない。
会場の中に居ると必ず何かしら演奏しているというスタイルなので、自分で調節しないと身体が持たない。
“locofrank”も“MONEYES”も、今どきのサウンドという感じ。フロアのギッチリ感が人気を物語っていた。
“locofrank”の演奏が終わるとすぐにメインステージで“MONEYES”が演奏を始める演出はカッコよかった。
16時10分からサブ・ステージで“RADIOTS”。
ちょっとばかりモヤモヤした気持ちを、あっと言う間に吹き飛ばしてくれる。
私もステージ前まで行って、そのハードでラウドなサウンドを全身に浴びる。
ヴォーカルのYOSHIYAが髪の毛を短くしていて、よりシャープで攻撃性が増したような印象。
あっと言う間の25分間。俺にとってのパンクは、やはりこっちだな。
16時50分からメインステージで“THE STAR CLUB”。いつの間にかオンタイムに戻っている。
白いマイクスタンドを振り回しながら唄うHIKAGE。圧倒的な存在感がスゴイ。
そのサウンドはあいかわらずキレがあって激しい。ギターソロもキッチリあって、Rockin'な感じ。
もはや大物感を漂わせる演奏、“THE STAR CLUB”はやっぱり最高!
17時25分からサブ・ステージで“THE RYDERS”。
“RADIOTS”から“THE RYDERS”までのこの流れ、本当のパンクという感じがする。
ステージ上手の最前列に張り付いて、もみくちゃになりながらも堪能。
パンクは理屈ではなく、単純に身体がどう反応するかだ。それを証明してくれた“THE RYDERS”。
18時30分から“HAT TRICKERS”が出演するので、今回初めてBARステージへ。
これまでの様子では、演奏が始まると前に行けそうにないのでステージ下手の最前列で待機。
予定より5分遅れでスタート。赤いライトとモクモクと焚かれたスモークがステージを包み込む。
おどろおどろしい雰囲気のヴォーカルと、ギターシンセを使った独特のサウンドはあいかわらず。
曲はスピーディーなハードパンクといった感じで、後方からの圧に耐えながらも楽しむことが出来た。
ビジュアル的には間違いなく本日一番カッコよかったと思うバンド。
19時10分からメインステージで“COCKNEY REJECTS”の演奏が始まる。
今回なにげに楽しみにしていたバンド。1978年に結成された伝説のOiバンドをナマで観られるとは。
サウンドは期待通りバリバリのOiパンクで、思わずステージ前で盛りあがってしまった。
ヴォーカルのJeff Geggusはムキムキの身体を軽やかに動かし、シャドーボクシングをしながら唄う。
ゴリ押しで50分近く演奏して、とっても大満足のステージであった。
20時00分からサブ・ステージで“ニューロティカ”。
ちょっと出遅れてしまい、ステージからちょっと離れた位置で楽しむ。
あっちゃんはサーフボードのかぶり物で、何故かメインステージに登場。
ステージは真っ暗なので、スタッフがポケットライトで照らすというところが可笑しかった。
あっちゃんが無事にサブ・ステージにあがってからは、いつも通り明るく楽しいパンク・ロック。
「DRINKIN' BOYS」「50の夜」「ア・イ・キ・タ」「絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!」と、
キラーチューン満載でぶっ飛ばした爽快な30分間であった。
そして20時35分からメインステージで“LAUGHIN' NOSE”の演奏。
個人的にはメインアクトだと思っているので、ステージ上手のガードフェンスを確保。
ドラムが元“ロリータ18号”のちーちゃんに変わってからは初めて観る。
とってもパワフルなドラミングで、“LAUGHIN' NOSE”のサウンドをガッチリと支えている。
チャーミーもPONもあいかわらずイイ味を出していて、継続することはまさに力だな。
演奏は「Broken Generation」「Hell Home」「Fallin' Fallin' Into Your Heart」「Paradise」
「Crash St. Rules」と、キラーチューンを取り揃えたたまらない選曲。
最後はもちろん「Get The Glory」。お客さんはもとより、出演者も一緒になってダイブ。
メチャクチャになりながらもとっても楽しい30分間のステージであった。
時間は21時過ぎ、このあとには“ANGER FLARES”と“GBH”が控えている。
だけどさすがに台風15号の交通機関への影響が気になり、泣く泣く会場をあとにする。
基本的に地下鉄を使うので大丈夫だと思うけど、新木場駅は地上を走っているのでちょっと心配。
21時21分発の電車に乗り込み、市ヶ谷駅で乗り換えようとしたところアナウンス・・・。
京王線が運転を見合わせるため、21時53分市ヶ谷駅発が京王線直通の最終電車だと。
こういうとき京王新線は不通になってしまうから困る。それでもギリギリセーフで良かった。
“GBH”はとても観たかったけれど、切り上げて帰ってきて正解だった。
雨足も強くなってきたので、どこへも寄り道をせずに家へ帰ってきた。
今日は立川 たましんRISURUホールへ、森高千里「この街 TOUR 2019」を観に行く。
1月26日の狭山市市民会館から始まった今回のツアー、森高にとっては1998年以来の全国ツアー。
個人的には何度か行くチャンスがあったにもかかわらず、ことごとく予定が重なって断念してきたけど、
本当に満を持してという感じで今回ようやく行けることになったのだ。
京王線の下りに乗って分倍河原駅まで行き、南武線に乗り換えて西国立駅へと向かう。
昔はよく使った経路、懐かしさがところどころに顔を出す。あれから何年経ったのだろう?
17時前に西国立駅に到着。あまりにものどかな風景にちょっと驚く。
しばらくあたりを散策したあと、17時15分ごろ会場入り。なかなか素敵なホール。
席は1階22列29番・・・のはずが、機材席になっていたので1階22列17番に移動。
1階最後列であることに変わりは無いけど、中央寄りになったので結果的に良かった。
1階席・2階席合わせて1,201席のフロア、「完売御礼」ということでお客さんでビッシリ。
ステージセットの中央には、「街」の文字が映し出されている。
予定通り17時30分開演。
ドラム、ベース、キーボード、マニピュレーター、ギター×2という編成のバンドが演奏を始めると、
ステージ中央のお立ち台から森高が登場。ブルーを基調にしたミニの衣装、あいかわらずお美しい。
「NEW SEASON」から始まり、「ザ・ミーハー」を唄ったところで挨拶を兼ねたMC。
「今日でツアー21本目。8月は休みだったから、久しぶりのライブで緊張しています」と森高。
続いてリッケンバッカーを手に取り、激しくかき鳴らしながら「ロックンロール県庁所在地」。
「この街 TOUR」にちなんで、森高は各地の見どころを見てまわっているそうな。
立川は昭和記念公園やタチヒビーチへ行ったけど、看板のところで写真をとっただけというのが笑える。
今回は撮影が入っているからか「勉強の歌」「私の夏」「風にふかれて」と、ベスト・オブ・ベスト的な選曲。
「ザ・ストレス」はウェイトレスのコスチューム、「17歳」は黒いミニスカートに早変わりして唄う。
森高はときどきステージ中央のお立ち台に立ってダンシング。とってもカッコいい。
森高はかなり饒舌に、立川の名物について語る。お客さんとのやり取りもスムーズ。
「テレビでは唄いにくいけど、好きな曲だから唄い続けて行く」と森高は言って「私がオバさんになっても」。
「雨」をしっとりと唄いあげたあと「ララ サンシャイン」。「渡良瀬橋」では間奏でリコーダーを披露。
それにしても森高はやっぱり森高。何年たっても変わらない。それがイイのだと思う。
アップテンポの「二人は恋人」「臭いものにはフタをしろ!!」に続いて、「気分爽快」で大盛りあがり。
この曲は本当に気分爽快になるから不思議だよな。とってもアッパーな気分になる。
ちょっとした振り付けを、みんなで一緒に踊るのが楽しい。それが森高の醍醐味のひとつ。
ハードなノリの「GET SMILE」に続いて、本編最後は「テリヤキ・バーガー」。
あまりの暑さに声が出なくなるというハプニングがありながらも、無事にフィニッシュ。
アンコール、CHISATOコールが沸き起こる中、シルバーのミニに着替えた森高がステージに登場。
「この街 TOUR」といえばこの曲しか無い、と言うよりツアータイトルそのままの「この街」。
イントロやサビで腕をクルクルまわす振り付けが素敵。一緒に踊っていると楽しくてたまらない。
これで終わりかと思いきや、ダブルアンコールに突入。ステージ中央のお立ち台に立つ森高。
この瞬間にピッタリのナンバー「コンサートの夜」。最高のコンサートは19時40分ごろ終了。
久しぶりの立川。せっかくなので呑んでいこうと、立川駅へ向かいながら店を探す。
土曜日ということもあり、街はけっこうな賑わい。当然ながら店の中も混んでいる。
「だるま」という良さげな居酒屋を見つけて入ってみる。カウンターがイイ感じ。
焼鳥が旨くて大正解。ビール、酎ハイ、日本酒と、じっくりと楽しむことが出来た。
二次会に行くかシメに行くか迷ったけど、けっきょくどこへも寄らずに22時過ぎに立川を去る。
懐かしさのあまり分倍河原をちょっとだけ散策して、京王線に乗って帰宅。
今日は22時まで残業。
気持ちが張り続けているので、とっても疲れる。
それでも金曜日だから、幡ヶ谷へ呑みに行く。
意外なことにどこも混んでいて、けっきょく「日高屋」へ。
なんだかなぁ~と思いつつ、美味しかったから良かった。
9月は下半期の手続きのため、とても忙しい月。
そんなわけで、今日も20時過ぎまで残業。
あわよくば今夜も“KIKI BAND”を観に行こうかと画策していたけれど、あえなく断念。
仕方が無いので、帰りに「日高屋」でちょっと呑む。
今日は15時半ごろ退社して、日比谷線で中目黒へ。
久しぶりに「waltz」へ立ち寄る。あいかわらずイイ雰囲気で落ち着く。
この店はカセットがメインだけど、懐かしい雑誌が充実している印象だった。
だけどすっかり売れてしまったのか? 一時期ほどの品揃えでは無いような気がした。
それから代官山の「晴れたら空に豆まいて」へ歩いて向かう。
今夜は「KIKI BAND 結成20周年記念ツアー」。毎年恒例、“KIKI BAND”の来日ツアー。
今回は8月末からのパート1(関東・西日本)、9月中旬のパート2(東北)に分かれていて、
本日はパート1の最終日。私は残念ながら今夜しか参加出来ない・・・でも、楽しもう!
到着順に入場ということなので、17時半前に会場へ。既に五人ほど並んでいる。
それから階段に腰掛けて開場を待つ。リハが終わったメンバーが、通りすがりに挨拶してくれた。
予定通り18時30分開場。6番目に入場して、ステージ上手の最前列に陣取る。
鬼怒さんの真正面。あまりにも近くて、ドキドキしてしまう。
開演時間が近づくに連れて、フロアの椅子はビッシリと埋まってイイ感じ。
予定より少し遅れて、19時35分過ぎ開演。
「20周年を迎えました。変わらないメンバーを紹介します」と、Guitar:鬼怒無月、
Bass:早川岳晴、Drums:ジョー・トランプ、Sax:梅津和時の順で梅津さんがメンバー紹介。
一曲目は「Crawler」。変態的な変拍子のリズムに合わせて、鬼怒さんのギターが暴れ回る。
早川さんは歪みを効かせたベースソロ。梅津さんのサックスも負けじと唸りをあげる。
梅津さんは20年前から持っているというシャツを身にまとい、カラフルな帽子をかぶっている。
ジョーさんはスネアを2台並べていて、曲によって使い分けているところがスゴイ。
今回のツアーは「Aプログラム」と「Bプログラム」があるとの事で、本日は「Aプログラム」。
各アルバムから満遍なくセレクトされている感じの選曲。でも、どの曲も“KIKI BAND”らしさ満載。
早川さんの曲「Dowser」、鬼怒さんの曲「We Have No Banana!!!」、早川さんの曲「Dancing Bones」、
ジョーさんの曲「Black Jack」とバランス良く演奏して、1st Setは20時30分過ぎに終了。
インターバルをはさんで、20時50分から2nd Setが始まる。
「ライブ終盤は集中したいので、ここで撮影タイムにします」と梅津さんは言い、
2nd Set一曲目の「Freight Train Skyrocket」の演奏中だけ写真撮影OKとなる。
だけどこの曲は大好きなナンバーなので、聴くほうにも集中したいからちょっと困った(笑)。
最近演奏していない梅津さんの曲という紹介で始まったのは「Dogged Dog」。
ワウを効かせた鬼怒さんのカッティングギターがとてもFunkyで、他の曲とはちょっと違った印象。
ライブ終盤は最新アルバム「Amatsu-Kitsune」から、「Sleeve of Armor」「Frozen August」の二曲。
「Frozen August」は鬼怒さんのアバンギャルドなリフから始まり、それに早川さんが音を重ねて、
ジョーさんのビートに乗りながら、梅津さんのサックスが龍のように暴れまくるナンバー。
各パートのソロもたっぷりとフィーチャーされて、本当にたまらない最高の一曲で本編は終了。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてメンバーが再びステージに登場。
ピーンとした空気が張り詰める中、アルバム「COYOTE」から「SOU-SHUN」。
ジョーさんの大陸的におおらかなドラムに乗せて、早川さんのベースが重低音を轟かせ、
鬼怒さんのストラトと梅津さんのサックが澄み切った音色を響かせる。
まるで一枚の絵を見ているような、一編の小説を読んでいるような、そんな気持ち。
こうして21時55分ごろ、素晴らしいライブは終了。
意外と早く終わったので、中目黒駅前の「大磯」で呑む。
カウンターでなく窓際の席に通されてしまい、ちょっと焦ったけどそれなりに良かった。
会場から駅へと向かう梅津さん・早川さん・鬼怒さんの後ろ姿も目撃出来たし。
料理やお酒もいつも通りゴキゲン。調子に乗って日本酒ジャンボとっくりを注文したのはやり過ぎたけど。
23時半過ぎにはおひらきにして、電車に乗って帰宅。
9月は忙しい月なので、20時まで残業。
そういう時に限って呑みたくなる。
だから行きつけでさっくりと呑む。
つまみは大抵三品で、まずは魚と肉。
もう一品は厚揚げだろ?と、この店では読まれている。
だからそれを裏切って、今夜はちくわ磯辺揚げにしてみた。
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