CHABO BAND「2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ BAND」大阪 Music Club JANUS
今日は休みをとって大阪へ。
大阪 Music Club JANUSへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」を観に行く。
6月末から始まったCHABOの全国ツアー、今日から3会場は久しぶりの“CHABO BAND”。
期待に胸を躍らせて、東京駅13時ちょうど発の新幹線に乗って新大阪駅へと向かう。
15時半過ぎに新大阪駅に到着して、いつものように御堂筋線でミナミへ。
だけど急遽予定変更。心斎橋駅で途中下車して、今夜のライブ会場を下見しながらホテルへ。
今夜泊まるのは「アズガーデン日本橋」。あいかわらずのウィークリーマンションぶりはさすが。
しばらく部屋でまったりとしたあと、18時過ぎに再び出かける。
会場のMusic Club JANUSは、ホテルから5分ほどの距離。既にファン仲間がちらほら。
ビルの外でしばらく待機したあと、会場がある5階へと移動。お客さんはけっこう集まっている。
予定通り18時30分に開場して、入場整理番号A-79で入場。
ちょっと迷ったけど、ステージ下手三列目の通路際を確保。番号からしたらまずまずかな。
この会場は初めて来たけど、ステージの高さはほどほどで、座って観るのにはちょうどイイ感じ。
チケットはソールドアウトということで、開演時間までには客席はビッシリと埋まる。
予定通り19時30分開演。
SE「Strangers In The Night」が流れる中、Drums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、
Keyboards:Dr.kyOn、そしてVocal&Guitar:仲井戸麗市がステージに登場。
バンドはステージ上手にキーボード、中央にドラム、下手にベースというセッティング。
ちょっと肩慣らしという感じのインストを一曲プレイしてから、「CHABO BANDのテーマ」で演奏はスタート。
「大阪久しぶり~! CHABO BAND 四人揃ったぞ!」とCHABOは嬉しそうに言ってからメンバー紹介。
「ツアー初日だから、ゲネプロみたいなものだ。間違えても気にしないでくれ」とCHABO。
続いて「オーイっ!」「ま、いずれにせよ」「雨!」と、アルバム「CHABO」の収録曲を繰り出していく。
それからCHABOの「新旧取り混ぜてお送りする」の言葉通り、久しぶりに聴く「男もつらいよ」。
CHABOは黒縁のメガネをかけて、基本的にはテレキャスをプレイ。なんだかイキイキとしている。
カースケと早川さんのリズム隊は、ずっしりと安定感のあるビートを叩き出す。
kyOnのキーボードは遊び心たっぷりに、さまざまな彩りを曲に加えていく。
「せっかくだから“古井戸”をちょっと演らせてくれよ」とCHABOは言い、ここからは“古井戸”のナンバーが続く。
「春たけなわ」はJ.J. Caleを意識したアレンジ。「きまぐれラプソディ」はちょっとJazzyなタッチを感じる。
加奈崎さんとの共作という「うわの空」は、ゆったりとした大きな流れを感じさせるようなサウンド。
ここでアコースティック・セットとなり、早川さんはアップライト・ベース、kyOnはアコーディオン、
CHABOはチェットアトキンスを使用して「おいてきぼり」。カントリー・ミュージックのような軽快なアレンジ。
CHABOは「若いときの自分と再会しているようだ」と言って、かなりお気に入りの様子。
「みんなも日記帳とか読み返して、若いころを振り返ってみたらどうかな」とCHABO。
「GIBSON(CHABO'S BLUES)」をシブくキメたあと、これまたすごく久しぶりに聴く「テニス」。
CHABOは大阪なおみやシャラポワの名前を呼びながら、テニスラケットでボールを打つそぶり。
kyOnもその球を打ち返す振りをして、こういうところの阿吽の呼吸はさすがだ。
「BLUE MOON」のユニゾンの部分も、ベースとギターとキーボードがバッチリと合っている。
ここで先日他界したDr.Johnに捧げるナンバーを披露。kyOnの鍵盤が転がり、CHABOのスライドが炸裂。
続いてRCのナンバーから「お墓」。RCの演奏よりゆったりとしながらも、かなりぶっといサウンド。
「エネルギー oh エネルギー」は、イントロのドラムがコーちゃんそのもので泣けてくる。
次の曲が始まるも、いまいち演奏がズレている。どうやら曲順を間違えた模様。
気を取り直して清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」を演奏したあと「Little Wing」。
遠くへ行ってしまった人達に捧げる演奏、今夜はとりわけ片山広明への思いが強く感じられた。
CHABOは「ぶっ飛ばすぜ~!」と言って、「やせっぽちのブルース」からニューアレンジの「歩く」。
イントロのリフが別の曲を連想させてしまうけど、テンポアップされて生まれ変わった感じ。
本編最後は「いつか笑える日」。kyOnが弾くキーボードをベースに、組み立てられた演奏。
アコースティック・ギターだけで聴くこの曲もイイけど、バンドで聴くこの曲もまたイイ。
アンコール、「バンドだとあまり話せないから」とCHABOはひとりステージに登場。
「Dessin 2019」のインフォメーションをして、「ライブ終了後にサイン会をやる」と宣言。
9月6日の福岡公演から始まったサイン会、この先もずっと続けてくれるのかな? すごい決意だ。
CHABOはメンバーをひとりひとり紹介しながらステージに呼び込み、「Fox, trot」でアンコールが始まる。
“古井戸”のナンバー「早く帰りたい」に続いて「雨あがりの夜空に」。ここでお客さんは総立ち。
ヴォーカルをCHABO、kyOn、カースケ、早川さんの順番でまわしていく。
カースケはサビの部分を担当。他の曲でもコーラスを入れていたし、何気に唄が上手い。
ラストは「ガルシアの風」。ソロで育てて来た曲が、バンドによって新たな輝きを見せる。
流れるように演奏が繰り広げられ、最後はカースケがタンバリン、早川さんがギロに持ち替え、
アコーディオンを弾くkyOn、ギターを弾くCHABOとともにステージ中央に並んでフィナーレ。
SE「What A Wonderful World」が流れて、22時25分ごろ演奏は終了。
ライブ終了後はサイン会。9月6日の福岡公演から始まったと聞いてはいたけど、まさかホントにやっているとは。
アルバム「Dessin 2019」を購入して待っていると、黒いフードをかぶってサングラスをかけたCHABOが・・・。
私の立っているすぐそばを歩いて行ったけど、さすがに声を掛けたりは出来なかった。
しばらく並んで、CHABOにサインをして頂く。緊張しながらも、今夜のライブの感想を伝える。
打ち上げは友達と、サシで「鉄板野郎!」という店へ。
ちょっと変わったメニューが多かったけど、とても美味しかったので良かった。
二次会は行きつけの「えびす屋」。いつものようにカウンターでボンヤリと呑む。
2時前にはおひらきにして、ホテルへと戻る。
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