森高千里「この街 TOUR 2019」昭和女子大学 人見記念講堂
今日は昭和女子大学 人見記念講堂へ、森高千里「この街 TOUR 2019」を観に行く。
1月26日の狭山市市民会館から始まった今回のツアー、森高にとっては1998年以来の全国ツアー。
今日と明日は東京2days。個人的には9月7日の立川 たましんRISURUホールに続いての参加。
会場がある三軒茶屋へは、下高井戸駅から世田谷線に乗って向かう。それも何気に楽しみのひとつ。
のんびりと路面電車に揺られつつ、16時20分過ぎに三軒茶屋駅に到着。しばらくあたりを散策してから、
16時40分過ぎに会場入り。今日の席は1階ヌ列41番。フロア後方のブロック、ステージ上手寄りの席。
ステージはちょっと遠いけど、それなりに段差がある客席は意外と観やすい。
開演予定の17時にバンドメンバーがステージに姿を現すと、フロアから手拍子が沸き起こる。
そしてステージ中央のお立ち台から森高が登場。黒を基調にシルバーラインが入ったミニの衣装。
黒いニーハイのブーツがイカしている。ドラム、ベース、ギター×2、キーボードという編成のバンド。
演奏は「薹が立つ」から始まり「ザ・ミーハー」へと続く。森高は手振りを交えて唄うけれど、
間奏で突然スイッチが入ったように踊りまくる。その様子を観ているだけでフロアは大盛りあがり。
「21年ぶりの全国ツアー、今日は26本目。東京2daysはセトリと衣装を若干変えた」と森高。
それから「見つけたサイフ」「勉強の歌」「非実力派宣言」と、確かにちょっとセトリが変わっている。
ここで森高はステージ上手にセットされたドラムに向かい、「手をたたこう」「出来るでしょ!!」をプレイ。
森高のドラムはシンプルだけど、ドカドカと派手なソロも入ってすごくカッコいい。
続いて「ザ・ストレス」でウェイトレスのエプロン姿、「17才」でフリフリのミニスカートに衣装チェンジ。
このあたりの流れはやっぱり素敵。ちょこちょこ動くダンスも可愛くて、今更ながらに惚れ惚れしてしまう。
「私がオバさんになっても」で盛りあがったあと、しっとりと「雨」を聴かせる。この振り幅も魅力のひとつ。
「Don't Stop The Music」は2013年発売の“tofubeats”とのコラボ曲。こうして聴くとちょっと異色に感じる。
森高はこのツアーでさまざまな風景に出会ったと語り、街の人のリアクションもそれぞれ違って楽しいと話す。
そんな街への想いを唄った「渡良瀬橋」、間奏で吹くリコーダーの音色がなんとも言えずホッとする。
「二人は恋人」に続いて「気分爽快」。いつもは唄う前に振りの指導が入るけど、無くても揃うからスゴイと森高。
「残り二曲になってしまいました」というコメントから始まったのは、久しぶりに唄われる「夜の煙突」。
大好きな曲なのだけど、音が悪くて最初は何の曲かわからなかった。もうちょっとなんとかならないのかな?
本編最後は「テリヤキ・バーガー」。ラストを飾るのはこの曲しかない。大盛りあがりのまま終了。
アンコールに突入して、森高は青と白のコントラストがまぶしいチアリーダー風の衣装で登場。
著ている衣装だけでお客さんを魅了してしまうところは、まさに本当のアイドルという感じ。
「私はいつの時代の歌手ですか? 昭和? 平成?」と、妙なところにこだわるMCのあと、
今回のツアーのテーマ曲とも言える「この街」。みんなで手振りをするのが楽しい。
「いつもはここで終わるのですが」と森高は言い、Amazonで買ったというタンバリンを叩きながら
「うちにかぎってそんなことはないはず」。激しいビートに合わせて唄う森高がイカす。
盛大な「CHISATO」コールが沸き起こる中、セカンド・アンコールが始まる。
ステージ中央のお立ち台で「コンサートの夜」を唄い出す森高。なんだかちょっと感動的。
こうして19時05分過ぎにコンサートは終了。
明日は月曜日だけれど、せっかくなので三軒茶屋で呑むことにする。
すずらん通りの「いそげん」を覘いたら、カウンター席が空いていたので入る。
私が店に入ったあと立て続けにお客さんが来たので、注文が通りにくかったけど、
順番にキチンと対応してくれるのが良かった。人気がある店には理由がある。
ポテトサラダと焼鳥が美味しくて、ついついお酒が進んでしまった。
けっきょく二時間ほど居座ってしまい、21時半ごろおひらきにして帰宅。
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