土屋公平「LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」下北沢 GARDEN
今日は下北沢 GARDENへ、土屋公平「LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」を観に行く。
7月12日の西川口から始まった今回のツアー、本日の下北沢が最終日となる。
個人的には西川口・静岡に続く三回目の参加。どんどん進化しているとの噂だけに楽しみ。
開場時間の18時に間に合うように会場へ。女子率のあまりの高さにちょっとビックリ。
整理番号A-052で入場。ステージ上手四列目の通路際に陣取る。
今夜は椅子席+後方スタンディング。開演時間までにはパンパンの状態に。
予定通り19時ちょうどに開演。
ジャングルのSEが流れる中、ナポレオン・ジャケットに身を包んだ公平がステージに登場。
ステージ上手にはDrums:JAH-RAH、ステージ下手にはUprightBass:多田尚人がスタンバイ。
演奏は「Do Me Baby」からスタート。「新しいサウンドをたくさん用意したので楽しんでくれ」と公平は挨拶。
それから「午前三時のブルー」「香り」を立て続けに演奏。公平のBluesyなギターが今夜も炸裂。
「リズム&ブルースがあれば年の差なんて」と言いながら、公平はナオティーとJAH-RAHを紹介。
そしてニューアルバムのナンバーを次々に披露していく。まずはタイトルチューンの「Struck a Blue Guitar」。
「浮気なルーシー」の後ギターをGibson ES-295に持ち替え。じっと見守るお客さんに「何かありましたか?」と公平。
「Cry Baby Cry」「Jiving Honey Bee」とBluesナンバーを二曲。メチャメチャBluesyでカッコいい演奏。
「一葉のBallad」はロマンティックなロッカ・バラード。公平のヴォーカルがとってもスウィート。
今回はいつもと違ってステージ上手に座ったら、JAH-RAHがサウンドを同期させているところを目撃。
なるほど~こういう仕組みになっていたのか!と、公平サウンドの秘密を垣間見れたような気がした。
「三人で始まりの曲を演ったらどうなるかな?」という紹介で、初期のナンバーから「大いなる銀河の夜明け」。
続いてジミヘンのカバーで「風の中のマリー」。いつ聴いても公平が弾いて唄うジミヘンは深くて最高だ。
ジミヘンのライブ音源が新たに発売されると公平。なんでも公平がジミヘンを初めて聴いた音源とのこと。
「ハロー・ハロー」を演奏したあと、「再びみなさんの大好きなBluesの世界に」ということで「根無し草なら」。
続いてRobert Johnsonのカバー「おれと悪魔のBlues」。「あなたの悪魔はどんな悪魔ですか?」と訊く公平。
「若いころ僕は女の子から悪魔と呼ばれたと言ったら、どんな事をしたらそう呼ばれるのですか?と訊かれた」とも。
「デルタクイーン号で河を下り」あたりから、いよいよライブ終盤の盛りあがりタイム。
「エイトビートの真髄」だという「クレイジー・ホース」に続いて、ジャングル・ビートの「JUNGLE LOVE」。
ここでお客さんはスタンディングとなり、公平がSGの6弦を「ギュンギュンギューン」と響かせ「光るゼブラのブギー」。
今夜は全般的に硬かったけど、ここでようやくゴキゲンな雰囲気となって本編は終了。
アンコールが、「Happy Birthday To You~♪」の唄声とともに、ナオティーがケーキを運び込む。
公平は「59歳になりました。だからってどういうわけでも無いけれど・・・」と照れ臭そうに話す。
「いつもならすぐ曲へ行くけど、今日はくだらない話をしてみようかな」と公平は言って、
「ナオティーとJAH-RAHは初対面なので心配していたけれど、地方遠征最終日に『お刺身でも』と誘ったら、
二人で風呂へ行く約束をしていた・・・だけどそれが一番のプレゼントでした」と嬉しそうに話す。
そして「久しぶりに披露する曲」という紹介で、初期のナンバーから「Love Is Gonna Be Alright!」。
続いて「今夜も絶好調!」ということで、インストのナンバー「More Groovin' Kohey」がスタート。
公平はギターを弾きながらフロアへ乱入。残念ながらステージ下手だったけど、それでもやっぱり大興奮。
「僕はファンキー」で更に盛りあがったあと、「覚えていって欲しいからもう一回演る」と「Struck a Blue Guitar」。
最後に公平はナオティーとJAH-RAHを再び丁寧に紹介して、21時20分過ぎにステージは終了。
BGMにBill Withersの「Lean on Me」が流れても、誰ひとり席を立たないのが印象的だった。
終演後は公平のサイン会。だけど女子のハートマークが飛び交っているので、今日のところは退散。
めちゃめちゃ喉が乾いたので、「紅とん」に入って呑み始める。金曜日だけどなんとか入れて良かった。
いつも通りの味噌かぶと焼とん、初めてのレバきゅんをつまみにビールと黒ホッピー。
23時半にはおひらき。シメて行こうかと思ったけど、どこも満席だったのでおとなしく帰宅。
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