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2019年10月 3日 (木)

CHABO BAND「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」名古屋 DIAMOND HALL

今日は14時退社にして名古屋へ。
名古屋 DIAMOND HALLへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」を観に行く。
久しぶりの“CHABO BAND”ツアー、9月27日の大阪に続いて本日は中日となる。
東京駅15時20分発の新幹線に乗って名古屋駅へと向かう。車内では景気づけにビールをゴクリ。
17時ごろ名古屋駅に到着して、名駅の西側をしばらく探検。このあたりはあまり歩いたことがない。
そして今夜泊まる「ミユキステーションホテル」へチェックイン。かなり古い感じだけど、立地の良さは最高。
しばらく部屋でまったりとしたあと、18時20分頃再び出かける。地下鉄に乗って新栄町駅へ。
以前から行きたいと思っていた「ディヴァイン・レコード」へ寄り道。品揃え豊富でイイ感じの店。
19時15分ごろ会場入り。エレベーターで5階へあがると、あまり人が居なくてちょっと焦る。
今夜は指定席で、私はB列19番。ステージ上手のブロック、自分ではあまり選ばないポジション。

予定通り19時30分開演。
SE「Strangers In The Night」が流れる中、Drums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、
Keyboards:Dr.kyOn、そしてVocal&Guitar:仲井戸麗市がステージに登場。
オープニングはインストのナンバー。いきなりベースソロがフィーチャーされたりしてカッコいい。
「CHABO BANDのテーマ」を演奏したあと、CHABOは「名古屋~ってば!」と言って「オーイっ!」。
続いて「ま、いずれにせよ」。CHABOのギターとkyOnのキーボードが、繊細なフレーズをユニゾン。
「ちょっと若ぶって続けて演ったよ~」とCHABOは言ってからメンバー紹介。お決まりの芸風(笑)を交えて。
「雨!」はテレキャスがザクザクとリズムを刻み、緊迫した雰囲気がリアルに表現されていく。
ここまではアルバム「CHABO」の収録曲が続いたけど、次は久しぶりに聴く「男もつらいよ」。
CHABOは黒縁のメガネをかけて白地に黒い水玉のシャツを著ている。基本的にはテレキャスをプレイ。
大阪ではステージ下手から、今夜は上手から観る形になったけど、早川さんとkyOnはもちろんのこと、
カースケの見え方も全然違うことにビックリ。単純に叩くだけでなく、リムショットやブラシを使いこなす。

「こんな機会だから“古井戸”を演らせてくれよ」とCHABOは言い、ここからは“古井戸”のナンバーが続く。
その曲を作ったときの年齢を演奏前に紹介しながらプレイ。CHABOの自分史をひも解いて行く感じ。
「春たけなわ」はJ.J. Caleを意識したアレンジ。「きまぐれラプソディ」はちょっとJazzyな雰囲気を感じる。
CHABOは「10月の終わりに札幌で加奈崎さんと“古井戸”を演ってくるよ」とコメント。
そして加奈崎さんとの共作という「うわの空」。ゆったりとした大きな流れを感じさせるようなサウンド。
ここでアコースティック・セットとなり、早川さんはアップライト・ベース、kyOnはアコーディオン、
CHABOはチェットアトキンスに持ち替えて「おいてきぼり」。カントリー・ミュージックのような軽快なアレンジ。
CHABOが現在使っているチェックアトキンスはカースケに貰ったモノ。そんなエピソードを紹介してから「GIBSON」。
kyOnが使っているアコーディオンはRoland製。キーボードみたいに多彩な音色を奏でている。
ソロをとるときkyOnはステージ前に出てきてプレイ。CHABOと二人並んで掛け合いのソロ。絵になる二人。
続いてこれまたすごく久しぶりに聴く「テニス」。CHABOは大阪なおみやシャラポワの名前を間奏で呼ぶ。
テニスラケットでボールを打つそぶりをするCHABOに、その球を打ち返す振りをするkyOn。
続く「BLUE MOON」では、ベースとギターとキーボードでユニゾン。この正確なプレイが“CHABO BAND”の魅力。
ベース~ドラム~キーボードの順でソロが挿入され、「We Are “CHABO BAND”!」を叫ぶCHABOが誇らしげ。

「時代の大きな曲がり角というか・・・俺たちの好きなミュージシャンが旅立って行っている」とCHABOは言い、
先日他界したDr.Johnに捧げるナンバーを披露。kyOnのローリング・ピアノが転がり、CHABOのスライドが炸裂。
そして「RCを演ろうかな?」とCHABOは言い、RCのナンバーから「お墓」。RCより幾分ゆったりとした演奏。
ペダルワウを踏みながらギターソロを弾くCHABO。それにキーボードのフレーズを合わせるkyOn。
「エネルギー oh エネルギー」は、イントロのドラムがコーちゃんそのまんま。お客さんは早くもスタンディング。
この盛りあがりは大阪では無かった展開。昔から名古屋は盛りあがるという話は本当なんだな。
そのままの流れで「毎日がブランニューデイ」。大阪では曲順を間違えるハプニングがあったけど、今夜はスムーズ。
CHABOはお客さんを座らせて、遠くへ行ってしまった人達に捧げる「Little Wing」。CHABOのテレキャスが泣く。
「ぶっ飛ばすぜ~!」とCHABOが叫ぶと、お客さんは再び総立ちになって「やせっぽちのブルース」。
続いてニューアレンジの「歩く」。イントロのリフが年末恒例のあのナンバーを連想させるアレンジ。
かなりテンポアップしたアッパーチューンに進化して、終盤の「Hoo~Hoo~!!」はストーンズを彷彿とさせる。
本編最後はこれまた“古井戸”の「いつか笑える日」。kyOnが弾くキーボードをベースに、組み立てられた演奏。
アコースティック・ギターだけで聴くこの曲もイイけど、バンドで聴くこの曲もまたイイ。

アンコール、まずは早川さんがひとりステージに登場。「仲井戸さんの命令により」と言って物販の紹介。
途中からCHABOが加わり、「Dessin 2019」のインフォメーションをしてからライブ後のサイン会の告知。
CHABOはカースケとkyOnを丁寧に紹介しながらステージに呼び込み、「Fox, trot」でアンコールが始まる。
早川さんはナチュラルフィニッシュのMC-924を使用。音がものすごく太くてブンブン鳴っている。
「今夜は手羽にするか? 中華にするか? 酒ばかり呑んでないでメシ喰おうぜ~!」とCHABO。
お客さんは既に総立ち。続いてCHABOの人生のテーマ曲、“古井戸”のナンバーから「早く帰りたい」。
次第にテンポダウンして静かに終わるエンディングが、なんだかとってもカッコいい。
続く「雨あがりの夜空に」は、ヴォーカルをCHABO~kyOn~カースケ~早川さんの順番でまわしていく。
カースケはサビの部分を担当。他の曲でもコーラスを入れていたし、なんでも出来るドラマー。
エンディングはマチャミさんが華麗にジャンプしてキメる。このあたりも最近では定番だな。
「お座り!」とCHABOはお客さんを座らせて、最後に「ガルシアの風」をプレイ。
ソロでやっているようなリーディングを交えながら、“CHABO BAND”による新たなアレンジ。
流れるように演奏が繰り広げられ、最後はカースケがタンバリン、早川さんがギロに持ち替え、
アコーディオンを弾くkyOn、ギターを弾くCHABOとともにステージ中央に並んでフィナーレ。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、22時15分過ぎに演奏は終了。

ライブ終了後はサイン会。今日のところはCHABOのサインは我慢。
早川さんには本日から発売されたニューアルバム「SNAKES OF FOUR COLORS」へサインを入れて頂く。
大阪は流れ作業で「サインしたら帰って!」という感じだったけど、今日は自由だったから最後まで見守る。
黒いフードをかぶってサングラスをかけたCHABO、一見コワモテのスタイルもなんだからしくてイイ。
22時50分ごろ、再びエレベーターを使って会場をあとにする。
外へ出るとものすごい雨・・・名古屋の友達と一緒に、地下鉄に乗って名駅へと戻る。

すっかり遅くなってしまった・・・ 名古屋は全体的に閉店時間が早い。
遅くまで営業している店を事前に調べておいたけど、満席のためあきらめる。
そして前回見つけた「山忠」という台湾料理店へ。舗道に設けられた席に座って呑み出す。
妙に落ち着いて好きなシチュエーションなんだけど、雨がものすごくてちょっと濡れてしまった。
それでも手羽先や唐揚げを満喫して、台湾ラーメンでシメて1時前におひらき。
ホテルへ戻って、テレビで「5時SATマガジン」を観る。早く寝なくてはいけないのに。。。

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