CHABO BAND「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」名古屋 DIAMOND HALL
今日は14時退社にして名古屋へ。
名古屋 DIAMOND HALLへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」を観に行く。
久しぶりの“CHABO BAND”ツアー、9月27日の大阪に続いて本日は中日となる。
東京駅15時20分発の新幹線に乗って名古屋駅へと向かう。車内では景気づけにビールをゴクリ。
17時ごろ名古屋駅に到着して、名駅の西側をしばらく探検。このあたりはあまり歩いたことがない。
そして今夜泊まる「ミユキステーションホテル」へチェックイン。かなり古い感じだけど、立地の良さは最高。
しばらく部屋でまったりとしたあと、18時20分頃再び出かける。地下鉄に乗って新栄町駅へ。
以前から行きたいと思っていた「ディヴァイン・レコード」へ寄り道。品揃え豊富でイイ感じの店。
19時15分ごろ会場入り。エレベーターで5階へあがると、あまり人が居なくてちょっと焦る。
今夜は指定席で、私はB列19番。ステージ上手のブロック、自分ではあまり選ばないポジション。
予定通り19時30分開演。
SE「Strangers In The Night」が流れる中、Drums:河村“カースケ”智康、Bass:早川岳晴、
Keyboards:Dr.kyOn、そしてVocal&Guitar:仲井戸麗市がステージに登場。
オープニングはインストのナンバー。いきなりベースソロがフィーチャーされたりしてカッコいい。
「CHABO BANDのテーマ」を演奏したあと、CHABOは「名古屋~ってば!」と言って「オーイっ!」。
続いて「ま、いずれにせよ」。CHABOのギターとkyOnのキーボードが、繊細なフレーズをユニゾン。
「ちょっと若ぶって続けて演ったよ~」とCHABOは言ってからメンバー紹介。お決まりの芸風(笑)を交えて。
「雨!」はテレキャスがザクザクとリズムを刻み、緊迫した雰囲気がリアルに表現されていく。
ここまではアルバム「CHABO」の収録曲が続いたけど、次は久しぶりに聴く「男もつらいよ」。
CHABOは黒縁のメガネをかけて白地に黒い水玉のシャツを著ている。基本的にはテレキャスをプレイ。
大阪ではステージ下手から、今夜は上手から観る形になったけど、早川さんとkyOnはもちろんのこと、
カースケの見え方も全然違うことにビックリ。単純に叩くだけでなく、リムショットやブラシを使いこなす。
「こんな機会だから“古井戸”を演らせてくれよ」とCHABOは言い、ここからは“古井戸”のナンバーが続く。
その曲を作ったときの年齢を演奏前に紹介しながらプレイ。CHABOの自分史をひも解いて行く感じ。
「春たけなわ」はJ.J. Caleを意識したアレンジ。「きまぐれラプソディ」はちょっとJazzyな雰囲気を感じる。
CHABOは「10月の終わりに札幌で加奈崎さんと“古井戸”を演ってくるよ」とコメント。
そして加奈崎さんとの共作という「うわの空」。ゆったりとした大きな流れを感じさせるようなサウンド。
ここでアコースティック・セットとなり、早川さんはアップライト・ベース、kyOnはアコーディオン、
CHABOはチェットアトキンスに持ち替えて「おいてきぼり」。カントリー・ミュージックのような軽快なアレンジ。
CHABOが現在使っているチェックアトキンスはカースケに貰ったモノ。そんなエピソードを紹介してから「GIBSON」。
kyOnが使っているアコーディオンはRoland製。キーボードみたいに多彩な音色を奏でている。
ソロをとるときkyOnはステージ前に出てきてプレイ。CHABOと二人並んで掛け合いのソロ。絵になる二人。
続いてこれまたすごく久しぶりに聴く「テニス」。CHABOは大阪なおみやシャラポワの名前を間奏で呼ぶ。
テニスラケットでボールを打つそぶりをするCHABOに、その球を打ち返す振りをするkyOn。
続く「BLUE MOON」では、ベースとギターとキーボードでユニゾン。この正確なプレイが“CHABO BAND”の魅力。
ベース~ドラム~キーボードの順でソロが挿入され、「We Are “CHABO BAND”!」を叫ぶCHABOが誇らしげ。
「時代の大きな曲がり角というか・・・俺たちの好きなミュージシャンが旅立って行っている」とCHABOは言い、
先日他界したDr.Johnに捧げるナンバーを披露。kyOnのローリング・ピアノが転がり、CHABOのスライドが炸裂。
そして「RCを演ろうかな?」とCHABOは言い、RCのナンバーから「お墓」。RCより幾分ゆったりとした演奏。
ペダルワウを踏みながらギターソロを弾くCHABO。それにキーボードのフレーズを合わせるkyOn。
「エネルギー oh エネルギー」は、イントロのドラムがコーちゃんそのまんま。お客さんは早くもスタンディング。
この盛りあがりは大阪では無かった展開。昔から名古屋は盛りあがるという話は本当なんだな。
そのままの流れで「毎日がブランニューデイ」。大阪では曲順を間違えるハプニングがあったけど、今夜はスムーズ。
CHABOはお客さんを座らせて、遠くへ行ってしまった人達に捧げる「Little Wing」。CHABOのテレキャスが泣く。
「ぶっ飛ばすぜ~!」とCHABOが叫ぶと、お客さんは再び総立ちになって「やせっぽちのブルース」。
続いてニューアレンジの「歩く」。イントロのリフが年末恒例のあのナンバーを連想させるアレンジ。
かなりテンポアップしたアッパーチューンに進化して、終盤の「Hoo~Hoo~!!」はストーンズを彷彿とさせる。
本編最後はこれまた“古井戸”の「いつか笑える日」。kyOnが弾くキーボードをベースに、組み立てられた演奏。
アコースティック・ギターだけで聴くこの曲もイイけど、バンドで聴くこの曲もまたイイ。
アンコール、まずは早川さんがひとりステージに登場。「仲井戸さんの命令により」と言って物販の紹介。
途中からCHABOが加わり、「Dessin 2019」のインフォメーションをしてからライブ後のサイン会の告知。
CHABOはカースケとkyOnを丁寧に紹介しながらステージに呼び込み、「Fox, trot」でアンコールが始まる。
早川さんはナチュラルフィニッシュのMC-924を使用。音がものすごく太くてブンブン鳴っている。
「今夜は手羽にするか? 中華にするか? 酒ばかり呑んでないでメシ喰おうぜ~!」とCHABO。
お客さんは既に総立ち。続いてCHABOの人生のテーマ曲、“古井戸”のナンバーから「早く帰りたい」。
次第にテンポダウンして静かに終わるエンディングが、なんだかとってもカッコいい。
続く「雨あがりの夜空に」は、ヴォーカルをCHABO~kyOn~カースケ~早川さんの順番でまわしていく。
カースケはサビの部分を担当。他の曲でもコーラスを入れていたし、なんでも出来るドラマー。
エンディングはマチャミさんが華麗にジャンプしてキメる。このあたりも最近では定番だな。
「お座り!」とCHABOはお客さんを座らせて、最後に「ガルシアの風」をプレイ。
ソロでやっているようなリーディングを交えながら、“CHABO BAND”による新たなアレンジ。
流れるように演奏が繰り広げられ、最後はカースケがタンバリン、早川さんがギロに持ち替え、
アコーディオンを弾くkyOn、ギターを弾くCHABOとともにステージ中央に並んでフィナーレ。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、22時15分過ぎに演奏は終了。
ライブ終了後はサイン会。今日のところはCHABOのサインは我慢。
早川さんには本日から発売されたニューアルバム「SNAKES OF FOUR COLORS」へサインを入れて頂く。
大阪は流れ作業で「サインしたら帰って!」という感じだったけど、今日は自由だったから最後まで見守る。
黒いフードをかぶってサングラスをかけたCHABO、一見コワモテのスタイルもなんだからしくてイイ。
22時50分ごろ、再びエレベーターを使って会場をあとにする。
外へ出るとものすごい雨・・・名古屋の友達と一緒に、地下鉄に乗って名駅へと戻る。
すっかり遅くなってしまった・・・ 名古屋は全体的に閉店時間が早い。
遅くまで営業している店を事前に調べておいたけど、満席のためあきらめる。
そして前回見つけた「山忠」という台湾料理店へ。舗道に設けられた席に座って呑み出す。
妙に落ち着いて好きなシチュエーションなんだけど、雨がものすごくてちょっと濡れてしまった。
それでも手羽先や唐揚げを満喫して、台湾ラーメンでシメて1時前におひらき。
ホテルへ戻って、テレビで「5時SATマガジン」を観る。早く寝なくてはいけないのに。。。
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