仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #18」南青山 MANDALA
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #18」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第18弾。
19時05分過ぎに会場入り。座席番号は27番、ステージ上手のスタンド席最前列。
この席はあまり座ったことがないけど、ステージがよく見えてなかなかの好位置。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
予定より遅れて、19時35分ごろ開演。
シャツにカーディガンを重ね着して、黒縁のメガネをかけたCHABOがステージに登場。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲から。まずは台風の話題、今年はライブが三回取りやめになったとCHABO。
それから10月9日は自身の誕生日だったということで、CHABOはひとしきり感謝の言葉を述べる。
M01. Stoplight Roses [Nick Lowe]
⇒最近聴いている曲から。遅い夏休みを先日とったとき、おおくぼさんとドライブをしながら聴いたアルバム。
M02. Sunny Sunday [Joni Mitchell]
⇒ここからが今日のテーマ。この曲を皮切りに「風が吹いたら桶屋が儲かる」的に関わりのある曲特集。
M03. Carry On [Crosby, Stills, Nash & Young]
⇒Joni Mitchellのボーイフレンドつながり。「風が吹いたらスカートがめくれる」ぐらいのものかなとCHABO。
M04. A Sunny Day [Donovan]
⇒“CSNY”を意識した音づくりをしていたのが“GARO”。「青い森」で演奏していた頃、“GARO”がゲストで来た。
その時に加藤和彦が一緒に来て、とても世話になった。加藤和彦といえば「トノバン⇒ドノバン」ということで。
歌詞カードをリーディングしてからプレイ。天気のいい日に、この時代のドノバンはとてもイイよ。
M05. I Shall Be Released [Joe Cocker]
⇒「青い森」に“古井戸”で出演していた頃、一曲目に必ずこの曲を演奏していた。
テレビの「ヤング720」で唄ったとき、唄の事でなくポケットにキャラメルを入れていた事を友達に突っ込まれた。
M06. Sometimes I Feel Like A Motherless Child [Odetta]
⇒「青い森」の楽屋で清志郎のノートを見て、曲を作りたいと思ったと話すCHABO。
“古井戸”のステージのエンディングで、この曲をよく演奏していた。
M07. Feelin' Alright [Joe Cocker]
⇒「時には母のない子のように」といえばカルメン・マキ。彼女が好きな“Trafic”をJoe Cockerのヴァージョンで。
⇒ここで開始から1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が差し入れられる。
M08. Glad [Trafic]
⇒“Trafic”といえばこんな曲も。この曲はみんなも聴いたことがあるだろう・・・とCHABO。
M09. エレキ・ギターⅠエレキ・ギターⅡstone [仲井戸麗市]
⇒アルバム「works」に収録されたナンバー。早川岳晴・Dr.kyOnと「Glad」を演奏しながらリーディング。
甲斐よしひろに誘われたイベントで初めて演ったけど、演奏した後に甲斐のタッチが変わっていた。
ミックとキースが好きな甲斐は、ブライアンが好きだと言ったCHABOを気に入らなかったのでは?と回想。
M10. Celluloid Heroes [The Kinks]
⇒リーディングした詩に“The Kinks”が出てきたので、大好きなこの曲を。歌詞カードを朗読してからプレイ。
M11. Holiday Romance [The Kinks]
⇒CHABOが好きな曲の基準は、「好きなギターが入っていること」と「曲づくりのヒントになること」。
そういう意味で、この曲は“The Kinks”の中でも大好きなナンバー。
M12. Whisky Romance [古井戸]
⇒「Holiday Romance」のタイトルに影響を受けて作った曲。録音がものすごくて聴き取りにくいけど。
M13. スーパードライバー5月4日 [古井戸]
⇒「Whisky Romance」と同じアルバム「酔醒」に収録されている曲。「5月4日」の意味は忘れてしまった。
ドラムは山木秀夫で、慣れないエイトビートを一生懸命練習しながら叩いてくれた。
⇒このへんからCHABOは、アコースティック・ギターを手に取ってチューニングを始める。
M14. 落葉の上を [泉谷しげる+仲井戸麗市]
⇒来週末に北海道で加奈崎さんとライブをしたあと、リハーサルで会うのが泉谷しげる。
そのリハーサル音源を特別にプレイ。当時から泉谷はこの曲を「イイ唄だ」と言ってくれていた。
M15. Autumn Leaves [Eric Clapton]
⇒「落葉」といえば「枯葉」。シャンソンの名曲をEric Claptonが唄う。歌詞カードを朗読してからプレイ。
M16. What You Gonna Do [Mavis Staples]
⇒Eric Claptonと仲が良いSheryl Crow。彼女のアルバムに参加しているMavis Staples。
そんな彼女の曲をかけて、本日の特集は終わり。
M17. プレゼント [仲井戸麗市]
⇒ブルースをやろうと思ったけど、「唄のあやふやさを思いつつ、聴いてもらいたい」とCHABO。沁みた・・・。
EndingSE. Everything Is Gonna Be Alright [Muddy Waters]
⇒「同い年のヤツらが旅立つと、思うところあるよね。それ以上話すとこんがらがるからやめておく」とCHABO。
先ほどかけたMavis Staplesのナレーションで名前が出ていたMuddy Watersを最後にプレイ。
こうして今夜のDJナイトは、22時05分ごろ終了。
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