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2019年11月30日 (土)

鳴瀬喜博「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 3rd night The Choppers Revolution ♪♪♪ Choppin' Rappin' All Scrappin'」目黒 Blues Alley Japan

今日は目黒 Blues Alley Japanへ、鳴瀬喜博「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 3rd night」を観に行く。
11月13日に古希を迎えたナルチョ、そのお祝いということで11月は3回ライブが開催されている。
今夜はその第三弾、「The Choppers Revolution ♪♪♪ Choppin' Rappin' All Scrappin'」。
トリプル・ベースのユニット、以前から気になっていたけれど、ナマで観るのは初めて。
目黒は近いようで遠いようでやっぱり近い。山手線に乗ってしまえばあっという間だ。
17時30分過ぎに会場入り。指定席37番はいまいちかと思ったけど、ステージ下手のテーブル席。
ステージからは若干遠いけど、上手いこと工夫すればステージはよく見える。

予定より遅れて、18時10分過ぎ開演。
Drums:川口千里、Keyboards:安部 潤、そしてBass:鳴瀬喜博、IKUO、村田隆行というメンツ。
ベースの三人は黒いシャツにネクタイ。ナルチョだけ蝶ネクタイというところがイカしてる。
第1部は“The Choppers Revolution”の演奏ということで、TAKAの進行で演奏が進められていく。
IKUOは5弦ベースでテクニカルなプレイ、TAKAは4弦ベースでオースドックスなプレイ、
ナルチョは鳥獣戯画のインレイが施された8弦ベースPhoenix / Gigappachiをパワフルにプレイ。
トリプル・ベースはどんな感じなんだろう?と思っていたけど、想像以上にド迫力でカッコいい。
IKUOとTAKAがブリブリと弾きまくる中、ナルチョはちょっと控えめで全編エフェクターをかけていたみたい。
ベース以外のパートも強力で、千里ちゃんのドラムはパワフルでドカドカドカドカと鳴り響いている。
安部さんは見たことがない装置を口にくわえて、ホーンの音をリアルに表現していた。
とにかくベース好きにはたまらないひととき、第1部は60分ほどで終了。

インターバルをはさんで、19時40分ごろ第2部がスタート。
第2部はRap:gb(Gregory Brown)、Chorus:玲里を迎えての演奏。
まずはナルチョのベースだけをバックに、「Friday」という曲をプレイ。GregのRapがイイ感じ。
ナルチョはPhoenix/PH-2-4 Akaphoeni4を使用。輪郭がハッキリしてすごく良い音。
次にドラムとキーボードが加わり、ナルチョはパーカションを叩いて「Sunday」。歌詞がおもしろい曲。
GregがアメリカのFunkバンド“Kool & the Gang”のDrums:George Brownの息子ということもあり、
ここで“Kool & the Gang”のナンバーを立て続けに演奏。IKUOはベース、TAKAはギターをプレイ。
ナルチョは“Kool & the Gang”が大好きとの事。それほどベースがブリブリでないけどハマっていたのかな。
「KOKORO-CK」を唄ったところでGregと玲里は退場し、再び“The Choppers Revolution”のステージ。
ナルチョの代表曲である「Land Of Wild Guitars」。ちょっとばかり静かな出だしでどうなるかと思ったけど、
後半になるにつれてナルチョのプレイがヒートアップ。ステージ正面最前のテーブルに上ってベースソロ。
私の席からちょうど真正面に見える位置、ナルチョのパワフルなベースソロを堪能出来て良かった。
こんなナルチョは久しぶりに観る。やっぱりナルチョはこうでないといけない。

ここで本当は楽屋に戻るところ、ナルチョの「アンコールやっちゃおう!」との言葉でアンコールに突入。
安部さんが弾く「Happy Birthday」に合わせて、お店のスタッフからバースデイケーキが届けられる。
11月13日に70歳を迎えたナルチョ、こんなパワフルでおもしろい古希は見たことが無い。
ナルチョが「場内一周を忘れた!」と言うと、お客さんから大ブーイングが巻き起こる。
その声に応えて場内一周を開始。シールドをはずした生音でチョッパーを弾きながら練り歩く。
列の先頭は何故か安部さん。これがまたなかなか上手くて、感心することしかり。
アンコールで演奏されたのは「Pink Punk Funk」。ナルチョと言えばこの曲・・・再び聴けるとは感激。
TAKAのギターもIKUOのベースも良かったけど、やっぱりナルチョにはかなわない。サスガです。
21時40分ごろ終了。休憩時間は入ったものの、気がつけば3時間半が経過していた。

意外と遅くなってしまったけれど、せっかくの土曜日なので目黒で呑むことにした。
「蔵」へ行ったらもう閉店だと言うので「とり薪」へ。なんとかカウンターに座ることが出来た。
焼鳥が美味い・・・味噌だれをつけると更に美味しさが増す。ついついお酒が進む。
ビール~酎ハイ~日本酒と呑み進め、23時過ぎにおひらきにして帰宅。

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2019年11月28日 (木)

食べ過ぎ・呑み過ぎ

今日は相棒と月イチの会合。
久しぶりに千石「かごの屋」でしゃぶしゃぶ食べ放題。
19時半に店へ行くと、まさかの待ち行列。どうしようかと思ったけど、ほどなくして案内される。
120分間の食べ放題・飲み放題。しゃぶしゃぶ(牛肉・豚肉・野菜・キノコ)、焼売、小籠包、串揚げ、
明太子、キムチ、たこわさ、湯葉、胡麻団子、握り寿司、シメ(ラーメン・そば・うどん)、イチゴアイス。
飲み物はビール、酎ハイ、日本酒、赤ワイン。調子に乗って、ついつい食べ過ぎ・呑み過ぎてしまった。
何故だか今夜は絶好調で、肉は二人で15皿近く食べたような気がする。
さすがに二次会へ繰り出す気は起きず、22時半ごろおひらきにして帰宅。

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2019年11月27日 (水)

水曜日の呑み

19時前に仕事を終わらせて、帰りに駅前の「養老乃瀧」で呑む。
水曜日だけど、水曜日だから、呑む。
素敵な店員さんに囲まれて、ここはとっても居心地がイイ。
ついつい呑み過ぎてしまった。。。

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2019年11月26日 (火)

リクオ with HOBO HOUSE BAND「リクオ スペシャル・ライブ「グラデーション・ワールド」」下北沢 GARDEN

今日は下北沢 GARDENへ、「リクオ スペシャル・ライブ「グラデーション・ワールド」」を観に行く。
“ROLLIN' PIANOMAN”リクオが5月に発売したニューアルバム「グラデーション・ワールド」、
レコーディングに参加したギタリスト4人をゲストに迎えてのスペシャル・ライブ。
アルバム収録曲がライブで聴けるのも楽しみだけど、他にどんな曲が演奏されるかも楽しみ。
15時過ぎに仕事を切り上げて下北沢へ。開場時間まではかなり時間があるので、
久しぶりにじっくりと「GENERAL Record STORE」と「disc union」を見てまわる。
欲しいなと思ったものは高かったりして、残念ながら収穫は無かったけれど、こういう時間は大切。

開場時間がそろそろ近づいてきたので、会場のGARDENへと向かう。
今夜は地下2階で待つスタイル。行った時には人が居なくて焦ったけど、次第に増えてきてホッとする。
リハーサルが遅れているため18時10分ごろ開場。整理番号23番で入場して、ステージ上手の二列目に座る。
ステージ上のセッティングが見えなくて迷ったけど、どうやらCHABOは下手だった模様。
ステージ下手はリクオ側のため早々に席が埋まっていたので、結果的にはベストな選択だったと思う。

予定より遅れて、18時10分ごろ開演。
SE「マンダム~男の世界」が流れる中、Drums:小宮山純平、Bass:寺岡信芳、Guitar:高木 克、
PedalSteel:宮下広輔、Chorus:真城めぐみがステージに登場して演奏を始める。
克ちゃんが「ひとり足りないですね」と言って、Vocal&Keyboards:リクオをステージに呼び込む。
まずは“リクオ with HOBO HOUSE BAND”のみでの演奏。「だんだんよくなる」から始まり、
「夜更けのミュージック」「海さくら」「希望のテンダネス」「グラデーション・ワールド」と、
ニューアルバム「グラデーション・ワールド」のナンバーを次から次へと演奏していく。
“HOBO HOUSE BAND”の音は相変わらずカッコいい。特にペダルスチール・ギターは唯一無二。

ここからはゲストが一人づつ加わっての演奏。最初に登場したのはウルフルケイスケ。
トレードマークのテンガロンハットをかぶり、テレキャスを弾きながらにこやかな笑顔で唄うケーヤン。
ケーヤンとは出会ってから30年以上ということで、「ケーヤンの影響をすごく受けている」とリクオは話す。
ロックンロールもロッカバラードも、リクオとケーヤンにかかればすべて楽しく転がり出す。
4曲を一緒に演奏してケーヤンがステージをあとにすると、「あのスーツ着られる?」と克ちゃんがポツリ。
ケーヤンが来ていたのは光沢のある玉虫色のスーツ・・・ リクオは「僕も光り物を著よう」と返す。

激しいドラムのビートに乗って、続いて登場したのは“THE COLLECTORS”古市コータロー。
ギブソンの赤いセミアコを弾くコータロー、白いシャツに黒いパンツがメチャメチャかっこいい。
「これまで面識は無かったけど、レコーディングに誘ったら来てくれて、ライブに誘ったら来てくれて」という間柄。
リクオとコータローは同い年らしく、「友達になれて良かった!」と嬉しそうに話すリクオ。
「楽屋でシンナーの話をしていた」という流れから「寺さんが吸っていた」という話になり、
コータローが“アナーキー”の「団地のオバサン」「叫んでやるせ」をギターで弾いたのは笑えた。
「千の夢」から始まってロッカバラードをはさみ、「ミラクルマン」でロックンロールしてコータローのパートは終了。
ここでも克ちゃんが「白いシャツ著られる?」と言うと、「ケーヤンの玉虫色のスーツなら著られる」と答えるリクオ。

ここでギターのセッティングを入れ替えるため、これからの予定をインフォメーション。
そして“HEATWAVE”山口 洋がステージに呼び込まれる。登場すると同時にいきなりシンナーの話・・・。
セミアコを弾きながら「トーキョーシティーヒエラルキー」を唄う洋。この人の唄には独特な匂いを感じる。
続いて「グラデーション・ワールド」から「満員電車」。「この曲は洋にギターを弾いて欲しかった」とリクオ。
リクオが「ヒートウェイブ40周年おめでとう!」と言うと、何故か「Smoke On The Water」が始まる。
洋はアコースティック・ギターに持ち替えて「満月の夕」。リクオが一番多く伴奏している曲らしい。
個人的には“ソウル・フラワー・ユニオン”の克ちゃんが、洋の横でギターを弾いているのがたまらなかった。

リクオが「俺たちのCHABO~!」と叫ぶと、テレキャスを弾きながらCHABOがステージに登場。
お馴染みの柄物のシャツを身にまとい、メガネはかけていない。完全にRockモードのCHABO。
演奏は「君が僕を知ってる」からスタート。オリジナルKEYでのプレイ、これがメチャメチャ良かった。
ものすごい盛りあがりの中、続いては「オマージュ - ブルーハーツが聴こえる」。
「いま聴いても懐メロにはならないですよ。聴くたびに新しい発見がある。まだ何も終わっちゃいない」という
リクオの言葉に胸が熱くなる。この曲は本当に心の琴線に触れてくる。音楽好きにはたまらないナンバー。
CHABOはテレキャスをアコースティック・ギターに持ち替えて、Tom Waitsのカバーで「Ol '55」。
リクオがキーボードで弾くイントロが極上。ソロで聴くこの曲も良いけど、バンドで聴くこの曲もまた良い。
リクオは「音楽好きで良かった!」と叫び、本編最後はいつものように「アイノウタ」。
再びテレキャスに持ち替えたCHABOが、譜面を追いかけながらプレイする姿が印象的だった。

アンコール、まずはリクオと広輔のみがステージに登場。
「グラデーション・ワールド」のアナログ盤を紹介してから、最後に収録されている「黄昏と夜明け」を演奏。
リクオの弾き語りにそっと寄り添う広輔のペダルスチール・ギター。これは聴きごたえ充分。
そしてゲストをひとりひとりステージに呼び込むリクオ。バンド名を付けて紹介するところが泣かせる。
ステージ上手から克ちゃん、洋、ケーヤン、コータロー、CHABO・・・ギタリスト5人が並ぶ光景は圧巻。
セッティングするケーヤンのエフェクターを洋が勝手に踏む。しつこく繰り返す洋に苦笑するケーヤン。
ケーヤンは仕返しに洋のギターのネックをわしづかみにして音をミュート。可笑しな二人。
CHABOはソロまわしをしようとジェスチャー。それぞれの動きが自由でとっても楽しい。
始まったのは「永遠のロックンロール」。それまで座っていたお客さんも総立ちで盛りあがる。
そして自前のギロを持って“子供ばんど”うじきつよしが乱入。これはまた嬉しい飛び入り。
RCサクセション、コレクターズ、ヒートウェイヴ、ウルフルズ、ソウルフラワーユニオン、ヒックスヴィル、
アナーキーに加えて、最後は子供ばんどが乱入したというわけだ。ジャパニーズ・ロックの一大絵巻。
とっても多幸感に包まれたライブ。演者がこれだけニコニコと笑っているライブは、ありそうでなかなか無い。
音楽を愛して、音楽を信じてやり続けてきたミュージシャンにしかわからない喜びを噛み締めている感じ。
それはお客さんにも飛び火して、ホントに音楽好きで良かったなと思った。21時55分ごろ終演。

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2019年11月24日 (日)

カルメン・マキ&OZ「CARMEN MAKI & OZ 45th Anniversary and“the Last Tour”2019」川崎 CLUB CITTA'

今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「CARMEN MAKI & OZ 45th Anniversary and“the Last Tour”2019」を観に行く。
2018年に41年ぶりの復活を遂げた“カルメン・マキ&OZ”、デビュー45周年を迎えて今年はツアーを決行。
ツアーは昨日から始まり、川崎~札幌~大阪~名古屋~福岡と続いていく。今夜は川崎2daysの二日目。
川崎は近いようで何気に遠いけど、15時過ぎにはどうにか無事に川崎駅へ到着。
既に開場時間を過ぎているけど、しばらくブラブラしてから15時40分ごろ会場入り。
今夜は指定席、私の席は1階M列33番。フロア後方のステージ上手端、まずまずのポジション。
フロアは立見まで出る大盛況、年齢層は当たり前のように高い。

予定より遅れて、16時05分過ぎ開演。
セカンドアルバム「閉ざされた町」のIntroductionが流れる中を、Guitar:春日博文、
Bass:川上シゲ、Drums:武田“チャッピー”治、Keyboards:厚見玲衣がステージにスタンバイ。
ステージ上手にシゲさんと厚見さん、中央にチャッピー、下手に春日さんというフォーメーション。
一曲目は「崩壊の前日」。シゲさんのベースが唸りをあげると、Vocal:カルメン・マキが黒い衣装で登場。
強烈なビートに重厚なベースとギターとキーボード。それに負けないマキさんの唄声。やはりたまらない。
続いて「六月の詩」を唄ったところで挨拶。「昨日は雨だったけど、晴れて良かったね」と嬉しそうなマキさん。
「Love Songを唄う前に」をじっくりと唄いあげたあと、シゲさんのベースを中心にしたインスト・ナンバー。
それから“CARMEN MAKI BLUES CREATION”のナンバーから「Understand」。このへんの選曲が泣かせる。
再びインストを一曲はさんで「閉ざされた町」。プログレッシブな展開に圧倒されながら第1部は60分ほどで終了。

25分のインターバルをはさんで、17時30分ごろ第2部がスタート。
白い衣装に着替えたマキさん、“Princess Princess”富田京子作詞のソロ曲「百億の孤独」を唄う。
マキOZ以外のナンバーもすっかりそれらしく聞こえてしまうところが、さすがマキOZという感じ。
続いて「Image song」。荘厳なアンサンブルに包まれて、伸びやかに唄いあげるマキさん。ド迫力の唄声。
「午前1時のスケッチ」は大好きな曲。こうしてナマで聴くことが出来るなんて本当に幸せだな。
次に春日さんがウクレレを手に取り、アコースティック編成で「きのう酒場で見た女」「街角」。
マキさんは「若いころはわからなかったけど、この年齢になって初めて歌詞の意味がわかる」と、
OZのほとんどの歌詞を書いてきた加治木 剛へ賞賛と感謝の言葉を述べる。
そんな想いを込めつつ「26の時」を唄ったあと、始まったのはOZの代表曲「私は風」。
ハードでプログレッシブな展開。やっぱりOZときたら、この曲がイチバン好きだな。
「一緒に唄いませんか?」というマキさんの呼びかけに応えて、お客さんみんなで大合唱。
演奏はだんだんと頂点に上りつめていき、壮大なエンディングを迎えて本編は終了。

アンコール、再びメンバーがステージに登場して「昔」。
変拍子がバシバシと決まって、プログレ色満載の演奏。こういうところもカッコいい。
メンバー紹介をはさんで、“CARMEN MAKI & LAFF”の「B.C.STREET」を最後に演奏。
ちょっと意外なフィナーレだけど、これはこれで良かったような気がする。
最後にお客さん全員と記念写真を撮って、18時55分過ぎに全て終了。

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2019年11月23日 (土)

仲井戸麗市「SOLO ACTION 今日の心のカタチ in やまなみ工房」滋賀 やまなみ工房ライブハウスBanBooBon

今日は滋賀 やまなみ工房ライブハウスBanBooBonへ、仲井戸"CHABO"麗市のライブを観に行く。
2019年ツアー「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」が佳境に入ってきたCHABOではあるけれど、
今日は特別編ともいえる「SOLO ACTION 今日の心のカタチ in やまなみ工房」と題されたライブ。
セットリストは違うのか? 会場の雰囲気はどうなのか? とても気になりチケットをゲットした。
会場がある甲南駅はかなり遠くて、電車を何回も乗り継いで行く必要がある。
まずは11時東京駅発の新幹線のぞみに乗り込み、名古屋駅でこだまに乗り換え米原駅へ。
そこから琵琶湖線で草津駅を経由して、草津線でようやく甲南駅に到着。所要時間3時間25分の旅。
初めて降りる駅ばかりで乗り換えがうまくいくのか心配だったけど、無事に到着出来たのでなにより。
会場へはシャトルバスが出るらしいけど、時間はたっぷりあるのでブラブラと散策することにした。
綺麗な紅葉を眺めながら、通りすがりの浄福寺へ立ち寄る。境内から見る街の景色が素敵。
それから15分ほど歩いて会場へ。思っていた以上に立派な建物に驚く。
スタッフさんの明るい笑顔に迎えられて受付を済ませる。整理番号は5番、メチャメチャ気分が上がる。
予定通り16時に開場。フロアには150の椅子が並べられ、その間を縫うようにして最前列に座る。
やや下手寄りだけどステージ真正面。ステージがかなり高いので、下から見上げるようなスタイル。

開演予定時間の17時をちょっと過ぎたころ開演。
Nina Simoneの唄声が流れる中、白地に黒い水玉模様のシャツを着たCHABOがフロア後方から登場。
Yairiのアコースティック・ギターをしばらくつま弾いたあと、「Final Curve」から演奏はスタート。
そのまま「Blues Is Alright」と続き、お客さんとコール&レスポンス。後から声が押し寄せてくるような感じ。
手拍子もちょっと走り気味ぐらいの勢いで、最初から異常な盛りあがりを見せるお客さん。
続く「オーイっ!」では「ご一緒に~」というCHABOの言葉に呼応して、お客さん全員で大盛りあがりの大合唱。
いつもRockin'なフレーズが挿入されるのだけど、今日は「Satisfaction」や「Sunshine Of Your Love」が飛び出す。
「今日は気が向いたらカバーも演ってやる。もっと気が向いたら手品もやってやる!」とCHABOは挨拶。
“麗蘭”のナンバーから「I'm a BAND MAN」を唄ったあと「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
ギターのストロークがこれまでとちょっと変わっていたので、最初は何の曲が始まったのかわからなかった。
ギターソロにオクタ-バーを効かせるところは変わらないけど、フレーズがより多彩になっているような気がする。
「ココはリクオが紹介してくれました。パンフレットや映像を見て、この場所のことを知りました」とCHABOは言い、
Patti Pageのカバーで「Tennessee Waltz」。エンディングで本人の唄が流れてくる演出。
実家の印刷屋の職人さんからこの曲を初めて聴かせてもらったという話から、「Diana」をワンコーラス披露。

「相当機嫌がいいので、日本のカバーをやっちゃおう。AKBの・・・知ってるフリしたいんだ」と笑いを誘うCHABO。
「ここ数年、俺たちの敬愛する人が旅立っている」とCHABOは言い、ショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
そして再びお客さんと一緒に「ティーンエイジャー」。エンディングではギターのフレーズに合わせてハミング。
続いて「じゃあRCやろうかな」とCHABOは言い、RCの中でもマニアックなナンバーだという「お墓」。
「青い森」で清志郎と出会った頃の話をしていると、蝉の声がフェードインしてくる。
スタンダードナンバーの「Summertime」を少しだけつま弾いたあと、RCのナンバーから「忙しすぎたから」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。曲が完成した時の事を嬉しそうに話すCHABO。
続いてTom Waitsのカバーで「Ol '55」。こちらもエンディングで本人の演奏に切り替わる演出。
CHABOはギターをかき鳴らしつつ「やせっぽちのブルース」を唄い、そのまま「打破」へとなだれ込む。
それからリズムボックスをバックに、Bruce Springsteenの「Hungry Heart」をカバー。
「土曜日の夜、いろんなところから来てくれていると思うけど、久しぶりに来られて良かったぜ」とCHABOは言い、
CHABOが新婚時代に暮らしていた家のリビングルームで出来たという「いつか笑える日」で本編は終了。

アンコール、白いツアーTシャツに黒い水玉のシャツを羽織ったCHABOが再びステージに登場。
「バンドではダサくて出来なかったから」ということで宣伝コーナー。ニューアルバム「Dessin 2019」の紹介。
CHABOは「Gatemouth Brownがやっていたけど、俺にはとても出来ないと思っていた」と言いながら、
「公平が先にやっていたこともあり、今回は終演後にサイン会をやる!」と力強く宣言。
CHABOはお客さんとして観に来ていた“誰がカバやねんロックンロールショー”のBass:メグさんを紹介。
そしてお客さんと一緒に「You Gotta Move」を唄う。スローテンポで始まり、途中からテンポアップするのがイイ。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。間奏で片山さんのテナーサックスを口真似するCHABO。
CHABOはオモチャのエレキギターを手に取り、お客さんの「OKチャボ!」の声と共に「雨あがりの夜空に」。
三番ではマチャミさんがマイクを横取りして唄い、CHABOは「俺がうたうんじゃないの?」とジェスチャー。
やまなみ工房のスタッフを紹介しているうちにいろいろな想いが溢れてきたのだろうか?
CHABOは自分の母親のエピソードを交えながら、言葉を選びつつ想いを伝える。
最後は「ガルシアの風」。ギターはほとんど弾かずに歌詞をリーディング。今夜は一段と沁みる。
エンディングSE「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはスタンディング・オベーション。
CHABOが両手の拳を突き出してきたので、ガッチリとグータッチ。とっても嬉しい瞬間。
セットリストはツアーと同じだったけど、特別なシチュエーションでのライブは全く違う感触。
座っていた位置もあるのだろうが、CHABOの感情がダイレクトに伝わってきて心が大きく揺さぶられた。
今夜のCHABOは全編メガネをかけていなかった。本編は単にメガネを忘れたみたいだけれど、
アンコールはメガネを一度かけてからはずしていた。何か特別な意味があったのかな?と思う。
こうして19時49分、演奏はすべて終了。

Facebookでは19時終演予定、そうは言っても若干伸びて19時半・・・と思っていたのに、
ふと時計を見るとシャトルバスの発車予定時刻19時45分も過ぎていたのにはビックリ。
大急ぎでシャトルバスに乗り込む。窓に今夜のライブのフライヤーが貼られていてるバス。
なんとか無事に20時11分発の電車に乗り込む。1時間足らずのローカル線の旅。
乗り換えもスムーズにいって京都駅に到着。食料を買おうと思ったけど、大行列のため断念。
そして21時18分発の新幹線に乗車。車内販売で弁当とビールを買って、のんびりと東京へ戻る。
家に着いたのは24時20分過ぎ。往復9時間弱の大冒険の幕は閉じた。

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2019年11月22日 (金)

宅労

今日は宅労。
朝晩の通勤が無いというのは、時間的にも体力的にも精神的にもやはりイイ。
じっくりと集中して仕事が出来るというのも大きなメリット。
グングンとはかどって、18時過ぎには業務終了。

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2019年11月20日 (水)

仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #19」南青山 MANDALA

今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #19」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第19弾。
19時15分ごろ会場入り。座席番号は18番。ステージ下手のテーブル席、前から三番目。
スタッフさんが映像を操作する席が近く、DJナイトではお気に入りの席。
いつものようにステージ中央には、CDラジカセが置かれたテーブル。
そしてステージ下手のスクリーンに、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。

開演予定時間の19時30分をちょっと過ぎたころ開演。
CHABOは黒とグレーの太いボーダーのカーディガン、その下に襟付きのベスト、黒のロンT。
ベストはなんとなく見覚えがある。昔のCHABOはベストを著ているイメージだったよな。
CHABOはステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。

というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
 ⇒オープニングはもちろんこの曲。「早いもので19回目。それにしても寒いねぇ~」と挨拶。
  「とにかくカレーの旨そうな匂いがして・・・」と、やたらとカレーにこだわるCHABO。
  この一ヶ月にあった出来事や行ったライブをひとしきり振り返る。
M01. Happy Good Morning Blues [Bruce Cockburn]
 ⇒先月のテーマ「風が吹けば桶屋が儲かる」が大評判だったので、今月も引き継いでやってみる。
  略して「カゼオケ」。まずはこの季節によく聴くカナダ系のアーティストBruce Cockburn。
M02. San Francisco Bay Blues [The Brothers Four]
 ⇒カナダ系のアーティストに“Ian & Sylvia”というコンビがいて、「風は激しく」という曲を唄っていた。
  その曲を“The Brothers Four”がカバーしていたことにちなんでこの曲を。
 ⇒CHABOはスタッフさんが曲をかけると思い込み、手を上に挙げてしばらくポーズ。
  スタッフさんに向かって、「ここに来てかけてよ~。若いときから楽しちゃダメ」と八つ当たり。
M03. Dusty [Jake And The Rest Of The Jewels]
 ⇒フォークと言えば“PPM”が人気だったけれど、こちらはグリニッジ・ヴィレッジで活動していた人。
  天気がいい日によくかけている曲。雨の日や夜には絶対かけないとCHABO。
 ⇒CHABOのお兄さんは、CHABOへレコードを絶対に貸してくれないそうだ。
  だからお兄さんが居ないときにこっそり聴くのだけれど、汚してしまうので必ずバレてしまうらしい。
M04. Grow Old With Me [Ringo Starr]
 ⇒天気がいい日にかけたい曲と言えば、“The Lovin' Spoonful”を連想する。
  中心メンバーのZal Yanovskyは、鼻の感じがRingo Starrに似ていると有名だった。
  これはJohn Lennonが書いた曲。その関係性を思うと胸に染みた。歌詞をリーディングしてからプレイ。
M05. This Diamond Ring [Gary Lewis And The Playboys]
 ⇒Ringoと言えば指輪というのが定説。指輪つながりのこの曲、おおくぼさんが知っていたらしい。
M06. I'm a Fool [Dino, Desi & Billy]
 ⇒Gary Lewisのお父さんは俳優Jerry Lewis。同じく俳優のDean Martinの息子がいるバンド。
  CHABO曰く「僕は馬鹿」。最初のバンド“カーニバルズ”でコピーしたというだけあってカッコいい。
M07. スケッチN.Y.'98 [仲井戸麗市]
 ⇒バンドを始めたCHABOは、1965年頃から新宿をうろついていた。何故かニューヨークに似ていると思った。
  CHABOが1998年にニューヨークへ初めて行った、そのときの印象を書いた曲をプレイ。
  曲が終わったのにCDを止め忘れ、次の曲のカウントが始まり「カースケ、カウントしてんじゃない」とCHABO。
M08. My House [Lou Leed]
 ⇒ニューヨークのBOTTOM LINEでライブを観た。ニューヨークと言えばこの人。歌詞を朗読してからプレイ。
 ⇒ここで1時間10分が経過。いつもより遅いタイミングで、店長からクッキーと紅茶が差し入れられる。
M09. Summertime [Janis Joplin]
 ⇒テーマの「カゼオケ」から離れ、ミニ特集として最近あったエピソードから。
  札幌で加奈崎芳太郎とライブをやったとき、天井桟敷のスタッフだった人(通称チビ)と50年ぶりに再会。
  チビと過ごした日々を綴ったエッセイ「ララバイ・ア・コレクション(一枚のレコードから)」、
  チビがその後行ったサウジアラビアにインスパイアされた「そんなはずはない(だんだんわかった)」を朗読。
M10. The Kids Are Alright [The Who]
 ⇒14日の広島のライブに来ていた中学生、バンドではなくボクシングをやっていると聞いてビックリ。
  「そのコの心に何が引っかかったのだろう?」と気になったと話すCHABO。そのコに捧げる曲。
M11. Rock Me [Sister Rosetta Tharpe]
 ⇒再びテーマ「カゼオケ」に戻る。Lou Leedはゴスペルの影響がかなりあると思う。
  宗教的なゴスペルにはついて行けないけど、この人はブルースの匂いを感じるとCHABO。
M12. What'd I Say [Ray Charles]
 ⇒ゴスペルというとElvis Presleyを思い出す。初めて買った「Viva Las Vegas」のB面だった曲。
  Ray Charlesのオリジナル・バージョンを聴いたのは、友達の家でもあった新宿の喫茶店「コジマヤ」。
  そのときのエピソードを綴ったエッセイ「黒人音楽(だんだんわかった)」を朗読。
M13. Days Gone By [Van Morrison]
 ⇒新宿に「らんぶる」という喫茶店があり、蜷川幸雄や清水邦夫がよく通っていた。
  CHABOは清水邦夫が演出した芝居を観に行ったとき、「芝居に出てみないか?」と誘われたらしい。
  そのときは出来ないと断ったけれど、蜷川幸雄や清水邦夫は魅力的な大人として映っている。
  魅力的な大人と言えばVan Morrison。歌詞をリーディングしてからプレイ。
M14. SEASON [仲井戸麗市]
 ⇒いつのまにか黒いロンT一枚になっているCHABO。後半はずっとギターを手元に置いていた。
  新宿と言えば映画ということでこの曲を演奏。終盤のコーラスは、今日は時間が無いのでカット。
M15. Are You Alright? [Lucinda Williams]
 ⇒蜷川幸雄や清水邦夫から「大丈夫か?」と声をかけられているような気がするとCHABO。
  この曲をカバーするとき、CHABOはそんな想いを込めながら唄っているそうだ。
ESE. It's Alright [Curtis Mayfield]
 ⇒いつもは山積みにしたCDをかけ終わったら足元のハコに入れるのに、今夜は途中から逆流。
  元のCDの山へ戻すものだから、どれがどれだかわからずしっちゃかめっちゃかに。。。
  スタッフさんに片付けをお願いして、今夜のDJナイトは22時05分ごろ終了。

終演後は外苑前駅から代々木公園駅まで戻って、「天下一」でささやかな打ち上げ。
ピータンと餃子を食べながら、ビールと酎ハイ、そして紹興酒を堪能。
天下一ラーメンでシメてから、ブラブラと歩いて帰宅。

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2019年11月19日 (火)

早帰り

今日は上司も隣席の同僚も休みなので、やるべきことだけさっさと済ませて18時前に退社。
最寄り駅に着いたのは18時45分ごろ。こういう生活もいいなぁ~。

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2019年11月18日 (月)

今日からまた

今日からまた仕事。
あいかわらずの状況ではあるけれど、思ったほど仕事が溜まっていなくて良かった。

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2019年11月17日 (日)

未唯mie「裏ピンク3」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「裏ピンク3」を観に行く。
“ピンク・レディー”のB面曲・アルバム曲のみを演奏するこの企画も、今回で早くも3回目。
そうは言ってもファンには思い入れ深いナンバーが演奏されるので楽しみでたまらない。
今回は1st stageを観ることにしたので、13時45分に家を出て目黒へと向かう。
新宿駅で山手線に乗り換えると、目黒駅はあっという間。やはり横浜へ行くのとは違う。
14時45分ごろ会場入り。受付で名前を言って、席へ案内していただく。
ステージ下手寄り、ちょっと後ろの席。それでもステージはよく見える。

開演予定時間の16時をちょっと過ぎたころ開演。
Drums:鶴谷智生、Bass:バカボン鈴木、Percussion:仙波清彦、Guitar:梶原 順、Keyboards:宮崎裕介、
Violin:金原千恵子、Cello:笠原あやの、Chorus:大滝裕子・佐々木久美・佐々木詩織・TIGER、
そして中近東の民族衣装をイメージさせる赤いコスチュームをまとった未唯mieがステージに登場。
演奏は「百発百中」「乾杯お嬢さん」でスタート。オリジナル以上に豪華な演奏に圧倒される。
「こんばんわ~という時間じゃないですよね」という挨拶に続いてメンバー紹介。
そして「まずはお馴染みのナンバー」ということで、「レディーX」「スーパーモンキー孫悟空」「アクセサリー」。
すべてB面曲ではあるけれど、確かにお馴染みのナンバーばかりなので自然と唄って踊れる。
グイグイと突き進む演奏に、仙波さんのパーカッションが的確なアクセントをつける。

ここで未唯ちゃんは「裏ピンク」の趣旨を改めて説明して、「24時間テレビ」の主題歌「2001年愛の歌」を披露。
あの頃はそれほど深く考えなかったけれど、その歌詞の重さにものすごく感じるものがあった。
ここからゲストの大嶋吾郎が加わり、エレクトリック・シタールの音色と共に中近東のイメージのナンバーが続く。
「オリエンタル・フィーリング」「空飛ぶじゅうたんエロチカ」「アダムとイブ・スーパーラブ」と、
“ピンク・レディー”のいつもとは違った側面を表す曲たち・・・まさに「裏ピンク」そのもの。
今日はMC控えめでテンポよく演奏が進み、ライブは早くも後半戦に突入。
だけど「秘密のパラダイス」「千の顔を持つ女」とレア曲が続く。これだから「裏ピンク」は見逃せない。
本編ラストは「惑星ハネムーン」。イントロのカウントダウンがめちゃめちゃカッコいい。
ライブのラストを飾るにふさわしいエンディング、メンバー紹介を交えながら感動的なフィナーレ。

アンコールの声が巻き起こる中、まずは未唯ちゃんと仙波さんがステージに登場。
来年は「Pink Lady Night」が10周年ということで、1月に行われる記念ライブのお知らせ。
残念ながら私は参加出来ないけれど、こうして10年が迎えられるとは感慨深い。
仙波さんが奏でるマーチ(?)に合わせて残りのメンバーが登場して再び演奏がスタート。
写真撮影が解禁される中を「ザ・忠臣蔵 '80」、そして最後はアッパーチューンの「シュガー・トーク」。
ゴキゲンなノリでライブのフィナーレを飾り、16時15分過ぎに終了。

サイン会は2nd stageのみなのであきらめ、目黒で呑んでいこうと店を探す。
けれども「シナトラ」は開店前、「蔵」は激混みだったので渋谷へと移動。
日曜日ということもあり、「鳥市」「多古菊」は営業していなかったので「山家」へ。
木曜日に来たばかりだけど、やっぱりこの店はゴキゲンだな。
18時過ぎにおひらきにして、バスに乗って帰宅。

 

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2019年11月16日 (土)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」KAAT 神奈川芸術劇場

今日はKAAT 神奈川芸術劇場へ、「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出のこの作品、「『失踪者』『審判』『城』に続く、
カフカの4作目の長編小説の遺稿が発見されたとしたら!?」というテーマ。
カフカを全く知らない私なので大丈夫かな?と思ったけど、ケラさん作・演出とあればやはり見たい。
会場のKAAT 神奈川芸術劇場は、みなとみらい線の日本大通り駅から歩いて数分のところにある。
千代田線~副都心線~東横線~みなとみらい線を経由するので、直通運転があるとはいえかなり遠い。
1時間以上かかってようやく到着。来るのは初めてでは無い。あいかわらず大きくて立派な劇場。
今日の席は、1階11列8番。ステージ下手寄りだけど、段差が急なので観やすい。

ほぼ予定どおり、18時30分開演。
借金に苦しむブロッホ(渡辺いっけい)は、友人(大倉孝二)とともに、
自身の祖母が所持していたフランツ・カフカの遺稿を出版社に持ち込もうと画策していた。
その未発表原稿は、主人公カーヤ(多部未華子)が出兵間近の婚約者ラバン(瀬戸康史)と
生き別れる様を描いた冒険もの。ブロッホがたまたま読んだ「やさしい道の迷い方」をきっかけに、
ブロッホが生きる2019年の世界、カフカが生きた時代、カフカが執筆した小説の中の世界、
3つの時空が交錯していくという物語。出演は他に犬山イヌコ、緒川たまき、音尾琢真、村川絵梨、麻実れい。

3つの時空が交錯するということで、ストーリーを追いかけていくことに集中。
そのため一幕:1時間45分、二幕:1時間30分という長い上演時間があっという間に感じた。
時間の交錯はケラさんの芝居ではよくあるけど、今回は空間の交錯という部分が強調され、
ステージ上は前後左右に伸びる階段とさまざまな形に並べられる椅子で構成、
ステージ下の奈落へ続く階段がいたるところに設けられている。これにはちょっとビックリ。
渡辺いっけいと大倉孝二のからみはとてもおもしろく、特に大倉さんはその存在だけで笑える。
多部ちゃん演じるカーヤは凜としているというより強気な雰囲気が良かったけど、
終盤でドクター・ホフマンのサナトリウムに収容されているというくだりには理解がついて行けず。
今回は音楽が生演奏で、Guitar:伏見 蛍、Percussion:関根真理、Violin:高橋香織、
Trumpet:鈴木光介から成るバンドもさりげなく舞台の一員となっていたのが良かった。
上演終了は22時10分。長かったけど長さを感じさせず、とてもおもしろかった。

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2019年11月15日 (金)

吉祥寺~調布

遅い夏休みもとうとう最終日。
なんとなく毎年恒例になっている吉祥寺「いせや」での昼呑みを決行。
12時の開店時間からちょっとしか経っていないというのに、カウンターは満席。
焼鳥を焼く煙越しに通りを眺めながら、ビールと酎ハイと焼鳥を満喫する。
珍しく1時間ほどでおひらきにして、「井の頭自然文化園」へ行ってみる。
以前から行きたいと思っていたけど、そんな日に限って休園日だったりでようやく。
ゾウのはな子は居なくなってしまったし、カピバラやシカは睡眠中だし、なんとも地味な印象。
だけど全体的にまったりとした感じが、金曜日の昼下がりにはピッタリ。
動物園から水生物園をまわり、井の頭公園をグルリと一周。いいひとときであった。

それからバスに乗って、15時半ごろ深大寺へ。この時間にココへ来るのは珍しい。
深大寺そばを食べたかったけど、それほどお腹が空いていないので我慢。
ブラブラと散策してから、これまた夏休み恒例となっている「湯守の里」で温泉に入る。
黒褐色の湯につかり、のんびりと夏休みの遊び疲れを癒やす・・・もぅ~最高としか言いようがない。
温泉にじっくり1時間、深大寺ビールを呑みながら休憩1時間、これでトータル2000円は安いな。

17時50分発の送迎バスで調布駅へ行き、久しぶりに天神通りをブラブラと歩く。
なかなか良さげな呑み屋がたくさん出来ていたけど、ココはやはり通い慣れた「かれんど」へ。
そろそろ夕飯時ということもありちょっと待たされたけど、キーマオムライスは相変わらず旨かった。
そして布田へと歩く。駅前の焼鳥屋「たかつ」も中華屋「双葉」も、改装されていたけどまだやっていてなにより。
今日はお腹がいっぱいなので寄れなかったけど、今度は是非とも店に入って呑み喰いしたい。
それから国領へ。「味効」はあいかわらずの雰囲気だったけど、ママさんは元気そうで安心した。
この街はやはり気持ちをザワつかせる。いろいろな想いを抱きつつ、国領駅から京王線に乗って帰宅。

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2019年11月14日 (木)

SHIBUYA SKY

今日は11月1日にオープンしたばかりの渋谷スクランブルスクエア「SHIBUYA SKY」へ行ってみた。
入場チケットはネットから予約出来るというので、渋谷へバスで向かいつつ11:20~11:40のを購入。
1,800円はちょっと高いかなぁ~と思ったけど、渋谷区民としては一度行っておかないと。
東口方面は普段あまり行かないのでちょっと迷いながらも、11時半ごろ渋谷スクランブルスクエアへ到着。
まずは14階までエレベーターであがり、QRコードをかざして45階の「SHIBUYA SKY」へ。
平日ということもあり、エレベーターは貸し切り状態。昇っていく間は、幻想的な照明に彩られる。
更にエスカレーターをあがって46階に着くと、まずコインロッカーへ案内される。
カバンや傘の持ち込み、上着を手に持つ事も禁止らしい。なるほど、そういうことか。
屋上の「SKY STAGE」は360度を見渡せるスペース。吹き抜けになっているのでとっても気持ち良い。
ギリギリまで行って眺望を楽しむのもイイし、のんびりと寝転んだり座ったりするのもイイ。
46階の「SKY GALLERY」では、ちょっと違った視点から街の様子が見られて、これはこれで楽しい。
さすがに間が持たないかと思ったけど、気がつけば2時間近く居座ってしまった。

時間は既に13時半。お腹が空いたから、「ムルギー」で玉子入りムルギーとブルームーン。
たまに食べたくなる懐かしい味。渋谷で遊んでいたコにとっては、忘れられない存在なんだな。
それから「山家」で昼呑み。いつもと順番が違うけど、夏休みならではの醍醐味だからね。
カウンターに座ってホッピーを呑みながら、まだ明るい外の景色をぼんやりと眺める・・・幸せだ。
今日も安定の長っ尻。15時半ごろおひらきにして、徹底的に渋谷を楽しむため新しくなった渋谷公会堂へ。
正面看板は「LINE CUBE SHIBUYA」と横文字になっているけど、案内板はしっかりと「渋谷公会堂」の表示。
今夜は“EGO-WRAPPIN'”がライブをやる模様。既に物販狙いの行列が出来ているところはサスガ。
それからNHKホールの脇を通って、代々木公園の野外ステージへ。ココもなんだか懐かしいな。
代々木八幡まで来たので「モンブランスタイル」へ寄ってみたけど、本日分完売ということで断念。
こうして徹底的に渋谷を楽しむ旅は終了。17時前には帰宅。

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2019年11月13日 (水)

関西ツアー5日目:姫路

ツアー最終目、6時半に起床。テレビを観ながらウダウダして、9時にチェックアウト。
ちょっと寒いけど、呆れるぐらいいい天気。さっそく姫路城へ向かう。
天守閣は六階建、百間廊下という長い回廊もあるので、全部まわるのに2時間かかった。
歴史を感じるのには充分な造りで、今まで見た中でも上位に入る感じ。
12時過ぎてお腹も空いたので、お昼ごはんを食べようと商店街を徘徊。
友達に教えてもらった「赤心」のオムライスも食べたいけど、「やま義」のあなごめしも捨てがたい。
お昼時ということもあり、どちらの店も並んでいる。究極の選択の結果、「やま義」の列に並ぶ。
意外と早く20分ほどで入店。あなごめしと焼きあなご、ひねポンが付いた特上セットをチョイス。
ひつまぶし方式で、最後はお吸い物をかけて食べる。これがメチャメチャ旨かった。

時間は13時。まだ早いけど、さすがに遊び疲れたので帰ることにする。
旅の終わりはいつもこんな感じ。見逃したもの、やり残したこと、食べ損なったもの・・・たくさん有るような。
だからこそまた来たいと思うのだろうな。きっと必ず来るよ、姫路。いい街だった。
13時49分姫路駅発の新幹線に乗り込み、3時間ほどかけて東京駅へ到着。
ずっと寝ていたこともあって、意外と早く感じた。時間の感覚なんて、そんなもの。
これにて四泊五日の関西ツアーは終了。今回もメチャメチャ楽しかった。

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2019年11月12日 (火)

仲井戸麗市「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」姫路 Beta

しばらく部屋で休んだあと、17時半ごろ出かける。
今夜はBetaへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」を観に行く。
奈良・和歌山と続いた関西3daysの最終目。久々のBetaはどんな感じになるのか楽しみ。
18時に開場して、入場整理番号A-26で入場。三列目中央通路際の席を確保。
この開場時間は勤め人には厳しいからか、番号がかなり飛んでいた模様。
一列8席×七列の客席、56席という席数は少ないけど、窮屈な感じではない。

開演予定時間の19時ちょうどに開演。
Nina Simoneの唄声が流れる中、いつものように柄物のシャツを着こなしたCHABOがステージに登場。
Yairiのアコースティック・ギターをしばらくつま弾いたあと、「Final Curve」から演奏はスタート。
そのまま「Blues Is Alright」と続き、お客さんとコール&レスポンス。今夜もノリがいいお客さん。
続く「オーイっ!」では「ご一緒に~」というCHABOの言葉に呼応して、お客さん全員で大合唱。
「サンキュー白鷺城! 姫路は三年ぶりの来日です」とCHABOは言い、“麗蘭”のナンバー「I'm a BAND MAN」。
続いてFunkyなタッチで「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。BOSSのオクタ-バーを効かせたギターソロがイカす。
CHABOは「10月に69歳になりました」と言って、Patti Pageのカバーで「Tennessee Waltz」。
エンディングで本人の唄が流れる演出。暗転したステージで、その唄声にじっと聴き入るCHABO。
実家の印刷屋の職人さんからこの曲を初めて聴かせてもらったという話から、「Diana」をワンコーラス披露。

「ここ数年、俺たちの敬愛する人が旅立っている」とCHABOは言い、ショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
先ほどお客さんから「Johnの曲は演らへんの?」と声がかかったからというわけではないけれど、
CHABOはJohn Lennonの「In My Life」「Oh My Love」をギターでつま弾く。
そして再びお客さんと一緒に「ティーンエイジャー」。エンディングではギターのフレーズに合わせてハミング。
「この歌はいろんな人がカバーしている」という話から、“HILLBILLY BOPS”の宮城くんの名前が出てドッキリ。
続いて「じゃあRCやろうかな」とCHABOは言い、RCの中でもマニアックなナンバーだという「お墓」。
「青い森」で清志郎と出会った頃の話をしていると蝉の声がフェードイン。「姫路ぃ~気が利いてるな」とCHABO。
スタンダードナンバーの「Summertime」を少しだけつま弾いたあと、RCのナンバーから「忙しすぎたから」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。曲が完成した時の事を嬉しそうに話すCHABO。
日本武道館の「完全復活祭」で清志郎とアイコンタクトで心が通じ合ったという話にほんわかする。
続いてTom Waitsのカバーで「Ol '55」。こちらもエンディングで本人の演奏に切り替わる演出。
CHABOはギターをかき鳴らしつつ「やせっぽちのブルース」を唄い、そのまま「打破」へとなだれ込む。
それからリズムボックスをバックに、Bruce Springsteenの「Hungry Heart」を演奏。途中で歌詞をリーディング。
CHABOが新婚時代に暮らしていた家のリビングルームで出来たという「いつか笑える日」で本編は終了。

アンコール、白いツアーTシャツに黒い水玉のシャツを羽織ったCHABOが再びステージに登場。
「バンドではダサくて出来なかったから」ということで宣伝コーナー。ニューアルバム「Dessin 2019」の紹介。
CHABOは「Gatemouth Brownがやっていたけど、俺にはとても出来ないと思っていた」と言いながら、
「公平が先にやっていたこともあり、今回は終演後にサイン会をやる!」と力強く宣言。
そしてお客さんと一緒に「You Gotta Move」を唄う。スローテンポで始まり、途中からテンポアップするのがイイ。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。間奏で片山さんのテナーサックスを口真似するCHABO。
CHABOはオモチャのエレキギターを手に取り、お客さんの「OKチャボ!」の声と共に「雨あがりの夜空に」。
三番ではマチャミさんがマイクを横取りして唄い、CHABOは「俺がうたうんじゃないの?」とジェスチャー。
「さんざん迷ったけど、来て良かった。みんないい顔してる」とCHABOは言い、最後は「ガルシアの風」。
ギターはほとんど弾かずに歌詞をリーディング。このツアーではこのバージョンが胸にグッとくる。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはスタンディング・オベーション。
こうして21時35分過ぎ、演奏はすべて終了。

終演後はサイン会。奈良・和歌山と同じく店の外に並び、フロアでサインをしてもらうスタイル。
今日も黒いフードの下に毛糸の帽子をかぶっているCHABO。何度見てもドキドキする。
おおくぼさんの写真集「HORIZON」を購入して、「おおくぼひさこの代理」サインをしていただく。
CHABOは私の顔を見るなり、「またお前か! 名前覚えたから勝手に書いてやる」と。
「いま遅い夏休みなんですよ」と私が言うと、「それじゃ冬休みじゃん」と社長がツッコむ。
それを聞いてCHABOは「じゃあ夏休みと書いておく」と、本当に「夏休み」と書いてくれた。

ライブ終了後、協和通りにある「楽蔵」という店で、友達と一緒に打ち上げ。
姫路名物のひねポンや姫路おでんを食べながら地酒を楽しむ。
0時過ぎにおひらきにして、ホテルへ戻る。

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関西ツアー4日目:明石~姫路

ツアー4日目、6時半に起床。今回のお宿は朝食付き、8時ごろ美味しくいただく。
10時にチェックアウトして、御堂筋線で梅田駅まで行き、JRへ乗り換え・・・ここで軽く迷子。
駅は「駅!」という感じにしてくれていれば良いのに、変にデパートのように装ってるのでわかりにくい。
それでもなんとかJR神戸線に乗り換えて、1時間ほどで明石駅へ到着。気が向くままぶらり途中下車。
駅から少し歩くと明石港。海の向こうに明石海峡大橋が見えるシチュエーション。暑いぐらいの陽気が気持ちいい。
明石へ寄ったのは明石焼きを食べるため。魚の棚商店街で店を探し、「明石焼き ゴ」という店に入る。
明石焼きを本場で食べるのは二度目。朝食をしっかり食べたので、15個はキツいかと思ったけどあっさり完食。
具はタコ、アナゴ、コンスジ。漢字クイズで割引ということだけど、あまりにも難しすぎて玉砕。
ここの商店街は美味しそうなモノばかり並んでいる。ふぐ天150円はビックリ。キリが無いので足早に立ち去る。
駅の反対側に出ると明石公園。明石城址ということで特に何も無いけど、のんびりと過ごすことが出来た。
ミュージシャンはよく「バンドでツアーしてると、だんだんアタマがグジャグジャになる」と言うけど、
ちょっとわかるような気がする。こんな旅でもすでにグジャグジャになってきている。ここはどこ?

再びJR神戸線に乗り込み、15時過ぎに姫路駅へ到着。2007年7月以来 12年ぶり三度目の来姫。
思っていたより駅前は賑やかで、人もたくさん歩いている。ちょっとだけホッとした。
姫路城へ行こうと思ったけど、時間が無いので明日に変更。遠くから眺めるだけにする。
16時に今夜泊まるホテル「ホテルリブマックス姫路駅前」へチェックイン。
部屋の鍵がデジタルロック形式だったり、電子レンジが置いてあったり、なにかと斬新。

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2019年11月11日 (月)

関西ツアー3日目:白浜~大阪

ツアー3日目、6時半に起床。いそいそと支度して、8時にチェックアウト。
8時50分発のくろしお1号に乗り込み、白浜駅へと向かう。目的地は「アドベンチャーワールド」。
天気が怪しかったのでギリギリまで迷ったけど、どうにか大丈夫そうなので決行することにしたのだ。
10時過ぎに白浜駅に到着して、バスに乗り換え10分ほど揺られるとそこは「アドベンチャーワールド」。
何はともあれ、まずはパンダ・・・ということで、「パンダラブ」へ。寝ているだけでも可愛くてたまらないパンダ。
パンダは「ブリーフィングセンター」にも居て、全部で6頭。笹を食べたり、歩いたりするところをじっくりと観察。
他にも見どころは満載。イルカとクジラが大活躍するマリンライブ、さまざまの種類のペンギンがいるマリンワールド、
じっくりと歩いて見てまわるサファリワールド、どれも楽しくて思わず時間を忘れてしまった。
タイムリミットの15時まで楽しんだあと、16時21分白浜駅発のくろしお28号に乗って大阪へと向かう。
2時間を超える長旅。19時になろうとする頃、ようやく今夜泊まるホテル「ナンバプラザホテル」へチェックイン。
ここは以前にも泊まったことがあるけど、可も無く不可も無いほどよい感じのホテル。

今夜は「アガッタ!」で吞み会。いろいろな話をしながらのひとときは、とっても楽しかった。
月曜日なので22時半にはおひらきにして、ホテルに戻ってのんびりと呑み直す。
友達にもらった「りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ」に、ホールのまま食らいつく。

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2019年11月10日 (日)

仲井戸麗市「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」和歌山 OLDTIME

急いで体勢を立て直して、16時40分ごろ出かける。
今夜はOLDTIMEへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」を観に行く。
昨日の奈良に続いて、関西3daysの二日目。今夜はどのようなノリになるのか楽しみ。
予定通り16時に開場して、入場整理番号A-10で入場。滅多に無い良番、ステージ上手最前列をゲット。
昨日に比べるとかなりゆったりとしたスペース。照明がかなり暗いのにはビックリしたけれど。
テーブル無しの椅子席なので、キャパは100人ぐらいなのかな? 雰囲気はとてもイイ。

開演予定時間の17時ピッタリに開演。
Nina Simoneの唄声が流れる中、フロア後方からCHABOが登場。私の席はちょうど通り道。
いつものように柄物のシャツを着こなしたCHABO。メガネをかけるのはこのところの定番。
アコースティック・ギター“K.Yairi YFA-120C Custom”をしばらくつま弾く。いつもよりちょっと長め。
演奏は「Final Curve」からスタート。そのまま「Blues Is Alright」と続き、お客さんとコール&レスポンス。
続く「オーイっ!」では「ご一緒に~」というCHABOの言葉に呼応して、お客さん全員で大合唱。
「元気がいいな~さすが日曜日。さすが皇室パレード!」と、CHABOは時事ネタを入れながら挨拶。
“麗蘭”のナンバー「I'm a BAND MAN」を演奏したあと、Funkyなタッチで「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
BOSSのオクタ-バーを効かせたギターソロ。エンディングで「on ベース 金子KenKen!」と叫ぶCHABO。
CHABOは「10月に69歳になりました」と言い、Patti Pageのカバーで「Tennessee Waltz」。
エンディングで本人の唄が流れる演出。暗転したステージで、その唄声にじっと聴き入るCHABO。
実家の印刷屋の職人さんからこの曲を初めて聴かせてもらったという話から、「Diana」をワンコーラス披露。

「ここ数年、俺たちの敬愛する人が旅立っている」とCHABOは言い、ショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
そしてJohn Lennonの「Girl」「Oh My Love」をギターでつま弾き、再びお客さんと一緒に「ティーンエイジャー」を唄う。
エンディングではギターのフレーズに合わせてハミング。いつもよりかなり長かったような気がする。
続いて「じゃあRCをやる!」とCHABOは言い、RCの中でもマニアックなナンバーだという「お墓」。
清志郎と過ごした夏の日の出来事を話していると、蝉の声がどこからか流れてきた。
スタンダードナンバーの「Summertime」を少しだけつま弾いたあと、RCのナンバーから「忙しすぎたから」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。曲が完成した時の事を嬉しそうに話すCHABO。
その一方で清志郎から「子供が出来た」と聞いたとき、「清志郎が社会人になってしまったような気がした」とも。
続いてTom Waitsのカバーで「Ol '55」。こちらもエンディングで本人の演奏に切り替わる演出。
CHABOはギターをかき鳴らしつつ「やせっぽちのブルース」を唄い、そのまま「打破」へとなだれ込む。
それからリズムボックスをバックに、Bruce Springsteenの「Hungry Heart」を演奏。途中で歌詞をリーディング。
CHABOは“古井戸”時代の出来事をいくつか話したあと、「いつか笑える日」で本編は終了。

文字通り「アンコール!」の声が響き渡る客席。こんなノリは珍しいけど、ものすごい熱さを感じる。
それに応えて、白いツアーTシャツに黒い水玉のシャツを羽織ったCHABOが再びステージに登場。
「バンドではダサくて出来なかったから」ということで宣伝コーナー。ニューアルバム「Dessin 2019」の紹介。
「これはファンクラブ用に作ったけど、一般庶民の方にも行き届くように持ってきた」という説明が可笑しい。
「ブルースを一緒に唄ってくれ」とCHABOは言って「You Gotta Move」。お客さんも一緒になって唄う。
続いて「この店のマスターが66歳になったから特別に」ということで「Route 66」。これはかなり得した気分。
「RCのブルース」だという「いい事ばかりはありゃしない」をお客さんと一緒に唄ったあと、
CHABOはオモチャのエレキギターを手に取り、お客さんの「OKチャボ!」の声と共に「雨あがりの夜空に」。
三番ではマチャミさんがマイクを横取りして唄い、CHABOは「俺がうたうんじゃないの?」とジェスチャー。
CHABOが帰るそぶりを見せると客席から「残業!残業!」の声。最後の曲は「ガルシアの風」。
ギターはほとんど弾かずに歌詞をリーディング。昨日はこの曲だけメガネをはずしたけど、今日はかけたまま。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはスタンディング・オベーション。
こうして19時35分過ぎ、演奏はすべて終了。

終演後はサイン会。昨日と同じく店の外に並び、フロアでサインをしてもらうスタイル。
今日も黒いフードの下に毛糸の帽子をかぶっているCHABO。
「また来てくれたの。お小遣い大丈夫? 万引きするなよ」と気に掛けてくれるCHABO。
「キツイです。万引きしてもイイですか?」と私が答えると、「ダメダメ~!」と社長が突っ込む。
なんだか掛け合い漫才のような感じで、あっという間に自分の番が終わってしまった。

サイン会は20時過ぎに終わったので、友達と呑みに行く。
会場のまわりに呑み屋が無いので、和歌山駅まで歩いて駅前の「薄利多賣半兵ヱ」へ。
昭和レトロ感満載の店。安い割に料理が美味しくて、ビールと酎ハイがすすむ。
友達は電車で大阪へ帰るので、22時前にはおひらき。
二次会へ行くところも無いので、おとなしくホテルへ帰って呑み直し。

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関西ツアー2日目:和歌山

ツアー2日目、6時半に起床。テレビを観ながらウダウダして、11時にチェックアウト。
大阪は食べたいモノ満載だけど、今日は「風月」でお好み焼きを食べることにした。
この店はファミレスみたいな造りで風情はまったく無いけど、それだけに落ち着く。
牡蠣バター醤油焼きと風月スペシャルをオーダーして、ビールと酎ハイで流し込む。
けっきょく1時間以上、居座ってしまった。あいかわらず安定の長っ尻。
それから御堂筋線に乗って天王寺駅へと移動。乗り換えまで時間があるので駅前を探索。
新しいモノと古いモノとが融合していると言えば聞こえはイイけど、なんだか違和感を感じる街並み。
新宿や渋谷も同じようなものか・・・そこに暮らしていた人達の生活や気持ちは置き去りにして、
再開発だけがどんどん進んでいく。そして素知らぬ顔をして、みんな歩いている。

そんなことを思いつつ、13時32分発のくろしお13号に乗って和歌山へと向かう。
ネットからチケットレス特急券を買ったけど、検札も何も無いおおらかなシステム。
14時過ぎに和歌山駅に到着して、しばらく街を探索。驚くほど人が居ない。
だけど「ぶらくり丁商店街」に差し掛かった途端、ものすごい人混み。何かのイベントをやっている。
その様子を眺めながら商店街を抜けて、今夜のライブ会場「OLDTIME」を下見。
友達とばったり会って話をしているうちに、今夜は16時開場だということに気づく。
なんと開場時間を1時間まちがえていた・・・時間は既に15時を過ぎているのに。
急いで今夜泊まるホテル「和歌山グリーンホテル」へチェックイン。かなり古めかしいホテル。
まわりはいかがわしい店ばかりで、ネットではわからない情報って結構あるのだなと思った。

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2019年11月 9日 (土)

仲井戸麗市「仲井戸”CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」奈良 ビバリーヒルズ

今夜はビバリーヒルズへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」を観に行く。
今回のツアーもいよいよ終盤、今日から関西3days。だんだんと進化していく演奏、今夜も楽しみだ。
予定通り17時に開場して、入場整理番号A-44で入場。前から5列目中央の通路際を確保。
こじんまりとしたスペースに70ほどの椅子が並べられ、身動きもとれないほど濃密な空間。
トイレがステージ上手横にあり、その待ち行列から見る客席が演者の目線から見るようで感動的。

開演予定時間の18時ピッタリに開演。
Nina Simoneの唄声が流れる中、いつものように柄物のシャツを着こなしたCHABOがステージに登場。
アコースティック・ギター“K.Yairi YFA-120C Custom”をしばらくつま弾いたあと「Final Curve」で演奏スタート。
そのまま「Blues Is Alright」と続き、お客さんとコール&レスポンス。最初から大盛りあがりのお客さん。
続く「オーイっ!」では「どうぞご一緒に」というCHABOの言葉に反応して、お客さん全員で大合唱。
「奈良久しぶりだな!! 調べてもらったら9年ぶり。ビバリーヒルズでやるのは初めてだ」とCHABO。
このライブハウスは1980年から営業しているらしい。ステージバックに「Since 1980」の文字。
1980年といえば、私がRCを好きになった頃。1980の文字をバックに唄うCHABOは格別。
“麗蘭”のナンバー「I'm a BAND MAN」を演奏したあと「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。
泉谷とのライブで演奏されたときと同様、BOSSのオクタ-バーを効かせてのギターソロが入る。
しまいには「ベースギター KenKen!」と叫ぶCHABO。やっぱり気にしているのかな?
CHABOは「10月に69歳になりました」と言い、Patti Pageのカバーで「Tennessee Waltz」。
エンディングで本人の唄が流れるという演出。それに聴き入るCHABOがなんとも言えずイイ。
実家の印刷屋の職人さんからこの曲を初めて聴かせてもらったという話から、「Diana」をワンコーラス披露。
途中からお客さんも一緒になって大合唱。思いがけない盛りあがりに、CHABOは驚きながらも嬉しそう。

「ここ数年、俺たちの敬愛する人が旅立っている」とCHABOは言い、ショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
そしてJohn Lennonの「Oh My Love」をギターでつま弾き、再びお客さんと一緒に「ティーンエイジャー」を唄う。
続いて「RCをやっちゃおうかな~」とCHABOは言い、RCの中でもマニアックだという「お墓」。
アルバム「OK」でのレゲエなアレンジではなく、初期のRCで演奏していた頃のアレンジ。
清志郎と過ごした夏の日の出来事を話していると、蝉の声がどこからか流れてきた。
スタンダードナンバーの「Summertime」を少しだけつま弾いたあと、RCのナンバーから「忙しすぎたから」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。曲が完成した時の事を嬉しそうに話すCHABO。
続いてTom Waitsのカバーで「Ol '55」。こちらもエンディングで本人の演奏に切り替わる演出。
CHABOはギターをかき鳴らしつつ「やせっぽちのブルース」を唄い、そのまま「打破」へとなだれ込む。
ステージが赤い照明で彩られ、「いい加減~打破!打破!打破!」と唄う姿にテンションがあがる。
それからリズムボックスをバックに、Bruce Springsteenの「Hungry Heart」を演奏。
当初は「なんでこの曲を?」と思っていたけど、その歌詞に込められた想いはオリジナルに匹敵する。
CHABOが先日の北海道で加奈崎さんと“古井戸”をやったという話をしていると、
お客さんから「『さなえちゃん』を演ってください」という神をも恐れぬリクエスト。
それに応えてマイナー調で「さなえちゃん」を披露するCHABO。時代は変わる。
CHABOは「すげぇ~な奈良。来て良かった!」と言い、「いつか笑える日」で本編は終了。

アンコール、白いツアーTシャツに黒い水玉のシャツを羽織ったCHABOが再びステージに登場。
「バンドでは出来なかったから」ということで宣伝コーナー。ニューアルバム「Dessin 2019」の紹介。
「これはファンクラブ用に作ったけど、一般庶民の方にも売ろうということになって」という説明が可笑しい。
CHABOは「ブルースをちょっと演ろうか」と言って「You Gotta Move」。お客さんも一緒になって唄う。
ここでCHABOにビバリーヒルズを紹介したというスティーヴ エトウがステージに登場。
「いい事ばかりはありゃしない」の途中から、フロアタムを素手で叩いてセッション。
そしてオモチャのエレキギターを手に取り、お客さんの「OKチャボ!」の声と共に「雨あがりの夜空に」。
グイグイと突っ込んでくるスティーヴのリズムに煽られ、ものすごくハイスピードな演奏。
スティーヴはここで退場し、アンコールの拍手が沸き起こるフロアに「大晦日みたいじゃないか!」とCHABO。
そしてスタッフをひとりひとり紹介したあと、最後の曲は「ガルシアの風」。
ギターはほとんど弾かずに歌詞をリーディング。ずっとメガネをかけていたCHABOが、この時だけ素顔になった。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはスタンディング・オベーション。
独特ながらもノリのいいお客さん。それに煽られて、「今夜はよく眠れそう」とCHABO。
こうして20時30分過ぎ、演奏はすべて終了。

終演後はサイン会。そのために再び「Dessin 2019」を購入。
CHABOは今回から、黒いフードの下に毛糸の帽子をかぶっている。
毎年の事だけど、CHABOの毛糸の帽子で冬の訪れを感じる。
「いつも来てくれて大丈夫なの?」と言うCHABOに、「このために仕事してますから」と私。
すると「それはどうなんだろう~?」とエミ社長に突っ込まれてしまった。

奈良はお店が早く閉まってしまうので、近鉄に乗って大阪へと移動。
今夜泊まるホテル「ル・ボテジュール ナンバ」へチェックインしてから、「えびす屋」で呑む。
土曜日だけど22時を過ぎると店はさすがに空いていて、カウンターに座ってじっくりと呑み喰い。
串カツとどて焼きをつまみに、ビール~酎ハイ~日本酒のフルコースを満喫。
シメはひなびたかすうどん屋と思ってたのに、いつの間にか閉店してしまったようで残念。
代わりに大阪ブラックを食べて、1時ごろホテルへ戻る。

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関西ツアー1日目:奈良

いよいよ待ちに待った遅い夏休みに突入。
今日から四泊五日の予定で、CHABOのライブを中心とした関西ツアーに出かける。
10時47分東京駅発の新幹線に乗り込み、シウマイ弁当を食べながらまずは京都駅へ。
ソッコーで近鉄特急に乗り換え、30分ほどで近鉄奈良駅に到着。奈良へ来るのは6月以来。
まずは今夜のライブ会場「ビバリーヒルズ」を下見。スタッフさんが物販の準備をしている。
スタッフさんから「シカ見ましたか?」と言われて、「これから見に行きます」と答える。
そして駅からちょっと歩いて興福寺へ。東金堂から国宝館、中金堂を見てまわる。
たくさんの立像・坐像があったけど、千手観音立像と阿修羅像の佇まいに思わず息を飲む。
中金堂を眺めながらしばらくぼんやりと過ごす・・・とっても素敵な場所、気に入った。
それから奈良公園でシカと戯れ、浮見堂を見てまわるとそろそろイイ時間。

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2019年11月 8日 (金)

一番幸せな瞬間

夏休み前の最後の日、いろいろと降りかかる難題をなんとか捌いて無事に業務終了。
ようやくこれで自由の身に!!!
前祝いとして「日高屋」でちょっとだけ呑む。
ひょっとしてこの瞬間が一番幸せなのかもしれない。

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2019年11月 7日 (木)

これがあれば大丈夫

来週は遅い夏休みだというのに、どいつもこいつも勝手なコト言いやがってコノヤロー!
ってな気持ちを抱きつつ、なんとか20時過ぎにはカタをつけて帰る。
あれこれと思いながらも、「鳥八」に寄ってデトックス。
これがあれば、まぁ大丈夫かな?

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2019年11月 5日 (火)

THE STRANGLERS「LIVE IN JAPAN 2019」渋谷 TSUTAYA O-WEST

今日は渋谷 TSUTAYA O-WESTへ、THE STRANGLERS「LIVE IN JAPAN 2019」を観に行く。
来日は2010年以来、単独公演は27年ぶりとなるらしい。個人的には初めてライブを観る。
メンバーチェンジの連続で、今やJean-Jacques Burnelしか居ないけど、そこはやはり・・・。
いわゆる五大パンクバンドの中で、コンスタントに活動しているのは“THE STRANGLERS”だけだし、
このような機会はなかなか無いので、迷わずチケットをゲットした。
今回の来日は11月3日・4日がShibuya WWW、5日がTSUTAYA O-WESTの東京のみ3days。
なんとなく最終日の今日にしたけど、あとから思えば連休中の3日・4日でも良かったかも。
18時前には仕事を切り上げて渋谷へ。開場時間の19時に間に合うよう会場へ。
整理番号191番で入場。ステージ下手の四列目あたりに陣取る。
狭いフロアはあっと言う間にお客さんでイッパイ。期待と不安が入り交じった気持ち。

予定通り19時30分ちょうどに開演。
Drums:Jim Macaulay、Bass:Jean-Jacques Burnel、Keyboards:Dave Greenfield、
Vocal&Guitar:Baz Warneというラインナップ。Jean-Jacques Burnelしか知らない私。
だけどJeanのブラックボディのプレシジョンベースから繰り出される音を聴いているだけで、
今日のライブに来てよかったと早々に思うのであった。それぐらい文句なしにカッコいい。
一曲目は「The Raven」。続いては・・・と言えるほど、正直言って聴き込んでいない。
全体的にはゴリゴリのパンクと言うよりは、ちょっとポップなタッチのパンクロック。
そこは好みが分かれるところかもしれないけど、Jeanのベースがある限りパンクなのです。

今回は東京3daysのライブだけど、基本的なセットリストは同じで数曲が差し替わっている。
オールドPUNKSとしては、やはり初期の曲のほうがそれは嬉しいでしょうか?
ヴォーカル&ギターのBazも悪くは無かったけれど、やはりJeanのベースに目は釘付け。
ベースソロを弾くときはもちろん、バッキングにまわって黙々とフレーズを弾くときもカッコいい。
決して激しい動きではないのだけれど、ちょっとしたアクションがいちいちキマっている。
そんなわけでついついベースに気をとられていたけど、気がつけばドラムも自分好み。
ツーフロアタムにワンタム、シンバルは全て水平って、めちゃめちゃオレが好きなセッティング。
そんなところも存分に満喫出来て、なかなか素敵なライブ。ゴキゲンな気分のまま終了。

お客さんは意外とおとなしくて、フロアがびっちりと埋まっていた割にはモッシュも起きず。
アンコールでは「Go Buddy Go」「No More Heroes」が演奏されたけど、極めて平和なステージ前。
だけど決してシラけていたわけでもなく、とってもイイ感じに盛りあがっていたように感じた。
1時間35分、21曲のステージ。あっと言う間、21時05分ごろには終了。

終演後は「山家」で呑み。
あっという間に閉店時間になってしまったけど、この店はやはりイイ。
短時間ながらもそれなりに満喫して、22時過ぎにはおひらき。
いつもなら寄り道するところだけど、今日のところはバスに乗って帰宅。

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2019年11月 4日 (月)

お墓参り

今日は祝日だけど、いつも通り6時半に起床。今日は何をするか考える。
観たい映画もあるけど、あまりの天気の良さにチケット予約を途中でやめる。
そして11時ごろ家を出て、京王線の下りに乗ってお墓参りへ行くことにする。
太陽の下ではちょっと汗ばむぐらいの陽気。のんびりと物思いにふける。
その後は当然のように呑み。新規開拓しようと思ったけど、結局いつもの「串カツでんがな」へ。
昼間っからビールと黒ホッピーを満喫。とっても幸せな休日の過ごし方。
14時前にはおひらきにして、世田谷線の線路沿いをブラブラと散歩。
そのまま豪徳寺駅まで歩いて、小田急線に乗って帰宅。

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2019年11月 3日 (日)

朝呑み

9時過ぎに病院へ。誰もいない病院は、ちょっとばかりヘンな気持ち。
あっという間に終わったので、「磯丸水産」で呑むことにする。
こんな時間だから、お客さんはオレひとり。
それでも普通に呑み喰いして、11時におひらきにして帰宅。
いろいろとやりたい事はあるけれど、いつの間にか寝落ち。
一日ウダウダと過ごしてしまった。。。

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2019年11月 2日 (土)

鳴瀬喜博「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 1st night」目黒 Blues Alley Japan

今日は目黒 Blues Alley Japanへ、鳴瀬喜博「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 1st night」を観に行く。
11月13日に古希を迎えるナルチョ、そのお祝いということで11月は3回ライブがある。
今夜はその第一弾ということで、“Mari & Bux Bunny♪シーズン3”のライブ。
今年の3月以来の“Bux Bunny”、ギターがチェンジしての“シーズン3”はどんな感じか楽しみ。
指定席なので16時30分開場のところ、17時15分に会場前でみんなと待ち合わせ。
チケットに記載された番号は19~22、ステージ下手の前から二つ目のテーブルに案内される。
キーボードに隠れて若干ステージが観にくいけれど、それでもなかなかのポジション。

予定より遅れて、18時10分ごろ開演。
Drums:古田たかし、Bass:鳴瀬喜博、Keyboards:難波弘之、Guitar:柳沢二三男、
Chorus:玲里、Chorus:開発千恵、Vocal:金子マリが、客席の間を通ってステージに登場。
まずは最新アルバムから「幸せの足音」「Paint」。ナルチョはフレットレスのプレシジョンベースを使用。
ここでいきなりメンバー紹介。ナルチョの軽快なトークに引っ張られ、途中から何の話かわからなくなる。
今回ギターが土屋昌巳から柳沢二三男に変わって“シーズン3”になったわけだけど、
もともと土屋さんはレコーディングだけ手伝う約束だったのが、ライブにも参加してくれていたらしい。
長い長いメンバー紹介のあと、往年のナンバーから「うた」「気まぐれ雨」を続けて演奏。
ちょっぴりほのぼのとした雰囲気がどこか懐かしくて、とっても心地良く響いてくる。
ナルチョは自分と同じ1949年生まれの有名人を列挙して、ただでさえ長いトークに磨きをかける。
そしてナルチョはベースをPhoenix/PHⅡ-4のナルチョモデル“MO”に持ち替え、
「When You Grow Up」「The Haze And Tide」「KOKORO-CK」を演奏して1st Stageは70分ほどで終了。

インターバルをはさんで、19時50分ごろ2nd Stageがスタート。
静かなタッチの「Still Stands」「Tic Tac Toe」から始まり、「それはスポットライトではない」へと続く。
マリちゃんの伸びやかな唄声がフロアに響き渡り、会場の空気が明らかに変わった。
ナルチョとマリちゃんは夫婦漫才のような掛け合いを見せ、しまいにはマリちゃんが懐中電灯で巻きの合図。
2nd Stageではここまでフレットレスのプレシジョンベースを弾いていたナルチョ、
フレッテッドの“MO”に持ち替えて、チョッパーをビシビシと決めながら「Exraordinary」をプレイ。
柳沢さんのギターソロもたっっぷりとフィーチャーされて、まさに“シーズン3”となった“Bux Bunny”。
難波さんもキーボードを弾きまくり。両手を叩きつけるようにして弾くプレイを、間近で観ることが出来た。
コーラスの玲里ちゃんが作詞作曲した「インスタント・パーティー」に続いて「Forever Young」。
今夜は最新アルバム「Mari & BuxBunny シーズン2」からの選曲がメイン。現在の“Bux Bunny”という感じ。
そしてお待ちかねの「Super-natural Man」。ナルチョのチョッパーがこれでもかというぐらいに炸裂。
本編最後は「あるとき」。マリちゃんはかなり高いKEYのメロディーを完璧に唄い切り、今夜も神懸かっていた。

アンコール、メンバーがステージに揃うと同時に、難波さんが「Happy Birthday」のメロディーを弾き出す。
「古希だもの」と書かれたTシャツを著たナルチョが、バースデイケーキのロウソクをゆっくりと吹き消す。
ナルチョはフレットレスのプレシジョンベースを手に取り、「最後の本音」が始まる。
難波さんのFunkyなキーボードに、ナルチョのチョッパーが絡みつくイントロがカッコいい。
各メンバーのソロがたっぷりとフィーチャーされて、最高としか言いようがない演奏。
ここでコーラスの二人はステージをあとにして、残ったメンバーでしっとりと「Honey」。
この曲もまた・・・たまらない。いろいろな情景が、目の前に浮かんでは消えていく。
最後にメンバー全員がステージに並んで写真撮影タイム。こうしてライブは21時20分ごろ終了。

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2019年11月 1日 (金)

11月

今日から11月。今年も残すところあと二ヶ月だ。
あいかわらずバタバタしているけど、今日のところは18時過ぎに退社。
「日高屋」でちょっとだけ呑んで帰る。

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