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2019年11月12日 (火)

仲井戸麗市「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」姫路 Beta

しばらく部屋で休んだあと、17時半ごろ出かける。
今夜はBetaへ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」を観に行く。
奈良・和歌山と続いた関西3daysの最終目。久々のBetaはどんな感じになるのか楽しみ。
18時に開場して、入場整理番号A-26で入場。三列目中央通路際の席を確保。
この開場時間は勤め人には厳しいからか、番号がかなり飛んでいた模様。
一列8席×七列の客席、56席という席数は少ないけど、窮屈な感じではない。

開演予定時間の19時ちょうどに開演。
Nina Simoneの唄声が流れる中、いつものように柄物のシャツを着こなしたCHABOがステージに登場。
Yairiのアコースティック・ギターをしばらくつま弾いたあと、「Final Curve」から演奏はスタート。
そのまま「Blues Is Alright」と続き、お客さんとコール&レスポンス。今夜もノリがいいお客さん。
続く「オーイっ!」では「ご一緒に~」というCHABOの言葉に呼応して、お客さん全員で大合唱。
「サンキュー白鷺城! 姫路は三年ぶりの来日です」とCHABOは言い、“麗蘭”のナンバー「I'm a BAND MAN」。
続いてFunkyなタッチで「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。BOSSのオクタ-バーを効かせたギターソロがイカす。
CHABOは「10月に69歳になりました」と言って、Patti Pageのカバーで「Tennessee Waltz」。
エンディングで本人の唄が流れる演出。暗転したステージで、その唄声にじっと聴き入るCHABO。
実家の印刷屋の職人さんからこの曲を初めて聴かせてもらったという話から、「Diana」をワンコーラス披露。

「ここ数年、俺たちの敬愛する人が旅立っている」とCHABOは言い、ショーケンに捧げる「エメラルドの伝説」。
先ほどお客さんから「Johnの曲は演らへんの?」と声がかかったからというわけではないけれど、
CHABOはJohn Lennonの「In My Life」「Oh My Love」をギターでつま弾く。
そして再びお客さんと一緒に「ティーンエイジャー」。エンディングではギターのフレーズに合わせてハミング。
「この歌はいろんな人がカバーしている」という話から、“HILLBILLY BOPS”の宮城くんの名前が出てドッキリ。
続いて「じゃあRCやろうかな」とCHABOは言い、RCの中でもマニアックなナンバーだという「お墓」。
「青い森」で清志郎と出会った頃の話をしていると蝉の声がフェードイン。「姫路ぃ~気が利いてるな」とCHABO。
スタンダードナンバーの「Summertime」を少しだけつま弾いたあと、RCのナンバーから「忙しすぎたから」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。曲が完成した時の事を嬉しそうに話すCHABO。
日本武道館の「完全復活祭」で清志郎とアイコンタクトで心が通じ合ったという話にほんわかする。
続いてTom Waitsのカバーで「Ol '55」。こちらもエンディングで本人の演奏に切り替わる演出。
CHABOはギターをかき鳴らしつつ「やせっぽちのブルース」を唄い、そのまま「打破」へとなだれ込む。
それからリズムボックスをバックに、Bruce Springsteenの「Hungry Heart」を演奏。途中で歌詞をリーディング。
CHABOが新婚時代に暮らしていた家のリビングルームで出来たという「いつか笑える日」で本編は終了。

アンコール、白いツアーTシャツに黒い水玉のシャツを羽織ったCHABOが再びステージに登場。
「バンドではダサくて出来なかったから」ということで宣伝コーナー。ニューアルバム「Dessin 2019」の紹介。
CHABOは「Gatemouth Brownがやっていたけど、俺にはとても出来ないと思っていた」と言いながら、
「公平が先にやっていたこともあり、今回は終演後にサイン会をやる!」と力強く宣言。
そしてお客さんと一緒に「You Gotta Move」を唄う。スローテンポで始まり、途中からテンポアップするのがイイ。
続いて「いい事ばかりはありゃしない」。間奏で片山さんのテナーサックスを口真似するCHABO。
CHABOはオモチャのエレキギターを手に取り、お客さんの「OKチャボ!」の声と共に「雨あがりの夜空に」。
三番ではマチャミさんがマイクを横取りして唄い、CHABOは「俺がうたうんじゃないの?」とジェスチャー。
「さんざん迷ったけど、来て良かった。みんないい顔してる」とCHABOは言い、最後は「ガルシアの風」。
ギターはほとんど弾かずに歌詞をリーディング。このツアーではこのバージョンが胸にグッとくる。
最後にSE「What A Wonderful World」が流れて、お客さんはスタンディング・オベーション。
こうして21時35分過ぎ、演奏はすべて終了。

終演後はサイン会。奈良・和歌山と同じく店の外に並び、フロアでサインをしてもらうスタイル。
今日も黒いフードの下に毛糸の帽子をかぶっているCHABO。何度見てもドキドキする。
おおくぼさんの写真集「HORIZON」を購入して、「おおくぼひさこの代理」サインをしていただく。
CHABOは私の顔を見るなり、「またお前か! 名前覚えたから勝手に書いてやる」と。
「いま遅い夏休みなんですよ」と私が言うと、「それじゃ冬休みじゃん」と社長がツッコむ。
それを聞いてCHABOは「じゃあ夏休みと書いておく」と、本当に「夏休み」と書いてくれた。

ライブ終了後、協和通りにある「楽蔵」という店で、友達と一緒に打ち上げ。
姫路名物のひねポンや姫路おでんを食べながら地酒を楽しむ。
0時過ぎにおひらきにして、ホテルへ戻る。

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