2019年末
家に帰ってからは、テレビを観ながらのんびりと。
行きたいライブもあるけれど、大晦日はやはりこういう過ごし方がイイ。
年越し蕎麦を食べてテレビを観ていたら、あっと言う間に寝落ち。
気がついたら歳が明けていた・・・ あーあ、やっちまったな!
まぁこんなこともあるさ。良いお年をってな。。。
家に帰ってからは、テレビを観ながらのんびりと。
行きたいライブもあるけれど、大晦日はやはりこういう過ごし方がイイ。
年越し蕎麦を食べてテレビを観ていたら、あっと言う間に寝落ち。
気がついたら歳が明けていた・・・ あーあ、やっちまったな!
まぁこんなこともあるさ。良いお年をってな。。。
今年のライブ生活。トータル125本でした。
01/02 仲野茂「毎年恒例!1月2日に新宿ロフトでやってやる!」新宿 LOFT
01/05 増田惠子「増田惠子 New Year Concert 2019」銀座 ヤマハホール
01/13 仲井戸麗市「ギャラリー新年会2019 “ことしもよろしく”」南青山 MANDALA
01/14 土屋公平「KOHEY MANIAX 新年会2019」南青山 MANDALA
01/16 浜田省吾「Welcome back to The 70's “君が人生の時~Time of Your Life”」NHKホール
01/19 麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」Billboard LIVE OSAKA 1st STAGE
01/19 麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」Billboard LIVE OSAKA 2nd STAGE
01/23 Girl C サクセション / 佐藤タイジ「清志郎スピリッツ VOL.II」渋谷 La.mama
01/24 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #9」南青山 MANDALA
01/26 麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」Billboard LIVE TOKYO 1st STAGE
01/26 麗蘭「Sweet Soul Lay-Run Billboard Live 2019」Billboard LIVE TOKYO 2nd STAGE
01/30 梅津和時 三宅伸治 DUO「梅津和時&三宅伸治 DUO LIVE」国立 NO TRUNKS
02/03 石川ひとみ「40周年記念コンサート追加公演」TIAT SKY HALL
02/05 Bay City Rollers starring Leslie McKeown「Japan Tour 2019」渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
02/10 有頂天「La.mama 2days~The end of H~」渋谷 La.mama
02/11 3KINGS「3KINGS SING THE BLUES IN DAIKANYAMA」代官山 晴れたら空に豆まいて
02/14 仲井戸麗市BAND「のんwithスーパーヒーローズ 野音リベンジ!!!」川崎 CLUB CITTA'
02/16 D.U.B.「梅津和時プチ大仕事 2019 D.U.B. 片山広明に捧ぐ」新宿PIT INN
02/19 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #10」南青山 MANDALA
02/23 仲井戸麗市×和田唱「STAND ALONE Vol.8 supported uP!!!」品川プリンスホテル クラブeX
02/24 有頂天「La.mama 2days~The end of H~」渋谷 La.mama
02/27 松田聖子「“SEIKO JAZZ 2” Concert Tour 2019」渋谷 Bunkamura オーチャードホール
03/06 Mari & BuxBunny シーズン2「レコ発どよめきライブ in SHIMOKITA」下北沢 GARDEN
03/09 未唯mie「Real Birthday Party」目黒 BLUES ALLEY JAPAN
03/14 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #11」南青山 MANDALA
03/16 石橋 凌「Debut 40th Anniversary Tour “淋しい街から”」日本橋三井ホール
03/17 D.U.B.「永遠のビッグトーン・帰らざる酔っぱらい、片山広明!」京都 磔磔
03/21 村越弘明「村越弘明 TOUR 2019 "Awesome!"」Shibuya WWW X
03/24 ペール☆オレンジ「~おかげさまで20年 カ・ラ・フ・ル LIVE~」永山公民館ベルブホール
03/27 小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド「ベストヒットUSA」日本青年館ホール
03/29 麗蘭「磔磔45周年記念ライブ『Welcome Home・磔磔』」京都 磔磔
04/02 三宅伸治と仲井戸麗市「三宅伸治presents 『第十回 感謝の日』 Songs for Kiyoshiro」京都 磔磔
04/06 仲井戸麗市×新谷祥子「MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA
04/07 仲井戸麗市×新谷祥子「MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA
04/09 仲井戸麗市×宮沢和史「MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA
04/10 三宅伸治「第3回 アコースティックライブ ラブソングナイト in 吉祥寺」吉祥寺 Mojo Cafe
04/12 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #12」南青山 MANDALA
04/13 仲井戸麗市×竹中直人「MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA
04/14 仲井戸麗市×竹中直人「MANDALA 25th Anniversary Special Duet GIG!」南青山 MANDALA
04/15 VINTAGE TROUBLE「LIVE」渋谷 TSUTAYA O-EAST
04/20 ERIC CLAPTON「LIVE at BUDOKAN 2019」日本武道館
04/26 Char×仲井戸麗市「Char×Chabo “宝箱”」EX THEATER ROPPONGI
04/28 全力!歌劇団「東京レインボープライド2019」代々木公園野外ステージ
04/30 George Clinton「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO
05/04 忌野清志郎「ロックン・ロール・ショー Love & Peace ~FINAL~」日比谷野外大音楽堂
05/05 KERA「『LANDSCAPE』発売記念 全曲解説付きアナログ盤試聴会」新宿 ROCK CAFE LOFT
05/10 リクオ/有山じゅんじ/仲井戸麗市「HOBO CONNECTION 2019」京都 磔磔
05/11 リクオ/有山じゅんじ/仲井戸麗市「HOBO CONNECTION 2019」名古屋 TOKUZO
05/12 村越弘明「TOUR 2019 "Awesome!"」長野 LIVE HOUSE J
05/14 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #13」南青山 MANDALA
05/18 VA「僕らのポプコンエイジ2019」三軒茶屋 昭和女子大学 人見記念講堂
05/25 ザ・たこさん、木村充揮×近藤房之助「ニクオン」錦糸町 錦糸公園
06/01 木村充揮「ムジーク・プラッツ 2019」奈良公園春日野園地特設野外ステージ
06/02 VA「僕らのポプコンエイジ2019」岸和田市立浪切ホール 大ホール
06/04 吉田拓郎「コンサート 2019 -Live 73 years-」東京国際フォーラム ホールA
06/06 アリス「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦-OPEN GATE-」日本武道館
06/08 松田聖子「Concert Tour 2019 Seiko's Singles Collection」さいたまスーパーアリーナ
06/11 伊藤 蘭「ファースト・ソロ・コンサート2019」TOKYO DOME CITY HALL
06/14 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #14」南青山 MANDALA
06/16 KERA「『LANDSCAPE』発売記念ライブ 1 スモールユニット編」渋谷 LOFT HEAVEN
06/18 仲井戸麗市「One of Love プロジェクトGIG 2019」SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
06/25 KERA「『LANDSCAPE』発売記念 インストアイベント」タワーレコード新宿店 7F イベントスペース
06/28 山口洋×仲井戸麗市「MY LIFE IS MY MESSAGE 2019 Brotherhood」横浜 THUMBS UP
06/30 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」豊橋 LIVE HOUSE AVANTI
07/06 松田聖子「Concert Tour 2019 Seiko's Singles Collection」日本武道館
07/07 松田聖子「Concert Tour 2019 Seiko's Singles Collection」日本武道館
07/08 山下達郎「PERFORMANCE 2019」キッセイ文化ホール 大ホール
07/10 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」甲府 桜座
07/12 土屋公平「LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」西川口 Live House Hearts
07/21 リクオ「「グラデーション・ワールド」発売記念スペシャル・ライブ」Zher the ZOO YOYOGI
07/22 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #15」南青山 MANDALA
07/27 アリス「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦-OPEN GATE-」松戸 森のホール21
07/28 甲斐バンド「TOUR 「CIRCUS & CIRCUS 2019」」Zepp DiverCity
08/03 土屋公平「LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」静岡 Sunash
08/04 山下達郎「PERFORMANCE 2019」静岡市民文化会館
08/08 ユウゾウ&サクラ「Yuck Bee Night」渋谷 GABIGABI
08/11 有頂天「有頂天の大逆走」新宿 LOFT
08/17 5th element will「金子マリ presents 5th element will」下北沢 440(four forty)
08/19 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #16」南青山 MANDALA
08/23 Genki「GENKI SESSION Summer of Love 2019」東京キネマ倶楽部
08/25 KERA「『LANDSCAPE』発売記念ライブ 2 ビッグ・バンド編」Billboard LIVE TOKYO 1st Stage
08/25 KERA「『LANDSCAPE』発売記念ライブ 2 ビッグ・バンド編」Billboard LIVE TOKYO 2nd Stage
08/30 Shinya Oe And Mothers Sunshine「Some Good Fortune Will Have Come Along」下北沢 GARDEN
09/04 KIKI BAND「結成20周年記念ツアー」代官山 晴れたら空に豆まいて
09/07 森高千里「この街 TOUR 2019」たましんRISURUホール 大ホール
09/08 VA「PUNK LIVES! 2019 10th ANNIVERSARY」SHINKIBA STUDIO COAST
09/10 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #17」南青山 MANDALA
09/14 VA「なにわブルースフェスティバル2019」大阪 なんばHatch
09/15 VA「なにわブルースフェスティバル2019」大阪 なんばHatch
09/21 5th element will「金子マリ presents 5th element will」下北沢 440(four forty)
09/27 CHABO BAND「CHABO Route69 ⇒ BAND」大阪 Music Club JANUS
09/29 VA「夏の魔物 2019 in SAITAMA 2DAYS」埼玉 東武動物公園
10/03 CHABO BAND「CHABO Route69 ⇒ BAND」名古屋 DIAMOND HALL
10/03 土屋公平「LIVE TOUR 2019 "Struck a Blue Guitar"」下北沢 GARDEN
10/05 CHABO BAND「CHABO Route69 ⇒ BAND」東京 EX THEATER ROPPONGI
10/06 森高千里「この街 TOUR 2019」昭和女子大学 人見記念講堂
10/11 CYNDI LAUPER「デビュー35周年 Anniversary Tour」渋谷 オーチャードホール
10/16 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #18」南青山 MANDALA
10/19 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」仙台 誰も知らない劇場
10/20 高中正義「TAKANAKA SUPER LIVE 2019」日比谷野外大音楽堂
10/22 石川ひとみ「アコースティックコンサート」TOKYO FM ホール
10/26 加奈崎芳太郎「50周年記念コンサート」札幌 共済ホール
10/29 泉谷しげる×仲井戸麗市「Feel The Fire in NAGOYA」名古屋 CLUB QUATTRO
11/02 金子マリ & BUX BUNNY「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 1st night」目黒 Blues Alley Japan
11/05 the stranglers「the stranglers LIVE IN JAPAN 2019」渋谷 TSUTAYA O-WEST
11/09 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」奈良 ビバリーヒルズ
11/10 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」和歌山 OLDTIME
11/12 仲井戸麗市「CHABO Route69 ⇒ SOLO ACTION」姫路 Beta
11/17 未唯mie「裏ピンク3」目黒 BLUES ALLEY JAPAN
11/20 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #19」南青山 MANDALA
11/23 仲井戸麗市「SOLO ACTION 今日の心のカタチ」滋賀 やまなみ工房ライブハウスBanBooBon
11/24 CARMEN MAKI & OZ「45th Anniversary and“the Last Tour”2019」川崎 CLUB CITTA'
11/26 リクオ「グラデーション・ワールド」Shimokitazawa GARDEN
11/30 The Choppers Revolution「NARUKOKI CHOPPIN'3NIGHTS 3rd night」目黒 Blues Alley Japan
12/03 MICHAEL MONROE「JAPAN TOUR 2019」渋谷 TSUTAYA O-EAST
12/06 増田惠子「コンサート2019 Winter Rose」大手町 よみうり大手町オール
12/07 KERA「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 2019 ~WINTER GIFT~」新宿 LOFT
12/08 KISS「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」ゼビオアリーナ仙台
12/09 Leyona「20th Anniversary Premium Live」六本木 Billboard LIVE TOKYO
12/11 KISS「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」東京ドーム
12/14 仲井戸麗市×下地イサム「CHABO Route69 ⇒ 仲井戸麗市×下地イサム」沖縄 桜坂劇場
12/24 仲井戸麗市とLeyona「X'masイブ☆清しこの夜のLIVE Night☆」横浜 THUMBS UP
12/25 仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time Special #20」南青山 MANDALA
12/29 麗蘭「TAKUTAKU Vol.27「Everything Gonna Be Alright」」京都 磔磔
12/30 麗蘭「TAKUTAKU Vol.27「Everything Gonna Be Alright」」京都 磔磔
年間100本ぐらいを目途にしているのですが、今年はツアーの当たり年だったので本数が増えました。
断トツはもちろんCHABO。ゲスト出演を含めて52本を観ることが出来ました。
6時に起床。あいかわらず意味も無く早起き。
そのままウダウダ過ごして、11時ごろチェックアウト。
大晦日のお昼ごはんは、やはり「常磐」のにしんざるに限る。
開店と同時に店に入ったけど、あっと言う間に満席になったのでビックリ。
それからブラブラと歩いて京都駅へ戻る。途中に磔磔と佛光寺に寄るのはお約束。
意外と混んでいる上りホーム。13時過ぎの新幹線に乗り込み東京へと戻る。
滋賀のあたりでは窓一面に大きな虹。なんだか不思議な感じがした。
駅前で年越し蕎麦を買って、16時過ぎに無事に帰宅。
16時ごろ再び出かける。
今夜も磔磔へ、麗蘭「TAKUTAKU Vol.27 Everything Gonna Be Alright」を観に行く。
昨日と今日の2days・・・たった一日の違いだけれど、“麗蘭”のことだからまた進化しているのだろうな。
16時15分に開場して、整理番号192番で入場。とりあえずステージ下手側の六列目ぐらいにつける。
昨日に増してギュウギュウ詰めのフロア、始まる前からみんなの期待が充満している。
予定通り17時ちょうどに開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、二階の楽屋からメンバーがステージに登場。
オープニングは、ライブタイトルにちなんだ新曲「Everything Gonna Be Alright」。
そして“麗蘭”のテーマ曲である「マニフェスト」、2015年に磔磔で披露された「Walk On」と続いていく。
「『Walk On』というタイトルなのにご覧の通り・・・」と、早川さんの右膝蓋骨骨折の病状説明。
続いてCHABOが中学生のころ難しくてコピー出来なかったというストーンズの「Fortune Teller」。
演奏が終わっても「アァ~ア~♪」とサビのコーラスを続けるCHABO。よほど嬉しいのだろうな。
CHABOと公平ふたりとも昨日と同じ衣装。CHABOはメガネをかけている。
公平が今年はソロツアーで全国を廻ったという話から、そこで披露された「Jiving Honey Bee」を演奏。
昨日は若干バタバタした印象を持ったけど、今日は完璧なプレイ。さすが“麗蘭”、バッチリとキメてくれる。
自分が立っているポジションのせいもあるのだろうが、音が昨日よりクリアでハッキリと聞こえてくる。
「おれたちは真面目だから新曲をたくさん用意してきたぞ」とCHABOは言い、ここから立て続けに新曲を披露。
「Oh 労働」はゴスペルを意識して「労働」と「Load」が掛けられた歌詞。CHABOのスライドが炸裂。
続いてSlim Harpoに影響を受けたという「心に雨」。公平のセミアコがイイ感じで響き渡る。
それから「公平とモータウンっぽいのを考えてきた」という紹介で「誇りと喜び」。
ここでちょっとひと息という感じで「安らぎCafe」。「誰かこういう店を開いてくれよ~」とCHABO。
このあたりで使われた早川さんのFenderプレシジョンベースも、昨日よりよく鳴っていたような気がする。
どっぷりと重たい「ブルース~ハウ・ハウ」に続いて、2019年版の「Yes We Can」。
「2020年はオリンピックYEARだけど、予算の使い道は他にもあるのではないの?」というメッセージ。
それから公平ヴォーカルで「ロックとロール」。なんとなく演るような気がしていたけど、聴く事が出来て嬉しい。
続いて「紅 く・れ・な・い」。「年末の京都は寒いけど、温暖化のせいかちょっと暖かくないか?」とCHABO。
紅のライトに照らされて、ギターの音を重ね合わせるCHABOと公平。何回観てもグッとくるシーン。
亥年の終わりを記念して「一年間お疲れさん~!」という意味を込めて「イノシシ」を演奏したあと、
年末年始にちなんだナンバー「ゆく歳 くる歳」。CHABOのギターカッティングがちょっと変化している。
そして本編最後は「Get Back」。「今年最後だ!」と言うCHABOの言葉に、なんとも言えない気持ちになる。
CHABOはマイクをわしづかみにして、ステージ前の机にのぼってお客さんを煽る。
お客さんもそれに応えて大合唱。大興奮の中、メンバーはひとまずステージをあとにする。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてメンバーが再びステージに登場。
公平はグッズのTシャツとタンブラーを紹介。それを見てCHABOは「司会の土屋公平~!」と叫ぶ。
そして公平ヴォーカルで「Blues イン 回転木馬」。CHABOはこの曲だけメガネなしでプレイ。
続いて今年亡くなったDr.Johnに捧げる「IKO IKO」。セカンドラインを演奏する“麗蘭”は珍しいかも?
CHABOは早川さんを「お皿が割れているとは思えない」と賞賛。確かに昨日より調子が上がっている。
そして「ミュージック」、やっぱりこの曲は最高! 今年もたくさんの素敵なミュージックに支えられてきた。
「ここで終わると思ってるだろ。出し惜しみはしないぞ」とCHABOは言い、ここで再び新曲の「レクイエム 2019」。
レゲエ調のサウンドに乗せて、今年旅立ったミュージシャンやバンドマンへ向けた思いを唄う。
今回は「今夜R&Bを...」が演奏されなかったけど、この曲がその2019年度版のような気がした。
次も新曲の「R&R Hymn」。ストーンズ風味を効かせたミディアムテンポのロックンロール。
そして公平が12弦のストラトキャスターを手に取って「Hello Good-Bye」。
CHABOは「みんな百人一首やれよ」と言って「むらさめの露もまだひぬまきの葉に~」と詠みあげる。
ここで最終日にしか演奏しないナンバー「年の瀬」。例年通り、間奏で宗谷丸から届いた電報など(笑)。
紅白のくだりでは橋幸夫や美空ひばりの曲を唄いまくるCHABO。これは例年に無い展開。
ステージを下りようとするCHABOの耳元で、「年末なのでタクシーが来ていない」と声をかける公平。
「ミステリー」でスタッフとメンバーを紹介して、SE「What A Wonderful World」が流れる中、19時55分ごろ終了。
ライブ終了後は打ち上げ。
今夜は事前予約なし。どの店も一杯で焦ったけど、四条通りの「天狗」にようやく滑り込む。
店員さんのレスポンスの悪さに文句を言いつつ、今夜もまた楽しく呑み喰いする。
電車で帰る人もいるので、23時ごろおひらきにしてホテルへ戻る。
6時半に起床。気がつけば今日は営業日なんだな。
窓の外は雨・・・年末で混んでいるだろうし、観光はあきらめてウダウダする。
11時前にはホテルを出て、麩屋町三条の「晦庵 河道屋」でにしんざるを食べる。
春に見つけたこの店で、年末に蕎麦を食べる不思議。この一年を噛みしめる。
それから中古盤屋巡り。「Joe's Garage」「HOT LINE」「スーパーミルク」の定番コース。
その頃には雨もあがっていたので、鴨川のほとりをブラブラしてからホテルへ戻る。
今夜は磔磔へ、麗蘭「TAKUTAKU Vol.27 Everything Gonna Be Alright」を観に行く。
年末恒例となっている“麗蘭”の磔磔、今年もまたこの瞬間がやって来た。
ぎゅうぎゅう詰めのオールスタンディングは厳しいけれど、これを観ないとやはり一年が終わらない。
16時15分に開場し、整理番号21番で入場。CHABO前の最前列をキープすることが出来た。
最前列なんて何年ぶりだろう? この幸運を導いてくれたいろいろな人に感謝する。
予定通り17時ちょうどに開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、二階の楽屋からメンバーがステージに登場。
先頭を歩く早川さん、右膝蓋骨を骨折したばかりで松葉杖が痛々しい。
オープニングは、ライブタイトルにちなんだ新曲「Everything Gonna Be Alright」。
「大掃除しろ~お前ら!」とCHABOは言い、演奏は「マニフェスト」「Walk On」と続いていく。
「『Walk On』というタイトルなのに早川が・・・」と、取り急ぎ早川さんの病状説明。
右膝蓋骨骨折の手術から三週間、退院から一週間という説明に改めて驚く。
続いてストーンズのカバー「Fortune Teller」。CHABOは中学生のころ難しくて出来なかったらしい。
CHABOはリング柄のシャツに黒いスウェットといういつものスタイルでメガネを着用。
基本的にテレキャスのみで演奏。次々にギターを持ち替える公平と対照的でおもしろい。
公平はブルーのラメのジャケット。ソロツアーのレパートリー「Jiving Honey Bee」を披露。
トリオでプレイされていた曲を“麗蘭”の四人で演奏。聴き慣れないせいか、若干バタバタした印象。
「新曲をたくさん用意してきたぞ」とCHABOは言い、ここから立て続けに書き下ろしの新曲を演奏。
「Oh 労働」はゴスペルを意識して「労働」と「Load」が掛けられた歌詞。CHABOのスライドが炸裂。
続いてSlim Harpoに影響を受けたという「心に雨」。ミディアムテンポのソウル・ナンバー。
それからCHABOと公平の共作「誇りと喜び」。モータウンに強い影響を受けたというナンバー。
新曲はどれもイイ感じで、“麗蘭”に対するCHABOの思いが垣間見られるような気がする。
そして次の「安らぎCafe」でちょっとひと息つくような流れが、“麗蘭”らしくて良いと思った。
早川さんは基本的にレギュラーのMC-924を使っていたけど、中盤はずっとFenderのプレシジョンベース。
でも曲によってパッシブは若干埋もれてしまう感じがした。座って弾いていた影響があるかもしれない。
どっぷりと重たい「ブルース~ハウ・ハウ」に続いて、2019年版の「Yes We Can」。
曲順を間違えて紹介してしまったCHABO、「公平のリアクションを試した」と苦しい言い訳(笑)。
「Yes We Can」はいつもながらにソウルフルでファンキーなサウンド。歌詞は今年の世相を斬る内容。
私の立ち位置のせいもあるけど、早川さんのMC-924がいまいち響いてこなかったのが残念。
単に楽器やアンプの鳴りだけでなく、身体や骨の響きがサウンドに影響するのかな?と思った。
ここで公平がヴォーカルをとって「ロックとロール」。ストーンズ張りのサウンドがカッコいい。
続いて「紅 く・れ・な・い」。紅に染まったステージで、肩を並べてギターを弾くCHABOと公平。
ツイン・ギターの醍醐味を、まざまざと見せてくれたような気がするパフォーマンス。
亥年の終わりを記念して「イノシシお疲れさん~!」という意味を込めて「イノシシ」を演奏したあと、
年末年始にちなんだナンバー「ゆく歳 くる歳」。この曲もいつの間にか定番曲になったな。
そして本編最後は「Get Back」。この曲を聴くとやはり独特な感情がわき上がってくる。
CHABOはマイクをわしづかみにして、ステージ前の机にのぼってお客さんを煽る。
最高に熱くてイカした演奏。大興奮の中、メンバーはひとまずステージをあとにする。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてメンバーが再びステージに登場。
公平は「今年はさりげないロゴで、遠くからでは“麗蘭”Tシャツとわからない」と紹介。
そして公平ヴォーカルで「Blues イン 回転木馬」。ここで重たいBluesを演奏するところがサスガ。
続いて「IKO IKO」。“麗蘭”にしては珍しいカバーだけど、今年亡くなったDr.Johnに捧げる選曲。
早川さんのベースソロがたっぷりとフィーチャーされて、聴きごたえバッチリの演奏だった。
「ミュージック」はやはり“麗蘭”のキラーチューン。この曲ばかりは思わず大きく反応してしまう。
「もうちょっと演る?今夜は今夜しか無い!」とCHABOは言い、ここでまたもや新曲「レクイエム 2019」。
レゲエ調のサウンドに乗せて、今年旅立ったミュージシャンやバンドマンへ向けた思いを唄う。
次も新曲の「R&R Hymn」。ストーンズ風味を効かせたミディアムテンポのロックンロール。
公平が12弦のストラトキャスターを手に取り、「Hello Good-Bye」のイントロを奏でると気分は完全に年末。
この一年のあれこれを浄化してくれるような気がして、年末には欠かせない瞬間。
ステージを下りようとするCHABOの耳元で、「まだ帰りの車が来ていない」と声をかける公平。
「ミステリー」でひとりひとりメンバー紹介をして、ライブはフィナーレを迎える。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、ライブは19時35分ごろ終了。
ライブ終了後、いつものように「あんじ」で打ち上げ。
ずいぶん早く終わったので店の前で少し待って、20時20分ごろ呑み始める。
京都らしい料理とお酒を楽しみながら、今夜のライブの話や音楽の話などで盛りあがる。
いつもならエンドレスで呑み続けるところだけど、何故か今夜は23時で追い出されてしまった。
電車で帰る人もいるので、そのままおひらきにしてホテルへ戻る。
今日から二泊三日の予定で、年末恒例の京都遠征。
年末に京都へ行くのはこれで何度目だろうか? 今年も無事に行ける事に感謝。
帰省ラッシュが始まり、ごった返す東京駅。新幹線のホームもすごい人。
それでも乗ってしまえばこっちのモノ。グリーン車しか予約出来なかったのも幸いして快適な旅。
13時過ぎに京都駅に到着。今年もやって来ました約束の地。まずは京都タワーに挨拶。
それからブラブラと歩いて四条へ行くのが流儀。思っていたほど寒くない。
京都で一番好きな場所「佛光寺」へ寄ったあと、定宿の「セントラル・イン」にチェックイン。
今日は2019年の仕事納め。
ちょっとバタバタしたけど、なんとか無事に終わらせる事が出来た。
18時半ごろ会社を出て、新宿「とらふぐ亭」で友達と忘年会。
毎年恒例になっているふぐ三昧、今回はいつもよりたくさん呑み喰い。
いつもなら二時間で追い出されるところだけど、今年は何故かエンドレス。
おかげでじっくり落ち着いて呑み喰いすることが出来て良かった。
23時前におひらきにして、あてもなく新宿の街を彷徨う。
南口のイルミネーションがメチャメチャ綺麗で感動。
二次会へ行くこともなく、今日のところはおひらきにして帰宅。
クリスマスでうかれポンチだったけど、さすがに今日はクールダウン。
地味ぃ~に仕事して、19時前に仕事を切り上げる。
だけどまぁ~そこはね・・・ ちょっとだけ寄って帰る。
意外と呑み過ぎたかも?
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #20」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第20弾。
19時05分ごろ会場入り。座席番号は8番。ステージ上手一番端のテーブル席、前から二番目。
ステージ中央のテーブルには、CDラジカセとカセットラジカセが置かれている。
テーブル横のピアノ椅子に積み上げられたCDが、いつもより少ないのは気のせい?
予定より遅れて19時35分ごろ開演。
CHABOは黒のカーディガン、その下に襟付きのベスト、黒のロンT。メガネをかけている。
ステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
そしてステージ下手のスクリーンには、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲。楽屋にスマホを忘れて、「みんな忘れ物に気をつけろよ」と言うCHABO。
M01. Do You Want To Know A Secret [The Beatles]
⇒「まずは言い訳から」という前置きのあと、昨日ライブが終わってその映像を観てから選曲したけど
全然テーマが見つからず、何故だかわからないけど浮かんだ曲を紹介するということでプレイ。
M02. Because [The Dave Clark Five]
⇒「これも何故だかわかないけど浮かんだ曲」と、しきりに不思議がるCHABO。
M03. Joy To The World [The Staple Singers]
⇒クリスマス特集は自分としてはもういいかなと思ったけど、いくつかかけてみたいということで。
M04. The Ragpicker's Dream [Mark Knopfler]
⇒クリスマス・ソングではないけれど、クリスマスを感じる曲。歌詞を朗読してからプレイ。
M05. X'mas In February [Lou Reed]
⇒この曲が収録されているアルバム「NEW YORK」のジャケットに写っている五人の男、
バンドメンバーかと思いきや全てLou Reed本人。「人間関係が無くてイイなぁ~」とCHABO。
歌詞カードをリーディングしてからプレイ。Lou Reedが静かに唄う反戦歌。
M06. Christmas Card From A Hooker In Minneapolis [Tom Waits]
⇒「マンボのボーイフレンド」の「ミネアポリスの友人から」という歌詞のモチーフになったという曲。
「ミネアポリスの女からの・・・」と言うところで何度も噛み、「なまむぎなまごめ」と言い出すCHABO。
この曲も歌詞カードを朗読。歌詞に対するCHABOなりの解釈が垣間見られるようでおもしろい。
M07. ごほうび [仲井戸麗市]
⇒「自分のクリスマス・ソングをかけなくて良いんですか?」という社長命令により(笑)ニューアルバムから。
⇒ここでちょうど1時間が経過。いつものように店長から、クッキーと紅茶が差し入れられる。
M08. Everyday I Have To Cry Some [The Duke Robillard Band]
⇒斉藤和義とのラジオ番組でせっちゃんがこの人の曲をかけたと、本人の物真似を交えながら紹介。
M09. I Loves You Porgy [Keith Jarrett]
⇒ご飯を食べるときによくかけている曲。ギター曲は熱中してしまうので、ピアノ曲が丁度良いらしい。
M10. Groovin' [The Young Rascals]
⇒ここからは秘蔵カセット・テープ特集。まずは「F.E.N」と書かれたSONY「C30」のテープ。
清志郎が録音したのをCHABOにくれたモノ。「『Groovin'』は山下達郎のテーマソングだよな」とCHABO。
そのあと「皆さんこんばんは山下達郎です」と、達郎の真似をし始めたのには悶絶。
M11. さよならマスター [古井戸]
⇒1978年3月14日、渋谷ジァンジァンで録音されたというライブ音源。
この曲は現在のMANDALAあたりにあったBARでの出来事をモチーフに書いたとのこと。
ベースが入っているのを聴いて、「もしかするとリンコかもしれない」とCHABO。
M12. 流浪 [古井戸]
⇒ラジオ関東で放送されていた「ミッドナイトプラザ」という番組でのライブ。1977~78年ぐらい。
CHABOがべろんべろんに酔っぱらって出演していたらしいが、今日はそこは聴かせないと。
M13. 僕は本気さ [RC's House Session]
⇒国立に住んでいた清志郎の部屋で録音された音源。Vocal:忌野清志郎、Guitar:仲井戸麗市、
Bass:小林和生、Guitar:奥津光洋、Piano:新井田耕造というメンバーでのセッション。
「清志郎は居なくなったし、奥津も居なくなった。でもスゴイね、音は残る」とCHABO。
M14. White Christmas~よォーこそ [RCサクセション]
⇒1980年12月25日の渋谷公会堂でのライブ音源。ホーン・セクションは“生活向上委員会”。
オープニングのCHABOのMCは聴かせないと言うので「えぇーっ?」と思わず声をあげると、
「えぇーっじゃねえだろ! 人の過去を笑ってどうする?」とCHABO。あのMC、好きなのになぁ~。
M15. さびたとびら [山口フジオ]
⇒カセットテープ特集の最後は、文字通りの「PRIVATE CASETTE」という作品から。
M16. God [John Lennon]
⇒アルバム「ジョンの魂」収録曲。当時衝撃を受けたという歌詞を、曲に合わせてリーディング。
読んでいるうちに気持ちが高揚したのか、「もう一回初めから。そういう唄!」 と初めからかけ直す。
M17. ラジオ<LIVE> [仲井戸麗市]
⇒「昨日のライブで唄って、久しぶりで喜んでもらえた」と言い、アコースティック・ギターで弾き語り。
昨日聴いたときの気持ちと、ライブ後にCHABOへ感想を話した時の気持ちが入り混じる。
ESE. Merry Christmas Baby [Otis Redding]
⇒「ギターで安定したフレーズを弾いてしまったとき、そんな自分が悔しいよね。
俺もハッパかけてトライするから、みんなも進化してくれよ!」とCHABO。
開演前にChuck BerryとB.B.Kingの直筆サイン入り写真をもらったので、
「部屋に飾って頑張るぞ!」と言い残してCHABOはステージをあとにする。
ところがステージにスマホを忘れてしまい、取りに戻ってくるCHABOが可笑しい。
こうしてクリスマスのDJナイトは、22時05分過ぎに終了。
今日は横浜 THUMBS UPへ、Leyona×仲井戸麗市「X'masイブ☆清しこの夜のLIVE Night☆」を観に行く。
毎年クリスマス・イブに開催されているLeyonaのライブ、今年はCHABOがお呼ばれされる形に。
サブタイトルに「LeyonaとCHABOとアナタと☆で過ごしてみよ~」とあるように、素敵な夜になること間違いナシ。
15時半には仕事を切り上げて、有楽町から京浜東北線を使って一路横浜駅へ。
開場時間までは余裕があるので、「disc union」や「Tower Records」を巡って時間調整。
そして18時過ぎには会場のTHUMBS UPへ到着。平日のこの時間だというのにたくさんのお客さん。
予定通り18時30分に開場。入口で寄せ書きのサイン色紙とお菓子のクリスマス・プレゼントを受け取る。
整理番号A-042で入場。何故だかステージ下手のCHABO前二列目の席が空いていたので座る。
THUMBS UPは一段高くなったエリアの席のほうが人気なのかな? それもわかるような気もする。
ステージ上手にはキーボード、中央にLeyonaのスタンドマイク、下手にCHABOのスタンドマイク。
予定通り19時30分開演。まずはLeyonaのステージ。
エマーソン北村のキーボードをバックに、セミアコを弾きながらLeyonaがを唄い出す。
「D.U.C.K」から始まり、そのまま続いて・・・と思いきや、いきなり曲順を間違えるLeyona。
「サイフを忘れるだけではなくて、曲順を忘れるようになった」と自分でツッコミを入れる。
「Baby It's You」を唄ったあと、「ステージのCHABOさんのセッティングを観るだけで緊張する」と語る。
そして「momiji」から「Rock Your Baby」を続けて演奏。エマーソンのキーボードが心地良く響く。
キーボード・プレイヤーはたくさん観てきたけど、エマーソンはちょっと独特なサウンドを奏でる。
Leyonaはアコースティック・ギターに持ち替えて、「beatific」からの「魔法を信じるかい?」。
言うまでもなくCHABOのレパートリーだけど、Leyonaにとってとても大切な曲とのこと。
中学生のときホウキのギターを弾きながら「CHABOや清志郎に絶対に会うんだ!」と言っていたLeyona
そんな広島の少女の夢がかなう現場に立ち会えて、なんだかとても嬉しかった。改めて20周年おめでとう!
続いて清志郎も唄っていた「500マイル」。広島と東京の距離がちょうど500マイルという話も泣かせる。
Leyonaパートのラストは「HOW」。先日の20周年ライブでも感じたけど、この曲は名曲だと思う。
曲の途中では「スロー・バラード」。Leyonaは清志郎やCHABOが大好きなんだな・・・全くブレていない。
45分ほどで演奏は終了して“アイスクリームタイム”。なんとお客さん全員にアイスクリームが振る舞われる。
心づくしのサービスを受けた感じ。クリスマス・イブに素敵なプレゼント。Leyona、ありがとう!
インターバルをはさんで、20時30分ごろからCHABOのステージが始まる。
CHABOは細かいリングがあしらわれたシャツを羽織り、黒縁のメガネをかけている。
Yairi.のアコースティック・ギターをしばらくつま弾き、CHABOが「Final Curve」を唄い出す。
続いて「横浜たそがれ~♪」と唄うCHABO。あいかわらずそういうお茶目なところが好き。
「Blues Is Alright」でお客さんとコール&レスポンスしたあと、クリスマスにまつわる話をいくつか。
CHABOは幼いころキリスト教の幼稚園に通っていたけど、小学校は仏教で宗教的に混乱したと。
そしてマチャミさんが鳴らすベルの音色とともに「Merry X'mas Baby」。クリスマス・イブならではの選曲。
次にいつもよりテンポアップしたアレンジで「清掃の唄」。こちらは年末にちなんだ選曲というところか。
「公平や洋は部屋が綺麗だけど、三宅やマーシーは汚い。Leyonaはみんなどう思う?」という問いかけに
「汚い!」と私が答えると、「おまえ全然迷わずに、決めつけてるな~!」とCHABO。
「えっ? 振っておいてそれ?」と思っていると、すかさず「オレもそう思う」と言うCHABOが笑える。
そして再びクリスマスらしい選曲で「Soul X'mas」。今夜のライブはやはり特別な感じがする。
エンディングではOtis Reddingの「White Christmas」がオーバーラップ。クリスマス気分満載の演出。
ここで今年のツアーで唄い続けてきたTom Waitsの「Ol '55」をプレイ。すっかりCHABOの曲という感じ。
「Leyonaと一緒に演っていて悔しいから俺も一緒に演る!」とCHABOは言い、エマーソンをステージに呼び込む。
そして「一回だけで終わるのは勿体ないから」ということで、先日のLeyona20周年で披露した「Song for Leyona」。
「これからもずっと唄ってくれよな、れよな♪」という歌詞を聴いて、楽屋の前で喜ぶLeyonaがチラリと見えた。
続いてエマーソンのオリジナル「夜中」という曲を聴いて、CHABOがイマジネーションした雑文を朗読。
エマーソンはここでひとまず退場し、「久しぶりに引っ張り出した」という紹介で「ラジオ」。
レアなナンバーの登場に思わず「おぉーっ!」と反応すると、「そっち中心!」との言葉をいただく。
それから年末しか唄わないという「年の瀬」。新宿の雑踏の音をバックに唄い始めるCHABO。
CHABOパートのラストは「ガルシアの風」。ツアーと同様に歌詞をリーディングするバージョン。
アンコールは、Leyonaとエマーソン、そしてCHABOとでセッション。
まずはソウルフルなアレンジで「赤鼻のトナカイ」。LeyonaのヴォーカルにCHABOが合わせる形。
そしてLeyonaといえばこのナンバー「サ・イ・フ」。エマーソンのローリング・ピアノが心地良い。
続いてCHABOと同い年だというStevie Wonderの「A Place In The Sun」をカバー。
Leyonaは英語の歌詞のまま、CHABOは日本語の訳詞で唄う。そのコントラストがまたイイ。
そして「ティーンエイジャー」をみんなで合唱。いつもよりちょっとアップテンポなアレンジ。
エンディングでは“The Beach Boys”の「Surfer Girl」に合わせて、CHABOとLeyonaがダンシング。
CHABOはオモチャのエレキを手に取り、Leyonaの「オーケーCHABO!!」の掛け声と共に「雨あがりの夜空に」。
お客さんは総立ち。三番はマチャミさんがマイクを横取りして、LeyonaとCHABOは「えぇっ?」のジェスチャー。
最後はCHABOがプロデュースしたLeyonaのデビュー曲「アップル」「レモン」・・・ボケ倒すCHABO。
もちろん正解は「オレンジ」。Leyonaの唄声にCHABOのスライドギターが重なり、キラキラと輝いて見えた。
John Lennonの「Happy Christmas」が流れる中、22時30分過ぎにフィナーレ。
今日は学生時代のバンドサークルの忘年会。13時から新宿で呑む。
こんな時間にもかかわらず、店内ではたくさんの人が呑んでいる。
負けじとオレらもガンガン呑み喰い。この店は料理もお酒も美味しくて最高。
音楽の話からちょっと真面目な話まで、腹を割って話せる間柄・・・。
あっと言う間に時間は過ぎて、17時半ごろおひらきにして帰宅。
今日は昼から下高井戸へ。法事の準備。
お寺で日程を確保して、お花とお供物を手配して終了。
こんなことに慣れたくはないけど、要領よく片付けてしまった。
というわけで「串カツでんがな」で昼呑み。昼間の酒はよく効く。
酔い醒ましを兼ねて世田谷線沿いを散策。豪徳寺から小田急線に乗って帰宅。
6時ごろ起床。昨夜はいつの間にか寝落ちしたみたいだ。
呑みそびれた「シークヮーサー香るさわやか泡盛」なるものを呑みながらしばらくウダウダ。
9時半にホテルをチェックアウトして、ブラブラと歩いて第一牧志公設市場へ向かう。
一階の市場に並ぶ珍しい魚を眺めながら、二階の飲食店エリアで朝食兼昼食。
「えん」という店で海ぶどう・刺身盛り合せ・沖縄やきそばを食べながら、ビールとうっちんハイを呑む。
なんだか朝からずっと呑んでいる感じ・・・かなり気持ち良くなっている午前10時半。
酔い醒ましをしながら国際通りを歩いて、牧志駅からモノレールで首里へと向かう。
目指すは首里城。10月末の火災でひどいことになっていて、ちょっとばかり複雑な気持ち。
だけど展望台から臨む街の風景とその向こうに見える海は、胸にスッと入り込んでくるような気がした。
再びモノレールに乗って美栄橋駅まで戻り、そこから歩いて海へ行ってみる。
何の変哲も無い道だけど、なんとなく本土とは違った空気が漂っている。
30分ほど歩いて「波の上ビーチ」に到着。人工の砂浜だけど、さすがに水は透き通って綺麗。
思わず裸足になって海へ入る。水はちょっと冷たいけれど、気持ち良くてたまらない。
市場で買ったサーターアンダギーを食べながら、しばらく海を眺めて過ごす。
それからまた少し歩いて「波の上うみそら公園」へ。こちらは岩場になっている。
さっきまで暑いぐらいだったけど、雲が出てきて少しだけ寒くなってきた。
このまま那覇空港まで歩けるかと思ったけど、自動車専用道路なので断念。
旭橋駅からモノレールに乗り込み、16時過ぎに那覇空港駅へと戻る。
空港では最後のあがきで、琉球そばを食べながらオリオンビールを呑む。
そんなことをしているうちに搭乗時間が近づいて来たので、急いで保安検査場へ。
ところがまさかの大行列。係の人に別の入口を案内され、空港内を右往左往。
1時間以上前に空港へ着いたのに、乗る間際にドタバタする羽目になってしまった。
なんとか無事に飛行機に乗り込み、17時30分発のスカイマーク便で19時45分ごろ羽田空港へ戻る。
弾丸だったけど楽しかった沖縄。また行くことを誓いつつ、モノレールに乗って帰宅。
17時半ごろ再び出かける。
今夜は桜坂劇場へ、「仲井戸"CHABO"麗市 2019 TOUR CHABO Route69」を観に行く。
今回のツアーもいよいよ終盤。今夜は下地イサムとのツーマンという特別編。
会場の桜坂劇場は映画館。書店や喫茶店が併設されて、とってもイイ雰囲気。
入場時のドリンクは、300円でソフトドリンク、+α円でアルコールというシステム。
せっかくなので泡盛のロックにしたら、コーラを入れる紙コップに氷を入れてなみなみと注いでくれた。
これでトータル400円とは驚き。スタッフさんに「東京はドリンク代一律600円」と言ったら驚いていた。
会場は映画館そのもの。スクリーンの前にステージがある。客席にほど良い傾斜があって見やすい。
今日の席は指定席E列7番。前から五列目、ややステージ上手寄り。言うことナシ。
予定通り18時ちょうどに開演。
ステージ下手後方のドアから通路を通って、下地イサムがステージに登場。
下地さんはジャニーズ系のアイドルのような、ちょっとバタ臭いRockerのような印象。
アコースティック・ギターをかき鳴らしながら、ミャークフツ(宮古口)の歌詞で唄い出す。
「今日は私にとって生涯忘れられない日」と言いながら、CHABOと共演する嬉しさが溢れている。
下地さんの唄はフランス語のシャンソンのように聴こえたり、ノリのいいRock'n'Rollのように聴こえたりする。
ライブ中盤でElvis Presleyの「Blue Suede Shoes」を唄ったときは、完全にPresleyが下りてきていた。
昨日CHABOを空港へ車で迎えに行き、「歴史的な車を下取りには絶対に出さない」と下地さん。
長身で荒々しくギターをかき鳴らす姿は、メチャメチャかっこ良かった。55分ほどで演奏は終了。
セットチェンジをはさんで19時になろうとする頃、ステージにCHABOが登場。
柄物のシャツを羽織り、アコースティック・ギターをつま弾く。今夜はメガネをかけていない。
一音一音確かめるようにギターを弾いたあと、「Final Curve」で演奏はスタート。
続いて「Blues Is Alright」。今夜の選曲はツアーのダイジェスト版といった感じ。
CHABOは5年ぶりの沖縄とのこと。下地さんと初めて出会った時の印象を話す。
クリスマスにちなんで即興で唄ったあと、マチャミさんが鳴らす鈴に乗せて「Merry X'mas Baby」。
この季節のライブでしか聴けないクリスマス・ナンバー、CHABOの唄声が切なくて素敵。
CHABOは今回のツアーを振り返り、旅立ってしまった敬愛するアーティストの事に触れる。
そしてショーケンのカバー「エメラルドの伝説」。乗ったタクシーの運転手の名前が萩原健一だったという話も。
12月だからということで、CHABOはJohn Lennonの「In My Life」「Girl」「Oh My Love」をギターでつま弾く。
青い森で唄っていた頃、清志郎と出会った頃の話をひとしきりしたあと、RCのナンバーから「お墓」。
そして清志郎との最後の共作「毎日がブランニューデイ」。フロアの空気が一気にあたたまる。
清志郎の「完全復活祭」のとき、ステージ上でアイコンタクトして気持ちを確かめ合った話にほっこり。
続いてTom Waitsのカバー「Ol '55」。その歌詞にいろいろなイメージが膨らむ。カバーの域を超えている。
CHABOは沖縄へ来るとき修学旅行の学生と一緒になったそうで、「飛行機でなんて生意気だよね」と。
「やせっぽちのブルース」から「いつか笑える日」を唄ったあと、本編最後は「ガルシアの風」をリーディング。
ひとつひとつの言葉を丁寧に紡いでいく感じ。CHABOの気持ちがひしひしと伝わってくる。
「下地イサムの叔父として、よろしくお願いします」と挨拶して、CHABOはステージをあとにする。
アンコール、CHABOはひとりステージに登場してまずは宣伝コーナー。
「せっかくだから一緒に演ろうかな~」とCHABOは言い、下地さんをステージに呼び込む。
「CHABO 69」Tシャツを着た下地さん、「あとでサインください」とお願いすると「根性と書いてやる」とCHABO。
MGズのようなイントロから「赤鼻のトナカイ」を演奏したあと、Bluesyなギターのからみを披露する。
下地さんが唄うときCHABOはギターに専念。黙々とギターを弾くCHABO、下地さんの唄声が気持ちイイ。
そして「いい事ばかりはありゃしない」。「最終電車で美栄橋に着いた♪」と唄うところはサスガ。
「ある方が是非やってくださいと言うので」とCHABOは言い、下地さんの「浜辺の老人」を演奏。
下地さんが唄う歌詞をCHABOが同時通訳で朗読するという試み。これがすごく良かった。
下地さんの唄をもう一曲はさみ、CHABOはおもちゃのエレキを手に取って「雨あがりの夜空に」。
CHABOと下地さんが交互にヴォーカルをとり、お客さんもスタンディングで盛りあがる。
最後は下地さんが「旅をする人」を唄い、その傍らでCHABOがスライドギターを合わせる。
「Happy Christmas」が流れる中、21時15分ごろライブはフィナーレを迎えた。
終演後はサイン会。沖縄へ初めて来た事と、これで全国制覇したことをCHABOに話す。
「へぇ~意外だね。お前なら10回ぐらい沖縄に来てるんじゃないかと思った。全国制覇おめでとう!」との
お言葉をいただく。自分の事ばかり言ってごめんなさい。だけどとっても嬉しかった。
それから友達と一緒に、夜の街に繰り出す。
ネオンサインが煌めくディープな雰囲気にたじろぎながらも、「南来実(なんくるみ)」という店を見つける。
海ぶどう、島らっきょ、ゴーヤチャンプルー、エバの唐揚げ、スクガラス豆腐、もずくの天ぷら、アグー餃子、
タコス春巻・・・沖縄らしい食べ物を、美味しいビールと焼酎を呑みながら楽しむ。
極めつけは「渡難(どなん)」というアルコール度数60度の泡盛。
友達には引かれ、店員さんには呆れられながらも、普通に美味しく飲み干す。本当に最高!
24時前には閉店のため店を出て、「なりよし」という店でシメのとんこつラーメン。
すっかり満足して、1時前にホテルへ戻る。
今週末は沖縄へ。
「今年の無理は今年のうちに」の言葉通り、一泊二日の強行スケジュール。
しかも半世紀以上生きてきて、正真正銘これが初めての沖縄。
1996年に自分のホームページで「めざせ!!全国制覇」という企画をスタートさせ、
都道府県単位で行ったところ(通過は除く)を塗り潰してきたけれど、
なかなか塗りつぶす事が出来なかった沖縄県。23年かかってようやく達成することが出来る。
そんな思いを胸にモノレールで羽田空港へ向かい、11時15分発のJAL便に乗り込む。
予定より遅れて離陸。機内ではWiFiを使ってインターネット。機内モードでWiFiが使えるのを初めて知った、
やっぱりJAL便は快適。3時間弱の長いフライトも、あっという間に感じた。
14時05分に那覇空港へ到着。いよいよ沖縄県に初めて降り立つ瞬間。
「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」という言葉通りの感覚。
予想通りとても暖かいけど、陽射しはそれほどキツくない。見るものすべてが鮮やかに感じる。
空港からは「ゆいレール」というモノレールを利用。二両編成の車両の先頭に乗り込む。
目の前に広がる街並みは本土とはやはり違っていて、沖縄へ来たなぁ~と実感する。
美栄橋駅で下車して、国際通りへ向かいつつ、遅めの昼食をとろうと店を探す。
ほどなくして「我部祖河食堂」という1966年創業の「元祖ソーキそばの店」を見つける。
なかなか味のある外観と店内、オリオンビールを飲みながらソーキそばをいただく。
それから国際通りへ。思い切り観光地という雰囲気だけど、沖縄初心者にはちょうどイイ。
市場本通りで屋台を冷やかしつつ、今夜のライブ会場「桜坂劇場」を下見。
「桜坂劇場」前の坂をあがった公園には、遠藤ミチロウがまたがったはずの我自由丸。
沖縄はやはり特別なシンパシーを感じる。しばらくミチロウの事に思いを寄せる。
再び国際通りへ戻り、「MARUTAKA MUSIC」で沖縄ならではのCDを購入。
そして今夜泊まるホテル「シーサー・イン那覇」へ17時ごろチェックイン。値段なりのホテル、悪くはない。
今日は早く帰りたかったのに、夕方からドタバタして20時半まで残業。
なんだかもう~っ!という感じで、すっかりイヤになってしまった。
だから帰りに「鳥八」でデトックス。あいかわらず大繁盛だけど、タイミング良く入れた。
いつもよりちょっとだけたくさん呑んでしまった。。。
今日は東京ドームへ、「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」を観に行く。
大好きな“KISS”の最後の来日ツアー、アリーナセットの仙台に続く二日目はスタジアムセットの東京ドーム。
個人的にはこれがラストKISSとなるので、思い残すことの無いよう16時半には仕事を切り上げて向かう。
東京ドームシティはすっかりクリスマス気分で、色とりどりのイルミネーションがキラキラと輝く。
だけど例年よりちょっと地味な気がするのは気のせい? 先日の東京ミッドタウンでも感じたことだけど。
ドーム前はたくさんの人で溢れかえっている。グッズ売場のテントは恐ろしいほど長蛇の列。
買いたい物は仙台で買っているので、とりあえずガチャを二回まわして地獄の運試し。
17時半には開場したけど、しばらくあたりをブラブラして時間調整する。
そんなことをしているうちに雨が降ってきてしまい、とりあえず18時20分過ぎに会場入り。
今日の席は“地獄のスタンド”1階3塁側35列372番。ステージ下手、斜めからステージを観る感じ。
ドームだからステージが遠いのは仕方がない。視界は良いけど、ステージバックのスクリーンは見えない。
開演予定時間の19時を若干フライングして、“Led Zeppelin”の「Rock And Roll」が流れる。
アリーナはもちろんスタンド席も含めて、お客さんは一気に総立ち。ステージへ向かうメンバーの映像。
ステージを覆っていた幕が取り払われると、オクタゴン(八角形の台)に乗ってメンバーが登場。
オープニング曲は「Detroit Rock City」。ステージ上には火柱が立ち、破裂音が響き渡る。
ステージまでの距離はかなりあるけど、ド迫力で壮大なスペクタクルを見ているみたい。
続いて「Shout It Out Loud」を演奏したあと、Paulは「コンバンワ~トーキョー!」と挨拶。
ファーストアルバム収録の「Deuce」から「Say Yeah」「I Love It Loud」「Heaven's On Fire」と新しめの曲まで、
“KISS”の歴史を辿るような選曲。いつの時代のナンバーも、同じテンションで演奏してしまうところがスゴイ。
「War Machine」のエンディングではサイレンがけたたましく鳴り響き、Geneは火吹きパフォーマンス。
「Lick It Up」ではTommyとPaulが肩を寄せ合って、スペイシーなギターを聴かせる。
次は「Calling Dr. Love」。重々しいGeneのヴォーカルに重なるメンバーのコーラスがイカす。
「100,000 Years」ではEricのドラムソロ。ツーバスを踏みながら汗をふくパフォーマンスが可笑しい。
続く「Cold Gin」のエンディング、Tommyがレスポールで狙い撃ちするとステージ後方から火柱があがる。
この流れからすると、しまいにはレスポールから煙があがる・・・と思いきや、今夜もそれは無くて残念。
そして雷がゴロゴロと鳴り響くと、Geneは斧ベースを弾きながら口からドロドロと血を吐き出す。
「God Of Thunder」が始まり、Geneはお立ち台に乗ったままゆっくりとステージ上空へと上りつめる。
続いて「Psycho Circus」「Let Me Go, Rock 'N' Roll」と軽快なRock'n'Rollナンバーを繰り広げる。
ここでPaulはシルバーに輝くギターをかき鳴らし、お客さんと一緒に「Sukiyaki」を唄う。
「みんなの近くに行きたいぜ。俺の名前を呼んでくれ!」とPaulは言い、アリーナ中央のサブステージへ。
「Love Gun」のイントロと共に空中を飛ぶPaul、今夜はサブステージの位置が高くてちょっとハラハラ。
「一緒に唄ってくれ!」とPaulは叫び、そのままサブステージで「I Was Made For Lovin' You」。
曲の途中でPaulは空中浮遊してメインステージへ帰還。仙台とは違う展開・・・と思っていると、
仙台ではアンコール2曲目で演奏された「Crazy Crazy Nights」が早くもここでプレイされる。
Paulはまばゆい光に包まれながらシルバーのギターをつま弾き、「Black Diamond」が始まる。
ヴォーカルをとるEricのドラムセットがエンディングで高くせり上がり、本編はフィナーレを迎えた。
アンコール、ステージに現われたのはPaul。マイクを持って何やら話し出す。
「今夜のスペシャルゲスト! 僕らの友達、ビッグなRockスター」と言ってYOSHIKIをステージに呼び込む。
えっ!どういうこと? YOSHIKIはステージ中央のグランドピアノを弾き、その傍らでEricが「Beth」を唄う。
仙台で一番印象に残ったのが「Beth」を弾き語るEricだっただけに、この展開はかなりショック。
Paulは「YOSHIKIともう一曲やります」と言い、ラスト・ナンバーの「Rock And Roll All Nite」が始まる。
色とりどりのバルーンがアリーナへ投げ込まれ、爆音とともに紙吹雪が大量に舞い上がる。
いつものゴキゲンなフィナーレ。しかし今夜はYOSHIKIがドラムを叩き、Ericは手持ち無沙汰な状態。
これはひどい演出・・・。“KISS”最後の東京公演、その最後の曲をメンバーが演奏していないなんて。
エンディングのドラムセットのせり上がりも、YOSHIKIがちゃっかり持って行ってしまい、なんだかなぁ~。
Paulがギターを叩き壊すのを見て少しは心が晴れたけど、最後の最後にこの演出は残念だった。
ステージの灯りが一瞬にして落とされ、Rock'n'Roll Showは21時15分ごろ終わりを告げた。
残念ながら今回は満員では無かった。それは退場が意外とスムーズだった事でもわかる。
ドーム正面からJR水道橋駅へ向かう道は避けて、裏道を通って神保町駅へと向かう。
途中で「杉乃屋」という店を見つけて入る。昆布の天ぷらと鯖の竜田揚げ、料理がとても美味しい。
ビール・酎ハイ・日本酒と呑み進めて、仕上げはへぎそば。これがちょっと・・・だったのが残念。
そろそろ閉店時間と言うので、23時過ぎにおひらきにして帰宅。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、「Leyona 20th Anniversary Premium Live」を観に行く。
“歌姫”Leyonaのデビュー20周年のお祝いライブ。時の流れの速さに感嘆しつつ、お祝いに駆けつける。
本当は1st stageも観たかったのだけれど、18時30分開演はさすがにキツくて断念。
18時半ごろ仕事を切り上げて、大江戸線で六本木駅へと向かう。
開演まで時間があるので、とりあえず腹ごしらえしようと「正直家」という店に入ってみる。
呑み屋として使うにはちょっと割高だけど、定食が1000円程度で食べられるのでお得。
六本木という街に一矢報いたような気がして、なんだかちょっと気分がイイ。
食後の腹ごなしを兼ねてイルミネーションを見ようと思ったのに、雨が降り出してきてしまった。
それでもミッドタウンガーデンのイルミネーションは、なんとか見ることが出来た。
例年の凝った造りに比べて、ちょっとばかり地味な印象を持ったのは気のせいかな?
21時過ぎに会場入り。今日の席はメンバーズシート19c。ステージ下手のお気に入りの席。
ほぼ予定通り、21時30分ごろ開演。
Drums:ASA-CHANG、Bass:三浦淳悟、Keyboards:森 俊之、Guitar:會田茂一、Chorus:うつみようこ
という顔ぶれのバンドをバックに、Leyonaがギターを弾きながら「STARS」を唄い出す。
いきなりこの曲で始まるとは想定外。久しぶりにナマで聴くけど、Leyonaの唄はやはり胸に沁みる。
ここからは次々とゲストが登場して、Leyonaとセッションを繰り広げていくという展開。
まずはFunkyな演奏に乗って、Spinna B-ILLがステージに登場。初めて観るけど、ゴキゲンじゃないか!
お客さんを煽りながら、ソウルフルでネッチリとした唄を聴かせる。こんな人がいるんだなぁ~パワフルですごい。
ドラムもベースもとんでもなくGroovyで、思わず身体が動き出す。ギターはトーキング・モジュレータを使ってるし。
Spinna B-ILLが書いたというバラード「揺れながら」を、二人でデュエットするシーンも良かった。
続いてSpinna B-ILLと入れ替わる形で、アコースティック・ギターを抱えたCaravanがステージに登場。
オリジナルの「Soul Music」を唄ったあと、Leyonaがレコーディングに参加したという「Free Bird」を演奏。
ものすごくナチュラルで自由なフィーリングを感じて、今さらながら好きになってしまった。
ここでコーラスのうつみようこがヴォーカルをとり、Leyonaと二人でソウルナンバーをデュエット。
Etta James & Sugar Pie Desantoの「In The Basement」という曲、あまりの迫力に度肝を抜かれる。
Leyonaはこういう曲をもっと唄えばイイのになぁ~。ソウルフルなヴォーカルがたまらなく素敵。
続いて「Funky代表!」という紹介で佐藤タイジがステージに登場。ステージがパッと明るくなる。
「セカンドはやっていいという噂を聞いています」と言うタイジに、「ほどほどにやで!」と釘を刺すようこさん。
まずはタイジがプロデュースしたという「Tone」を演奏。久しぶりに演奏したというけど、これもまたイイ感じ。
そしてタイジと言えば「ありったけの愛」。いつも通りと言えばそれまでだけど、この曲はやっぱりアガる。
バンドが「Green Onion」を演奏する中、「私のルーツ」という紹介でCHABOがいよいよステージに。
CHABOはメガネなしテレキャスの完全ロック仕様。バンドの演奏に合わせて、ひとしきりギターソロ。
予想通り始まった「サ・イ・フ」は、ニューオリンズ風アレンジのLeyonaバージョン。
會田さんのパリパリに乾いたギターもイイけど、森 俊之のローリング・ピアノが何よりもゴキゲン。
ここでLeyonaはひとまず退場し、CHABOが今日のために書き下ろしたという「Song for Leyona」。
Leyonaに捧げるアップテンポのナンバー、「これからもずっと唄ってくれよな、れよな♪」という歌詞が最高。
後半はLeyonaも加わり、めちゃめちゃホットなステージはひとまずフィナーレ。
アンコールが始まるとともに、ステージバックのカーテンがオープンし、六本木の夜景が広がる。
そして「バリバリの私のヒットナンバー」という紹介で、「Travellin' Man」が始まる。
思えば私がLeyonaを意識したのはこの曲から。大好きなこの曲を演ってくれたのはとても嬉しい。
続いてアルバム「SMMR」から「HOW」。このアルバムは個人的に敬遠していたけど、こうして聴くとイイ。
曲の途中でLeyonaは「スロー・バラード」を唄ってくれた。ちょっとだけだけど、心に沁みた・・・。
ここでバンド・メンバーは退場して、Leyonaは再びCHABOをステージに呼び込む。
CHABOはメガネをかけて椅子に腰掛ける。「20年前からこの緊張は続いています」とLeyona。
「清志郎が横で唄っていたときと同じ感覚なんだけど、Leyonaは声という才能を持っていると思う。
自分でもいいコト言ったと思う。だから何度でも言っちゃう。Leyonaは声に才能がある」とCHABO。
その言葉に妙に納得・・・そうなんだよなぁ~まさしくLeyonaの声が大好きなのだ。
そしてCHABOが弾くアコースティック・ギターをバックに、デビュー曲の「オレンジ」を唄う。
20年前、CHABOがプロデュースしたこの曲からLeyonaは始まったのだ。
最後に出演者全員がステージに勢ぞろいしてカーテンコール。23時05分ごろ終了。
今日はゼビオアリーナ仙台へ、「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」を観に行く。
大好きな“KISS”の最後の来日ツアー、本当かなぁ~?と思いつつやはり無理してでも行きたくなる。
仙台~東京~盛岡~大阪~名古屋、どこへ行くか迷ったけど、初日の仙台と二日目の東京をチョイス。
アリーナ公演とドーム公演、両方楽しもうという計画。本当は最終日の名古屋も行きたかったけどガマン。
11時20分東京駅発の新幹線に乗って仙台へ向かう。東京駅のホームで友達とバッタリ会ってビックリ。
おまけに同じ車両なんて「どこまで偶然なんだよ!」と、二人して大笑い。
寝不足気味ということもあってか、ぐっすりと眠っているうちにあっと言う間に仙台に到着。
仙台と言えば牛たん・・・今日はハピナ名掛丁の「福助」という店に入ってみた。
やっぱり牛たんは美味しい。ビールを呑みながら、とろろ飯と一緒に大盛を平らげる。
開演時間まではまだまだ時間があるけど、グッズを買いたかったので地下鉄で長町一丁目駅へ。
少し歩くと何やらテントが見えてきた。物販のテント、まだ14時半だというのにたくさんの人が並んでいる。
気温はそれほど低くないと思うけど、風が強いのでメチャメチャ寒い。震えながら列に並ぶ。
一時間ほどでようやく自分の番。欲しかったモノはひと通り買えたので良かった。
あとは開演を待つだけ・・・いつもならあたりをブラブラと散策というところだけど、寒いので「IKEA」へ避難。
気がつけば「IKEA」初体験。決められたコース通りに店内を歩かなければならず、ちょっと困ってしまった。
迷宮からようやく抜け出した頃には、そろそろイイ時間。会場へと引き返す。
17時20分ごろ会場入り。今日の席はアリーナ13列14番、ステージ下手だけど13列目という神席。
ステージにはシルバー文字で「KISS」と書かれた黒幕がかかり、ステージサイドにはモニター。
18時開演予定のところ、若干フライング気味に“Led Zeppelin”の「Rock And Roll」が流れる。
お客さんは一気に総立ち。既にノリノリでライブが始まる瞬間を待っている。
ステージを覆っていた幕が上がると、天井から八角形の台に乗ってメンバーが下りてくる。
一曲目は「Detroit Rock City」。ステージ上には火柱が立ち、破裂音が響き渡る。
Drums:Eric Singer、Guitar:Tommy Thayer、Vocal:Bass:Gene Simmons、Vocal&Guitar:Paul Stanley、
もはや不動のメンバーと言っていい。Paulの体調が心配だったけど、四人とも元気そうでなにより。
続いて「Shout It Out Loud」を演奏したあと、「KISSの古いクラシック・ナンバー」という紹介で「Deuce」。
「Say Yeah」「I Love It Loud」「Heaven's On Fire」と新しめの曲が続いたところで「War Machine」。
サイレンの音がけたたましく鳴り響く中、Geneは火吹きパフォーマンス。やっぱりこれが出ないと。
「Lick It Up」ではTommyのスペイシーなギターソロ。だけどレスポールは最後まで煙をあげなかった。
次は「Calling Dr. Love」。重々しいGeneのヴォーカルに重なるメンバーのコーラスがイカす。
「100,000 Years」ではEricのドラムソロがフィーチャーされる。かなりたっぷりの時間、これまでに無い展開。
初期の名曲「Cold Gin」を演奏したあと、雷がゴロゴロと鳴り響いて「God Of Thunder」が始まる。
Geneは斧ベースを弾きながら、口からドロドロと血を吐き出す。これまた見逃せないお馴染みのシーン。
そのままGeneはお立ち台に乗ったまま天井へと上りつめる。ゆっくりと上がっていったのがちょっと意外。
そして「Psycho Circus」から「Let Me Go, Rock 'N' Roll」。このあたりの軽めのRock'n'Rollナンバーもイカす。
ここでPaulはシルバーに輝くギターをかき鳴らし、お客さんと一緒に「Sukiyaki」を唄う。
「みんなの近くに行きたいぜ。俺の名前を呼んでくれ!」とPaulは言い、アリーナ中央のサブステージへ。
「Love Gun」のイントロと共に空中を飛んでいくPaul、何回観ても興奮するしカッコいい。
「一緒に唄ってくれ!」とPaulは叫び、そのままサブステージで「I Was Made For Lovin' You」。、
Paulはまばゆい光に包まれながら「Black Diamond」のイントロをつま弾き、空中浮遊してメインステージへ。
EricのヴォーカルにGeneとPaulが声を重ねる。この曲は重く哀しく切なくて最高のナンバー。
エンディングではEricのドラムセットが天井高くせり上がり、本編はフィナーレを迎えた。
アンコール、ステージ中央に現われたのはグランドピアノを前にしたEric。
バラードの名曲「Beth」。切なげな声で唄うEricが泣かせる。今回はかなりEric推しの演出だな。
エンディングで他の三人が合流して、Ericを取り囲むようにしている姿が微笑ましかった。
続く「Crazy Crazy Nights」では、色とりどりのバルーンがアリーナへ投げ込まれる。
そして始まったのは「Rock And Roll All Nite」。爆音とともに紙吹雪が大量に舞い上がる。
バルーンと紙吹雪に加えてリボンキャノンまで発射されて、もう笑うしかない狂うしかない。
エンディング、再びEricのドラムセットがせり上がり、Paulがギターを叩き壊してフィナーレ。
ステージの灯りが一瞬にして落とされると、楽しいRock'n'Roll Showは20時ちょうどに終わりを告げた。
規制退場と言いつつ割とスムーズに会場の外へ出ることが出来て、20時半の地下鉄に乗って仙台駅へ。
JRはメチャメチャ混んでいそうだったので、ちょっと遠回りだけど地下鉄にして正解だったかも?
新幹線の時間を早めたかったけど、1時間に一本しか出ていない事に気づく。
弁当やら何やらをゆっくりと買い出しして、21時30分発の新幹線に乗り込む。
あれこれ呑み喰いしているうちに、あっと言う間に東京駅。仙台ホントに近いな。
家に帰ったのは24時前。ちょっと疲れたけど、やっぱり行って良かったと思う。
今日は新宿 LOFTへ「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 2019 ~WINTER GIFT~」を観に行く。
二年ぶりとなる「ミューヂック・アワー」、今回は“LONG VACATION”のメンバー三人の共演。
ロンバケとしての演奏があるのかはわからないけど、こんな機会は滅多に無いので楽しみ。
時間をちょっと読み違えてしまい、開場時間の18時15分ギリギリにLOFTへ到着。
整理番号A38番で入場。今夜は椅子席なので、ステージ下手の三列目、一番端の席に座る。
フロア後方エリアはスタンディング、こちらもほどよい感じで埋まっている。
予定より遅れて、19時05分ごろ開演。まずは中野テルヲのステージ。
ギターとパソコン、そしていくつかの機材を駆使しながらエレクトリカルなサウンドを奏でる。
ヴォーカルには絶えずボコーダー的なエフェクトがかかっている。近未来的なサウンド、でもどこか懐かしい。
個人的には初めて聴く曲ばかり。どこか1980年代のテクノポップを思わせるようなメロディー。
ライブ中盤に演奏された小沢健二のカバー「今夜はブギー・バック」が、とても素晴らしい演奏で感激。
めちゃめちゃテクノでポップなひととき、45分ほどで演奏は終了。
セットチェンジをはさんで、20時ごろからみのすけの演奏が始まる。
中野テルヲの演奏との落差が、あまりにも大き過ぎて笑える。
だけどじっくりと耳を澄ませて聴いていると、その世界にスッと入っていくことが出来る。
途中からアコーディオンが加わって、サウンドの透明感が更に増したような気がした。
神経質なぐらいにチューニングをするみのすけ・・・その間がかえってストイックさを演出する。
ちょっと短めの40分弱の演奏。だけどとっても輝いているひとときだった。
そして20時05分ごろからKERAのステージ。
Drums:佐久間 亮、Bass:坂出雅海、Keyboards:杉山圭一、Keyboards:佐藤真也、Guitar:伏見 蛍、
Trumpet:上石 統、Trombone:湯浅佳代子、Sax:ハラナツコという編成のバンド。
KERAさんは黒ずくめの衣装にシルクハットをかぶって「これでおあいこ」を唄い出す。
続いて「シリーウォーカー」「ケイト」。小編成のバンドだけど、KERAさんが唄うJazzをまた聴くことが出来て嬉しい。
あいかわらずニヤリとさせるMC。ロンバケは21世紀まで休みでなく、22世紀まで休みにすれば良かったと。
そしてコーラスにReikoを迎えて、「BITTER SWEET SUNSHINE」「操行ゼロ」とロンバケのナンバーが続く。
再びJazzナンバーに戻って「フォレスト・グリーン」「キネマ・ブラボー」。この曲は中野さんが作った曲。
ロンバケの「いつか聴いた歌」はJazz風のアレンジでソロまわし。このバンドにとても合っている。
本編最後は「LANDSCAPE SKA」。この曲の愛すべき“やり切った感”が心地良く響く中フィナーレ。
アンコール、KERAさんとバンドが再びステージに登場して「夏の遺跡」。
そしてステージに二本のマイクスタンドが追加され、中野テルヲとみのすけが演奏に加わる。
期待してはいたけれど、実現するかわからなかった“LONG VACATION”三人が揃ってのステージ。
「中野が唄うぞーっ!」とKERAさんが叫ぶと、お客さんは大歓声で応えて「LEGS」が始まる。
続いて「BEACH TIME」「憧れのミュージカル・スタア~ラジオスターの悲劇~」と演奏は続く。
イントロが始まるたびに沸き起こる歓声。その期待感がとても大きいことが感じられる。
KERAさんもすごく嬉しそう。「また観たい」と言うお客さんに、「また会えたらイイですね」と答える。
ラストは「シェリーにくちづけ」。大盛りあがりのうちに演奏は22時10分ごろ終了。
終演後、来年2月の“有頂天”La.mama 2daysのチケット販売。
整理番号はシャッフルということだけど、何枚販売されるのかわからないのでドキドキ。
前回はギリギリで買えたので焦ったけど、今回はあっさりと買うことが出来て良かった。
いずれにせよとても楽しみなライブ。また来年の楽しみがひとつ増えた。
遅くなってしまったけれど、せっかくの土曜日なので「夢やぐら」で呑む。
カウンターに座って、いつも通りの料理をつまみながらビール・酎ハイ・日本酒を呑む。
仕上げは冷たい蕎麦。けっこうハイペースで、23時40分ごろおひらきにして帰宅。
今日はよみうり大手町ホールへ、「増田惠子 コンサート2019 Winter Rose」を観に行く。
ケイちゃんのコンサートを観るのは今年の1月以来。あっと言う間の一年だったなとしみじみ思う。
ほぼ定時ダッシュで仕事を切り上げ、有楽町線と三田線を乗り継いで大手町駅へ。
大手町なんてあまり来たことがないので、降りたところで軽く迷子・・・それでもなんとかたどり着く。
エスカレーターを上がって18時40分ごろ会場に到着。とても立派で綺麗なコンサートホール。
今日の席は3列12番。ステージ真正面の三列目、ちょっとばかり緊張してしまうような距離。
客席は適度に段差があるけど、ステージ前は段差がなく、ちょっとばかり見づらい。
ステージにはライトスタンドが並べられ、アダルトな雰囲気を醸し出している。
予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
まずはパーカッション、ベース、ピアノ、ギター、バイオリン、コーラスという編成のバンドが登場。
演奏が始まり、淡いピンク色の衣装を身にまとったケイちゃんが「奇蹟の花」唄い出す。
コンサート前半はソロ曲が中心。「Yes, My Life」「富士山だ」「最後の恋」とお馴染みの曲が続く。
明るく前向きでポップな曲、一緒に唄って踊れる曲、しっとりと聴かせる曲、どれもみんな素敵。
ケイちゃんはとっても丁寧な言葉遣いで、お客さんひとりひとりに語りかけるように話す。
何気なく話す言葉がとってもおもしろいのは、ひとえにケイちゃんの人柄がなせる技なのだと思う。
今年出演した音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」から「いつもあなたのそばにいて」を唄ったあと、
ソロデビュー曲の「すずめ」、しっとりと唄いあげるナンバー「樹」を続けて唄う。
ケイちゃんは来年ニューアルバムを発売するそうで、その中から新曲をお披露目。
椅子に腰掛けて唄うケイちゃん、「等身大の自分を唄う」との言葉通り、ナチュラルな感じが素敵。
続いて「ラヴィアンローズ」を唄ったところで、衣装替えのためケイちゃんはひとまず退場。
バンドのみでインストを演奏したあとケイちゃん登場!と思いきや、アドリブっぽい演奏が続く。
どうやら出番直前にブーツのファスナーが壊れてしまったらしい・・・こんな経験はデビュー以来二度目とのこと。
それでも無事にステージに登場したケイちゃん、ピンクのほわほわのミニにシルバーのニーハイブーツ。
ここからは怒濤の“ピンク・レディー”ナンバーの連続、まずは「UFO」からスタート。
遠慮して座ったまま上半身のみで踊るお客さんを見て、「初めて見る光景でビックリした」とケイちゃん。
「立っても大丈夫」との許可が出て、ここからはお客さんも一緒になって唄い踊る。
「カルメン'77」「渚のシンドバッド」「ペッパー警部」「カメレオン・アーミー」、すべてフルコーラスなのが嬉しい。
特に「カメレオン・アーミー」は“ピンク・レディー”でもなかなか演らないのに・・・ケイちゃんの本気を感じる。
息を切らせながらも楽しそうなケイちゃん。本編最後の曲は「OH!」。今夜も胸に染みた。
アンコール、まずは「愛唱歌」から。いつもながらこの曲は感動的。思わずうるっと来た。
ケイちゃんは「なんか嬉しい」と言いながら、コーラスのYUKAちゃんをステージ中央に呼び込む。
“ピンク・レディー”としてレコーディングした映画「妖怪ウォッチのテーマ曲「メテオ」を披露。
唄うのが精一杯と言いながら、なかなか激しい振り付け。お客さんも一緒になって盛りあがる。
最後は「もいちど遊びましょ」。振り付けのレクチャーのあと、会場全員で唄い踊って21時ちょうどに終了。
まだ時間は早いけど、大手町で呑むのはいまいちなので、千代田線に乗り込む。
代々木上原で呑もうかなぁ~と思ったけど、「どんと20周年祭」のチケットを買おうと思い立ち下北沢へ。
発売時間は22時まで。ギリギリでCLUB Queに到着。誰かのライブ後の物販で賑わっていたけど無事に購入。
ミッションが完了したので、「紅とん」で呑むことにする。大手町でのコンサート後、下北沢で呑むのは不思議な感じ。
金曜日だから混んでいたけど、カウンター席でゆっくりと呑む。やっぱりこういう時間は大切。
コートを掛けようと席を立ったら、丸椅子を倒してしまい、店中に爆音を響かせてしまった。
隣の席のおねいさんが目をまん丸にしていた。ごめんなさい・・・でも、ぶつからなくて良かった。
閉店時間のため23時半にはおひらきにして、「俺流塩らーめん」でシメてから帰宅。
今日は渋谷 TSUTAYA O-EASTへ、Michael Monroeのライブを観に行く。
Michaelのライブを観るのは、2017年12月以来だからちょうど二年ぶりになる。
つい先日もフェス出演のために来日していたみたいだけど、単独公演は久しぶり。
定時ダッシュで向かう予定だったのが、出がけにつかまってヤキモキしたけど、なんとか間に合った。
開演時間19時の10分ちょっと前に会場入り。フロアは既にお客さんでイッパイ。
それでもなんとかステージ上手から最前のブロックに滑り込み、まずまずのポジションを確保する。
ほぼ予定通り、19時過ぎに開演。
Drums:Karl Rockfist、Bass:Sami Yaffa、Guitar:Rich Jones、Guitar:Steve Conte、
そしてVocal:Michael Monroeがステージに登場。それだけでステージが華やかに輝き出す。
Michaelは素肌に黒いベストだけを身にまとい、マイクスタンドを振り回しながら唄う。
マイクスタンドには黒地に星があしらわれたフラッグが巻かれ、Michaelの動きとともにたなびく。
すぐ横にはベースのSami Yaffa。そのツーショットが観られるだけで、たまらなく嬉しい。
選曲はニューアルバムの「ONE MAN GANG」からのナンバーが中心。というより、ほぼ全曲。
私はアルバムをまだ聴いていなかったので、初めて聴く曲ばかりだったけれども、
そこはロックンロールの魔力。ゴキゲンなサウンドに身を委ねれば、それだけで充分だ。
お客さんはそれぞれに盛りあがってはいるものの、モッシュになることはなくとてもイイ雰囲気。
MichaelはBluesハープを吹いたり、サックスを吹いたり、いろいろな一面を惜しみなく見せる。
フロア前方のガードフェンスに脚を掛けたり、ステージサイドのスピーカーに上ったり、目が離せない。
その一方でバンドは割とカッチリと演奏している印象。Samiはベースを弾きながら動きまわっていたけど。
ライブ終盤になるに連れて、“Hanoi Rocks”のナンバーもいくつか飛び出す。
「Motorvatin'」「Don't You Ever Leave Me」「Malibu Beach Nightmare」、やっぱり燃えますなぁ~。
“Hanoi Rocks”が二度目の解散をして既に10年・・・どんなに時が経とうが好きなモノは好き。
すっかり定番となっている“Creedence Clearwater Revival”のカバー「Up Around the Bend」に続いて、
最後は「Dead, Jail or Rock 'n' Roll」で大いに盛りあがったまま終了。
アンコール、Michaelはドラムの前に座り、「Blitzkrieg Bop」を叩き出す。
このあたりは定番の光景だけど、これがナマで観られるのはちょっと嬉しい。
「ONE MAN GANG」からのナンバーを二曲はさんで、“Demolition 23.”のレパートリーを二曲披露。
Michaelのこれまでのキャリアを振り返るような選曲に続いて、Michaelの好きなナンバー。
“The Stooges”の「1970」に“The Heartbreakers”の「I Wanna Be Loved」。実にMichaelらしい。
激しいフィードバック音が鳴り響く中、20時35分過ぎに演奏は終了。
ライブ終了後は久しぶりに「鳥市」へ。火曜日だからか意外と空いている。
いつものようにいくつかつまみながら、ビール~酎ハイ~にごり酒~日本酒と呑み進める。
すっかり気分が良くなって、シメは「パンチョ」のナポリタン。普通盛にしたけど、これがなかなかの量。
それでもなんとか平らげて、深夜料金になる前にバスに乗って帰る。
うっかり寝落ちして、ひとつ停留所を乗り越してしまった。。。
最近のコメント