麗蘭「TAKUTAKU Vol.27 Everything Gonna Be Alright」京都 磔磔<Day-2>
16時ごろ再び出かける。
今夜も磔磔へ、麗蘭「TAKUTAKU Vol.27 Everything Gonna Be Alright」を観に行く。
昨日と今日の2days・・・たった一日の違いだけれど、“麗蘭”のことだからまた進化しているのだろうな。
16時15分に開場して、整理番号192番で入場。とりあえずステージ下手側の六列目ぐらいにつける。
昨日に増してギュウギュウ詰めのフロア、始まる前からみんなの期待が充満している。
予定通り17時ちょうどに開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、二階の楽屋からメンバーがステージに登場。
オープニングは、ライブタイトルにちなんだ新曲「Everything Gonna Be Alright」。
そして“麗蘭”のテーマ曲である「マニフェスト」、2015年に磔磔で披露された「Walk On」と続いていく。
「『Walk On』というタイトルなのにご覧の通り・・・」と、早川さんの右膝蓋骨骨折の病状説明。
続いてCHABOが中学生のころ難しくてコピー出来なかったというストーンズの「Fortune Teller」。
演奏が終わっても「アァ~ア~♪」とサビのコーラスを続けるCHABO。よほど嬉しいのだろうな。
CHABOと公平ふたりとも昨日と同じ衣装。CHABOはメガネをかけている。
公平が今年はソロツアーで全国を廻ったという話から、そこで披露された「Jiving Honey Bee」を演奏。
昨日は若干バタバタした印象を持ったけど、今日は完璧なプレイ。さすが“麗蘭”、バッチリとキメてくれる。
自分が立っているポジションのせいもあるのだろうが、音が昨日よりクリアでハッキリと聞こえてくる。
「おれたちは真面目だから新曲をたくさん用意してきたぞ」とCHABOは言い、ここから立て続けに新曲を披露。
「Oh 労働」はゴスペルを意識して「労働」と「Load」が掛けられた歌詞。CHABOのスライドが炸裂。
続いてSlim Harpoに影響を受けたという「心に雨」。公平のセミアコがイイ感じで響き渡る。
それから「公平とモータウンっぽいのを考えてきた」という紹介で「誇りと喜び」。
ここでちょっとひと息という感じで「安らぎCafe」。「誰かこういう店を開いてくれよ~」とCHABO。
このあたりで使われた早川さんのFenderプレシジョンベースも、昨日よりよく鳴っていたような気がする。
どっぷりと重たい「ブルース~ハウ・ハウ」に続いて、2019年版の「Yes We Can」。
「2020年はオリンピックYEARだけど、予算の使い道は他にもあるのではないの?」というメッセージ。
それから公平ヴォーカルで「ロックとロール」。なんとなく演るような気がしていたけど、聴く事が出来て嬉しい。
続いて「紅 く・れ・な・い」。「年末の京都は寒いけど、温暖化のせいかちょっと暖かくないか?」とCHABO。
紅のライトに照らされて、ギターの音を重ね合わせるCHABOと公平。何回観てもグッとくるシーン。
亥年の終わりを記念して「一年間お疲れさん~!」という意味を込めて「イノシシ」を演奏したあと、
年末年始にちなんだナンバー「ゆく歳 くる歳」。CHABOのギターカッティングがちょっと変化している。
そして本編最後は「Get Back」。「今年最後だ!」と言うCHABOの言葉に、なんとも言えない気持ちになる。
CHABOはマイクをわしづかみにして、ステージ前の机にのぼってお客さんを煽る。
お客さんもそれに応えて大合唱。大興奮の中、メンバーはひとまずステージをあとにする。
アンコール、ツアーTシャツに着替えてメンバーが再びステージに登場。
公平はグッズのTシャツとタンブラーを紹介。それを見てCHABOは「司会の土屋公平~!」と叫ぶ。
そして公平ヴォーカルで「Blues イン 回転木馬」。CHABOはこの曲だけメガネなしでプレイ。
続いて今年亡くなったDr.Johnに捧げる「IKO IKO」。セカンドラインを演奏する“麗蘭”は珍しいかも?
CHABOは早川さんを「お皿が割れているとは思えない」と賞賛。確かに昨日より調子が上がっている。
そして「ミュージック」、やっぱりこの曲は最高! 今年もたくさんの素敵なミュージックに支えられてきた。
「ここで終わると思ってるだろ。出し惜しみはしないぞ」とCHABOは言い、ここで再び新曲の「レクイエム 2019」。
レゲエ調のサウンドに乗せて、今年旅立ったミュージシャンやバンドマンへ向けた思いを唄う。
今回は「今夜R&Bを...」が演奏されなかったけど、この曲がその2019年度版のような気がした。
次も新曲の「R&R Hymn」。ストーンズ風味を効かせたミディアムテンポのロックンロール。
そして公平が12弦のストラトキャスターを手に取って「Hello Good-Bye」。
CHABOは「みんな百人一首やれよ」と言って「むらさめの露もまだひぬまきの葉に~」と詠みあげる。
ここで最終日にしか演奏しないナンバー「年の瀬」。例年通り、間奏で宗谷丸から届いた電報など(笑)。
紅白のくだりでは橋幸夫や美空ひばりの曲を唄いまくるCHABO。これは例年に無い展開。
ステージを下りようとするCHABOの耳元で、「年末なのでタクシーが来ていない」と声をかける公平。
「ミステリー」でスタッフとメンバーを紹介して、SE「What A Wonderful World」が流れる中、19時55分ごろ終了。
ライブ終了後は打ち上げ。
今夜は事前予約なし。どの店も一杯で焦ったけど、四条通りの「天狗」にようやく滑り込む。
店員さんのレスポンスの悪さに文句を言いつつ、今夜もまた楽しく呑み喰いする。
電車で帰る人もいるので、23時ごろおひらきにしてホテルへ戻る。
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